ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5872045
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

御嶽山 五ノ池小屋泊

2023年08月26日(土) 〜 2023年08月27日(日)
 - 拍手
子連れ登山 あお その他1人
GPS
09:11
距離
11.4km
登り
1,214m
下り
1,217m

コースタイム

1日目
山行
5:09
休憩
0:39
合計
5:48
4:00
2
4:03
4:03
5
4:08
4:08
13
4:21
4:21
7
4:28
4:29
15
4:44
4:44
18
5:02
5:08
20
5:28
5:28
9
5:37
5:39
17
5:56
6:02
48
6:50
6:52
3
6:55
6:55
7
7:02
7:03
16
7:19
7:19
4
7:37
7:46
1
8:04
8:04
22
8:26
8:32
5
8:36
8:37
12
8:49
8:49
17
9:06
9:06
2
9:08
9:08
14
9:23
9:29
18
9:47
9:49
3
2日目
山行
2:53
休憩
0:13
合計
3:06
9:53
0
8:14
8:14
9
8:24
8:24
17
8:41
8:41
1
8:42
8:42
5
8:48
8:48
7
8:55
8:55
18
9:13
9:14
13
9:27
9:29
13
9:47
9:58
24
10:22
10:22
13
10:35
10:35
6
10:41
10:41
13
10:54
10:54
7
11:01
11:01
7
11:08
11:09
3
11:12
11:12
6
11:19
11:19
4
11:23
11:23
2
11:25
ゴール地点
天候 早朝から9時頃までは360度快晴。北アルプス、富士山、中央、南アルプス、八ヶ岳、恵那山、白山まで雲海の中に浮かぶ山頂が見れました。
その後、各山系も雲が上がってきて見え辛くなり、11時頃には御嶽にもガスが上がってきました。
五ノ池小屋着後、暫くはガスって寒くなったり、日が差して暑くなったりを繰り返して、夕方には雹混じりの強い雨。夜は雷雨となりました。

翌日はガスが断続的に流れる山行となりました。それはそれで趣きもあり良かった。
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日の8時に自宅を出て、9時ちょい過ぎに中央道、中津川ICで降りて19号線を50キロ。信号は比較的少なくて、たまに遅い車の後ろに大名行列のように連なりつつ、19号を外れて大滝口登山道の駐車場までの40キロはほぼ独走。90キロ3時間の道のりを2時間。。道はとても良かったです。ただ路上で兎が飛び出してきて急ブレーキ踏んだのと、狐に飛び出されたのはかなりビビりました。。
コース状況/
危険箇所等
4時に駐車場を出発。最短急坂コースというだけあり、ひたすら登る。。結構辛い。ただ振り返ると、中央アルプスとその向こうに高度を稼ぐ毎に見えてくる南アルプスの山並み、そして富士山の山頂の景色が励みになる良いコースでした。雲海の中、右手には大きな山塊が浮かび、それは恵那山でした。
王滝頂上を越えると、少し降って剣ヶ峰。
山頂で御嶽山のお札をゲト。3000円の木札だと、名前と願い事を書いて貰えるということでしたので、奮発。以前に登った御在所岳にも御嶽山の方に向いた神社があったので気になっていた事もあり^_^

剣ヶ峰を下り、二の池小屋を過ぎるとまた大きく降って広大な鞍部というか岩混じりの高山植物群に疎に覆われた処にでます。その眼前には摩利支天がそびえます。それほど高さは無いのですが壁の様な有様に圧倒されます。摩利支天を登る途中、右手の崖から三の池が見えます。午前中、しかも快晴ということもあって池はどこまでも神秘的な青に染まっていました。

