幌尻岳 100名山完登もガスだったので翌朝再登

2023年08月26日(土) 〜 2023年08月27日(日)

• GPS: 25:49
• 距離: 49.9km
• 登り: 3,918m
• 下り: 3,913m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:42
• 休憩: 4:03
• 合計: 12:45

5:01 第2ゲート
5:30 5:33 奥幌尻橋 登山口
6:39 7:01 北海道電力取水施設
8:20 9:28 幌尻山荘
10:48 11:06 命の水
12:30 12:35 振内・新冠コース分岐
12:38 13:14 幌尻岳
13:45 14:39 幌尻岳の肩
15:13 15:34 幌尻岳
15:38 15:38 振内・新冠コース分岐
16:37 16:53 命の水
17:46 幌尻山荘

2日目

• 山行: 8:19
• 休憩: 3:26
• 合計: 11:45

4:27 幌尻山荘
5:39 5:58 命の水
7:14 7:17 振内・新冠コース分岐
7:21 9:02 幌尻岳
9:08 9:08 振内・新冠コース分岐
10:30 10:43 命の水
11:41 12:46 幌尻山荘
14:22 14:27 北海道電力取水施設
15:38 15:38 奥幌尻橋 登山口
16:11 16:11 第2ゲート
16:12 ゴール地点

天候

初日は快晴の朝でしたが昼前からガス
二日目高曇りの朝から晴天に

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

新千歳空港からレンタカー（95kmほど2時間はかからない）

コース状況／危険箇所等

額平川の渡渉ですが、この2日間はここ1-2週間で最も水量が少ないとかで、渡渉はヒザ下まで。ピンクテープがかなり細かく付いています。特に難しいところなし。行きより帰りの方が少しわかりにくいところがあったか。
幌尻山荘からは北アルプスなみの一般道。
生命の水はキンキンに冷えていてまさに生命の水。生命の水から150mくらいが一番きつい登りですが、これを登ると壮大な北カールの向こうにいよいよ幌尻岳とご対面です。

その他周辺情報

とよぬか山荘に前泊しました。飛行機の遅れで到着が20時直前になってしまいましたが、ジンギスカンを出していただけました。くさみのないやわらかなラムが美味。風呂にも入れて、朝食はおにぎり4個。この日は7人。

写真

8/26 5:07

5時出発。東の空は好天の予感。

8/26 5:14

8キロある林道、1-3-5-7キロに距離標識があります。

8/26 5:30

8/26 5:31

時々滝が見られます。

8/26 5:41

8/26 5:47

8/26 5:57

中央アルプスと日高山脈は国定公園に指定されたのもそんな昔じゃないんですよね。

8/26 6:07

8/26 6:16

8/26 6:23

8/26 6:38

8/26 6:53

ここでモンベルのサワタビに履き替え、軽い食事。

8/26 6:54

8/26 7:07

歩きを再開してすぐへつり。

8/26 7:08

へつる手元には可憐な花が。

8/26 7:17

10分ちょっとで最初の渡渉地点。

8/26 7:25

8/26 7:28

8/26 7:38

中間あたりで唯一の橋があります。

8/26 7:39

橋を渡ると四ノ沢が立派な滝をかけていました。

8/26 8:09

8/26 8:57

意外と早く小屋に到着。靴を変えチェックインを済ませ、テーブルで荷物整理。今朝きたうち4人が出発。私はもう腹が減り飯の支度

8/26 10:41

いきなり急登500m、暑さと湿気にヘロヘロも、尾根にでると戸蔦別と風。

8/26 10:53

生命の水！標識から左へ1分。手がかじかむほどの冷水。湧き口の位置からエキノコックスは心配いらないとされています。一気に500ccくらい飲んで1リットル積んだ（重）

8/26 10:56

生命の水の背後。結構雲がでてきた。晴れていれば芦別岳が見える。

8/26 10:58

水場周辺にはウメバチソウがたくさん咲いていた。このあと終始咲いていました。

8/26 11:21

生命の水からの150mが一番の急坂。しかし展望が開け始めます。

8/26 11:30

何回か岩のピークを乗り越えると幌尻岳とご対面です。しかし雲が頂上を舐める。

8/26 11:46

幌尻岳とご対面したピークを見降ろす。

8/26 11:55

北カールの底

8/26 12:09

8/26 12:09

岩が累々とある場所にくるとナキウサギの声が多くなるが、見つけられない。

8/26 12:20

カール上部から

8/26 12:41

登頂。

8/26 12:43

誰もいない山頂で祝杯

8/26 12:51

山頂北東のピーク。北カールがよく見えそうなのでそちらへ。

8/26 12:57

幌尻の肩へ続く稜線（肩はこのピークの先）

8/26 13:13

東カールの上部

8/26 13:20

天気予報の晴れを待つのに寒いので、肩まであることに。

8/26 13:30

幌尻の肩

8/26 13:42

東カール

8/26 13:46

幌尻の肩まで降りると雲の下に出て、主稜線と右奥に札内岳、その奥に十勝幌尻岳。その向こうには十勝平野が見える。

8/26 14:03

幌尻岳南東に延びる稜線

8/26 14:05

十勝幌尻岳がきれい。1900mを超えるエサオマントッタベツの頂上はずっと雲の中。

8/26 14:08

七つ沼は干上がっています。戸蔦別への稜線は両側が切れている。

8/26 14:12

奥は伏見岳？

8/26 14:19

あーあ、晴れないかな？

8/26 14:32

8/26 14:44

8/26 14:44

8/26 14:47

8/26 15:00

東からの幌尻岳

8/26 15:01

8/26 16:10

8/26 16:11

下山途中、少し日が差してきた。

8/26 16:15

ブロッケン

8/26 16:52

稜線から雲が離れましたね。明日は期待できるかな？

8/26 18:06

同じ日に100名山完登された方が貸してくれました。

8/27 5:36

夜空に星が綺麗だったので再チャレンジ。高曇りだが日が昇る。

8/27 5:46

生命の水で給水。背後遠く芦別岳が見える。

8/27 6:09

更に登ると夕張岳も。

8/27 6:15

今日は展望がありそうです。

8/27 6:15

8/27 6:36

チロロ岳が見えてきた。

8/27 6:36

北戸蔦別岳の奥に1967峰が見えてきた。

8/27 6:36

戸蔦別岳

8/27 6:37

8/27 6:37

8/27 6:37

8/27 6:37

8/27 6:50

8/27 6:50

日高山脈北部の奥に十勝連峰も。

8/27 6:58

新冠湖を挟んでイドンナップ岳とナメワッカ岳。その奥にはカムエクも見える。

8/27 7:05

エサオマントッタベツ岳からカムエクと日高山脈中央部の山々。

8/27 7:06

カムエク

8/27 7:06

カムエクアップ。

8/27 7:06

エサオマントッタベツ岳

8/27 7:06

富良野岳、十勝岳、オプタテシケ山、トムラウシ山

8/27 7:07

北カールの向こうに山々が広がって

8/27 7:07

幌尻岳山頂を望む。

8/27 7:25

2日続けて山頂。でも今日は360度の展望。

8/27 7:25

日高山脈北部。1967峰を中心に、手前に戸蔦別岳、左 ヌカビラ岳の奥にチロロ岳、右はピパイロ岳、伏美岳、妙敷山、ピパイロの奥に芽室岳、遠くウペペサンケ〜富良野岳までが一望。

8/27 7:25

糠平川を囲む稜線。歩いてきた道と遠く夕張岳からトムラウシ山。

8/27 7:25

北カールの尾根。

8/27 7:26

北から東の展望　1967峰から十勝幌尻岳まで

8/27 7:27

東カール　神威岳、エサオマントッタベツ岳、カムイエクウチカウシ岳と続く日高の主脈が取り囲む

8/27 7:27

日高山脈中央部　十勝幌尻岳からカムイエクウチカウシ岳

8/27 7:27

カムエク

8/27 7:27

右エサオマントッタベツ岳、中央札内岳、左奥十勝幌尻岳

8/27 7:28

ピパイロ岳から伏美岳

8/27 7:28

戸蔦別岳から北戸蔦別岳、そして1967峰が高い。その奥にニペソツ、石狩、トムラウシと続いて、チロロ岳の奥に十勝連峰。右、芽室岳の奥にウペペサンケ。

8/27 7:29

芦別岳、夕張岳

8/27 7:29

8/27 7:29

8/27 7:31

カムエクをバックに

8/27 8:08

日高山脈北部をバックに

8/27 8:12

8/27 8:14

8/27 8:17

秋の気配

8/27 8:18

秋の気配

8/27 8:20

8/27 8:20

8/27 8:20

8/27 8:20

8/27 9:00

さあ下山します。

8/27 9:15

山頂を振り返る。小屋で一緒だった方とすれ違い、ついそこで子熊を道のわきで見たとのこと。

8/27 9:33

8/27 9:35

北カールは雄大です。できれば花満開の時期に来たい。

8/27 9:36

8/27 9:36

8/27 9:39

8/27 9:43

8/27 9:46

8/27 9:48

8/27 9:50

8/27 9:59

8/27 10:01

8/27 10:03

8/27 11:31

8/27 11:39

8/27 12:45

幌尻山荘裏の額平川の流れ。さあ帰ります。

8/27 13:19

8/27 13:28

8/27 20:30

お疲れ様

撮影機器：

Xperia 1 IV SO-51C docomo SONY

感想

moritantan

6年前に病気をして、もしかしたらもう山にはいけなくなるかもと思ったとき、何かこれはしたというものをと思い100名山は登ろうと思いました。
幌尻岳はもう3年くらい準備しては雨などで中止を繰り返しました。一度はチロロ林道からテントでくる準備もしましたが、幌尻山荘が予約枠拡大でとれ、せっかくなのでこのクラッシックルートとし、ついに登ることができました。天気がいい予報だった初日はガスになり雄大な日高山脈を見れず、幌尻山荘に泊まった翌日再度チャレンジし、360度の大展望をしばし独り占めできました。
ほかにも100山完登された方がいて、自作のタオルを貸していただき記念写真を撮ることができました。一緒に喜んで下さっだ皆さん、ありがとうございます。