記録ID: 587415
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雪山ハイキング
富士・御坂
雪の御坂黒岳を河口浅間神社から周回（広瀬→黒岳→旧御坂峠→御坂みち）
2015年02月11日(水) [日帰り]
山梨県
さとたけ
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,028m
- 下り
- 1,020m
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河口浅間神社駐車場7:40→天水7:55→11:20黒岳山頂11:35→旧御坂峠12:35→御坂峠登山口（三ツ峠入口）13:30→14:15河口浅間神社駐車場
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
河口浅間神社駐車場手前にコンビニが2軒あり、いずれも営業中でした。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
黒岳を含む御坂山塊は、「山と高原地図」では「��31 富士山・御坂・愛鷹」編に記載があります。 【河口浅間神社（かわぐちあさまじんじゃ）→野天風呂・天水（てんすい）】 駐車場からは、付近の浅間神社前交差点を右折し、西湖方面を目指して西に歩きます。朝の内は、路面が所々凍結していたので注意してください。 河口小学校近くに1箇所目の橋がありますが、ここは直進します。暫く歩くと「久保田一竹記念館前」の小さな橋が現れます。私は渡ってすぐ右折しました。 沢沿いの坂を僅かに登っていくと、天水さんがあります。 【野天風呂・天水→黒岳】 天水さんの前を通過し、今暫く登っていくと積雪があり、踏み跡が少ないため、道が不明瞭になります。 少し先に橋が現れますので、ここを渡りました。この付近からその先の尾根筋に取り付くのかな？ もっと手前から？ 下調べを十分にしなかった罰が当たりました。 と言うのも、私は取り付き先が分からず、暫く沢沿いに進んでしまったため、登山道をロストしてしまいました。トホホ…。「取り付き口はどこだろう」と思いながらかなり沢（流水はありませんでした）を上り、地図を見直して「完全に道を間違えた」と気付き、斜面を直登してようやく登山道に戻ることができました。 そこから先は、ロープ場が何箇所も現れます。先には小ピークが繰り返し現れ、「あそこが山頂かな？」と思うと、その先でアップダウンして先に進むということが何度かありました。 山頂が近づくと、トレースは不明瞭なことが多く、ごく一部では雪が腰下までありました。 ようやく山頂がすぐそこという場所まで来ると、富士山や河口湖が眼前に大きく見えるビューポイントになっています。遠くは南アルプスまでバッチリ見えました。ここからの景色は素晴らしいので、是非ご覧いただきたいです。 黒岳山頂には、標識が立っているものの、眺望はありません。 【黒岳→旧御坂峠（きゅうみさかとうげ）】 山頂からは、釈迦ヶ岳方面への縦走路が分岐していますが、踏み跡はありませんでした。 ここからは、旧御坂峠に向かって下っていきます。山頂直下には、距離は僅かですが露岩があります。凍結しておらず、雪がついています。特段危険とは感じませんが慎重に通過したいです。 旧御坂峠までは下りと水平移動を繰り返します。このあたりの積雪量は、時折、膝下まで踏みぬく程度です。 峠には御坂茶屋跡の建屋と、トイレ棟がありますが、トイレは機能していない様子でした。 【旧御坂峠→河口浅間神社】 峠からは、御坂山・御坂峠・天下茶屋方面への縦走路と、国道137号線の「三ツ峠入口」への下山路が分岐しています。 私は下山しましたが、御坂峠へは国道137号線の「三ツ峠入口」から車両の通行が可能で、天下茶屋も営業中でした。黒岳では、「天下茶屋に車を停めて黒岳までピストンします」という方が、数名いらっしゃいました。 さて、三ツ峠入口までは登山道は九十九折に整備されており、大変歩きやすかったです。南斜面ですので、雪の量もさほど多くはありません。 三ツ峠入口まで来ると、ここからは国道137号線を歩いて下ります。車両の通行量は少なくありませんので、路肩を歩くのはあまり気分が良くはありません。 途中、御坂みち旧道との分岐がありますので、旧道に入ります。河口浅間神社までは45分ほど車道歩きをしました。 なお、三ツ峠入口や天下茶屋には、バス路線があるようです。 富士急バス「天下茶屋方面行き」 http://bus.fujikyu.co.jp/rosen/detail/id/10/#d_h01 【全体的に】 私は雪道でチェーンスパイクを履きました。雪はフカフカで適度に締まり、まとわりつくこともなく歩きやすかったです。ただ、山頂付近は、輪カンジキやスノーシューの方が快適なかもしれません。滑りやすいという感じはありませんでした。 快晴の祝日でした。黒岳周辺で数組をお見かけしましたが、この時期多いのか少ないのか…?旧御坂峠では高校のワンゲル部と思しき御一行が休憩中でした。 本日のルート上に小屋、売店はありません。使用できるトイレも無し。 私のau携帯は、全体的に電波の状態が良かったようです。 |
| その他周辺情報 | 野天風呂・天水 http://tensui-kawaguchiko.com/ 天下茶屋（御坂峠本店） http://www.tenkachaya.jp/ ほうとう不動 http://www.houtou-fudou.jp/ |
写真
神社駐車場の様子。私が登山から帰ってくる頃には、駐車車両は15台ほどになっていました。
これから登る黒岳です。今日は天気がいいですね。気温も上がる予報です。 (*￣∇￣*)
河口浅間神社前交差点。左手奥に駐車場が見えます。これから登山口を目指して歩きます。（写真では左折）
「湖北ビューライン」という名前が付けられた道路。所々、凍結していました。
1箇所目の橋です。ここは直進します。 −＝≡ヘ(* - -)ノ
ここは、先ほどの橋から暫く歩いて、2箇所目の小さな橋を渡りきったところ。入浴施設「天水」さんの案内看板があります。看板に従って、ここを右折します。
1
2/11 8:00
ここは、先ほどの橋から暫く歩いて、2箇所目の小さな橋を渡りきったところ。入浴施設「天水」さんの案内看板があります。看板に従って、ここを右折します。
はて？ 登山道は尾根筋のはず。でも、積雪と踏み跡の少なさで、取り付き箇所を見落としてしまったかな？ 沢沿いに歩いています。（￣ー￣?）.....??アレ??
4
2/11 8:44
はて？ 登山道は尾根筋のはず。でも、積雪と踏み跡の少なさで、取り付き箇所を見落としてしまったかな？ 沢沿いに歩いています。
（￣ー￣?）.....??アレ??
（￣ー￣?）.....??アレ??
露岩帯が現れました。これは明らかに登山道ではないですね。上っていきます。
(￣▽￣;)!!ガーン
(￣▽￣;)!!ガーン
登山道は沢から見て、進行方向の右手（東側）の尾根にあります。だいぶ歩いてきて、戻るのが面倒なので、この斜面を直登して尾根に向かうことにします。
3
2/11 9:10
登山道は沢から見て、進行方向の右手（東側）の尾根にあります。だいぶ歩いてきて、戻るのが面倒なので、この斜面を直登して尾根に向かうことにします。
うーん…この尾根では無さそうです。更に東側に尾根が見えてきました。まずは少々登って、その先でトラバースすることにします。
これがトラバース後に辿り着いた正規ルート。見下ろすと、しっかりトレースがついていますね。
早速、ロープが現れました。この辺りのロープ場は、大した感じではありません。
下りの標識には、「広瀬」とあります。天水さんがある辺りの地名のようです。
小ピークを過ぎても、また次のピーク。疲れてきました…。でも、ここは山頂直下の展望スポットです。
逆光というより、写真が下手でごめんなさい。富士山と河口湖が間近に見えています。最高〜！！ v(￣ー￣)v
写真で伝わらないと思いますが、ここからの富士山は本当に雄大です。 w(￣o￣)w オオー!
