黒尾山【ワイルドな尾根を辿り道の駅から大瀧神社へ】
- GPS
- 08:14
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 784m
- 下り
- 792m
コースタイム
天候 | 晴れ 【気温】駐車場:24℃ 黒尾山:24℃ 大瀧神社:26℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大瀧神社に置き車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回歩いた尾根に藪はありませんでしたが、 庭戸山を過ぎ、谷が接近する辺りでも数匹のヒルを見かけました。 駐車場で靴を脱いだ時、ヒルの被害を知りました。 |
写真
感想
杠葉尾町から銚子ヶ口の東峰へ延びる登山道の他、蓼畑町からほぼ南へ
向って銚子ヶ口の北峰へ延びる長大な尾根がある。巡視路以外整備された道は無いが、ある意味変化に富んだ難易度高めの尾根が魅力のようだ。
銚子ヶ口まで歩くと距離が延びるが、今回は置き車が可能なので
黒尾山から巡視路を使って大瀧神社へ下る短縮コースを歩いてみる。
「道の駅」の向かい側に有る登山者駐車場の奥からプラスチック階段が
延びる巡視路に入る。登山口らしき標識は無いが、良く踏まれた道で
山腹の縁に絡むようにして廻り込むとやがて掘割のような道が尾根に
合流し、右手奥に鉄塔を見る。
踏み跡は無いに等しいが、明確で穏やかな尾根筋が続いている。
風が通らず蒸し暑い樹林の尾根がやがて一気に傾斜を増し、やがて林床に
転がる苔生した岩を踏むようなワイルドな表情に変わり、きつい岩尾根の登りがしばらく続くと全く展望の無い丸山に到着する。
雨上がりの蒸し暑い気候で、心配したヒルの被害は無かったが、
Sさんの調子が今一つのようで、ゆっくりペースになりそうだ。
丸山を下り岩壁を攀じるように越えるとしっかりした尾根になりやがて
本日初めて展望が得られるL174鉄塔に出て、わかりづらい庭戸山の山頂を
R174鉄塔側から下ると歩きやすい尾根道になるが、すぐに西へ延びる
尾根と別れ、R173鉄塔の分岐案内に従って戻るように左折すると、南下する尾根に建つR173が現れ、ここに来て初めて鉄塔の奥に黒尾山を
眺める事が出来たが、山頂までの登りはきつそうだ。
好展望の鉄塔から再び展望の無い樹林の尾根に乗って一気に下った
小さな峠、腰越峠からは黒尾山まで長い登りが続き、尾根のあらゆる
表情が現れる核心部に入ってきた。難しい技術は要らないが
急登、痩せ尾根、刃渡り、細尾根とバランスを要求される場面が続く。
何度も休憩をはさみながら高度を稼ぎ、小さな窓から竜ヶ岳や釈迦ヶ岳を
チラ見しながら、尾根形状が薄れた斜面を高み目指して登りきると
展望の無い、細長い黒尾山の山頂に到着する。
木陰で遅めの昼食を摂り最高点のP971へは向かわず、三角点の前から
西へ向かう尾根で、何度も派生する尾根に注意しながら北向きの
尾根に乗り、痩せ尾根や激下りを経て鞍部へ下ると、鉄塔案内の立つ
分岐となる。
鞍部を登り返してR171鉄塔へ向かう巡視路を見送り、左側の浅い谷から
山腹に絡むR170の巡視路で尾根を乗り換え、急尾根に建つR170、L171を
潜り、明確だが一向に緩まない急な尾根を下り続けると、R171の巡視路が
右から谷を越えて合流し、国道421号の登山口?に下れば、置き車した
大瀧神社の参道までは僅かな距離だ。
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