南木曽岳;最高のアルプス眺望
- GPS
- 05:10
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 784m
- 下り
- 782m
コースタイム
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 5:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯を利用。駐車場から50分程度と少し離れているが,露天も含めて幾つかの浴槽があり,お湯も気持ち良かった。人気の施設らしく結構な人で賑わっていた。800円。シャンプー,石鹸も備え付けあり。 |
写真
感想
3日間で木曽地方の三山(南木曽,小秀,奥三界)を登るべく,最初の山として一番手前の南木曽岳を目指した。自宅を1時少し前に出発し,首都高速を抜けて中央自動車道をひたすら走り,6時半に駐車場に到着した。途中の駒ヶ岳SAで朝食を摂ったりして休憩はしているが,流石に少し眠かった。駐車場には他に1台のみで静かな山行になりそうだった。
駐車場脇から登山道が始まるが,直ぐに林道に出て暫くすると大規模な堰堤工事を行っている所に出る。現場を避けるようにしてつけられた路を登って行くと分岐があり,標識には右側は下山道と書かれている。何故,時計回りなのかは不明だが,左側を上り始める。路は木道だったり,大きな石がゴロゴロとしていたり,白い小石が散らばっていたりと変化に富んでいて面白い。木の階段は結構古そうなので慎重に進む。
山頂近くになって路に笹が被さっており,少し鬱陶しい。しかし,ほんの少しで南木曽岳頂上の石標がある処に出る。ここに1677.3mの三角点もあるが,少し先に1679mの地点があり,南木曽山大神の石碑も建ってるのでそちらがピークか。脇の木階段を上ると眺めの良い岩の上に出るので,眺望を楽しみながら一休みした。
ここから10分ほどで避難小屋に着く。内部は綺麗に整理されており,結構広い。備えられていた利用者ノートを少し覗いたが,利用者数は余り多くなさそうだ。
小屋から直ぐの所に展望台があり,ここからは御嶽山は勿論のこと,北アルプス,中央アルプスの山並みが一望できた。天候の方も,適度に雲が出ていて暑くもなく,時折,涼しい風が吹き抜けて行く最高の状況であった。ここで,コンビニおにぎりなどで早めの昼食とした。
下りは摩利支天(第2展望台),第1展望台を経由する下山路を辿った。これらからは登路の方向が良く見え,山腹にたくさん点在する巨岩が迫力あった。
男滝,女滝を見て行こうと思い,工事現場にある登山口で,往路とは別の方向に進む。路は荒れていて左側の山腹側は崩れそうな岩や砂状の崖になっており,速やかに通過する。道の屈曲部にある立木の枝に赤布がぶら下がっており,地図でも確かめた後,藪の中へ進む。細い踏み跡が続いているが,地図に示されている沢への下降点らしきところには踏み跡がない。仕方なく傾斜の緩そうなところを選んで,崩れそうな斜面を20〜30mほど下って行くと,獣道のような踏み跡があったのでそれに従う。下の方に沢も見えてきたので安心して下った先に再び赤布があり,男滝の上部に出た。ここからは,登山路がしっかりとついているので,女滝を経由して駐車場まで戻った。
天気も良く,アルプスの眺めも素晴らしかったし,都合5時間程度の歩きで,初日に歩くには丁度良かった。翌日に登る予定の小秀山に向かう途中にある「付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯」で汗を流し,乙女渓谷キャンプ場には2時50分に到着した。渓谷の観光に来ているらしい人達の車が数台停まっていたが,キャンプ場は開かれていないようで,管理人が居ない。集金ポストに2日分の駐車料金1000円を投函して車中泊とした。6時を過ぎると1台も居なくなって静かな夜を過ごせた。
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