雲取山
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,772m
- 下り
- 1,772m
コースタイム
- 山行
- 9:50
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 10:50
天候 | 晴れ風なし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は凍結している所が最初から多い、チェーンスパイクが最良もしくは軽アイゼン |
写真
感想
4ヶ月、まともな運動と登山から離れていて、雲取山の日帰りができるかいささか不安であった。
ユメさんと久しぶりの山。奥多摩は方向が違うので、雲取山は初めて。小袖のコースなら日帰り可能。ところが駐車場への道が工事で閉鎖されている。祭まで大回りするよりはと鴨沢から歩き出す。2012年に二度歩き、さらに2013年に秋にも歩いている。すでに5回上っているので6回目になる。山頂までは5度目。結構登っている山の一つだ。
道に迷いはないけれど体が持つか心配だった。
それと雪道と凍っているので、登山道を歩き始めて軽アイゼンをつけて歩く。すべる心配をしながら歩くストレスにならないようにする。もう年齢からいうとバランスが取れなくなっているから、なんといわれようと安全第一。ところが装着してしばらくしたらユメさんの軽アイゼンのベルト部分が壊れた。片足だけつけて歩く。
堂所で出会った人はカメラ撮影のため登っている。下山のときに途中で出会う。「いい写真取れましたか?」と声をかけた。
七つ石小屋への分岐で、3人の高齢者のパーティに出会う。80歳までは行かないだろうが、70半ばくらいかな、それでも下って行く足元を見ているとかなり確かだ。たいしたものだと後姿を見ながら感心して見送る。
七つ石小屋でテントを張っている人は、昔登っていて、今はのんびり贅沢な登山三昧だ。昨夜からテントを張って一日のんびりと富士山を眺めている。こういうのをほんとうの贅沢と言うものだ。
もう一人休んでいた人は鷹ノ巣山から日原への道を行くと言う。七つ石の手前で彼と分かれた。
七つ石の山頂では中国人とアメリカ人の二人のパーティに出会う。この雪の中でテントを張るという。中国人は北京から1週間の休みを取り、登山のために来たといい、アメリカ人は日本に住んでいるという。学生かな。アメリカ人に日本の山はどうですか?とたずねると、「山らしい」と言う。二人とも日本は美しいと言う。この風景は、アメリカにも中国にもないと思う。もちろんインドにもない。七つ石山の山頂でテントを張ると思っていたが、下山のときに奥多摩小屋付近で出会った。山頂まで登り、大ダワ林道へ下ると言うが、トレースはないだろうと言ったら、自分たちがつけると答えた。山頂では英語で話したが、二人とも日本語が達者だった。日本の山も多くの外国人も楽しむようになるようだ。
小雲取山の手間で若い女の子がストックもなくすたすたとわれわれを抜いて行く。細身で軽やかだが、筋肉質ではない。筋が強いのだろう。スキーと同じで筋肉で登っているのではないようだ。
尻筋と股関節の動きが、弱くなっていると思うから、急斜面の登りは速度が遅くなる。ユメさんと小雲取山ののぼりでは差がつく。スクラッチをたくさんするか。
そんなことを考えながら山頂に立った。
避難小屋でカップラーメンで昼食。下山は堂所を過ぎて軽アイゼンをはずしたが、かえって夕方になって冷えて雪が氷り始める。かえって神経を使ってくたびれた。
天気や風景は写真を見てもらえばわかる。こんな春陽気に恵まれて最高の一日だった。
いやー疲れた雲取山6:20〜17:10(約11時間)
平ケ岳以来のロング歩きだった。家で早々に寝たが体が痛くて寝られない、腰が痛くて夜中に起きて湿布を貼って痛み止めを飲んだら、朝は楽になったがhagureさんはどうだろうなーと思ってしまった。しかししばらく山に入ってないのに長時間歩けるhagureさんはやっぱりすごいと感心する。
1週間前何処かへ行きましょうと誘ったら、そう無理の無さそうな雲取山はどうかと、まだ行ったことが無いし、雪の雲取山は良さそうと胸はずみ、調べてみるが、雪の無い時でも高度差、距離を見て大変そうと気を引き締める、さらに小袖の駐車場まで行けるかどうかが気になっていた。役所に確かめて行けば良かったのだが、所畑から林道が丹波村村営駐車場まで続いていたので鴨沢から30分余分に歩いた。
7:00登山口から入ると道にすぐ雪が着いている、早朝なので凍結して滑るがしばらく歩いたがアイゼンを付けるとグリップが効いてすごく歩きやすい、壊れた家、神社への分岐から堂所に8:15着いた、木に各所までの所要時間が貼ってある、七つ石小屋まで1時間10分、雲取山まで約3時間だそうだ(夏道)、雪道はどうなんだろう?、取りあえず七つ石小屋を目指して歩き始めると左のアイゼンが切れてしまった、片足だけで七つ石小屋まで歩く、途中分岐で我々より10歳位上に見える3人に会った、昨夜は山荘に泊まったそうだが元気いっぱいな降って行く様子に、自分たちも10年後山に居られるのだろうかなどと思った。
休みながらアイゼンを補修して装着したが今日のアイゼンは雪が団子になって落としながらであった。
七つ石小屋でテン泊している人としばらく話した、ピークよりテン泊を楽しんでいる様子に、それも良いなーと思った。昨夜の星は素晴らしかったそうだ。途中ワカンを持った人とすれ違い話したら三峰神社から登って山荘に泊まったそうだがトレースがなく尾根の深雪を歩いて山荘に夜の7時にやっと着いたそうだ、山荘で遭難寸前と叱られたそうだ。三峰からは人が少なくトレースが期待できないので、そうとう大変そうな様子が分かった。そんなこんなで途中で人と話しながらでどんどん多くの人に抜かれながら登る。七つ石山は見晴らしの素晴らしいまん丸の山頂だ、今日は天気が最高で風もなく熱く、富士山がずっと最後まで見守れながらの山行だった、七つ石山から見る富士山は格別だった、山頂にカメラ好きな赤いアウターに赤いザックの人がいてその人とは雲取山頂までずっと抜きつ抜かれつ一緒に歩いた、七つ石山には英語で会話する二人がいたら、hagureさんが英語で話しかけていたが、早すぎで何を言っているのかほとんど分からない、英語が話せるのには憬れてしまう。七つ石からの降りは深い雪で気持ちがいい、大きな木に雪が着くと見事なんだそうだが今はすっかり落ちてしまっている。向こうの峯が飛竜山だそうだ、小高いピークから遠く遠く目指す雲取山が見える、ダンシングツリー辺りのの景色はテレビで見たことがある。決して急登ではないが、とにかく長い、ヘリポート、奥多摩小屋11:30夏道なら山頂にいる時間だがここから距離は短いのだが1時間ちょっと掛ってやっと12:40雲取避難小屋へ着いた。何度も何度も富士山をカメラに収めるがモニターが見えないので映っているか心配だ。
小屋にザックを置いて埼玉県側の山頂に向かう雪が深いが多くの人が山頂を楽しんでいた、浅間が大きく見えたのが印象的だった。甲武信が近い、赤岳は山頂がちょっとだけ見えた、写真を撮って早々に小屋に戻って遅い昼食だ、hagureさんがお汁粉が旨かった、13:30下山開始、ぬかるんで歩きにくい所もあるがやっぱり下山は楽だ、あれほど大変だった小雲取山もさっと通過する、途中多くの人が登ってくるがこの時間だとほとんどの人が泊まりの様子、何だか羨ましいが明日は天気が余り良くない予報だ。ブナ板で30人位の人が休んでいる聞いたら1団体のツアーだそうだ、ブナ板から帰りは巻き道を帰る、登り下りは無いが大きく回るので30分掛った。南側の陽が当る所は雪が溶けているが日陰になると雪がまだありアイゼンを外しにくい、堂所手前で外したが今度は凍結した所もあり、神経を使いながらの降りが登山口まで続いた。同所の看板で後り1時間余りと確認して帰りを急ぐ、陽が長くなったので助り明るいうちに鴨沢まで帰ることが出来た。風呂に入って帰る予定だったが疲れも多く、風呂に入ったら帰り道の睡魔が怖いので風呂なしで山行終了した。いい天気に恵まれて行きたかった雪の雲取山へ行くことが出来て最高に良かった、久しぶりのhagureさんにまた感謝の一日だった。
平ケ岳も凄いと思っていましたら
今回も「素晴らしい、恐れ入ります」の一言です。
最近老け込んでしまい、長い距離を歩こうとの気力が起きない
私と比べ、ご両人の頑張りに大喝采です。
kazuhi49さん こんにちは
コメント有難うございます。去年蔵王に日程が合わなくて私は行けませんでした。
今回私はメロメロに疲れましたがhagureさんは平気の様子で昔の経験はすごいもんだと感心します。朝日連峰、飯出山行きたいですが、 いつ実現できるかです。
鳴神山にも登ってるんですね、私の地元の様な山です、アカヤシオやカッコウソウもいいですねー、良かったら又お出かけください。
Kazuhiさん、声援ありがとうございます。
不安との戦いですが、なんとかがんばっています。でも安全には一番気を使います。滑ったり、つまずいたりするのが怖いですから。
毎日11階の階段1往復、新聞取りに朝やっています。ノンストップで上っています。スクワッドをこれからしばらく毎日50回は習慣づけて、なんとか山を歩けるようにと思います。
なんか生きることとの戦いみたいですよ。元気でいるためにも、意欲をもたないといけないと自分に言い聞かせています。夢さんはとてもいい相性でして、ストレスがなく山歩きができる山友です。
自分の体力を知るためにも、無理を避けた登山を心がけたいです。若者が山に増えたのと、冬山でも多くの登山者がいて、大昔とは隔世の感があります。
彼らの姿を楽しく眺めながら、老いを客観化して楽しみたいと願っています。
がんばれるだけ(気持ちが)がんばります。
hagureさま&yumesoufさまお疲れ様でした。
いやはや凄い距離を歩いているのですね。
昨日、hagure様からお電話いただき
毎日スクワット100回を課さないと・・・・
おっしゃっておりましたが、
これだけの距離をあっさりクリアされるとは
ただただ、尊敬するばかりです。
それにしても見事な天気
いい日を当てましたね。
yumesoufさま百名山また一座追加ですね
おめでとうございました。
AOさま
へへへのへですね。天気に救われましたね。
でも帰りにアイゼンはずしたら、最後に夕暮れで冷えてきてちょっと緊張したんですよ。もう軽アイゼンは利用方法を考えます。ストレスをなくして歩くためには外見は関係ありませんね。若い人の真似はしないことにします。それが歳の差なんですね。
夢さんもレコではばてたみたいなこと言ってますが、私が引きずられていったんですよ。でもとても楽しいですよ、いつも。
aonumaさん いつもありがとうございます。
雲取山はやっぱり遠かったです、それでもさすが東京の百名山ですねー、決して楽な山でない雪山なのにびっくりする位多くの人が登ってました。
一番いいなーと思ったのは七ツ石小屋にテントを張って、山の静かな空間を楽しんでいる人でしたねー。あー言う余裕の時間を何時になったら持てるのでしょうね。
お陰さまで好天に恵まれて(hagure晴れでしょうか?)いい山行でした。
お二人さま、こんばんわ
レコは既に会社の昼休みには見ていましたが、
ビデオは会社では見づらく・・昨晩見ました
当日は平地でも 天気が良かったので、
良い山行が出来てるだろうな? って思っていました。
南アルプス、富士山もばっちりですね。
写真も綺麗ですし、ビデオも綺麗に撮れていますね。
私も1カ月くらい前に行ったばかりですが、
また行きたいな〜と思うようなレコでした。
今週末も土曜日は天気良さそうですし、
良い眺めを期待したいですね!!
疲れも取れたようで、何よりです
pikachan ありがとうございます。
hagureさんのビデオには最近私がメインの様に映って、何も考えず過ごしてきましたが、少し服装も考えなくてはなどと思ってしまいます。実際は無理ですが
体はしらない間に腰痛を再発させてしまったようです。だんだん治ってます。
あのコースは夏道ではマウンテンバイクで走る人がいるとか聞きましたが、どこから歩いても遠いですねー、七ツ石小屋でテントで楽しんでいた人、あれいいですねー。
古希前の二人ですが、土曜日よろしくお願いします。 (*^_^*)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する