記録ID: 5901538
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ハイキング
奥秩父
笠取・唐松尾・前飛竜
2023年09月02日(土) 〜
2023年09月03日(日)
埼玉県
山梨県
mun
体力度
7
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 19:43
- 距離
- 36.6km
- 登り
- 2,214m
- 下り
- 2,702m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:33
距離 15.1km
登り 1,119m
下り 458m
16:08
2日目
- 山行
- 11:23
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 12:39
距離 21.5km
登り 1,103m
下り 2,247m
17:40
ゴール地点
| 天候 | 1日目（晴れ、夜半雷雨）、2日目（晴れ） |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
｜ 京王線各停(京王八王子行) 16.0km ｜ 05:37-05:59［22分］ ｜ 242円 ■京王八王子 1・2番線着 徒歩 (05:59)-(06:10)［乗換11分+待ち10分］ ■八王子 4番線発 ｜ 中央線快速(大月行) 5.7km ｜ 06:20-06:27［7分］ ｜ 1,166円 ◇高尾（東京） ≪降車不要≫ ［乗換0分+待ち3分］ ｜ 中央本線（東日本）(大月行) 34.7km ｜ 06:30-07:06［36分］ ◇大月 ［乗換3分+待ち14分］ ｜ 中央本線（東日本）(松本行) 29.1km ｜ 07:23-07:51［28分］ ■塩山 ■八王子 4番線発 ■塩山駅前��のりば ［乗換10分+待ち29分］ ｜ 山梨交通バス ｜ 08:30-09:30[60分］ ｜ 1,100円 ■落合バス停 08:30発 ===== 山歩き 9/2(土）笠取小屋 幕営代800円 ===== ■丹波山温泉バス停 ｜ 西東京バス ｜ 18:18-19:05[47分］ ｜ 1,038円 ■奥多摩駅前 ■奥多摩 ［乗換3分+待ち19分］ ｜ 青梅線(青梅行) 37.2km ｜ 19:27-20:02［35分］ ｜ 736円 ◇青梅（東京・多摩） ［乗換1分+待ち1分］ ｜ 青梅線快速(東京行) ↓ 中央 ｜ 20:04-20:36［32分］ ◇立川 3番線着・7番線発 ［乗換4分+待ち7分］ ｜ 南武線(川崎行) 6.7km 後／5号車 ｜ 20:47-20:58［11分］ ◇分倍河原 2番線発 ［乗換3分+待ち7分］ ｜ 京王線各停(新宿行) 1.2km やや前・やや後 ｜ 21:08-21:10［2分］ ｜ 126円 ■府中（東京） 3・4番線着 交通費合計：4,428円 宿泊費合計：800円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
将監小屋から大ダルまで、道に崩落跡が2か所あります。巻道が付けられていますが少し悪いです。悪天候時や夜間は要注意です。 |
写真
最初だけ高橋川が脇を流れる、舗装林道一ノ瀬線を歩く。木陰を拾って歩くと暑さは気にならない。空気が乾いていて爽やか。この先、高橋集落で高橋川と別れて犬切峠に登っていく。
9/2 9:49
最初だけ高橋川が脇を流れる、舗装林道一ノ瀬線を歩く。木陰を拾って歩くと暑さは気にならない。空気が乾いていて爽やか。
この先、高橋集落で高橋川と別れて犬切峠に登っていく。
この先、高橋集落で高橋川と別れて犬切峠に登っていく。
ヤマカガシの幼体。林道のコンクリート縁が邪魔で山に帰れず行ったり来たりオロオロしている。このままでは車に轢かれてしまうだろう。幼体とはいえ毒蛇なので掴むことかなわず。軽く足踏みして追い込み、コンクリート縁の切れている所から逃がした。
9/2 10:39
ヤマカガシの幼体。林道のコンクリート縁が邪魔で山に帰れず行ったり来たりオロオロしている。このままでは車に轢かれてしまうだろう。幼体とはいえ毒蛇なので掴むことかなわず。軽く足踏みして追い込み、コンクリート縁の切れている所から逃がした。
大栗展望台(おおぐりてんぼうだい)からの眺め(1/2)今回歩く山々が良く見える。左から木に隠れている黒槐ノ頭、ポコっと高い唐松尾山、一番低いのが牛王院平と将監峠。
9/2 10:43
大栗展望台(おおぐりてんぼうだい)からの眺め(1/2)
今回歩く山々が良く見える。左から木に隠れている黒槐ノ頭、ポコっと高い唐松尾山、一番低いのが牛王院平と将監峠。
今回歩く山々が良く見える。左から木に隠れている黒槐ノ頭、ポコっと高い唐松尾山、一番低いのが牛王院平と将監峠。
大栗展望台(おおぐりてんぼうだい)からの眺め(2/2)牛王院平と将監峠、竜喰山、大常木山、大ダル、立派な台形の飛竜山、最後が前飛竜山。
9/2 10:43
大栗展望台(おおぐりてんぼうだい)からの眺め(2/2)
牛王院平と将監峠、竜喰山、大常木山、大ダル、立派な台形の飛竜山、最後が前飛竜山。
牛王院平と将監峠、竜喰山、大常木山、大ダル、立派な台形の飛竜山、最後が前飛竜山。
林道一ノ瀬線は、苔モフモフの法面がきれい。【luxury 林道】と命名。
「作場平橋駐車場」に到着。長い舗装林道歩きが終わり、ここから山道に入る。
+24℃ 一休坂分岐(いっきゅうざかぶんき)で一ノ瀬川と別れたが、登っていたらまた沢の脇の道になった。笠取小屋の水場から流れている水らしい。顔を洗う。冷たくて気持ちが良い。
9/2 12:41
+24℃ 一休坂分岐(いっきゅうざかぶんき)で一ノ瀬川と別れたが、登っていたらまた沢の脇の道になった。笠取小屋の水場から流れている水らしい。顔を洗う。冷たくて気持ちが良い。
沢の水底に金色の雲母がキラキラと奇麗。（僕のコンデジではうまく写らないけど、よく見ると金の欠片が沢山見える。）
笠取小屋に到着。受付をして、小屋2軒の間を通ってテン場に案内して頂く。
指定されたサイトに設営完了。このテントサイト、大きく綺麗なアサギマダラが飛んでいる。嬉しい。その後、軽くなったザックを背負って笠取山へ。
9/2 13:34
指定されたサイトに設営完了。このテントサイト、大きく綺麗なアサギマダラが飛んでいる。嬉しい。
その後、軽くなったザックを背負って笠取山へ。
その後、軽くなったザックを背負って笠取山へ。
小さな分水嶺(ちいさなぶんすいれい)に到着。北西に見えるのは古礼山と破風山だと思う。
小さな分水嶺の三角柱に「多摩川」「富士川」「荒川」が刻んである。「多摩川」の文字だけ赤字。理由を考えたのだけど、この分水嶺の西90度分が富士川、東90度分が荒川、南180度分が多摩川に流れている。富士川、荒川が1/4。多摩川が1/2で倍の水が行くので赤なのではないかしら。
9/2 13:52
小さな分水嶺の三角柱に「多摩川」「富士川」「荒川」が刻んである。「多摩川」の文字だけ赤字。理由を考えたのだけど、この分水嶺の西90度分が富士川、東90度分が荒川、南180度分が多摩川に流れている。富士川、荒川が1/4。多摩川が1/2で倍の水が行くので赤なのではないかしら。
【大分水嶺】（だいぶんすいれい）日本海と太平洋みたいに異なる海域に注がれる水系の境界のこと。【中分水嶺】（ちゅうぶんすいれい）同じ海域に注がれる異なる水系の境界のこと。
【小分水嶺】（しょうぶんすいれい）同じ河川の支流、枝沢の境界（副分水界という）のこと。
思うに、甲武信ヶ岳の大分水嶺を意識して「小さな（丘の）分水嶺」と名付けたのだろう。富士川水系、荒川水系、多摩川水系と同じ海域に注がれる3つの水系の中分水嶺なのだから、もっと中分水嶺であることをアピールした方が良いと思う。
1
9/2 13:52
【大分水嶺】（だいぶんすいれい）日本海と太平洋みたいに異なる海域に注がれる水系の境界のこと。
【中分水嶺】（ちゅうぶんすいれい）同じ海域に注がれる異なる水系の境界のこと。
【小分水嶺】（しょうぶんすいれい）同じ河川の支流、枝沢の境界（副分水界という）のこと。
思うに、甲武信ヶ岳の大分水嶺を意識して「小さな（丘の）分水嶺」と名付けたのだろう。富士川水系、荒川水系、多摩川水系と同じ海域に注がれる3つの水系の中分水嶺なのだから、もっと中分水嶺であることをアピールした方が良いと思う。
【中分水嶺】（ちゅうぶんすいれい）同じ海域に注がれる異なる水系の境界のこと。
【小分水嶺】（しょうぶんすいれい）同じ河川の支流、枝沢の境界（副分水界という）のこと。
思うに、甲武信ヶ岳の大分水嶺を意識して「小さな（丘の）分水嶺」と名付けたのだろう。富士川水系、荒川水系、多摩川水系と同じ海域に注がれる3つの水系の中分水嶺なのだから、もっと中分水嶺であることをアピールした方が良いと思う。
