ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5854979
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳

2023年08月20日(日) 〜 2023年08月21日(月)
 - 拍手
GPS
28:38
距離
14.2km
登り
1,590m
下り
1,590m

コースタイム

1日目
山行
4:36
休憩
2:03
合計
6:39
7:04
7:06
21
7:27
7:32
27
7:59
8:05
27
8:32
8:39
24
9:03
9:26
13
9:39
9:40
37
10:17
10:22
10
10:32
10:32
17
10:49
10:49
7
10:56
11:28
20
11:48
12:03
21
12:24
12:51
18
13:09
13:09
4
13:13
2日目
山行
4:06
休憩
1:00
合計
5:06
6:06
31
6:37
6:37
21
6:58
7:13
18
7:31
7:31
28
7:59
8:10
28
8:38
8:38
13
8:51
9:00
25
9:25
9:25
23
9:48
9:51
21
10:12
10:34
15
10:49
10:49
23
11:12
11:12
0
11:12
ゴール地点
中房温泉登山口〜合戦小屋
樹林帯の急登。アルプス三大急登の一つらしい。自分は他を知らないので何とも言い難いが、これくらいの急登はアルプスなら幾らでもあるのではないかと思う。長野県出身者は学校登山でこのコースに馴染みがある。それもあってコースの整備度が抜群に良い。段差が大き過ぎる箇所は皆無。石段やら木段で歩幅を刻めるようになっている。第1〜第3及び富士見ベンチが要所要所にあり休憩ができる。行き違いで困らないように道幅が広めに作られている所も多数ある。合戦小屋直前10分前、5分前に標識まである。そして、合戦小屋ではスイカでもてなされる。こんなにホスピタリティあふれる登山道はない。あえて言うなら最初の5分が一番斜度が強い。特に下りは足に来てるので油断なきよう

合戦小屋〜燕山荘
ここから明るい尾根になる。樹林帯と灌木帯の間ってとこかな。花も増える。天気が良ければ燕山荘も見える。つまり足取りは軽くなる。

燕山荘〜燕岳〜北燕岳
燕岳は花崗岩で覆われた山。それが独特の景観を生む。登山道は砂礫で歩きやすい。ロープが張られてるのでその中を歩く。登山道を離れると踏み固められていない為ずるずる滑る。滑落の危険もあるし、登山道は崩落し、コマクサの群生にも傷がついて誰も幸せにならない。燕岳の山頂は狭い。北燕岳はやや広いが、展望の邪魔をする岩があるので一長一短。

燕山荘〜蛙岩〜大下りの頭
休みの都合で銀座に繰り出すわけにはいかなかった。大下りの頭は、大下りする直前のピーク。ここまではさほど標高が下がらない。燕岳ピストンの人は天気が良くて余力があって燕岳山頂に用が無ければここまで足を伸ばそう。荷物を小屋にデポして歩いてる人も多い。危険箇所無し。あ、いや多少ざれてます。北アルプスの主稜線を見ながら歩ける素晴らしい道です。こちらはハイマツが登山道の両脇まで迫る為、燕岳とはうってかわって8月は緑の稜線。途中、蛙岩(かえるいわではなくげえろいわと読むらしい)はそこそこ見応えのある奇岩。
天候 8/20:曇時々晴&雷雨 8/21:晴時々曇
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
松本〜穂高間はSuica、PASMO利用不可です。

穂高駅〜中房温泉
マイクロバス。車内現金精算のみ。乗車人数多いのに備えて予備の車を用意している。0440発の場合は3台出してました
コース状況/
危険箇所等
非常によく整備されている。
その他周辺情報 中房温泉登山口に露天のみの日帰り温泉がある。950円。中に売店あり、カレーライス、ソフトクリーム、山菜うどんなどを食べれる
前日は穂高の方の親切で無事寿司の夕飯にありつき(やました)あまつさえ一杯やって大将とも色々話して楽しかった。

0440.のバスを数分のタッチの差で逃し、0510のバスで中房温泉へ。0440のバスにスマホを忘れたハイカーがいて、すれ違いの際にスマホを受け取り持ち主に渡していた。ファインプレーだなー

