20010720-22常念岳→蝶ヶ岳縦走
- GPS
- 56:00
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,982m
- 下り
- 2,085m
コースタイム
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 5:31
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 3:24
- 合計
- 9:43
天候 | 3日とも晴 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
常念小屋、蝶ヶ岳ヒュッテで宿泊 三股駐車場がゴール地点 |
コース状況/ 危険箇所等 |
非常によく整備されていた。 |
その他周辺情報 | ほりでーゆ〜四季の郷 http://www.holiday-you.co.jp/ |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
感想
2001年の夏山第一弾は職場の仲間達と北アルプスの常念→蝶をノンビリ縦走してきました。梅雨明け直後の好天で雄大な山岳展望、それに高山植物も楽しめた楽しい山行を送ることができました。以下、簡単に報告します。
7月19日(木)、20日(金)
学会直前で忙しかったが何とかその週の仕事を終え、私は新大阪からちくまに乗り込む。「ィヤィヤィヤー」と言いながらH、K両かしまし娘(?)に寄っていくと早くもテンション高いお笑い状態に突入・・・(--)。名古屋まではペチャクチャ、名古屋からS氏が乗り込むとまたまたテンションが↑!でも周りは静かで、とりあえず座席や地べたにねっころがる。
寝たような寝てないような感じで朝食を食べている内に松本到着。急行アルプスに乗り換えるが流石にアルプスは一杯で座れずに立ったままパンやおにぎりをムシャムシャ。でも、乗車時間は20分足らず。アッというまに穂高駅に到着。ここで予約していたタクシーに乗り込み、そそくさと一ノ沢の登山口を目指す。駐車場を過ぎ、道はダートになると一ノ沢登山補導所の前までタクシーで入れた。
ここで登山届けを提出、水を用意し、トイレを済ませて6時過ぎにようやく出発!最初は沢沿いのなだらかな登りが続く。沢沿いなので水の心配がないのがうれしい。適当に休憩しながらトロトロと登っていく。
雪渓が出てきてしばらく行くと沢沿いを離れて登り始める所に来て、休憩。ここからが胸突八丁か?山腹の道をジグザグに高度を上げ登っていくと沢沿いに出てしばらく登り、沢を渡る。このすぐ上が最終水場。ここで休憩。
このあたりからHさんしんどそう・・・樹林帯の中のジグザグの急登をユックリ登っていく。第一ベンチを過ぎ、第二ベンチ、第三ベンチで休みながらゆっくりとでも着実に歩を進めた。樹林が疎らな感じになって山腹のトラバースになると右上方に常念乗越の道標が見えた(^_^)。
常念乗越は森林限界を超えた砂礫の広い鞍部、稜線の西側には槍穂高をハッキリ見ることができた\(^_^)/。常念小屋で宿泊の手続きをして、小屋の前のテーブルで待望の昼食!いつもの如く延々と昼食をしてその後はお決まりの昼寝(^^ゞ。
夕方に起き出して、自炊小屋で夕食の準備、ここの自炊小屋は広くて良かった!しかし、今夜は凄い数の宿泊者がいるようで隣の談話室にも布団が敷き詰められた。
この夜はイビキに悩まされなかなかきつい夜となった。途中、避難して階段の下の所に移動した。
7月21日(土)
外は真っ暗の2時半頃起き出して、朝食前に出発!ヘッドランプを頼りに暗い中ユックリ登り始める。既に先行者がいるようで上方にヘッドランプが見えた。しかし、その先行者、道を間違ったみたいで途中追いつくことになった。Hさん、やはりしんどそう、休みながらゆっくり登っていく。周囲が明るくなるが、今朝は昨日よりも雲が多く槍穂高は雲の中・・・。そのうち、後続のパーティがどんどん追いついてきた。
すっかり明るくなった頃ようやく祠のある常念岳山頂に登頂\(^_^)/。どうにか御来光に間に合った。頂上直下で朝食の準備。ただ槍穂高にはガスがかかっている、残念・・・ラーメンの朝食後、縦走開始!
常念から一気に約400mの下り、途中で1回休憩。最低鞍部から2512mPに登り返すとたくさんの人が休憩している。徐々に雲が休憩はそこそこにして下ると、すぐに樹林帯に入る。次のピークは樹林の中、西側を巻いていく。2592mPへの登り始めはお花畑、しばし休憩、写真撮影に興じた(^_^)約130mの登りに40分弱かかって2592mP到着。樹林が多く、槍穂高方面は望めない。行く手に蝶ヶ岳が高い(-_-)
鞍部まで約120m下り、下り始めは急降下だった。下りきった鞍部からの登り返し、ゆっくりジグザグに登る。森林限界を越えると槍穂高を望めた\(^o^)/ここでまた大休止!!!素晴らしい景観を楽しんで更に登り続ける。
巻き道分岐を過ぎるとわずかの登りで蝶槍頂上!前方は蝶ヶ岳最高点までたおやかな尾根が続いている!振り返ると随分遠くなった常念、その奥に大天井岳!何にもまして槍穂高が素晴らしい\(^o^)/
ここから蝶ヶ岳三角点までは10分もかからない。ここでまた大休止(^_^)展望を満喫したあと今宵の宿、蝶ヶ岳ヒュッテに向かった。
横尾への分岐、瞑想の丘を過ぎるとやはり登山者が多い蝶ヶ岳ヒュッテに到着(^_^)とりあえず蝶ヶ岳最高点に行って記念写真を撮って小屋に戻って昼食タイム\(^o^)/そんでもってまた昼寝(^_^ゞ夕食は小屋で頼んだが結構まだお腹がいっぱいだった(^_^;)この夜は前の日と比べると混雑はまだましだった(^_^)
7月22日(日)
快晴\(^o^)/ただ東の空は雲が多く、しゃきっとしない御来光だった・・・小屋の朝食後、大展望を満喫!今日は下山のみなんでノンビリ山頂で過ごす(^_^)後ろ髪引かれながら7時半過ぎてようやく下山開始。
下り始めて大滝山方面の銃走路を分けるとすぐ樹林帯に入る。とにかくひたすら下る。最初の水場は結構沢を登って水を汲んできた。2度目の沢の水場でも休憩。でも、結構良いペースで下れている(^_^)
吊橋を渡り、常念岳からの道を合わせ、林道に飛び出す。そこからしばらくの林道歩きで駐車場に到着、ここで今回の山行は終了!!!
携帯電話でタクシーを呼び、リニューアルオープンしたほりでーゆ〜四季の郷で温泉に浸かる(^o^)\500。出た後はマッサージイスでマッサージ、と思いきや途中で眠りこけてしまっていた(^_^ゞ
タクシーで豊科駅に出て松本駅に出るが、指定の列車までは4時間以上ある。早い列車に指定を変更しようとしたが満席で×・・・信州大卒のS氏のおすすめで蕎麦屋に行き、更に喫茶店山小屋に行った(^_^)
その後列車の時間に松本駅に戻り、しなので名古屋へ、S氏は千種で下車、残り3人は新幹線に乗り込み私は新大阪で下車した。
今回は2日目の途中からは大展望に恵まれ、高山植物もたくさん見れて、楽しい夏山縦走をすることができました!
2001年は9月にもみんなと今度は中央アルプス北部の縦走をする予定でいます(^_^)
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