摩利支天を降ったところに五ノ池小屋が。降りのコースはだいぶ浮石あって怯みました。

翌日は最短コースで下山するため、摩利支天の巻道ルート、剣ヶ峰の巻道ルートを使いました。これらのコースもなかなか景色が他のコースと違ってとても良かった。

御嶽山というより、御嶽山系を縦走するような感じで楽しめました。
行くまでが遠いのですが、とても良いお山です。
その他周辺情報 道の駅多数。ただ王滝村の温泉宿などがだいぶ潰れてしまっていました。木曽福島の道の駅で、カツカレーを。ここから御嶽山が山あいから見えました!
朝4時出発、森林限界超え、下界は雲海に覆われて中央アルプスの山並みが見えました。特徴的な宝剣が山座同定の目安になります。
2023年08月26日 04:56撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 4:56
朝4時出発、森林限界超え、下界は雲海に覆われて中央アルプスの山並みが見えました。特徴的な宝剣が山座同定の目安になります。
噴石と思われるものや、打ち倒された石碑なども見られ、噴火の爪痕が感じられます。
2023年08月26日 05:08撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 5:08
噴石と思われるものや、打ち倒された石碑なども見られ、噴火の爪痕が感じられます。
中央アルプスと南アルプスが重なり、更に富士山も見えています。
2023年08月26日 05:09撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 5:09
中央アルプスと南アルプスが重なり、更に富士山も見えています。
日の出
2023年08月26日 05:19撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 5:19
日の出
中央の遠景に富士の山頂が見えます!
2023年08月26日 06:00撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
2
8/26 6:00
中央の遠景に富士の山頂が見えます!
王滝頂上、出だしスピード上がらず、だいぶかかりました。。
2023年08月26日 06:40撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 6:40
王滝頂上、出だしスピード上がらず、だいぶかかりました。。
こちらで参拝。なお鳥居の中は神域ですので、飲食は差し控えましょう。。
2023年08月26日 06:52撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 6:52
こちらで参拝。なお鳥居の中は神域ですので、飲食は差し控えましょう。。
王滝の先に剣ヶ峰が見えます。もはや異界の景色。
2023年08月26日 06:53撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 6:53
王滝の先に剣ヶ峰が見えます。もはや異界の景色。
剣ヶ峰に向かって左手側が火口。小学生の時分には硫黄の付いた石を拾いにいったものですが、いまは全く行けません。なおヘルメット推奨です。噴石は何百キロの速度で飛来するので、被るためにもたもたするくらいなら遮蔽物に逃げ込むのを優先しないといけません。最初から被ってろと。せめて小石なら防げるかもしれないので。少しでも生存率を上げる。愛猫のためにも山では死ねない。
2023年08月26日 07:13撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 7:13
剣ヶ峰に向かって左手側が火口。小学生の時分には硫黄の付いた石を拾いにいったものですが、いまは全く行けません。なおヘルメット推奨です。噴石は何百キロの速度で飛来するので、被るためにもたもたするくらいなら遮蔽物に逃げ込むのを優先しないといけません。最初から被ってろと。せめて小石なら防げるかもしれないので。少しでも生存率を上げる。愛猫のためにも山では死ねない。
剣ヶ峰頂上!左手に一の池、右手に二の池が見えます。ほとんど水はありませんけれど。
2023年08月26日 07:25撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 7:25
剣ヶ峰頂上!左手に一の池、右手に二の池が見えます。ほとんど水はありませんけれど。
一の池、このピークへのルートは剣ヶ峰側は閉鎖されてます。というか今は二の池側からも閉鎖されてる感じ。
2023年08月26日 07:28撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 7:28
一の池、このピークへのルートは剣ヶ峰側は閉鎖されてます。というか今は二の池側からも閉鎖されてる感じ。
二の池側、摩利支天、継子岳の先の遠景に、大日岳、更にその向こうに北アルプスが見えます。やはり槍ヶ岳が一番尖ってて分かりやすい。。左手には黒部五郎も見えています。あちらもいい天気ですねー
2023年08月26日 07:28撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 7:28
二の池側、摩利支天、継子岳の先の遠景に、大日岳、更にその向こうに北アルプスが見えます。やはり槍ヶ岳が一番尖ってて分かりやすい。。左手には黒部五郎も見えています。あちらもいい天気ですねー
剣ヶ峰を降る途中、浮石に足を取られて尻餅。。ついつい遠景に目を奪われてしまいますが、足元に目を向けるようにしましょう。。と教訓
2023年08月26日 07:49撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 7:49
剣ヶ峰を降る途中、浮石に足を取られて尻餅。。ついつい遠景に目を奪われてしまいますが、足元に目を向けるようにしましょう。。と教訓
二の池小屋に向かう途中。まるで月面探索に来たような風景。
2023年08月26日 08:04撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 8:04
二の池小屋に向かう途中。まるで月面探索に来たような風景。
未知との遭遇。。
2023年08月26日 08:12撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 8:12
未知との遭遇。。
二の池小屋
2023年08月26日 08:13撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 8:13
二の池小屋
二の池小屋を過ぎて摩利支天が見えます
2023年08月26日 08:33撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 8:33
二の池小屋を過ぎて摩利支天が見えます
