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記録ID: 5842197
全員に公開
沢登り
大雪山

【東大雪】音更川 川上岳東面沢右俣遡行・川上岳南面沢下降

2023年08月18日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:25
距離
11.7km
登り
1,163m
下り
1,149m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:26
休憩
1:02
合計
10:28
12:09
12:12
190
15:22
16:09
28
16:50
ゴール地点
天候 小雨後晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
シュナイダーコース登山口に駐車。多数駐車可。簡易トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
遡行図と記録参照
その他周辺情報 ・周辺の国有林計画図
https://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/keikaku/other/attach/pdf/higasidaisetu-5.pdf
 上記地図に今回遡行・下降した沢の名称は記されていない。
2段7m滝:いきなり結構シャワー
2023年08月18日 07:12撮影 by  SO-02J, Sony
8/18 7:12
2段7m滝:いきなり結構シャワー
9m滝:右から登ったが、上部が多少脆い
2023年08月18日 07:17撮影 by  SO-02J, Sony
8/18 7:17
9m滝:右から登ったが、上部が多少脆い
左右から登れる5m滝:左右どちらも結構悪い
2023年08月18日 08:05撮影 by  SO-02J, Sony
8/18 8:05
左右から登れる5m滝:左右どちらも結構悪い
9m滝:tamoshimaは右から登ったが悪かった。Takenakaは左から登ったがこちらも容易ではなさそうだった。
2023年08月18日 08:22撮影 by  SO-02J, Sony
8/18 8:22
9m滝:tamoshimaは右から登ったが悪かった。Takenakaは左から登ったがこちらも容易ではなさそうだった。
5m樋状滝を登るTakenaka
2023年08月18日 08:40撮影 by  SO-02J, Sony
8/18 8:40
5m樋状滝を登るTakenaka
8m滝を登るkaisei
2023年08月18日 08:43撮影 by  SO-02J, Sony
8/18 8:43
8m滝を登るkaisei
雪渓が出てきたが予想よりは少ない
2023年08月18日 09:17撮影 by  SO-02J, Sony
8/18 9:17
雪渓が出てきたが予想よりは少ない
唯一のスノーブリッジは右から巻く
2023年08月18日 09:22撮影 by  iPhone 13, Apple
8/18 9:22
唯一のスノーブリッジは右から巻く
急に険悪なゴルジュとなるが奥の滝は右から巻けた
2023年08月18日 09:38撮影 by  iPhone 13, Apple
8/18 9:38
急に険悪なゴルジュとなるが奥の滝は右から巻けた
苔が多くついていて登りにくい4m滝
2023年08月18日 09:53撮影 by  SO-02J, Sony
8/18 9:53
苔が多くついていて登りにくい4m滝
3m滝
2023年08月18日 10:08撮影 by  SO-02J, Sony
8/18 10:08
3m滝
巻きが悪い6m滝
2023年08月18日 10:15撮影 by  SO-02J, Sony
8/18 10:15
巻きが悪い6m滝
詰めは藪なし
2023年08月18日 10:43撮影 by  SO-02J, Sony
8/18 10:43
詰めは藪なし
景観の優れた稜線上で休憩するTakenakaとtamoshima
2023年08月18日 10:52撮影 by  iPhone 13, Apple
8/18 10:52
景観の優れた稜線上で休憩するTakenakaとtamoshima
川上岳南面直登沢の源頭を下るtamoshima
2023年08月18日 12:12撮影 by  iPhone 13, Apple
8/18 12:12
川上岳南面直登沢の源頭を下るtamoshima
2段10m滝
2023年08月18日 12:50撮影 by  SO-02J, Sony
8/18 12:50
2段10m滝
遡行図のどの滝なのか忘れた小滝1
2023年08月18日 13:48撮影 by  SO-02J, Sony
8/18 13:48
遡行図のどの滝なのか忘れた小滝1
遡行図のどの滝なのか忘れた小滝2:どの滝もさほど苦労せずにクライムダウン又は巻けて印象に残らない
2023年08月18日 13:53撮影 by  SO-02J, Sony
8/18 13:53
遡行図のどの滝なのか忘れた小滝2:どの滝もさほど苦労せずにクライムダウン又は巻けて印象に残らない
岩間温泉:当初は熱かったが、川から引き込む水の量を増やすとちょうど良くなった。誰もいないので裸になって入浴。
2023年08月18日 15:14撮影 by  SO-02J, Sony
8/18 15:14
岩間温泉:当初は熱かったが、川から引き込む水の量を増やすとちょうど良くなった。誰もいないので裸になって入浴。
遡行図
2023年09月06日 19:20撮影
9/6 19:20
遡行図