ここから見る三ツ峠山はこんな感じ。今歩いている縦走路からは、御坂山・清八山・本社ヶ丸・御巣鷹山・三ツ峠山などに行くことができます。只今、11時半。この時間なら狙えますね。
3
2/11 11:35
ここから見る三ツ峠山はこんな感じ。今歩いている縦走路からは、御坂山・清八山・本社ヶ丸・御巣鷹山・三ツ峠山などに行くことができます。只今、11時半。この時間なら狙えますね。
コンクリートブロック製のトイレ棟です。扉などが壊れています。使用不可なり。
(゜ー゜;A
(゜ー゜;A
そして、国道への下山路はこんな感じ。歩きやすそうな道ですね。
左手には御坂山が見えています。山頂付近は樹木に囲まれている様子です。
九十九折に下っております。ああ、歩きやすい。 ヽ(‘ ∇‘ )ノ
左を見ると、ドライバー向けに「天下茶屋まで通行可能です」と。茶屋も営業中と書かれています。茶屋に駐車して、稜線歩きしている方もいらっしゃいました。
2
2/11 13:19
左を見ると、ドライバー向けに「天下茶屋まで通行可能です」と。茶屋も営業中と書かれています。茶屋に駐車して、稜線歩きしている方もいらっしゃいました。
新御坂トンネルが見えます。この付近には富士急バスの「三ツ峠入口」バス停がありました。
ここからは残念ながら、車道歩きになります。河口湖方面に下っていきます。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
|---|
感想
雪山ハイク。今回は、富士山を眺めながらの尾根歩きがしたく、御坂山塊を選びました。目標はこの山塊の最高峰・黒岳（標高1793m）です。
様子が分からないので、ピッケルや12本爪アイゼンも持参しましたが、凍結箇所もなく不用でした。（ピッケルは持ちながら歩きましたが、完全にアクセサリー状態でした）
それにしても、下調べは入念に行うものですね。いきなり登山道をはずれて沢を彷徨ってしまいました。正確な登山ルート…特に尾根への取り付き口については、他の方のレコを参照してください。すみません。
道なき道のアップダウンや直登で、すっかり足をつかってしまいました。実は、調子が良ければ三ツ峠山あたりまで縦走しようとも考えていたのですが、時間的には間に合いそうだったものの、気力・体力が持ちませんでした。残念。
今回のルートでは、黒岳山頂手前の景色が最高（そして唯一？）のビュースポットでした。
特に富士山は、大抵は他の山越しに見えるものですが、今回の御坂山塊、そして愛鷹山や、私が所属するゆるハイキング同好会の「もりもり登山会」で昨年3月に登った伊豆半島の金冠山・達磨山あたりからは、ストレートに見えます。これは一見の価値ありです。
帰路、国道137号線の路肩を延々歩くのは、脇をビュンビュン車が走り去って、気分があまり宜しくない時間だったのですが、旧道に入ると目の前に大きな富士山がドドーンと見えていい感じ。
そして、沿道には廃墟となったハーブ園や河口湖野猿公園の施設が見えてきます。
野猿公園といえば、もう40年も前でしょうか。母が連れて行ってくれた記憶があります。入場料を家族分支払ってくれた恩義ある母のハンドバッグを、恩知らずの猿がひったくって難儀したのも今は昔。廃墟は当時の面影そのままで、感慨深かったです。
そう言えば、野猿公園跡の手前で野生の猿を見かけました。この辺りにもいるんですね。
さて、次はどこの雪山に行こうかな。
皆さんのレコを参考に計画を練りたいと思いますです。
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晴れ間に見事な富士山見れた❣️三ツ峠～清八山～黒岳 ↑富士山駅↓大石ハナテラス
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数年前に登った山ですが、雪化粧すると全く別人ですね。
道間違えても修正する強引な判断力は経験値の高さですね〜。(=^x^=)
ハーブ園廃墟ですか。記憶が正しければ、バスツアーで立ち寄り化粧水を購入したような？綺麗な施設も強者どもの夢の跡？
obanyanさん、黒岳行ってましたか。さすがです。
私と同じルートだったんでしょうか。
いや〜、登山口を間違えてしまったようです。「道を間違えたら引き返せっちゅうの」とお思いでしょう。つい面倒で…すみません。
まだ寒い日が続いていますが、気温が上がる日も混じり始めて、春遠からじという感があります。obanyanさんの「お転婆レコ」復活が近づいていますね。
私は暖かくなったら、栃木方面にも行ってみようと考えていますよ。
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