幌尻岳
- GPS
- 26:23
- 距離
- 31.8km
- 登り
- 2,233m
- 下り
- 2,217m
コースタイム
- 山行
- 9:43
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:43
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 5:43
天候 | 1日目 晴れのち雨 2日目 晴れ 3日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
苫小牧駅前→富川南(静内行き850円) 富川南→振内案内所(日高ターミナル行き1,330円) タクシー 振内案内所→とよぬか山荘(4,000円ほど) シャトルバス とよぬか山荘→第2ゲート(往復5,000円要予約) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道外の踏み跡は不明瞭な場所が多数アリ。ただ特に問題はなかった(藪漕ぎが少しあったくらい)。 山荘の人いわく、今年はカールよりも新冠コースの方にクマがよく出ているらしい。今回、歩いてる最中には一度もクマを見なかった。 |
その他周辺情報 | びらとり温泉ゆから 500円 |
写真
感想
初めて北海道の山へ。ずっと気にはなっていたけど、アプローチの長さ(札幌までも、登山口までも)とヒグマが気がかりでなかなか来れなかったが、石さんが誘ってくれたのでついに重い腰をあげれた。いつも登っている東北の山との違いも感じて、就活も卒研もほったらかしにしてまで来た甲斐があった。どこをとっても規模が大きく、歩けども歩けども水の量は多く沢の幅もなかなか縮まらない。カールはひたすらにだだっ広く、山頂に立っても見渡す限りほぼ山塊。天気も味方して最高に気持ちの良い山行だった。
クマ対策に熊鈴と熊スプレーを持って行ったが、結局山行中は熊に出会わず帰りのシャトルバスで小熊を見かけただけだった。シカやシマリス、ナキウサギなどの哺乳類にたくさん出会えたのには本当に驚いた。七つ沼カールでは夜中にウサギ(?)が走り回る足音が聞こえるほど哺乳類との距離が近い山だった。気温がだいぶ下がってきていたおかげか、虫にはほとんどたかられずに済んだ。
事前情報でもロープを出す必要はないと分かっていたが、念のため持っていった補助ロープやハーネスも一切使用せずに済んだが、F4(?)の滝の高巻きは少し怖かった。それなりに人が入っているようで踏み跡も一部見つけることができたが、イマイチ不明瞭で少し苦労した。ただそれほど危険もなく通過できるので気楽に楽しめたのが良かった。北カールを詰めあげる際はうまくルートファインディングができず30分ほど藪漕ぎになってしまったが、その他は藪漕ぎせずに済んだ。
幌尻山荘とシャトルバス(振内交通)の予約システムがうまくまわってないらしく、自分たちが幌尻山荘に寄っていないことを不思議に思った山荘の人やバスの人に心配をおかけしてしまったみたいで申し訳ない。元々バスしか予約せず幌尻山荘ではなくテン泊の計画だったので計画通りではあったが、行きしに幌尻山荘の人と軽くでもおしゃべりしておけば良かったと思った。優しい人たちでよかった。
帰りに神戸から来た方が札幌まで送ってくださり、翌日帰札予定が当日に札幌まで帰ることができ大幅に前倒しできたので本当にありがたかった。今回の山行はとことん人の温かさに触れることができた山行だった。みなさんありがとうございました。
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