高瀬ダム〜千丈沢〜槍ヶ岳西陵

2023年08月12日(土) 〜 2023年08月14日(月)

• GPS: 36:57
• 距離: 44.0km
• 登り: 2,738m
• 下り: 2,760m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:58
• 休憩: 0:00
• 合計: 9:58

5:54 スタート地点
6:35 6:35 東京電力高瀬川第五発電所
6:53 6:53 林道終点
7:24 7:25 名無避難小屋
8:27 8:27 湯俣山荘
15:52 宿泊地

2日目

• 山行: 15:12
• 休憩: 2:21
• 合計: 17:33

3:40 宿泊地
16:44 18:30 槍ヶ岳
18:41 19:08 槍ヶ岳山荘
19:34 19:42 千丈乗越
21:12 宿泊地

3日目

• 山行: 9:28
• 休憩: 0:25
• 合計: 9:53

6:34 宿泊地
13:08 13:30 湯俣
14:08 14:08 湯俣山荘
14:59 14:59 名無避難小屋
15:23 15:26 林道終点
15:48 15:48 東京電力高瀬川第五発電所
16:27 ゴール地点

天候

一日目晴れ、二日目晴れ、夕方雨、三日目雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

七倉ダム下駐車場に自家用車駐車
そこからタクシーで高瀬ダムまで

コース状況／危険箇所等

千天出会付近高巻きが不明瞭

写真

8/12 6:24

朝の高瀬ダム。
朝焼けで金色に輝く山肌が、ターコイズブルーの湖畔に写って綺麗だった。

8/12 8:29

湯俣

8/12 9:18

沢装備に着替えて、水俣川へ入渓。
水がとても冷たく、8月でこんなに冷たいのかと驚いた。なるべく、岩の上を歩いて進む。

8/12 10:16

タフグミ！！！！！

8/12 10:27

たまに、すごい岩壁がみえて
これは登られてるんだろうかと気になった。

8/12 11:02

千天出合の手前で巻き道。

8/12 11:06

ちょっと怖い。笹をつかみつつ慎重に進む。

8/12 11:11

巻道が不明瞭でした。
踏み抜け箇所もあるので注意
巻道から千天出会までのポイントも薮で道が見えなくなっていました。

8/12 11:36

千天出合

8/12 13:36

綺麗な滝があるところ。たぶんのめる。冷たくて美味しかった。

8/12 15:15

一度水は枯れる。

8/12 15:38

見えてきた。明日登るところが。
まだまだ遠い。

8/12 15:40

六ノ沢出合。途中で水は復活するが、六ノ沢は水がないので、最後の水場になる。

8/12 16:26

六ノ沢を10分弱上がったところを整地して、幕営。案外出合も六ノ沢もいいポイントがない。
出合より20分くらい手前には、いいところあったけど。

8/12 16:48

山岳会の先輩にいただいたブドウ。とてもおいしかった。

8/12 16:56

晩御飯はトマトスープとモンベルのリゾッタ

8/12 18:04

ちょっくら偵察へ。ガスってたのと、疲れててルンゼの入り口まであるかなかったので、明確にはわからなかった。

8/13 4:23

朝焼け。
山で迎える朝は良いね(も

8/13 4:39

8/13 5:24

8/13 6:57

そろそろ取り付き。

8/13 7:18

取り付き。

8/13 8:06

岩が脆く落石に注意(も

8/13 8:23

8/13 8:40

この時は天気も良く快晴でした。

8/13 9:19

3級程度のピッチが続きます。

8/13 9:56

8/13 9:56

8/13 10:32

8/13 10:57

8/13 11:17

8/13 12:05

8/13 13:32

核心部のくの字ジェードル

8/13 14:07

ガスが出ていたものの高度感は抜群

8/13 15:01

アルペン踊りは踊りませんでした。

8/13 17:41

雨が降る中、大槍への最終ピッチを登る。
登山道が脇に見え、登攀継続するかエスケープするか迷うが、エスケープすることにした。

8/13 18:35

槍ヶ岳山荘に避難

8/13 19:35

雨の中ヘッデン下山

8/13 19:36

2時間ガレた千丈沢を下りました

8/14 8:14

朝には雨は止んで

8/14 11:56

ボルダー課題作りました。
課題名「どうやっても濡れるドン」

8/14 12:42

橋が見えた！

8/14 12:49

泳げました

8/14 13:13

源泉は60度くらい？
手で触るとかなり熱い

8/14 13:33

良い感じの湯船に浸かりました

8/14 16:33

長い歩きを経てようやく高瀬ダムに。
帰りのタクシーは電話すると1分もしないうちに到着。
最終待機便だったそうです。

撮影機器：

Galaxy S22 SC-51C docomo サムスン

感想

とりちゃん

槍ヶ岳西陵を一番下から登る。とても冒険感のある行程だった。
西陵下部を登ってる記録は見つけらず、分かっていることは、登山体系に三級程度と記載があるだけ。
今はネットや書籍で、ルート情報も簡単に手に入る。だからこそ、トポもないようなところを登れたのはとても貴重な経験だった。
西陵も面白いルートだった。
大槍への最後のピッチで、雨に降られてピークを踏めなかったのが、ちょっと残念。でも、エスケープした判断はそれでよかったとも思う。
三日間付き合ってくれた、もっちーには感謝。
山行計画も大事だが、いいパートナー見つけられるかどうかも、とても重要なことだと思う。

もっちー

歩きセクションは多少の長さを感じるものの槍ヶ岳西稜を下部から登攀出来るのは非常に充実感のある山行でした。
核心部のくの字ジェードルでは抜群の高度感と緊張感で楽しいクライミング！！
全域でホールドは明瞭でフリクションも良く快適に登攀できました。
最終1Pで雨に降られ惜しくも頂上には立てなかったが満足の行く登りができました。