鳥海山 Sea To Summit(十六羅漢岩から新山)
- GPS
- 10:44
- 距離
- 57.3km
- 登り
- 2,561m
- 下り
- 2,551m
コースタイム
- 山行
- 0:14
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:14
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:37
天候 | 快晴(山頂部はガスと晴れ) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
仙台市よりR48→R13(東北中央自動車道の無料区間利用)→R47→R7→十六羅漢岩駐車場 ■駐車場 サンセット十六羅漢の駐車場利用(無料) 念の為、車に登山中とメモを残す |
コース状況/ 危険箇所等 |
※十六羅漢岩〜鉾立間は自転車(クロスバイク)です。 ■登山ポスト 鉾立登山口に登山届所あり。大平口にも届書あります。 ■ルート状況 ●十六羅漢岩〜鉾立登山口(鳥海ブルーライン)自転車使用 体感割合は登り98%、降り2%(鉾立まで標高1150m登る) 降りは序盤の集落部と大平から鉾立の間のみで後はずーっと登り。 標高看板は数か所しかないが県境までの距離看板が16kmから1km単位でカウントダウンされているのでこれを心の拠り所として只管登る。県境は大平登山口から少し進んだ所にあり。 勾配10%の看板が7,8か所(?)ありこれが超難所。標高関係なく出て来る。私の脚力で21段変速の一番下でギリギリ登れる勾配💦後半になればなるほど辛い。 夜に登り/降りする場合は車へのアピール必須!! 集落を過ぎると街頭一切無し。今回は満月の少し後だったため月明かりと星空に救われたが、新月だったら途中で心折れていたかも。 獣の気配を2回感じて自転車のベルを必死に鳴らした。 ●鉾立〜御浜〜外輪〜新山〜千蛇谷〜御浜〜鉾立 全体を通してルート明瞭です。登山道の整備感謝致します。今回歩いたルートに雪渓はありませんのでチェンスパ等は不要です。 暗い時、ガス時に歩く場合は賽の河原から御室への左折マーキングを見逃すと河原宿方面へ行ってしまう。また扇子森周辺も少し分かりづらい。新山への登り/降りはマーキングに沿って。ルートは二通り。御室から北側の岩場を直登し胎内くぐりを抜けるルートと御室から外輪方面から周るルートがある。 9月に入りましたが日中は猛暑厳しいです。賽の河原の水の流れも止まっており鉾立ルートは水を得られる場所がありませんのでお気を付けて下さい。 |
その他周辺情報 | ■温泉 あぽん西浜\400(水風呂とジェットバスが快適) |
写真
感想
本家のSea To Summitが先週終わった。以前から一度はやってみたかった海から鳥海山山頂へ!レポでは海から歩いて行かれる方もいるが、それは私には無理💦なので鉾立までは愛車のクロスバイクを使用した。前日サンセット十六羅漢で車中泊し夜0時前に準備を始めて日本海にタッチしてからバイクオン。サンセット十六羅漢から鉾立は一本道なので迷うことは無い。麓の集落は緩やかな登りと少し下りがある。ヒルクライムは一度もやった無いので鉾立までどのくらい時間が掛かるか予想が付かずなんとなく1.5H〜2.0H位で行けたらなんて思っていたが漕ぎ始めて直ぐに無理!と思う。集落を過ぎると只管登り。そして街灯は一切ない。幸い先日満月だったおかげで月明かりがあり見上げると星空。新月だったら暗すぎて怖すぎて途中で引き返していたと思う。目印は県境までの距離が記載された看板が16kmからカウントダウンされている。初めは直線も多く斜度も比較的緩やかだが徐々に傾斜が増していくと次第にペースダウン。所々に現れる勾配10%の看板がやっかい。21段変速の一番軽いでやっと登る事が出来るくらい。さらに自転車を漕いでいるとザックの重さで次第にお尻が痛くなってくる…。4台程だったが後方から走ってくる車にも夜中に自転車漕いでいる人が居ると思わないだろうからライトで必死にアピールする。いくつものヘアピンカーブをこなし滝汗かきながらやっとの思いで鉾立に到着。思ったより車は少なく走行の邪魔にならない場所に自転車を止めて大休止。距離20km以上、標高1150mのヒルクライムは相当体に堪えました💦足が終わってしまった感があるがここからやっとクライムオン!登り出しは山頂方向はスッキリ晴れていたが次第にガスり始め御浜小屋を過ぎるとベッタリガスが付いていた。御来光と影鳥海を期待していたのだが、どちらもダメそうな雰囲気なので少しペースを落として外輪へ取り付く。文殊岳ですっぽりガスの中に入って諦めかけていたが七高山手前辺りで時折ガスが切れて少し遅めの御来光を見る事が出来た。そして、ふと、この雰囲気はブロッケン現象発生するのでは?と思ったら予想通り新山方向にブロッケン現象が!ここから起きたり消えたりを繰り返すブロッケン現象祭りが(笑)新山と一緒にブロッケン現象や、新山登頂後、隣の見晴らしの良いピークからも再びブロッケン、御室小屋へ降りた時もブロッケン。今まで神室連峰と後立山連峰で2度見たがどちらもそれほど長い時間観る事は出来なかった。今回は場所を移動しても次々現れるブロッケン現象に一人歓喜していた。御来光と影鳥海はダメだったが貴重なブロッケン現象を見られて大満足。御室小屋からは千蛇谷へ。ここからは登山者と沢山スライド。時折会話させて頂きながら、ガスに見え隠れすぐ新山を振り返りながら、降りは快適に鉾立まで下山。あとは十六羅漢岩までの自転車での降りのみ。少しだけ上る箇所はあるがほぼペダルを漕ぐことなくノンストップで1時間も掛からずに一気の下りが凄く気持ち良かった!最後は日本海にタッチして私のSea To Summitが無事閉幕!なかなかキツかったが無事に自転車と登山で海から山頂へ往復出来て貴重な経験となりました。ありがとうございます。
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