写真は途中の展望地から。自分が翌日歩く道とはこの時思っていない。
2023年08月20日 07:53撮影 by  SO-52C, Sony
8/20 7:53
前日は穂高の方の親切で無事寿司の夕飯にありつき(やました)あまつさえ一杯やって大将とも色々話して楽しかった。

0440.のバスを数分のタッチの差で逃し、0510のバスで中房温泉へ。0440のバスにスマホを忘れたハイカーがいて、すれ違いの際にスマホを受け取り持ち主に渡していた。ファインプレーだなー

写真は途中の展望地から。自分が翌日歩く道とはこの時思っていない。
合戦小屋まで写真撮影の機会無し。ひたすら登る。スイカはまじで美味かった
2023年08月20日 09:06撮影 by  SO-52C, Sony
4
8/20 9:06
合戦小屋まで写真撮影の機会無し。ひたすら登る。スイカはまじで美味かった
合戦小屋の様子 写真では分かりづらいが大分雲が出てきていて、過ごしやすいが灰色の雲にいやーな気持ちになっていた
2023年08月20日 09:25撮影 by  SO-52C, Sony
8/20 9:25
合戦小屋の様子 写真では分かりづらいが大分雲が出てきていて、過ごしやすいが灰色の雲にいやーな気持ちになっていた
燕山荘の直下をぐるっと巻いて上がっていくが、そこは花が多い。やっとアルプスらしくなってきた。なんせこの時ガスガスで、なーんも展望無かったんでね。

→こちらはミヤマトリカブトかな?
2023年08月20日 10:10撮影 by  SO-52C, Sony
1
8/20 10:10
燕山荘の直下をぐるっと巻いて上がっていくが、そこは花が多い。やっとアルプスらしくなってきた。なんせこの時ガスガスで、なーんも展望無かったんでね。

→こちらはミヤマトリカブトかな?
ハクサンフウロ これは分かる
2023年08月20日 10:14撮影 by  SO-52C, Sony
8/20 10:14
ハクサンフウロ これは分かる
ウメバチソウ?ツマトリソウ?後で答え合わせします
2023年08月20日 10:15撮影 by  SO-52C, Sony
1
8/20 10:15
ウメバチソウ?ツマトリソウ?後で答え合わせします
トウヤクリンドウ これもわかる
2023年08月20日 10:17撮影 by  SO-52C, Sony
2
8/20 10:17
トウヤクリンドウ これもわかる
着きました〜 燕山荘 しかし真っ白 この時は本当に360度真っ白でした。先月の唐松岳を思い出す
2023年08月20日 10:17撮影 by  SO-52C, Sony
1
8/20 10:17
着きました〜 燕山荘 しかし真っ白 この時は本当に360度真っ白でした。先月の唐松岳を思い出す
燕山荘はまだチェックインの受付をしていない。とりあえず登頂することにして先を急ぐ。この判断がよく、この後急にガスが抜けて、稜線が見えた。こうなってたのか〜
2023年08月20日 10:26撮影 by  SO-52C, Sony
2
8/20 10:26
燕山荘はまだチェックインの受付をしていない。とりあえず登頂することにして先を急ぐ。この判断がよく、この後急にガスが抜けて、稜線が見えた。こうなってたのか〜
イルカ岩 有名ですよね
2023年08月20日 10:32撮影 by  SO-52C, Sony
2
8/20 10:32
イルカ岩 有名ですよね
微動だにしない鳥 脚に何かシールがある。伝書鳩?んなわけ無いか
2023年08月20日 10:40撮影 by  SO-52C, Sony
3
8/20 10:40
微動だにしない鳥 脚に何かシールがある。伝書鳩?んなわけ無いか
メガネ岩
2023年08月20日 10:49撮影 by  SO-52C, Sony
2
8/20 10:49
メガネ岩
晴れてきましたよー
2023年08月20日 10:58撮影 by  SO-52C, Sony
2
8/20 10:58
晴れてきましたよー
晴れて対岸の北アルプス主稜線が一望となる やったー 思わずガッツポーズ
2023年08月20日 11:00撮影 by  SO-52C, Sony
5
8/20 11:00
晴れて対岸の北アルプス主稜線が一望となる やったー 思わずガッツポーズ
山頂で丁度晴れるなんてね〜 この後楽しみにしていたカップ麺ランチに入りました
2023年08月20日 11:24撮影 by  SO-52C, Sony
3
8/20 11:24
山頂で丁度晴れるなんてね〜 この後楽しみにしていたカップ麺ランチに入りました
写真は急に変わって北燕岳からの景色 珈琲休憩場所を探してたのですが、何かぱっとしない。暫く佇んで結局珈琲はパス
2023年08月20日 11:53撮影 by  SO-52C, Sony
2
8/20 11:53
写真は急に変わって北燕岳からの景色 珈琲休憩場所を探してたのですが、何かぱっとしない。暫く佇んで結局珈琲はパス
2023年08月20日 12:15撮影 by  SO-52C, Sony
8/20 12:15
結局、燕岳山頂で珈琲を飲みました。先程と違って誰もいない。のんびりしました
2023年08月20日 12:30撮影 by  SO-52C, Sony
3
8/20 12:30
結局、燕岳山頂で珈琲を飲みました。先程と違って誰もいない。のんびりしました
君の名は? →ミヤマコゴメグサと思われる
2023年08月20日 12:54撮影 by  SO-52C, Sony
2
8/20 12:54
君の名は? →ミヤマコゴメグサと思われる
山頂で、のんびりしてたらポツポツ雨が振ってきた。ゴロゴロと遠雷も聞こえる。小走りに燕山荘へ向けて撤収。写真は途中のイルカ岩。
2023年08月20日 13:09撮影 by  SO-52C, Sony
1
8/20 13:09
山頂で、のんびりしてたらポツポツ雨が振ってきた。ゴロゴロと遠雷も聞こえる。小走りに燕山荘へ向けて撤収。写真は途中のイルカ岩。
燕山荘に着いた。目に入った売店が充実してて驚く
2023年08月20日 13:16撮影 by  SO-52C, Sony
1
8/20 13:16
燕山荘に着いた。目に入った売店が充実してて驚く
中もなかなかの急登
2023年08月20日 14:24撮影 by  SO-52C, Sony
1
8/20 14:24
中もなかなかの急登
寝床。隣は来なかったので好きなように使えた
2023年08月20日 16:18撮影 by  SO-52C, Sony
2
8/20 16:18
寝床。隣は来なかったので好きなように使えた
自分の寝床は更にこの上
2023年08月20日 17:03撮影 by  SO-52C, Sony
2
8/20 17:03
自分の寝床は更にこの上
夜ご飯 ハンバーグと赤だしが美味かった
2023年08月20日 17:50撮影 by  SO-52C, Sony
3
8/20 17:50
夜ご飯 ハンバーグと赤だしが美味かった
夕焼けは期待してなかったが一瞬だけ雲が切れた
2023年08月20日 18:43撮影 by  SO-52C, Sony
2
8/20 18:43
夕焼けは期待してなかったが一瞬だけ雲が切れた
この色の空が好きです
2023年08月20日 18:45撮影 by  SO-52C, Sony
3
8/20 18:45
この色の空が好きです
朝飯。味噌汁の味噌が変わっているのに驚く
2023年08月21日 04:40撮影 by  SO-52C, Sony
2
8/21 4:40
朝飯。味噌汁の味噌が変わっているのに驚く
明くる日。久しぶりに御来光をゆっくり堪能できた
2023年08月21日 05:10撮影 by  SO-52C, Sony
4
8/21 5:10
明くる日。久しぶりに御来光をゆっくり堪能できた
珈琲を飲みながらのサンライズ鑑賞
最高の一時です
2023年08月21日 05:14撮影 by  SO-52C, Sony
4
8/21 5:14
珈琲を飲みながらのサンライズ鑑賞
最高の一時です
皆、見惚れてます
2023年08月21日 05:18撮影 by  SO-52C, Sony
4
8/21 5:18
皆、見惚れてます
朝の燕岳
2023年08月21日 05:19撮影 by  SO-52C, Sony
8/21 5:19
朝の燕岳
オレンジに染まる燕山荘と燕岳
2023年08月21日 05:25撮影 by  SO-52C, Sony
7
8/21 5:25
オレンジに染まる燕山荘と燕岳
槍ヶ岳もついに見れました。実はここまで近くで槍を観たのは初なのです
2023年08月21日 06:04撮影 by  SO-52C, Sony
5
8/21 6:04
槍ヶ岳もついに見れました。実はここまで近くで槍を観たのは初なのです
表銀座主稜線
2023年08月21日 06:12撮影 by  SO-52C, Sony
2
8/21 6:12
表銀座主稜線
大下りの頭から観る大天井岳。常念山脈最高峰だそうです
2023年08月21日 07:11撮影 by  SO-52C, Sony
4
8/21 7:11
大下りの頭から観る大天井岳。常念山脈最高峰だそうです
稜線で猿を発見。こんなとこにも猿がいるんだなー
2023年08月21日 07:25撮影 by  SO-52C, Sony
2
8/21 7:25
稜線で猿を発見。こんなとこにも猿がいるんだなー
蛙岩
2023年08月21日 07:32撮影 by  SO-52C, Sony
3
8/21 7:32
蛙岩
燕岳は確かに女王の風格がある
2023年08月21日 07:58撮影 by  SO-52C, Sony
3
8/21 7:58
燕岳は確かに女王の風格がある
下山開始。木々の切れ目から歩いてきた稜線が見えた
2023年08月21日 08:20撮影 by  SO-52C, Sony
8/21 8:20
下山開始。木々の切れ目から歩いてきた稜線が見えた
振り返ると燕山荘。お世話になりました〜
2023年08月21日 08:29撮影 by  SO-52C, Sony
1
8/21 8:29
振り返ると燕山荘。お世話になりました〜

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 ヘッドランプ 保険証 携帯 タオル ストック

感想

これまで登ったアルプスはロープウェイやバス利用で標高差が1000mに満たない山ばかり。あえてそうしてたのだけど、アルプスデビューして3年目にしてようやくまともにアルプスを登りました。北アルプスの登竜門と呼ばれる燕岳の合戦尾根は学校登山でも使われるのでとにかくケアが行き届いている。その意味でうってつけでした。足の不安もあり行く前は心配してましたが無事やりきりました。上りも下りもコースタイムよりは早く歩けたみたいでそれも少し自信になりました。

以下山行とは別だが備忘メモ。

8/19は穂高に前泊予定も大糸線のルート上でゲリラ豪雨が発生、一日市場駅で立往生となった。その場に居合わせた人がたまたま入笠山登山帰りの穂高在住の人でその方の旦那様がお迎えに来られる際に同乗させてもらえて事無きを得た。後でニュースを見たら大糸線は9時まで動かなかったらしい。何でも燕山荘のオーナーとご縁のある方と言う。オーナーに会ったらよろしく伝えて欲しいと言われていたが、生憎オーナーは不在。仕方なくアンケートに顛末を認めた。私は大変感激しましたが気の利いた事もできずただひたすらに感謝の言葉を繰り返しました。お陰様で良い山旅が出来ました。ありがとうございました。

8/20朝0510のバスを待っているとご夫婦のハイカーがやって来た。話をすると燕山荘泊、燕岳ピストンなので自分と一緒出身地と現住所が互いにあべこべで親近感が湧いた。その後、登頂後や下山時にも邂逅。ご主人が最後膝に来ていたみたいだったが大丈夫だったかしら?

夕食の時、宇都宮からお越しの女性二人組と少し話をする。餃子の店情報を頂いたので、そのうち行こうと思う。宇都宮アルプスとか雨巻山がおすすめらしい

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:314人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳(中房温泉から往復)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら