記録ID: 583006
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雪山ハイキング
奥多摩・高尾
雪の鷹ノ巣山 東日原BS→稲村岩尾根→鷹ノ巣山→石尾根→奥多摩駅
2015年02月01日(日) [日帰り]
東京都
さとたけ
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,305m
- 下り
- 1,585m
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東日原BS 7:55→鷹ノ巣山登山口8:05→稲村岩分岐8:55→ヒルメシクイノタワ10:35→11:10鷹ノ巣山山頂11:35→六ツ石山分岐14:20→林道不老線出合14:35→羽黒三田神社14:50→奥多摩駅15:05
| 天候 | 快晴 強風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
��奥多摩駅BS（1番乗り場）から、「東日原」行きに乗車 7:22発 �Ｅ貽�原BSで下車 7:46着 西東京バス「奥多摩駅バス停案内」 http://www.nisitokyobus.co.jp/rosen/noriba/okutama.html 西東京バス「ハイキング時刻表 奥多摩・御岳山エリア」 http://www.nisitokyobus.co.jp/wp/wp-content/themes/nisitokyobus/rosen/lib/objects/hiking_okutama20141001.pdf |
| コース状況／ 危険箇所等 |
一昨日（1/30）に奥多摩地方は降雪がありました。舗装道路は概ね除雪されており、一部が凍結している程度です。一方、トレイルにはほぼ全行程に積雪がありました。特に稲村岩分岐直下と稲村岩尾根上部が多かったです。 【東日原BS（ひがしにっぱらばすてい）→稲村岩分岐】 稲村岩尾根の登山口は、日原街道の中日原BS付近にあります。奥多摩駅からバスに乗ると、平日は終点が中日原BS、一つ手前が東日原BSなのですが、土日曜・祝日は東日原BSが終点になっているようです。従って、本日（日曜日）は東日原BSから歩きます。ここからは稲村岩尾根の全景がよく見えます。 中日原BSまでは大した距離ではありません。歩くに従って、稲村岩が大きく見えてきます。BSを通過してすぐ先の左手に、沢に下りる階段がありますが、ここに「←鷹ノ巣山・稲村岩尾根」の標識があるので分かりやすいと思います。階段は凍結しているので手摺を頼りに下りました。 土道を緩やかに下っていくと、巳ノ戸橋が見えてきます。この辺りから雪が積もっていますし、道幅がかなり狭い箇所があるので注意してください。 橋を渡ると、今度はどんどんと高度を上げていきます。よく踏まれているルートですので、明瞭にトレースがついており、迷うことはありません。 稲村岩分岐の直下は、つぼ足で30cmほど沈みます。そしてその下は氷の板で、以前の雪がアイスバーンになったものと思います。 【稲村岩尾根（いなむらいわおね）】 稲村岩分岐から稲村岩尾根に入ります。歩き始めはさほどの雪量ではないのですが、強い北風が吹き付けてきてとても寒かったです。 高度を上げるにつれて雪が深くなりますが、雪は一昨日に降ったばかりで、まだフカフカして、それでいて適度に締まっており「滑り止めにまとわりつく」感じは無く、その点は登りやすかったかな。 ヒルメシクイノタワは、樹木があるものの北側に眺望があり、景色の良い場所なのですが、今日は猛烈な寒風に見舞われジッとしているのが苦行です。ここまで来れば鷹ノ巣山の山頂は近くに見えていますので、頑張って登ることにしました。 山頂直下の積雪量は、膝下程度。よろけながら、ようやく山頂に到着しました。 【鷹ノ巣山（たかのすやま）山頂】 北側に樹木が密生していて、北風が直接当たるのを防いでくれます。山頂は南面が開けており、日差しもあります。やっと、寒風地獄から解放されました。 それにしても、この山頂から見る景色は本当に秀逸ですね。今日は富士山も美しい姿を現わしてくれました。奥多摩の山々や石尾根。遠くに見えるのは、冠雪した南アルプスかな？ 景色に見惚れながら休憩を楽しめます。 【石尾根（いしおね）→奥多摩駅】 石尾根縦走路を辿って、奥多摩駅まで「ゆるゆる」と下りていきます。 