富良野岳〜十勝岳 (山日和の稜線歩き)

2023年09月08日(金) [日帰り]

• GPS: 08:40
• 距離: 16.6km
• 登り: 1,505m
• 下り: 1,491m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:57
• 休憩: 0:42
• 合計: 8:39

5:47 十勝岳温泉凌雲閣
6:16 6:18 新Z
6:29 6:30 新D
6:38 6:38 上富良野岳分岐
7:38 7:38 縦走路分岐
8:03 8:14 富良野岳
8:35 8:36 縦走路分岐
9:21 9:22 三峰山
9:50 9:50 上富良野岳
10:06 10:07 上ホロカメットク山
10:26 10:30 上ホロ避難小屋
10:43 10:43 大砲岩
11:24 11:38 十勝岳
12:05 12:06 大砲岩
12:17 12:18 上ホロ避難小屋
12:31 12:32 上ホロカメットク山
12:43 12:44 上富良野岳
13:09 13:10 旧D
13:40 13:40 上富良野岳分岐
13:49 13:49 新D
14:02 14:04 新Z
14:26 十勝岳温泉凌雲閣

天候

晴れ 27〜11℃(上富良野町) 心地よい風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

十勝岳温泉 凌雲閣手前に駐車場(50台くらい)
《注》駐車場のトイレは故障中で使用不可。
縦走時は十勝岳温泉〜吹上温泉白銀荘の間を結ぶバスが一日3便あり。

コース状況／危険箇所等

●ヌッカクシ富良野川の涸れ沢渡りは降り口が削れて急坂。
帰りの登りはマーカーから右に回り込むと登りやすい。
●上富良野岳(上ホロ)分岐〜縦走路分岐間、縦走路分岐〜富良野岳間の登り始め、上富良野岳〜上富良野岳(上ホロ)分岐間の300段、の3か所の木製階段あり。
下りは砂利がのっていて滑るので注意。
降雨時や霜なども大変滑るので注意。
●上ホロ避難小屋から十勝岳方面に細めの尾根道あり。
強風時など転倒、滑落注意。(普通に歩いていれば大丈夫)

その他周辺情報

【トイレ】
●十勝岳温泉登山口駐車場のトイレは故障中、使用不可。
●上ホロ避難小屋横にトイレあり。使用後のペーパーは持ち帰り。

トイレが使えないため車中前泊は「望岳台」か「道の駅ビルケ」あたりが良いかも。

写真

9/8 5:00

【はじめに】
朝の規制看板。
下山、帰宅中に搬送後の事故現場を通りました。
選手の回復を祈ります。

9/8 5:41

5:45出発。
登山口は8℃で肌寒いが歩き始めると丁度良いかんじ。

9/8 6:17

まだ日の当たらぬ景色。

9/8 6:32

快晴、迫力の富良野岳。

9/8 6:50

階段の始まり。
降雨後や霜の時は大変滑るので注意。

9/8 7:12

麓の景色もバッチリ。
凌雲閣と沼が見える。

9/8 8:35

稜線分岐より富良野岳に向かう。
階段は砂利がのって滑るので下りる時は注意。

9/8 7:49

カッコ良い尾根を登る。

9/8 8:07

富良野岳の山頂に到着。
こんなに晴れているのは初めてかも。

9/8 8:06

雲海の上に日高山脈。

9/8 8:07

東側は見渡す限りの雲海。

9/8 8:07

富良野市街も見えてます。

9/8 8:23

迫力ある景色。
噴煙で十勝岳は少しだけ見える。

9/8 9:13

三峰山は軽めの登り返しが数度ある。

9/8 9:21

三峰山の山頂に到着。
ガス無く見渡せるのは初めてかも。

9/8 9:25

これから進む道。
噴煙が薄くなってきた？

9/8 9:48

歩いて来た道を振り返る。
一番高い富良野岳から三峰山を越えて来ました。

9/8 9:54

上富良野岳に到着。

9/8 9:56

これから登る上ホロカメットク山の奥に十勝岳のトンガリ。

9/8 10:08

上ホロカメットクに到着。

9/8 10:09

風向きが変わり、すっかり噴煙がなくなりクッキリの景色。

9/8 10:11

三段山の迫力ある景色。

9/8 10:14

上ホロ避難小屋と十勝岳。

9/8 10:32

綺麗になった上ホロ避難小屋。
テン泊は以前来たけど、小屋にいつか泊まってみたい。
奥にトイレあり。

9/8 10:40

美しい稜線が続く。
ガスの無いこの道も初めて。

9/8 10:46

歩いて来た道を振り返る。
右奥が富良野岳。
迫力の景色で凄い所を歩いたように見える。
(実際は歩きやすい尾根道)

9/8 10:56

前十勝の噴煙。
去年より少し多めかな？

9/8 10:58

美しい。

9/8 11:04

ザレで歩きづらいが、それもまた楽しい。

9/8 11:24

十勝岳の山頂に到着。
10名ほど休んでました。

9/8 11:25

美瑛岳方面。
あちらも雲海。
奥に表大雪やトムラウシが頭を出している。

9/8 11:39

歩いて来た尾根道。
一番高いのが富良野岳。
こうやって見ると結構遠いですね。

9/8 11:41

こちらの噴煙、凄すぎ。
望岳台からの登山者は大丈夫なのか心配になる。

9/8 12:08

帰り道も迫力がある。
左の高いのが上ホロカメットク山。
右奥が富良野岳はもう行きませんよ。

9/8 12:14

上ホロ避難小屋と上ホロカメットク山。
大きな登りはこれが最後。

9/8 12:33

上ホロカメットク山に戻って来た。
十勝岳側からの登りの方がワイルド。

9/8 13:03

富良野岳と3つのトンガリの三峰山が美しい。

9/8 13:09

イワギキョウはあちこちで元気。

9/8 13:16

迫力の十勝岳。
この景色が楽しみで十勝岳温泉からばかり登ってしまう。

9/8 13:20

300階段の始まり。
滑らない様に慎重に下りる。

9/8 13:38

tomo命名の「ゴリラ岩」も健在。

9/8 14:07

ヌッカクシ富良野川から見上げる。
帰りは日の当たった景色が美しい。
左斜面が削られているので帰りの登りは注意。

9/8 14:10

エゾオヤマリンドウが綺麗に開いていた。

9/8 14:19

小さい秋見つけた。
でも稜線は全然赤くないです。
猛烈な残暑で今のところ1週間程度の紅葉の遅れでしょうか。

9/8 14:29

無事下山しました。

撮影機器：

D3500 ボディ ニコン

感想

tomo-masa

前回のウペペからの回復も順調と思っていたら、久しぶりに病気で足が少しおかしくなる。
片足に痛みもあり踏ん張りも効かないので少し自粛してました。
そのお陰か早めの回復、山日和予報なので歩いてきました。

猛烈な残暑も終わり、快晴ながらも吹く風涼しく景色もクッキリ。
美しい稜線を堪能してきました。
ガスの全くないこの道ははじめてでした。

ーーーーーーーーーーーー
朝、登山口へ向かう途中「交通規制」の看板があり、「ツールド北海道」の開催を知る。
昼過ぎくらいまでの規制の様で、「下山時間はもっと遅いから大丈夫そうだな」「競技が終わっていなかったら温泉でも入り時間をつぶそうか」と考えてました。

稜線を歩いている時からヘリの音が頻繁に聞こえる。
良く見ると「山岳遭難捜索の道警の青いヘリ」ではなく「白と赤のドクターヘリ」が飛んでいた。
珍しいというか違和感を感じながらも駐車場に下山。
競技者関係者は誰もいなく規制もされていないので帰宅することに。

しばらく走るとパトカー多数で交通規制。
報道らしき車も数台。
右車線にはあきらかに車同士ではない目を背けるほどの酷い状態の乗用車の停車のみ。
「鹿が出たのかな？」と思い通り過ぎました。

家に帰って来て事故をニュースで知りました。
いつもは「音符」や「びっくりマーク」や顔文字を多用しますが、今回だけは自粛いたします。
選手の回復を願っています。

(追記)
ご冥福をお祈りいたします。
将来ある若者が・・残念です。

コメント

silverfrost

まさに山日和の山行ですね。雲海に浮かぶ山々が美しいです。
先々月に初めて歩いた稜線、あの感動が思い起こされました。また、歩きたくなりました。

これからも北海道レコ、楽しみにしております。


PS. こちらのレコにて、ツールドの事故を知りました..。
色々と情報錯綜しているなか、 https://www.cyclowired.jp/news/node/386488 にて運営の前提、事故の過程など解説されており参考にしつつ、同時に事故に合われた若き選手を心配しておりましたが..残念な結果になってしまいました..

tomo-masa

こんばんはsilverfrostさん、コメントありがとうございます。
(返信も音符や顔文字などを自粛させていただきます、すみません。)

私がこの山域を歩くと3回に2回の確率でガスにまかれていて、残りは一部ガス・・。
全ての稜線が綺麗に見渡せたのは初めてでした。
上ホロ避難小屋あたりからの十勝岳への綺麗な稜線景色もやっと初めて見ることが出来ました。
特にsilverfrostさんの歩かれた「お花の時期」はガスがかかりやすく、あれだけの晴れ間はなかなかお目にかかれないので羨ましい限りです。
ぜひまた北海道の山を楽しみに来てくださいね。

今回の事故は情報が錯綜しているなか運営側の情報をありがとうございます。
少しづつですが情報も出てきていますね。
登山のため道路を通行する立場として、今回の乗用車側に色々思う所はあります・・。
本当に残念でなりません。