記録ID: 5849841
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沢登り
十和田湖・八甲田
八甲田寒水沢 （滝登攀・支点構築・下降訓練）
2023年08月19日(土) [日帰り]
青森県
sawaya
fukuty75
ふくろう
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:39
- 距離
- 2.7km
- 登り
- 180m
- 下り
- 177m
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| 天候 | 曇りのち雷雨（小雨） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
セカンドfさんはハーケンを回収しながら。今日はロープ1本勝負です。
F1は小さいので、ロープ半分手前でハーネスに固定して、末端は私につながっております。
8/19 8:52
セカンドfさんはハーケンを回収しながら。
今日はロープ1本勝負です。
F1は小さいので、ロープ半分手前でハーネスに固定して、末端は私につながっております。
今日はロープ1本勝負です。
F1は小さいので、ロープ半分手前でハーネスに固定して、末端は私につながっております。
3箇所に打ったハーケンにメインロープ一本だけで支点を作ってありました。まるで手品。
逆に長すぎる場合は、保険を増やす。
左の二つのアンカーにはラビットノットでかけている。
左の二つのアンカーにはラビットノットでかけている。
基本的な固定分散支点も。その他に知ったのは、アンカーが例え3点4点と増えても、力のかかる方向によっては荷重されるのは2点。だから多ければ多いほど力が分散されるというものでもない。でも抜けた時の保険にはなる。
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基本的な固定分散支点も。
その他に知ったのは、アンカーが例え3点4点と増えても、力のかかる方向によっては荷重されるのは2点。だから多ければ多いほど力が分散されるというものでもない。でも抜けた時の保険にはなる。
その他に知ったのは、アンカーが例え3点4点と増えても、力のかかる方向によっては荷重されるのは2点。だから多ければ多いほど力が分散されるというものでもない。でも抜けた時の保険にはなる。
ふくろうはハーケンの抜き方を教わってやってみました！人生初！落下防止にハーケンの紐に専用のカラビナ（自分と繋がってる）をかけてから、亀裂に沿って左右に叩き、最後はテコの要領で引き抜く。
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8/19 9:35
ふくろうはハーケンの抜き方を教わってやってみました！人生初！
落下防止にハーケンの紐に専用のカラビナ（自分と繋がってる）をかけてから、亀裂に沿って左右に叩き、最後はテコの要領で引き抜く。
落下防止にハーケンの紐に専用のカラビナ（自分と繋がってる）をかけてから、亀裂に沿って左右に叩き、最後はテコの要領で引き抜く。
1番難しいF2をsさんがリードで登る様子は、youtube動画をご覧ください♪
大きな岩の上に腰掛けて動画を撮っています。今日はfさんがビレイをしています。
ちなみに今日は私もハンマーをお借りして持たせてもらいました！人生初！
先生の合図がありfさんが登ります。ここでもハーケン回収をしながら。難しそうだな。
ここはロープの半分以上の長さがあるので、fさんは末端を繋いで登りました。その後ロープを落としてもらい、私も末端を繋ぎ登りました。今日は早さ重視で簡単ラインを登ったので、前回ほど手こずりませんでした♪
ここはロープの半分以上の長さがあるので、fさんは末端を繋いで登りました。その後ロープを落としてもらい、私も末端を繋ぎ登りました。今日は早さ重視で簡単ラインを登ったので、前回ほど手こずりませんでした♪
さあいよいよF3、私は1年ぶりの挑戦です。前回はツルツル岩と怒涛の水量でヘロヘロになって引っ張り上げられたところです。
先生は前回と同じ、左から取り付き途中でトラバースして右側の水流に入りました。
1本目のハーケンにロープをかけたらビレイをするつもりで準備していたのですが…
ハーケン打たずにそのまま最後まで行ってしまった…フリーソロ！😱
先生曰く、ここは簡単なのだそうです
先生曰く、ここは簡単なのだそうです
2番手に私。先生から、途中でトラバースせず1番下から来いと言われたので、右側の1番下の水の中からスタートしました（今回1番頑張ったところ）写真は上部、割と余裕を持って登れて満足😊
2番手に私。先生から、途中でトラバースせず1番下から来いと言われたので、右側の1番下の水の中からスタートしました（今回1番頑張ったところ）
写真は上部、割と余裕を持って登れて満足😊
写真は上部、割と余裕を持って登れて満足😊
ここの支点はこのようになっていますが、動画を撮り忘れたので、もう何がなんだかわからなくなってしまいました…覚えているのは、とにかくハーケンが抜けることが1番怖いので、ビレイの体勢は低く、ということだけ。
8/19 11:25
ここの支点はこのようになっていますが、動画を撮り忘れたので、もう何がなんだかわからなくなってしまいました…覚えているのは、とにかくハーケンが抜けることが1番怖いので、ビレイの体勢は低く、ということだけ。
