南アルプス鳳凰三山 雨天決行1泊2日テント泊
- GPS
- 16:46
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 2,238m
- 下り
- 2,054m
コースタイム
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:05
天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れ時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・クルマ 夜叉神峠登山口駐車場 ≪帰り≫ ・ 芦安観光タクシー 乗合タクシー 広河原 〜 夜叉神峠 ※予定していた広河原14時発の登山バスに少し間に合わず、次の便は16時30分だったのですが幸い15時過ぎに乗合タクシーに乗れました。乗合タクシーは時刻不定期でピストン輸送をしています。登山客が9名集まらないと出発してくれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
地蔵岳から白鳳峠経由 広河原への下山ルートは、登山道の整備状態が悪く急登。 ハイマツ帯は登山道が認識できないくらいハイマツが生い茂りやぶ漕ぎに近い。 |
その他周辺情報 | 今回は専属カメラマン兼レポーターのG-Bonsaiさんが不在なので私flanker がカメラとレポート担当です 下山後は芦安第4駐車場すぐ近くの金山沢温泉で汗を流し、同じく第2駐車場すぐ近くの白鳳会館で食事しました。 金山沢温泉は少し狭いですが綺麗でいいところです。 白鳳会館の食事は、温泉の方も乗合タクシーの方も、みなを口を揃えてお勧めします。メニューはシンプルですが確かに美味しかった! |
写真
感想
お盆休み中、無性に登山に行きたくなり、鳳凰三山へ行ってきました。
突発的に立てた計画で、ここを選んだ理由は南アルプスは全体的に予約不要なテント場が多く鳳凰三山なら負荷低めのテント泊登山ができるかと考えたからです。
台風の接近が心配でしたが12(土)・13(日)であれば、まだいけると踏んで決行しました。
芦安駐車場にクルマを置き夜叉神峠登山口へはバスを使うのが当初のプランでしたが6時頃に着いてみると、まだ夜叉神駐車場が空いていました。
これはラッキーと夜叉神峠にクルマを置いて登山開始。
前回の双六岳への山行ではあまりの暑さにまいったので警戒していたのですが、今回の山行は登山道が終始、樹木に覆わており涼しい登山が楽しめました。
予約不要なだけに混雑を予想して南御室小屋に着いてみるとテント場はガラガラ。
最終的にたったの12張りでした。
小屋泊の方も3組のみ。
小屋から電話でキャンセルを促されたそうです。
どうしても来る場合、予報次第では翌朝、登頂を諦めて下山して貰う旨、告げられたとのこと。
私たちも下山ルートを広河原と伝えたところ、危険ルートなので慎重にと忠告されました。
そりゃ朝の駐車場も空いてたわけです。
結果論として、天候は持ちましたが少し無謀だったかもしれません。
2日前は早朝から行動開始、ご来光と稜線からの眺望を堪能しながら進みます。毎回、来て良かったとなるひと時です。
薬師岳〜観音岳〜地蔵岳まで三山のピークハントまでは順調だったのですが地蔵岳からの下山開始時あから稜線はガスに包まれ霧雨も降ってきました。
そして、広河原への下山ルートは忠告どおりに危険でした。
このルートは登りも降りも地蔵岳への最短時間ルートですが、その分、急登となります。広河原からバスで戻る不便さから不人気ルートなのでしょう。登山道の整備状態も悪いです。
登山地図のコースタイムを見てプランを立てましたがコースタイムどおりに踏破するにはかなりの健脚が必要です。
私も脚には自信がありましたが雨で濡れた道とテン泊装備ではきつかったです。
高峰〜白鳳峠まで生い茂ったハイマツが登山道を隠しています
やぶ漕ぎして進むのですが濡れたハイマツがウエアにまとわりつきズブ濡れに。
レインウェアを着用すべきでした。
さらに四つん這いで登るような箇所もあります。雨で道が濡れさらに危険でした。
白鳳峠から先は広河原まで一気に降ります。
ここから先は天候も回復し道も乾いていたものの、一気に降りますのでペースを考えて降らないと足にきます。
地蔵岳からの下山開始以降は不安もありましたが、無事、下山でき良かったです。
次回への教訓と経験を得て、今回の山行も無事終えることが出来ました。
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