厳冬期にしては暑すぎる乾徳山

2015年02月21日(土) [日帰り]

• GPS: 06:32
• 距離: 9.9km
• 登り: 1,198m
• 下り: 1,194m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:48
• 休憩: 1:45
• 合計: 6:33

7:32 スタート地点
7:46 7:52 乾徳山登山口（オソバ沢ルート）
8:20 8:24 銀晶水
9:17 9:17 錦晶水
9:20 9:21 国師ヶ原
9:52 10:07 月見岩
10:16 10:18 扇平
10:51 11:05 髭剃岩
11:21 12:09 乾徳山
12:19 12:25 髭剃岩
12:36 12:37 扇平
12:41 12:46 月見岩
12:57 12:58 高原ヒュッテ
13:03 13:04 錦晶水
13:37 13:38 銀晶水
13:53 13:53 乾徳山登山口（オソバ沢ルート）
14:05 ゴール地点

天候

晴天（山頂で15℃！）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

乾徳山登山口近くの駐車場利用．朝7時の時点で先客は2台のみでした．

コース状況／危険箇所等

雪は思っていたほど多くありませんでした．地面が出ている所も沢山あります．扇平以降はトレースを外すと膝上まで踏み抜く事がありました．

写真

2/21 7:35

歩き出しは車道．

2/21 7:41

朝日が眩しいですね．

2/21 7:41

朝日に照らし出された，アイスバーン（笑）滑りまくります(´-ω-`)

2/21 7:44

車道でいきなり飛び出してきた鹿とぶつかりそうになりました．心臓止まるかとおもいましたが，多分，鹿も同じだったのでしょう．こちらをずっと見ています．

2/21 7:48

ということで，入り口に到着．

2/21 7:48

ここから，ひたすら樹林帯のつづら折りが始まります...(´-ω-`)

2/21 7:54

歩き初めの杉林．ちょっと，神秘的．天狗とか出てきそう．

2/21 8:11

この辺りではマイナス1℃

2/21 8:16

杉林を抜けると，少し明るくなります．

2/21 8:25

待つぼっくりが，雪にパラパラ落ちていて，かわいい感じでした(´-ω-`)

2/21 8:31

杉林を過ぎると落葉した樹木が増えてきて，周りの山も見えるようになってきます．

2/21 8:43

登山口から50分ほどかけて，やっと駒止に到着．

2/21 8:43

毎週山に登っていらっしゃるというおじさまに軽く抜かれてしまいまう，私(´-ω-`)

2/21 9:07

標高が上がってくると雪が深くなってきます．

2/21 9:11

どうしてこうなった(´-ω-`)

2/21 9:11

錦晶水は本当に僅かに出ているだけ．

2/21 9:12

僅かな水を集めて飲みますが，とても美味しい♥

2/21 9:12

雪と光が美しいです

2/21 9:16

永遠に続くかのようなつづら折りの登山道を抜けると景色が開けて，国師ヶ原手前の風景．

2/21 9:18

雪も一気に深くなります．トレースを外すと膝まで潜ります．

2/21 9:20

自撮り

2/21 9:22

高原ヒュッテが見えました．

2/21 9:36

なんていう気持ちの良い青空♪

2/21 9:40

青空が濃過ぎてPLフィルター使うと青というより黒に...

2/21 9:42

お，南アルプスも見えてきました！

2/21 9:48

しかし，扇平は素敵な風景．

2/21 9:48

扇平の向こう側には乾徳山の山頂が見えます．

2/21 9:48

景色が開けると足が軽くなるから不思議（笑）

2/21 9:52

既に絶景です♪

2/21 9:55

月見岩に到着です．

2/21 9:56

月見岩から乾徳山への取り付きまでが意外に雪が深く，トレースを辿っても踏み抜きが多くありました．ただ，この数百メートルのためにワカンなどを持ってくるのもあれですね....

2/21 10:11

ふじさーん

2/21 10:18

ここまで，やたらに暑いのですが.....何と厳冬期に15℃！！汗だくになるわけです．

2/21 10:02

ということで，汗だくの証拠写真(´-ω-`)

2/21 10:24

山頂への取り付きまで来ると，雪道が滑り始めます．

2/21 10:36

高度計で1850mくらいでやっとアイゼンを履きました．履かなくても行けたと思いますが，ここからは急なので前爪使えるとサックサクで登って行けます．

2/21 10:41

こんな感じの岩場が出てきます．

2/21 10:54

岩場は基本的に絶景ポイント．こんな景色が何度も出てきます．

2/21 10:54

この岩は髭剃岩なのだとか...何ででしょう(´-ω-`)

2/21 10:55

岩場は殆ど乾いていました．

2/21 10:57

高度感があります．

2/21 11:00

梯子も登場

2/21 11:01

山頂直下の岩場が連続する所です．

2/21 11:17

南アルプスはますます鮮明に見えます♪

2/21 11:18

そして，最後の岩登り．ラスボス感がありますね．面倒に感じてアイゼンを履いたまま登りましたが，アイゼン脱いだ方が楽です．

2/21 11:32

山頂に到着しました．富士山も良く見えています．

2/21 11:33

山頂は決して広くありませんが，360度の大展望です！

2/21 11:33

山頂には小さな祠

2/21 11:52

この絶景は飽きません．

2/21 12:04

南アルプス

2/21 12:05

金峰山は山の間から僅かに五丈岩を出しています．

2/21 12:05

甲武信ヶ岳方面

2/21 12:05

大菩薩嶺

2/21 12:05

そして，存在感のありすぎる富士山．

2/21 12:06

大変良い山でした．

2/21 12:07

さて，名残惜しいですが，下山します．

2/21 12:12

と，いきなりこの岩場....存在を忘れていました(´-ω-`)

2/21 12:44

月見岩でアイゼンを外しました．成り行きでここまで来ましたが，もっと早く外しても良さそうです．

2/21 13:03

下山時には登りで見つけられなかった奇麗な風景に気がつくから不思議．

2/21 13:22

午前中は締まっていた雪道も昼過ぎにはご覧の通り...歩きにくいです．

2/21 13:55

登山道入り口まで帰ってきて，ギョッとしました．大きな落石....登り始めにはこんな石はあったかなぁ？今回もヘルメットもってきましたが，やっぱり頭を守ることはめんどくさがらずにやるべきですね．

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 オリンパス

感想

motoneuron

1月の末に南八ヶ岳を縦走した際に，膝を痛めてしまったので1ヶ月山をお休みしていましたが，ついに我慢ができなくなって近所なのに登ったことが無かった乾徳山に行ってきました！

[乾徳山入り口（オソバ沢ルート）-国師ヶ原]
　雪道になったり，夏道が出てたりするつづら折の樹林帯をひたすら歩きます．ここが微妙に長くて単調だったので，ちょっと心が辛くなりました．こういう長いつづら折りがある山は友人と話しながら登ると苦しくないのですが，ソロだと結構やられます（笑）それでも，国師ヶ原が近づいてくると眺望が開けてきて，わくわく感が出てきます．

[国師ヶ原-月見岩-扇平]
　国師ヶ原くらいまで来ると，雪が深くなり踏み抜きがありました．ただ，ツボ足で十分対応可能な範囲です．国師ヶ原以降は振り返ると甲府盆地を見渡せて，ここに来るだけでも十分に満足できるような素晴らしい景色が広がります．月見岩から山頂の取り付きまでの平坦な草原は雪が深く，トレースを辿っていても踏み抜きが多かったです．

[扇平-山頂]
　山頂への取り付きのあたりから斜度が増し，凍結はしていないのですが，滑りやすい感じになってくるので，ここでアイゼンを履き，念のため持ってきたピッケルも出しました．以後，山頂直下の岩場まで急な登りもある雪道が続きますが，ストックと軽アイゼンでも大丈夫，ピッケルとフルアイゼンだとスイスイ登れるような道です．山頂が近づき岩場が増えてくると，岩場の度に絶景が広がり，写真タイムです．ただ，道の途中の絶景は景色が似ているので，家に帰ってから同じような写真が山のように残ります(´-ω-`)　山頂直下の岩場は完全に乾いていました．険しい岩場ですが，しっかりとした鎖が用意されているで問題なく登れます．山頂の気温も10℃以上あり，過ごしやすかったので12時過ぎまでのんびりして下山しました．

コメント

ゲスト

こんばんは

丁寧なレコですね！
来週、乾徳山へ行く予定ですので大変参考になりました。
黒金山方面はトレース付いてましたでしょうか？

motoneuron

Re: こんばんは
ruhasaman様，こんにちは コメントありがとうございます
昨日の時点で黒金山方面に1名入っていたようですが，トレースは薄い感じです
また，私も山頂でマッタリしている時に黒金山側に行ってみましたが，
ワカンが欲しいような感じでした
ご参考になれば幸いです．

アルプス

鹿のかお
笑えました(笑)

こんにちは！
乾徳山いいですね
秋に行ったことがあり、それこそ最初は樹林で杉ちゃんばっかり
ダメよ〜ダメダメ

しかし、草原に山頂直下のラスボスとの戯れも楽しい
山頂はパノラマで雪があるとまた綺麗です

膝大丈夫ですか？

motoneuron

Re: 鹿のかお
tarutaruyama様，こんにちは
膝は残念ながら不調なままです 多分，半月板をやっていると思います(´-ω-`)
鹿は自分の方がビビって，思わず尻餅をついてしまいました（笑）
乾徳山のラスボスもなかなかですが，今回，最もビビったのはやっぱり鹿でした．

tanigawa

髭剃り岩
motoneuron さん、乾徳山ではちょっとの間の挨拶でしたが、元気な姿を拝見できました。私よりも２時間早く登山口を出ていたのですね。山頂でよい時間をすごしてたんですね。
髭剃り岩って、私たちが交差した場所の岩？？
それだと、あそこの岩の形が、カミソリのように薄い刃を思わせる形だったので、そう呼ばれているのかなと、不案内ながら推測します。
またどこかで、ばったり会いましょう。

motoneuron

Re: 髭剃り岩
>tanigawa様
コメント，ありがとうございます 　実は余興のビデオ撮影を頼まれておりまして，山頂で誰もいなくなるのを待って三脚を立てて動画撮影していたのですよ（笑）髭剃り岩は確かに岩の形に由来しているのかもしれませんね 　どこかで，再会できれば幸いです