その前に二の池ヒュッテをパシリ。時間的に、名物の坦々麺を食べるのは難しく。。次回リベンジ予定。。
2023年08月26日 08:36撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 8:36
その前に二の池ヒュッテをパシリ。時間的に、名物の坦々麺を食べるのは難しく。。次回リベンジ予定。。
ほぼ唯一水を湛える三の池。空の青が写って綺麗ですねー
2023年08月26日 09:01撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
2
8/26 9:01
ほぼ唯一水を湛える三の池。空の青が写って綺麗ですねー
摩利支天の赤い岩崚の隙間から見える三の池
2023年08月26日 09:07撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
2
8/26 9:07
摩利支天の赤い岩崚の隙間から見える三の池
何度も見てしまいます
2023年08月26日 09:12撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
2
8/26 9:12
何度も見てしまいます
摩利支天がまただいぶ登る。。
2023年08月26日 09:12撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 9:12
摩利支天がまただいぶ登る。。
摩利支天の乗越頂上、摩利支天の山頂はここからまだ少し西に進んだとこにあります。今回は午後雨という予報なので先を急ぎます。
2023年08月26日 09:24撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 9:24
摩利支天の乗越頂上、摩利支天の山頂はここからまだ少し西に進んだとこにあります。今回は午後雨という予報なので先を急ぎます。
摩利支天を降り五の池に向かう途中。
2023年08月26日 09:28撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 9:28
摩利支天を降り五の池に向かう途中。
五の池小屋のテラスから、摩利支天を望む。こちら側からだとだいぶ印象の違って見えます。
2023年08月26日 10:08撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/26 10:08
五の池小屋のテラスから、摩利支天を望む。こちら側からだとだいぶ印象の違って見えます。
夕食前の五の池小屋、食堂にある暖炉。この暖炉の下側で、ピザを焼いたり、アップルパイを焼いたりしたてのを提供してもらえます。
むかし昔の山小屋イメージとは隔世の感。。でもあくまで山小屋ですので、下界のホテルみたいなサービスを期待するのは駄目ですよー。
2023年08月27日 05:15撮影 by  iPhone 11, Apple
2
8/27 5:15
夕食前の五の池小屋、食堂にある暖炉。この暖炉の下側で、ピザを焼いたり、アップルパイを焼いたりしたてのを提供してもらえます。
むかし昔の山小屋イメージとは隔世の感。。でもあくまで山小屋ですので、下界のホテルみたいなサービスを期待するのは駄目ですよー。
翌日、摩利支天の巻道を通って剣ヶ峰側に戻っています。三の池に降りてみたいけれど、それはまた別の機会に。。きっと
2023年08月27日 08:23撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/27 8:23
翌日、摩利支天の巻道を通って剣ヶ峰側に戻っています。三の池に降りてみたいけれど、それはまた別の機会に。。きっと
二の池はガスっていてもう月面遭難者の気分。。ここは本当に日本の景色なのでしょうか!
2023年08月27日 09:18撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/27 9:18
二の池はガスっていてもう月面遭難者の気分。。ここは本当に日本の景色なのでしょうか!
剣ヶ峰の巻道。崖下の岩の上に黒い噴石のようなものがケルンの様に載ってました。。これ黒い石もだいぶ大きいので人力じゃないですよね。。自然ってすごい。
2023年08月27日 09:32撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/27 9:32
剣ヶ峰の巻道。崖下の岩の上に黒い噴石のようなものがケルンの様に載ってました。。これ黒い石もだいぶ大きいので人力じゃないですよね。。自然ってすごい。
巻道も復興してますが、落石が怖いので急足。。この後、王滝頂上に出て2時間掛けて下山しました。御嶽山は様々な景色を見せてくれる深い山系でした。ただ登山口に行くまでが遠い。
次は飛騨側の温泉のあるところから登りたいですねー。
2023年08月27日 09:35撮影 by  NIKON Z 30, NIKON CORPORATION
1
8/27 9:35
巻道も復興してますが、落石が怖いので急足。。この後、王滝頂上に出て2時間掛けて下山しました。御嶽山は様々な景色を見せてくれる深い山系でした。ただ登山口に行くまでが遠い。
次は飛騨側の温泉のあるところから登りたいですねー。

感想

噴火前、小学生の時に2、3度父に連れられて登りましたが、日帰り剣ヶ峰まで行ったら山小屋にも寄らずに下山だったこともあり、子供心にシンドイ山という思い出しかありませんでした。しかし今回剣ヶ峰から五の池小屋まで行って認識上書きされました。懐深く様々な景色を魅せてくれる霊峰御嶽、何度でも訪れたい素晴らしい所です。
小学生低学年の快活な弟くん、中学年くらいのしっかりしたお姉ちゃんと、そのお母さんと、小学生親子さんが五の池に来てました。凄く楽しそうで、自分の小学生の時はこんなに屈託なく楽しそうに山を登っていたろうか。。と思い返していました。亡くなった父と大人になってから登ってみるべきだったなぁ。。と思いました。まぁいつも父のお骨カス入りのお札をお守り代わりに持って山々登っているのですけれどねー。次はどこいくかな!

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:160人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

山滑走 中央アルプス [日帰り]
技術レベル
5/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 中央アルプス [2日]
御嶽山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
御嶽山、お池めぐりコース(田の原登山口基点)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5
ハイキング 甲信越 [日帰り]
御嶽
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら