上州武尊山/木の根沢大沢(下部)

- GPS
- 03:50
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 173m
- 下り
- 160m
コースタイム
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:51
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
4台程駐車可能か。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・8mm30M/フローティング15M(入渓時以外使用せず) ・ラバーソール(h)、フェルトソール(y)どちらでもOK ・標高が高く水が冷たいのでウェットスーツ着用が快適 |
写真
h)ヒョングリ水流圧は体を持って行かれる強さ。跨ぐ瞬間ちょっとドキドキ。
左岸の泥付きスラブを登って巻いた跡もありましたが悪そうだし折角だし。
感想
hirosioさんのお誘いで木の根沢大沢へ。
沢登りは近場で簡単、詰めナシという水遊び的な方向性の自分にとって、上州武尊山の裏まで遠征するのは珍しいのですが、内容的には最高に自分好みの素晴らしい沢でした。
遡行距離は短いのに様々な形の滝やゴルジュ、癒しのナメ床が次々と現れ中弛みが殆ど無く、次々にテンポ良くイベントが登場します。
そして最後は神秘的な滝でゴールという、さながら「沢登りのテーマパーク」といった感じの高密度な遡行が楽しめます。実際歩いた距離は短いのですが、数多くの滝やゴルジュの通過の為、結構満足感がありました。
また、脱渓後は並走する林道で楽々下山というのも素晴らしい。標高の高さゆえか水が冷たいのは有りますが、それを忘れる程楽しい沢でした。
hirosioさん、楽しい沢の一日を有難うございました!
以下再訪に備えた備忘録です。
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・入渓
林道起点の西側30mの3〜4台の駐車スペースからスタートした場合、西へ更に30m程行き1台程度のスペース先の林の踏み跡から降りると容易。丁度木の根沢と大沢の出合に降りられる。
・くの字釜の小滝
右岸ヘツリだが1箇所足が遠い、左岸の可能性も有り。
・ナメ2条滝
右岸ヘツリ。
・幅広の斜め滝
右岸沿いに高い位置を辿る。
・釜のナメ床滝
左岸からが容易だが右岸ヘツリチャレンジも有り。
・2段の大滝
右岸から越える。
・丸釜トイ状滝
左岸巻き。
・長トロの滝
水につからず左岸から進む。
・癒しのナメ床
日差しが温かく素晴らしい景色。
・トイ状スライダー滝
右から容易に越える。スライダー可能。
・林道横断のゴルジュ
右岸からヘツリ気味に進むと浸かり最小化できる。足がつくあたりで左岸に切り替え進む。右側から下段をクリアし、ヒョングリ上段は左岸から1段上がって水流を跨ぎ右岸へ渡って越える。
・上のナメ床
一枚岩がトイ状に削れたステキな渓相。
・廊下ゴルジュのトイ状CS滝
左岸沿いに廊下を進み、滝下で右岸に渡り凹角状を登る。
・菱柄CS滝
ファンタジー映画の様な景色は一見の価値有。
・脱渓
菱柄CS滝から少し戻って1190m左岸から合わさる枝沢の左岸から林道へ登る。笹を抜けると林道に合流する。
・タイミング
菱柄CS滝は11時から11時半位に日が差し込む様で、飛沫が舞い輝く景色が楽しめる。今回のようにフリーで進めるペアなら8時半、林道横断のゴルジュや廊下ゴルジュのトイ状CS滝でセカンドを確保するなら1時間程度余裕を持ってスタートしたい。
山行を手短に。1.75分動画もどうぞ。
仕事の関係で休めるかどうかわからず計画の立てられない週末。何とかフリーになりそうと分かった日曜日。直前に半ば無理やりYさんをお誘いして、某サワ〇ル〇さんのブログを拝見して気になっていた武尊山のショート沢へ。
短い区間に小滝、ナメ、ゴルジュがぎゅっと詰まっていて楽しい沢でした。最後のCS滝は神秘的で一見の価値ありです。
コメント
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しかも背後には大滝という幻想的な景色😍
これは是が非でも!行ってみたい場所ですね
上州の沢のイカツさと美しさを、これから味わっていきたいです。
コメントありがとうございます😊
谷川と尾瀬の真ん中あたりで結構遠く、
その谷川や尾瀬には他にいっぱい沢の選択肢がある中で、短距離短時間なこの沢は所謂ダイパが悪いとされてるのかも?ですが
行ってみたらとても綺麗で楽しい沢でした。
沢初めての方を連れてって、良い思い出を作って貰うのも良いかもしれません!
どうしてあんな、幻想的な写真が撮れたんですかー😳?!
全然あんな風になりませんでした!笑
涼しいを通り越して、寒いくらいのあの空間は、本当に異世界にいるかのようでした✨✨
木の根沢大沢に行かれたみたいですね😁あのCS滝の雰囲気は神秘的ですよね。
ちなみに写真ですが、お天気、特に日光の加減もあるかなぁと思います。
最後から数えて4、5枚めはyamamossanさんの写真、ミストと日光の表現が素敵ですね。
私のは最後から2、3枚目、コンデジRAWデータを少しさわって、ミスト感押さえて岩肌感強めにしてみました。。
ここ、ヘツリの練習に最高な沢ですよね。
CS滝のとこ、6年くらい?前に行きましたが変わっていなくて安心しました。
素晴らしい雰囲気の場所だったと記憶しているとともに、その先がとても気になる沢でもあります。
上州武尊山域の沢では最も難しいらしいので、最後まで通過してみたい気もしますが、やっぱおっかないですね(笑)
ご無沙汰しております、お加減はいかがですか?
CS滝はホント素晴らしかったです。
その先は…あまり記録が見当たりませんでしたが、地形図を見る限りですと、コレは難しそう……って感じの描かれ方ですねぇ…
CS滝から先のゴルジュと滝、気にはなりますが…おっかないですね(笑)
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