小さな分水嶺から笠取山への道は、まるで自然のマスドライバー（惑星の衛星軌道上や衛星の周回軌道上に物資輸送を効率良く行うための装置。大規模なカタパルト）。防火帯は一直線になっているけど、登山道は防火帯の幅で九十九折れになっており、見たまんまの直登ではなくてホッとした。
9/2 14:28
小さな分水嶺から笠取山への道は、まるで自然のマスドライバー（惑星の衛星軌道上や衛星の周回軌道上に物資輸送を効率良く行うための装置。大規模なカタパルト）。防火帯は一直線になっているけど、登山道は防火帯の幅で九十九折れになっており、見たまんまの直登ではなくてホッとした。
笠取山（1953m）頂上に到着。ガスのせいで眺望なかったけど、晴れてれば眺めが良さそう。以下10種の山リストに属する山。
奥多摩・多摩の百山 99/100座目。リーチ。
新・花の百名山 17/98座目。
山梨百名山 56/100座目。
関東百名山 37/100座目。
山梨県の山(分県登山ガイド) 45/64座目。
甲州百山 55/100座目。
続 静かなる山 5/98座目。
東京周辺の山350 126/350座目。
やまなしハイキングコース百選 53/123座目。
埼玉県の山50 20/50座目。
東京周辺の山350(2010年） 279/716座目。
9/2 15:00
笠取山（1953m）頂上に到着。ガスのせいで眺望なかったけど、晴れてれば眺めが良さそう。
以下10種の山リストに属する山。
奥多摩・多摩の百山 99/100座目。リーチ。
新・花の百名山 17/98座目。
山梨百名山 56/100座目。
関東百名山 37/100座目。
山梨県の山(分県登山ガイド) 45/64座目。
甲州百山 55/100座目。
続 静かなる山 5/98座目。
東京周辺の山350 126/350座目。
やまなしハイキングコース百選 53/123座目。
埼玉県の山50 20/50座目。
東京周辺の山350(2010年） 279/716座目。
以下10種の山リストに属する山。
奥多摩・多摩の百山 99/100座目。リーチ。
新・花の百名山 17/98座目。
山梨百名山 56/100座目。
関東百名山 37/100座目。
山梨県の山(分県登山ガイド) 45/64座目。
甲州百山 55/100座目。
続 静かなる山 5/98座目。
東京周辺の山350 126/350座目。
やまなしハイキングコース百選 53/123座目。
埼玉県の山50 20/50座目。
東京周辺の山350(2010年） 279/716座目。
水干（みずひ）に到着。
多摩川の最初の一滴が滴る所。湿っぽくはあったけど雫は見られなかった。
多摩川の最初の一滴が滴る所。湿っぽくはあったけど雫は見られなかった。
笠取小屋の下2分にある水場。水量豊富。水筒やペットボトルに汲むとすぐに結露する冷たさ。美味しい。夕食後17:20就寝。
04:00 起床。昨夜（深夜）、雷雨だった。（寝てたので良く分からないけど、フライを叩く雨音と雷鳴を聞いた。）今は曇。
朝食+撤収。テントはズブ濡れだけど乾燥は無理。バサバサと水を落として撤収完了。
05:00 水を補給して笠取小屋を出発。
9/3 5:01
04:00 起床。
昨夜（深夜）、雷雨だった。（寝てたので良く分からないけど、フライを叩く雨音と雷鳴を聞いた。）今は曇。
朝食+撤収。テントはズブ濡れだけど乾燥は無理。バサバサと水を落として撤収完了。
05:00 水を補給して笠取小屋を出発。
昨夜（深夜）、雷雨だった。（寝てたので良く分からないけど、フライを叩く雨音と雷鳴を聞いた。）今は曇。
朝食+撤収。テントはズブ濡れだけど乾燥は無理。バサバサと水を落として撤収完了。
05:00 水を補給して笠取小屋を出発。
水干尾根を越えて東に進むと笹が膝の高さで露いっぱい。ここでトレラン男女ペアに抜かれた。（本日山の中であったのは3人。ここで2/3が済になった。）
1
9/3 6:06
水干尾根を越えて東に進むと笹が膝の高さで露いっぱい。ここでトレラン男女ペアに抜かれた。（本日山の中であったのは3人。ここで2/3が済になった。）
笹はビショビショで露だらけ。スパッツを忘れたので靴の中まで濡らしてしまった。
+15℃ 濡れた靴下を干して休憩していたらソロの男性に抜かれた。裸足で挨拶してしまった。これで本日、山の中で会う人3/3完了。ここからゴールまで、虫と鳥だけにあう。
9/3 6:50
+15℃ 濡れた靴下を干して休憩していたらソロの男性に抜かれた。裸足で挨拶してしまった。これで本日、山の中で会う人3/3完了。ここからゴールまで、虫と鳥だけにあう。
立ち枯れの右は北奥千丈岳と国師岳、立ち枯れの左奥は赤石山脈だと思う。
+15.5℃ 唐松尾山(からまつおやま)2,109mに到着。眺望なし。三等三角点【唐松尾】2109.27mがある。
山リスト7種に属する。
奥多摩・多摩の百山 100/100座目。達成！
山梨県の山(分県登山ガイド) 46/64座目。
関東百山 51/100座目。
日本の山岳標高1003山 59/1059座目。
日本の山1000 72/1000座目。
甲斐百山 33/100座目。
静かなる山 18/98座目。
9/3 7:52
+15.5℃ 唐松尾山(からまつおやま)2,109mに到着。眺望なし。
三等三角点【唐松尾】2109.27mがある。
山リスト7種に属する。
奥多摩・多摩の百山 100/100座目。達成！
山梨県の山(分県登山ガイド) 46/64座目。
関東百山 51/100座目。
日本の山岳標高1003山 59/1059座目。
日本の山1000 72/1000座目。
甲斐百山 33/100座目。
静かなる山 18/98座目。
三等三角点【唐松尾】2109.27mがある。
山リスト7種に属する。
奥多摩・多摩の百山 100/100座目。達成！
山梨県の山(分県登山ガイド) 46/64座目。
関東百山 51/100座目。
日本の山岳標高1003山 59/1059座目。
日本の山1000 72/1000座目。
甲斐百山 33/100座目。
静かなる山 18/98座目。
奥秩父らしい眺め。この写真は進行方向左（山側）。進行方向右（谷側）も、進行方向（前方）も、ごろごろ、もふもふで良い感じ。
ミヤマハンミョウガレバや道の崩落現場にいる。10匹位見つけたけどカメラが追い付かない。とにかく素早く逃げる。追うと飛んでしまう。しかもガレバや崩落跡なので深追いは事故の素。撮れて良かった。
9/3 8:42
ミヤマハンミョウ
ガレバや道の崩落現場にいる。10匹位見つけたけどカメラが追い付かない。とにかく素早く逃げる。追うと飛んでしまう。しかもガレバや崩落跡なので深追いは事故の素。撮れて良かった。
ガレバや道の崩落現場にいる。10匹位見つけたけどカメラが追い付かない。とにかく素早く逃げる。追うと飛んでしまう。しかもガレバや崩落跡なので深追いは事故の素。撮れて良かった。
山ノ神土(やまのかんど)に到着。指道標の根元に鹿の頭蓋骨（角付）が迫力。最近は「やまのかみつち」と呼ぶ人がいるけれど、昭和の登山ガイドは「やまのかんど」とルビが振ってあった。
2
9/3 8:52
山ノ神土(やまのかんど)に到着。指道標の根元に鹿の頭蓋骨（角付）が迫力。
最近は「やまのかみつち」と呼ぶ人がいるけれど、昭和の登山ガイドは「やまのかんど」とルビが振ってあった。
最近は「やまのかみつち」と呼ぶ人がいるけれど、昭和の登山ガイドは「やまのかんど」とルビが振ってあった。
+19℃ 山ノ神土から牛王院平(ごおういんだいら)へ進む。綺麗な笹原。
将監小屋から竜喰山の巻き道へ進む。ここもゴロゴロ石が苔むしている。
+19℃ 登山道の真ん中。ツキノワの新しい糞。小さい糞だから子熊とは限らない。奥秩父縦走路はクマ鈴必須。
禿岩に到着。やっと自分の知っている所に帰って来たという安堵感。歩いて来た山を振り返ってパチリ。
濡れた足が辛いので乾燥。このあと足が楽になりスピードアップ出来た。
ついでにテントやグラシ等、昨夜の雨で濡れたものを時間が許す限り乾燥した。天気が良く、荷物が乾いて軽くなった。これもスピードアップの原因。
9/3 13:30
ついでにテントやグラシ等、昨夜の雨で濡れたものを時間が許す限り乾燥した。天気が良く、荷物が乾いて軽くなった。これもスピードアップの原因。
+20℃ 前飛龍からミカサ尾根観察。丹波山村役場発18:17の最終バスに乗るには、ノンビリは出来なくなってきた。余分な水1リットルをここで捨て先を急ぐ。
9/3 14:56
+20℃ 前飛龍からミカサ尾根観察。丹波山村役場発18:17の最終バスに乗るには、ノンビリは出来なくなってきた。余分な水1リットルをここで捨て先を急ぐ。
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