日当たりの良い場所は、適度に雪が締まって歩きやすかったです。多少のアップダウンをしながら水根山→城山を歩き、南斜面を急に下る箇所もありますが、危険箇所が少ない快適な尾根歩きを楽しむことができます。 将門馬場から先は、鷹ノ巣山山頂から遥か下に見えていた大岳山などを間近に感じることができるようになります。 小ピークを南や北に巻きながら雪を踏みしめて、2時間半も歩いたでしょうか。ようやく稲荷神社が見えてきます。ここからはもうひと辛抱の下りで、林道に出ればその後は羽黒三田神社を経て奥多摩駅までは30分ほどで辿り着くことができます。 【全体的に】 稲村岩尾根といえば、「奥多摩三大急登」と呼ばれる勾配約40%の急坂が続きますが、その分高度を稼げますので、個人的には歩行距離・時間とも「長くて辛い」とまでは感じません。私は歩いたことがありませんが、今回と逆ルートで奥多摩駅から石尾根で登る方が辛そうに感じますが…。 このルートに小屋・売店はありません。水場は無く、駅周辺や日原街道に飲料の自動販売機がある程度です。 冒頭でも触れましたが、トレイルはほぼ全行程に積雪がありました。私はチェーンスパイクで通しましたが、アイゼン10本爪か6本爪の方が多かったかな。いずれにせよ滑り止めは必須と思います。 私のau携帯は、山中では電波が入りませんでした。 |
| その他周辺情報 | 奥多摩温泉 もえぎの湯 http://www.okutamas.co.jp/moegi/ 奥多摩ビジターセンター http://www.okutama-vc.com/ 奥多摩町の文化財「氷川の三本杉」（奥多摩町） http://town.okutama.tokyo.jp/kyouiku/bunnka/bunnkazai.html |
写真
日曜日、朝7時15分の奥多摩駅ホームです。下車した登山客は30人ほどでしょうか。ちなみに、この駅の発車サイン音は「どんぐりころころ」です。可愛いんですよね。(◍•ᴗ•◍)
4
2/1 7:20
日曜日、朝7時15分の奥多摩駅ホームです。下車した登山客は30人ほどでしょうか。ちなみに、この駅の発車サイン音は「どんぐりころころ」です。可愛いんですよね。(◍•ᴗ•◍)
バスの1番乗り場には、既に行列ができています。出発前にはバスは満員になりました。
これは東日原BSに到着したところです。途中、川苔山に向かうのでしょうか、乗客の約6割ほどは川乗橋BSで下車されました。
奥に写っているのがトイレ棟です。ありがたいですね。手前のベンチでは、先ほど下車された皆さんが登山の支度をしています。
日原街道を登山口まで歩いています。切り立った稲村岩と、その先に続く稲村岩尾根がクッキリと見えます。
(゜Д゜≡゜Д゜)
(゜Д゜≡゜Д゜)
中日原BSまで来ました。写真ではこの突き当たり箇所に登山口があります。
はじめは人家裏手を畑を眺めながら歩きます。写真ですと右上に日原街道が通り、左下には沢が流れています。
標識の裏側に巳ノ戸橋が見えています。足場が悪いので注意。
(⌒_⌒;
(⌒_⌒;
雪を少し掘ると氷。急登になり、滑りやすくなってきたのでたまらずにチェーンスパイクを着用します。
先行者も難儀しています。ここは稲村岩分岐の直下で、雪が深くなっています。
✺◟(∗❛ัᴗ❛ั∗)◞✺ フレーフレー
✺◟(∗❛ัᴗ❛ั∗)◞✺ フレーフレー
私の低性能カメラでは写りませんでしたが、北側から強風が吹き付け、雪が巻き上げられて地吹雪の様な感じです。
時々現れる「頭上注意」の案内。見て、読んで、分かっているはずなのに、たまに頭をぶつける私。(::;:.゜Д゜.:;::)ノ バカ?
6
2/1 9:32
時々現れる「頭上注意」の案内。見て、読んで、分かっているはずなのに、たまに頭をぶつける私。
(::;:.゜Д゜.:;::)ノ バカ?
(::;:.゜Д゜.:;::)ノ バカ?
遠くに先行者のお二人が写っていますね。それにしても、いや〜結構疲れてきました。
所々にむき出しの氷床が見えます。一昨日の雪は、この上に積もっているんですね。
鷹ノ巣山のピークも指呼の間。この瞬間にも北（写真だと右手）からゴーゴーと寒風が吹いています。もう、泣いちゃいそう…。 (TωT)
6
2/1 10:43
鷹ノ巣山のピークも指呼の間。この瞬間にも北（写真だと右手）からゴーゴーと寒風が吹いています。もう、泣いちゃいそう…。 (TωT)
酉谷山方面を望む。ああ、寒い。
( >д<).;': ヘックション!
