腐れ雪で踏み抜き祭り 堂満ルンゼ（第一ルンゼ）

2015年02月23日(月) [日帰り]

• GPS: 06:45
• 距離: 9.4km
• 登り: 972m
• 下り: 980m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:55
• 休憩: 0:51
• 合計: 6:46

距離 9.4km 登り 972m 下り 983m

6:52 スタート地点
7:10 大山口
9:47 10:13 堂満岳
10:49 10:51 金糞峠
11:43 11:59 前山
12:03 12:05 北比良峠
12:09 前山
12:44 12:46 カモシカ台
13:10 13:13 大山口
13:38 ゴール地点

天候

曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

イン谷口　レスキュー比良横駐車スペース

コース状況／危険箇所等

大山口までは雪ありませんでした。

大山口〜第一ルンゼ取付き堰堤：積雪有ですが、踏み固まっています。

堂満第一ルンゼ：積雪量はありますが、かなり雪質は腐ってきており踏み抜きまくります。ルンゼ下部〜中部では踏み抜くと下を流れる沢が現れます。
また、大小のデブリ多数。前夜降った雨が土砂と共に雪面を流れた跡もありました。
登攀中、崖の上から小粒の落石、雪崩あり。

堂満岳〜金糞峠：雪庇あり。所々で崩壊が始まっています。

金糞峠〜前山〜北比良峠：特に危険はありませんが、目印が少ないので逐一確認を。

北比良峠〜ダケ道：特に危険はありませんが、北比良峠〜神璽谷分岐標識の辺りは雪がもろくなっているので要注意。ダケ道は途中、2か所の大きな倒木あり。
カモシカ台より下部、大山口に近づくと積雪ありません。

写真

2/23 6:56

正面谷トイレ前は積雪なし

2/23 7:08

大山口から積雪あり

2/23 7:38

ルンゼ取付きの堰堤
ヘルメット、アイゼン、ピッケル、そして万が一・撤退時のビレイ・下降に備えてハーネスも装着

2/23 7:53

トレースあるのは有難いですが、無意味なほどに踏み抜きまくり

2/23 8:01

大小のデブリ

2/23 8:05

滝も姿を現しています。
この真下がもろいスノーブリッジ状態になっていてかなり怖い

2/23 8:15

中央稜

2/23 8:34

2/23 8:43

いよいよ核心部へ進んでいく

2/23 8:44

高度が増していきます

2/23 8:44

この斜度がたまらん。。。

2/23 8:46

踏み抜くと下を流れる沢が見えます
下部〜中間部まで多発
とにかく水音が聞こえる事自体が恐ろしさを倍増します

2/23 8:54

ようやく核心部を抜けたと思ったら・・・

2/23 8:55

ここ・・・
恐かった。。。

2/23 9:00

今度は土砂が混じってきた。。。

2/23 9:03

上からコロコロコロコロ落ちて来ています。。。。

2/23 9:09

ようやく空が開けてきた

2/23 9:09

振返ると・・・高度感だけは素晴らしい

2/23 9:47

人面岩
気持ち悪い

2/23 9:50

上部の雪質も腐ってます

2/23 9:55

ラストのシャクナゲブッシュを抜けて・・・

2/23 10:03

堂満岳　登頂！

2/23 10:07

琵琶湖方面

2/23 10:08

縦走路
一瞬だけ晴れ間が出ました

2/23 10:14

金糞峠へ向けて

2/23 10:15

雪庇

2/23 10:18

この辺りは所々で雪庇が落ち始めていました

2/23 10:27

第三ルンゼ
またいい状態の時に降りてみたい

2/23 10:28

2/23 10:38

2/23 10:47

金糞峠
積雪少な目

2/23 10:47

いつもの風景

2/23 11:35

北比良峠へ向けて

2/23 11:43

前山の展望台跡で休憩＆食事

2/23 11:58

北比良峠へ

2/23 12:02

北比良峠
真っ白

2/23 12:02

琵琶湖見えず
計画では釈迦岳に行くつもりでしたが、ここで気持ちがなえて下山することに

2/23 12:36

ダケ道で下山

2/23 13:11

大山口到着
川の音が間もなく始まる渓流釣りシーズンを思い出させます

撮影機器：

u790SW,S790SW OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

msj

今シーズン中に行ってみたかった堂満ルンゼに行って来ました。
ここ数日の暖かい日に加え、前日の雨と条件的にはかなり悪い予感。
予想以上の踏み抜きで一歩一歩が慎重に歩かざるを得ないのと、周囲の状況に気を使いながらの登攀で山頂に着くまで気力・体力ともに相当消耗した感じです。