ハーケン回収がないので、fさんが最後に登ってきます。
あれ、でもどうしてこれまで2番手でハーケン回収だったんだろう？
あれ、でもどうしてこれまで2番手でハーケン回収だったんだろう？
登っている時は必死だけど、こうして見るとやっぱりすごいところを登ってきているな！
さらに滝の上部へ。ここが簡単そうに見えて何気に1番難しかったです。
確保されていない何気ないところが1番危ないと、何度も言われました。その通りだと思います。
こんな簡単なところ好きなように登れと言いつつも、実は後ろでしっかりサポートしてくれている先生に後から写真を見て気付きました😅
ちょっとでも危ないところ（足を滑らせたら怪我をするようなところ）では、後ろの人が必ず両手で受け止めるように転落時のフォロー体勢をとります。写真を撮っている場合ではなかった。反省😅
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8/19 12:08
ちょっとでも危ないところ（足を滑らせたら怪我をするようなところ）では、後ろの人が必ず両手で受け止めるように転落時のフォロー体勢をとります。写真を撮っている場合ではなかった。反省😅
こういうところでは敢えて私達を先頭に歩かせてくれます。これがとっても勉強になる。山スキーと同じ！
とても綺麗😍だけど、ここの左岸のへつりがこの日1番怖かったです。帰りはドボンしたけど、普通に泳いでいけた😊
空がだんだん暗くなってきたけれど、地形がコロコロ変わるので、ついつい足を止めて写真を撮ってしまいました。
ここも直登。先生にこんなの簡単だろと言われると、なんの怖さもなく挑戦できます😅
気持ち次第でだいぶ変わるものだな。
気持ち次第でだいぶ変わるものだな。
雷鳴&小雨で引き返します。1回目の懸垂下降は太い木の枝にスリングを掛けて下降。私はテンパリすぎてムンターヒッチも上手く作れず、おまけにバックアップなしで降りたところ、しっかり先生からチェック入ってました😅写真は、fさんが最後に捨て縄にせず回収して、少し巻いてから、良い立木を見繕って懸垂下降してくるところ。
8/19 13:21
雷鳴&小雨で引き返します。1回目の懸垂下降は太い木の枝にスリングを掛けて下降。私はテンパリすぎてムンターヒッチも上手く作れず、おまけにバックアップなしで降りたところ、しっかり先生からチェック入ってました😅
写真は、fさんが最後に捨て縄にせず回収して、少し巻いてから、良い立木を見繕って懸垂下降してくるところ。
写真は、fさんが最後に捨て縄にせず回収して、少し巻いてから、良い立木を見繕って懸垂下降してくるところ。
fさんは一度降りる方向ではなく私たちの方にロープを投げてよこしました。何故だろうと思っていたら、s先生が長いスリング2本を連結してロープに引っ掛けました。そうしないと、fさんが離れた方に下降した後で私たちがロープに手が届かずに取り残されてしまう！なるほど、天才か！！
8/19 13:28
fさんは一度降りる方向ではなく私たちの方にロープを投げてよこしました。何故だろうと思っていたら、s先生が長いスリング2本を連結してロープに引っ掛けました。そうしないと、fさんが離れた方に下降した後で私たちがロープに手が届かずに取り残されてしまう！
なるほど、天才か！！
なるほど、天才か！！
今度は落ち着いてやりますよ。
ちゃんと下降器とバックアップどちらも効きを確認してから降りました🙆🏻♀️
ちゃんと下降器とバックアップどちらも効きを確認してから降りました🙆🏻♀️
ルベルソは効きが良すぎて降りづらかったので、反対向きにセットしても良いかもしれんと思った。
撮影機器：
感想
最近お馴染みとなっている寒水沢訓練。
今日は先生がいるので上寒水です😄
登るラインは微妙に違えども、同じ滝を繰り返し登っていると、水量の変化に気付いたり、登り方の要領を得てきたりと、成長を感じます。
今回は初めてF3の先へ進むことができてとても嬉しい😆
こうして少しずつ練習を重ねながら前進をして、いつかこの沢の最初の一滴を見ることができたらいいな。
今回は途中で雷鳴が聞こえてきたので、すぐに撤退して今度は下降の練習です。
いつ鉄砲水がくるかと内心ビビリまくっていましたが、結局全然大丈夫でした😅
懸垂下降を2度行いましたが、そんなわけで焦りまくりで記憶がちょっと朧げです。
雪山を始めたばかりの頃、無知と経験不足故に、闇雲に雪山のあれこれにビビりまくっていた自分を思い出します。
あの頃の怖がりようは、今思うと笑ってしまうほどですが、あの時の「怖さ」があったからこそ山を深く知ろうと頑張れました。
沢も同じように頑張れそうな気がします。
ひとつ、とても嬉しいことがありました。
カナヅチの私ですが、泳ぎを習得したいと思い、早速先日はじめてプールで練習をしました。
ビート板を使って泳ぐだけでもめちゃくちゃ楽しい！
背浮きするだけでも楽しい！
そのおかげか、今回は自ら！2回も！水へ飛び込んで泳いでみました。
F3では滝壺から直接滝に取り付くこともできました。
ひと月前は膝より深いところを歩くのすら怖がっていた私なので、これは大きな前進です😄
沢はとても楽しく、美しく、そして怖いところです。
行くたびに、もっともっと寒水沢を知りたいなと思います😌
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