( >д<).;': ヘックション!
青空が綺麗です。風が直接当たらなくなり、日差しもあって暖かくなってきました。只今、食事中です。
さて、休憩も終わり、奥多摩駅に向けて石尾根縦走路を歩いていきます。防火帯なので広々としていますね。
ああ、気持ちの良い尾根歩きですね。これがしたかった。
（*'∀'人）♥*+
（*'∀'人）♥*+
どんどん行きましょう。この辺りでアメリカ人のお二人に抜かれました。体力ありそうです。
そのヤンキーなお二人が写真に小さく写っております。お気をつけて〜。
しかし、標高も下がり日当たりの良い場所は、だいぶ雪が少なくなってきました。
左手の下には、奥多摩工業の氷川事業所が見えてきました。すぐ近くに奥多摩駅があるはずです。
こんな感じ。左から下りてきました。今度は林道を写真奥手へ歩きます。
本仁田山が見えました。昨日、滑落事故があったそうです。痛ましいですね。
奥多摩駅の駅舎が見えました。「関東の駅百選」にも選定された味のあるロッジ風の佇まいです。ここの標高は343m也。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
靴
ザック
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
1月中旬に秩父の宝登山・長瀞アルプスで蝋梅を楽しんだのですが、さんざん雪に降られたせいか、その後、風邪をひいてしまいました。軟弱ハイカーの私です。
さて、今回は雪を踏みしめてのハイキングを楽しみたいと、奥多摩の鷹ノ巣山へ向かいました。東京都の最高峰・雲取山に石尾根で続くこの山は、山頂からの眺望が素晴らしく、私の大好きな山のひとつです。
そして、もう一つの楽しみは石尾根歩き。明るい尾根道を小さなアップダウンを経ながらゆるゆると、奥多摩駅に向かって下っていきます。このルートは交通の便が良くて助かりますです。
天気予報は「快晴」で、気温が上がることを期待していたのですが、同じく予報通りに強い寒風が吹き、山頂付近では顔や手が強張ってしまいました。
でも、登りは北斜面でしたが、石尾根を下るときは強風が直接体に当たることも少なく、日差しを受けて快適な尾根歩きを楽しむことができました。
そろそろ、湯河原あたりでは「梅まつり」の季節かな。行きたい場所が沢山あって困ってしまいますね。
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こんばんわ、satotakeさん
鷹ノ巣山、行ってきましたね
先週私たちが行った時より雪
あ〜、satotakeさんは体力もあるので、大変というより雪山楽しんだ
レコ読んでるとすっごく寒そうな感じがヒシヒシと伝わってきましたが、
石尾根をサクサク楽しげに下る姿も目に浮かびます。
へへ、お会いしたこともないのに
写真とっても綺麗ですし、
相変わらず丁寧なレコですね。
先日近くのコースを歩いているのにまた行ってみたくなるような山行、レコでした
風邪も治られたようで良かったです
ありがとうございます。
今回は、pikachanさんの残像を追いかける山行といった感じで…。
いや、つい最近ここを通ったんだなと思いながら、私も歩きましたよ。
石尾根は大好きなので、とても楽しかったです。
寒いのは、私の
pikachanさん、次回はどちらへ？
今日、職場の仲間と次回山行の相談をしたのですが、河口湖に近い黒岳、御坂山、清八山あたりが、私は気になっているところです。
風邪はまだ尾を引いているので、早めに治さなくては…。
ご一緒できる日を楽しみにしていますね。
風が泣いている~♪…>_<…程の強風 寒そう 😷
でも素晴らしい眺めは頑張った人だけが得られるご褒美ですね。
おババは頑張らないけど satotake様のレコを浮遊してご褒美頂きました。😸
お風邪をぶり返さぬ様に 🎵特別なスープ~~あったかいんだから~☕️🎶
obanyan さん、こんばんは。
どんな風に過ごされていますか？
日記の
今週の木曜日（2/5）は、また降雪の予報が出ていますね。
でも、海沿いでは
ウズウズしているのではないですか？
お気づかい、ありがとうございます。
風邪はまだ尾を引いている感じですが、ゆっくり良くなっています。
obanyan さんの湘南マダム日記、楽しみに待ってますね。
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