小6と槍ヶ岳2泊3日|新穂高〜槍平小屋〜西鎌尾根〜槍ヶ岳山荘ルート



- GPS
- 16:19
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 2,109m
- 下り
- 2,235m
コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 4:39
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 4:53
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 7:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
多少の迂回ルート設定や、2023年7月13日のゲリラ豪雨で新しい地形(涸れ沢)が出現したりはしているものの、危険箇所というほどではなく良好。ただし、滝谷を筆頭に沢(涸れ沢)をいくつも渡るため、雨で増水すると渡れなくなるのは念頭に置いておきたい。そもそも子連れでは悪天候の槍ヶ岳はかなりハードルが高いこともあり、天気には注意。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
備考 | 【服装】 序盤は気温が高いためアンダーシャツ1枚、槍平小屋以降は紫外線よけで薄い長袖&キャップ、西鎌尾根に登ってからは風が強いためソフトシェル(またはGORE-TEXのレインウェア)。 槍ヶ岳山荘〜山頂エリアは真夏でも10℃前後なので、長い時間滞在する場合は防寒着を忘れずに。 下半身は全行程で長ズボン+ハイカットのトレッキングシューズ。 道中はそれほどではないものの槍ヶ岳山頂では岩場登りがあるため、ヘルメット&トレッキンググローブ(ヘルメットは槍ヶ岳山荘にレンタル有)。 日数分の下着、万が一全身ずぶ濡れになったときの着替えを防水バッグに入れて持参。GORE-TEXのレインウェア、防水グローブは当然の備え。 【ザック】 ・私(親)|アルパインパック50 https://webshop.montbell.jp/goods/disp_fo.php?product_id=1133144&force=1 ・子|アルチプラノ パック 30 Women's https://webshop.montbell.jp/goods/disp_fo.php?product_id=1133203&force=1 どちらもロールアップ方式の完全防水ザック。子どもは男子だが、まだ肩幅が大きくなっておらず、細マッチョの細身なので具合が良かったため採用。 いずれにしても50L+30Lくらいの容量でちょうどいい、というイメージ。 【食料など】 今回は2泊の山小屋で夕朝夕朝の計4食を注文していたので、昼食3食+予備1食分の尾西のアルファ化米&シングルバーナー&クッカーを持っていった。調理用の水は1.5L。 行動食は「えいようかん えいようかん https://amzn.to/480pTqu 」「アミノバイタル パーフェクトエネルギー https://amzn.to/3R73TVe 」が断然おすすめ。山小屋での就寝前に、翌日に備えて「アミノバイタル ゴールド https://amzn.to/3R8z0j1 」も飲んだ(ただこいつは本当に美味しくない、、、)。 【飲み物】 山小屋で調達しながら行き、スタート時は(余裕を見て)一人1.5L分のみ。 【スマートフォン/電波関連】 地図はスマートフォン頼りなので20,000mAhのモバイルバッテリーを持参(雨に備えてスマホもバッテリーも防水手段を忘れずに)。これでも山地図アプリを稼働しっぱなしだと3日間は心もとない。 槍平小屋、槍ヶ岳山頂とも宿泊すれば充電は可能なので、充電器具を持っていくといい。 道中の電波は若干au優勢かという感じも、千丈沢まではau・docomoとも微弱なので、地図データの事前ダウンロードを忘れずに。山頂周辺は問題なく使え、au > docomo。 【お金】 そこそこ持っていったほうが良い。お茶やポカリスエット、コーラ400円。缶ビール600円。カップラーメン500円。食事メニューは1食1,500円前後を覚悟しておくと安心。 【その他小物】 万が一のトラブルに備えてヘッドライト。救急用具。 |
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感想
子ども(小6)の登山歴は、富士山、八ヶ岳(赤岳)、羅臼岳、谷川岳・西黒尾根など。3,000m以上の高所も、10時間前後の長時間行動も、急登も、岩場も経験しており、準備は万端、いざ整った、というところでのチャレンジになりました。
筋力・体力的には問題はなく、終始弱音を吐くことなく歩き切ったばかりか、槍ヶ岳山頂では景色に見入って笑顔や軽口さえ出る余裕。
自分で登りたいから登ってきた、これまでの経験の積み重ねがあって、こんな絶景を楽しむ資格を得られたんだから、誇っていいと思うぜ👍
次回は白馬鑓温泉小屋〜不帰キレットにチャレンジ。その後はどこへ行くんだろう。このレベルまで来たら国内主要登山ルートで行けない場所はほとんどない。可能性は無限大だ、自分で選べーーと我が子にこっそり😂エールを贈りたい。
《難しかった点》
帰路の標高差約2,000mを1日で一気に下るのは、私たち一般人にはちょっと難度が高いですね。これだけ準備をしていても、私はふくらはぎと膝上、子どもは足裏と(なぜか)脇腹が筋肉痛。
下りの疲労は筋肉の損耗なので数時間休んでも治らず、歩けなくなると救助要請に。トレッキングでは登りよりも下りのほうが圧倒的に体作りが大変なので、槍ヶ岳に挑む前に標高差1,000mを降りても筋肉痛にならないくらいの準備はしたいところですね。
それともう1つ、標高2,000mに届かない槍平小屋では熟睡できたものの(10時間寝た🤣)、標高3,000mの槍ヶ岳山荘では眠りが浅く、どことなく高山病気味で、頭が回らず、なんとなくあちこち体の調子も悪い感じ。
個人差があるので難しいところであるものの、槍平小屋2泊(2日目に槍平小屋〜山頂をピストン)という手もあるな、というのが実感です。
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