装備

備考 ・ラバーソールの方が良さそう

感想

【計画の経緯】
 相変わらず日高の天気は悪いので、それ以外で、と考え、焚火をしたいとなり、駐車場近くで焚火ができ、流域に険しそうな沢がいくつかある音更川流域へ。まずは、記録の見つからない川上岳東面沢を遡行することに。

【記録】
○川上岳東面沢遡行
 入渓して暫くはゴーロだが、河原は広いので歩きやすい。二俣が近づいてきたところで漸く2段7m滝が出てくる。小雨で気温も低めなのでいきなりのシャワーに躊躇するが、直登。続く9m滝を右から登ると、二俣。稜線近くまで明瞭な沢型がある右俣を選択。
 右俣に入っても小滝は続き、つまらなくはないが、それほど特徴のある滝もない。ガレゴーロの区間を経て沢が左に曲がるところで、厳しそうな9m滝。Takenakaは左から、tamoshimaは右から取りついて登ろうとするが、どちらもそれなりに苦戦。結局同じくらいのタイミングで滝上に抜けたが、右は結構怖かった。kaiseiにはお助け紐を出して登攀。
 また小滝を越えてガレゴーロを過ぎると雪渓出現。予想よりは少なくラッキー。右から簡単に巻き、またガレゴーロを歩いていくと、急に険悪そうなゴルジュが出てくる。しかしよく見るとさほど労せずに巻け、どちらかというと拍子抜け。次の7m滝も巻いて越えると、ゴルジュっぽいところは終了。
 その先も小難しい滝が続くが、適当に登っていき、最後の三俣を左に入って、比較的楽な詰めで稜線へ。いつしか空は晴れ、稜線上の景色は素晴らしい。
 さて、この東面沢右俣の内容がいまいちだったので、明日はこの山域をやめようとなり、電波も入ったのでいろいろ考えた上で、チトカニウシ山東面直登沢へ向かうことに決定。それでも岩間温泉は行ってみたいということで、川上岳南面直登沢の下降を選択。

○川上岳南面直登沢下降
 この沢は標高1350m〜1100m区間にありそうなゴルジュが核心であろうと予想していた。予想通り、その区間までは大した滝もなく、さくさく下っていく。ところが、1350mを過ぎても相変わらず大した滝はない。そのまま1308m二俣に着。いよいよゴルジュが出てくるかと思いきや、相変わらず容易に巻けるかクライムダウンできる滝ばかりで、楽ではあるが面白くはない状況。結局そんな調子で核心部ともいえないような核心部の河口を終え、長いゴーロに突入。飽き飽きしたころ、待望の岩間温泉着。
 さて、服を脱いで、入浴しようと思うが、クソ熱い。50度以上はあるだろう。いったん源泉の供給を止め、さらに川から引き込む水の量を苦労して増やし、暫く待って、何とか適温になった。こうなってしまえば最高の風呂で、しばし温泉を満喫。しっかり温泉を整備してくれた方に感謝。
 心ゆくまで温泉を味わったところで帰ろうと思うが、意外に道が悪い。多少迷ったり末に林道に上がり、こちらも意外に長い林道を歩いて駐車場まで。

【感想・総評】
 等高線の混み方からは結構期待していたが、東面沢・南面沢ともにゴーロで稼ぐ標高差が大きく、期待を下回る内容であった。この辺りの地質的にそういうものなのだろう。恐らく、北海道の山と谷で!!!となっている石狩岳東面直登沢も似たような内容で、さほど遡行価値は高くないのだろうと思われる。
 そうはいっても、初めての山域で未知の沢を調査することができ、素晴らしい岩間温泉も満喫できて、充実した1日だった。

いい沢を探し当てるというのは難しい。
でも温泉が素晴らしすぎたので全て良し。ここを管理してくれている人に感謝します。

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