ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 595344
全員に公開
雪山ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

八方尾根 紺碧の空 しろうま輝く

2015年02月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
onisan その他5人
GPS
--:--
距離
5.7km
登り
531m
下り
524m

コースタイム

9:37八方池山荘―10:30八方ケルン―13:55第3ケルン―11:03八方池ランチ11:29―12:55丸山13:02―14:25クワッドリフト―14:52ゴンドラ兎平駅
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 中央高速、長野道ともに問題はありません。安曇野ICを降りて糸魚川街道を北上します。道路上に積雪はありません。大町辺りから路面は凍結し、渋滞気味。信号待ちで止まると、2台後の後続車が追突されました。以後、運転はより慎重になります。
 スキー場の駐車場はどこも一杯ですが、運よくゴンドラ八方駅の下の駐車場に停めることが出来ました。
コース状況/
危険箇所等
 ゴンドラで兎平まで上がり、さらにリフトを2本乗り継いで八方池山荘に到着します。リフトに乗っている間、上空に雲が立ち込め、寒〜い。八歩池山荘、標高1,850mまでヒョイ。アイゼンやスノーシューの山登りスタイルのヒト、ボードを担いだヒト、山スキーのヒト、色んな人たちが上を目指しています。わたし達はスノーシュー。
 ガスで視界の悪い中、八方池山荘を出発。八方ケルンではもうガスは流れ青空が広がり始めました。第2ケルンまではしまった雪でスノーシューがサクサク、快適です。第3ケルンまでの登り、スノーシューがカリカリ、でも快適です。第3ケルンからノートレースの八方池に降り、池の上でランチタイム。
 下の樺、上の樺、急登です。さらに丸山への登り、広い斜面のこれまた急坂、トレースを辿って登ります。丸山ケルンに到着、今日はここまで。
 下り、広い斜面では処女雪に突っ込み、銘々が自分のトレースを作ります。ここ暫く新雪はなかったようで、処女雪も重め、新雪を蹴散らしてと云う訳にはいきませんが、それでも楽しいスノーシューの下りです。細い尾根では一列に連なってトレースを辿ります。急斜面のトレース下り、スノーシューではちょっと慎重になります。
その他周辺情報 大町観光ホテルの日帰り温泉で汗を流しました。
リフト券売り場。行列が出きています。
2015年02月28日 08:45撮影 by  NEX-3N, SONY
6
2/28 8:45
リフト券売り場。行列が出きています。
ゴンドラ、リフトを乗り継いで八方池山荘まで上がります。
2015年02月28日 09:33撮影 by  NEX-3N, SONY
4
2/28 9:33
ゴンドラ、リフトを乗り継いで八方池山荘まで上がります。
ガスの中、登り始めます。
2015年02月28日 09:41撮影 by  NEX-3N, SONY
6
2/28 9:41
ガスの中、登り始めます。
ガスが流れ、白馬がぼんやりと。
2015年02月28日 09:44撮影 by  NEX-3N, SONY
4
2/28 9:44
ガスが流れ、白馬がぼんやりと。
青空も見え始め、
2015年02月28日 09:48撮影 by  NEX-3N, SONY
3
2/28 9:48
青空も見え始め、
白馬連邦連峰がくっきりと姿を見せ始めました。
2015年02月28日 09:50撮影 by  NEX-3N, SONY
8
2/28 9:50
白馬連邦連峰がくっきりと姿を見せ始めました。
おっ! 五竜、鹿島槍、頭が見えました。
2015年02月28日 09:52撮影 by  NEX-3N, SONY
6
2/28 9:52
おっ! 五竜、鹿島槍、頭が見えました。
こ〜んな青空、なんと幸運。
2015年02月28日 09:52撮影 by  NEX-3N, SONY
7
2/28 9:52
こ〜んな青空、なんと幸運。
雲もたなびいていますが、ここは無風です。
2015年02月28日 09:53撮影 by  NEX-3N, SONY
5
2/28 9:53
雲もたなびいていますが、ここは無風です。
不帰嶮も頭を出します。
2015年02月28日 10:04撮影 by  NEX-3N, SONY
3
2/28 10:04
不帰嶮も頭を出します。
白馬三山をバックに。
2015年02月28日 10:07撮影 by  NEX-3N, SONY
17
2/28 10:07
白馬三山をバックに。
振り返れば見事な雲海。
2015年02月28日 10:10撮影 by  NEX-3N, SONY
4
2/28 10:10
振り返れば見事な雲海。
右から高妻、妙高、火打、焼山、雲の上に頭を出しています。
2015年02月28日 10:11撮影 by  NEX-3N, SONY
3
2/28 10:11
右から高妻、妙高、火打、焼山、雲の上に頭を出しています。
天国を歩いている気分です。
2015年02月28日 10:22撮影 by  NEX-3N, SONY
6
2/28 10:22
天国を歩いている気分です。
風の芸術。
2015年02月28日 10:24撮影 by  NEX-3N, SONY
16
2/28 10:24
風の芸術。
立ち止まり、立ち止まり。
2015年02月28日 10:30撮影 by  NEX-3N, SONY
5
2/28 10:30
立ち止まり、立ち止まり。
不帰嶮、近づいてきました。
2015年02月28日 10:40撮影 by  NEX-3N, SONY
9
2/28 10:40
不帰嶮、近づいてきました。
雨飾も姿を見せます。
2015年02月28日 10:46撮影 by  NEX-3N, SONY
4
2/28 10:46
雨飾も姿を見せます。
第3ケルンに到着です。
2015年02月28日 10:55撮影 by  NEX-3N, SONY
3
2/28 10:55
第3ケルンに到着です。
八方池は雪に覆われています。
2015年02月28日 10:56撮影 by  NEX-3N, SONY
6
2/28 10:56
八方池は雪に覆われています。
池の上に腰を下ろしてランチタイム。
2015年02月28日 11:10撮影 by  NEX-3N, SONY
7
2/28 11:10
池の上に腰を下ろしてランチタイム。
白馬を眺めながら、
2015年03月03日 13:22撮影
3
3/3 13:22
白馬を眺めながら、
不帰嶮を眺めながら、こんな贅沢な食事はありません。
2015年02月28日 11:25撮影 by  NEX-3N, SONY
8
2/28 11:25
不帰嶮を眺めながら、こんな贅沢な食事はありません。
八方池、私たちがつけたトレース1本。
2015年02月28日 11:29撮影 by  NEX-3N, SONY
4
2/28 11:29
八方池、私たちがつけたトレース1本。
八方池から稜線に戻ります。
2015年02月28日 11:29撮影 by  NEX-3N, SONY
3
2/28 11:29
八方池から稜線に戻ります。
急登、一休みして五竜、鹿島槍。
2015年02月28日 11:59撮影 by  NEX-3N, SONY
10
2/28 11:59
急登、一休みして五竜、鹿島槍。
振り返って、右手に四阿山も。
2015年02月28日 12:01撮影 by  NEX-3N, SONY
5
2/28 12:01
振り返って、右手に四阿山も。
丸山への最後の登りです。
2015年02月28日 12:23撮影 by  NEX-3N, SONY
4
2/28 12:23
丸山への最後の登りです。
ストックは八方のつもりです。
2015年02月28日 12:57撮影 by  NEX-3N, SONY
16
2/28 12:57
ストックは八方のつもりです。
この先唐松まではまだまだ、今日はここまで。
2015年02月28日 13:00撮影 by  NEX-3N, SONY
4
2/28 13:00
この先唐松まではまだまだ、今日はここまで。
五竜、鹿島槍に、
2015年02月28日 12:59撮影 by  NEX-3N, SONY
5
2/28 12:59
五竜、鹿島槍に、
白馬に、
2015年02月28日 13:00撮影 by  NEX-3N, SONY
4
2/28 13:00
白馬に、
眼前に迫る不帰嶮に、別れを惜しみ、
2015年02月28日 13:00撮影 by  NEX-3N, SONY
4
2/28 13:00
眼前に迫る不帰嶮に、別れを惜しみ、
下りにかかります。
2015年02月28日 13:01撮影 by  NEX-3N, SONY
6
2/28 13:01
下りにかかります。
広い斜面ではそれぞれ自分の足跡をつけ、
2015年02月28日 13:22撮影 by  NEX-3N, SONY
6
2/28 13:22
広い斜面ではそれぞれ自分の足跡をつけ、
狭い尾根ではトレースを辿って一列になって下ります。
2015年02月28日 13:36撮影 by  NEX-3N, SONY
6
2/28 13:36
狭い尾根ではトレースを辿って一列になって下ります。
高妻、妙高、火打を眺めながらの下りです。
2015年02月28日 13:50撮影 by  NEX-3N, SONY
8
2/28 13:50
高妻、妙高、火打を眺めながらの下りです。
雪が飛び、テカテカ凍っています。
2015年02月28日 14:11撮影 by  NEX-3N, SONY
7
2/28 14:11
雪が飛び、テカテカ凍っています。
スキー場が見えてきました。
2015年02月28日 14:20撮影 by  NEX-3N, SONY
6
2/28 14:20
スキー場が見えてきました。
ゴンドラで帰ります。
2015年02月28日 14:52撮影 by  NEX-3N, SONY
7
2/28 14:52
ゴンドラで帰ります。
撮影機器:

感想

 2月最後の土曜日、クラブ岳の八方尾根スノーシューに参加しました。前日に前線が日本列島を通過し、天気予報ではこの日は晴れマーク。翌日には日本海に三つの低気圧が発生し荒れ模様。その間隙を縫っての山行です。
 ご一緒いただいたのは、山県市のFさん、一宮市のOさん、この二人は顔見知りです。大阪のNさんと東京のKさんは何処かでお会いしたことがありそうです。いずれも女性です。
 4時に岐阜羽島を出発。真っ暗の中、高速道路を走り、みどり湖SA辺りで白みかけて来ました。松本辺りでは雲が空を覆い、常念岳は見えません。大町辺りから路面凍結、追突事故も見られ、わたしが運転しているわけではありませんが手を握り締めています。行く手に白馬も見えて来ます。無事八方尾根スキー場に到着しましたがどんより、雲が垂れ込めています。
 八方池山荘からスノーシュートレッキングの始まりです。ガスの立ち込める中、直登します。雲の上に上がると、白馬三山が雲の中から現れます。白馬、杓子、鑓がお行儀よく並んでいます。白馬の横には小蓮華、さらに白馬乗鞍も姿を見せます。汗が出始め、ハードシェルを脱ぎます。やがて左側に五竜、そして鹿島槍が雲の上に頭を出します。さらに登ると不帰嶮も。どんどん青空が広がり、後立山の北アルプスが全貌を現します。真っ白なドレスを身に纏った急峻な峰々、見事に晴れ渡った紺碧の空、神々しささえ感じます。振り返れば雲海が広がり、その向こうには高妻、妙高、火打、雨飾。う〜ん、これは堪らん。
 雪に覆われた八方池の上を渡り、池の上に積もった雪を踏み固め座り込み、ランチタイム。周りは真っ白、無風、陽が暖かい。白馬、不帰嶮を眺めながら食べる。贅沢極まる、これぞ至福の時。もういつ死んでもいい〜。
 稜線に戻って再び登ります。本日の目的は八方尾根スノーシュートレッキング、どこまで行くかはその時次第。ひとつコブを越えると次のコブ。結構しんどい登りですが、周りの眺望がそれを掻き消します。そして丸山に登りつきました。今日はここまで、もうひと息登れば唐松、でもそこまで登る装備は用意していません。今日はこれで充分です。白馬も不帰嶮も五竜も水平目線、もう見上げる高さではありません。ここまで来るとさすがに風も出始め、ハードシェルを着込みます。
 下山、足跡の無い場所を選んで下ります。雪が重く、新雪を蹴散らしてというわけには参りませんが、それでもスノーシューの下りは楽しい。

 なんという運の良さ、素晴らしい天候に恵まれ、素晴らしい景色を堪能することが出来ました。ご案内頂いた葛谷代表、ご一緒頂いた4人のご婦人方、アリガトサ〜ン、でした。ご迷惑をお掛けしましたが、これに懲りずにまたご一緒させて下さい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:760人

コメント

これまたサイコー!
これまた至福の時でしたね。
リフトで上がった車山の山頂とは比べ物になりませんな(笑)
スキーの夜テレビで見た雪山の西穂高を挑む光景を思い出しました。
天候が良く、風も途切れ、運が良かったですね。
明日も良い日でありますように。
2015/3/7 21:11
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
唐松岳 白馬八方尾根
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
八方池⇔唐松岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
ハイキング 甲信越 [日帰り]
八方尾根コース
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
八方尾根コース
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら