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Yamareco

記録ID: 596362
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
奥秩父

飛龍山

2015年03月02日(月) 〜 2015年03月03日(火)
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 山梨県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
29:28
距離
21.5km
登り
2,637m
下り
2,616m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:38
休憩
1:09
合計
9:47
距離 12.5km 登り 2,335m 下り 889m
8:01
134
10:15
10:22
48
11:10
11:15
121
13:16
13:24
50
14:14
14:21
8
14:29
14:31
99
16:10
16:16
4
16:20
16:21
52
17:13
17:46
2
17:48
宿泊地
2日目
山行
5:09
休憩
0:30
合計
5:39
距離 8.6km 登り 301m 下り 1,672m
7:42
35
宿泊地
8:17
8:32
34
9:06
9:20
84
11:29
11:30
69
12:39
42
天候 3/2晴れ、3/3日曇り
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
7:00発 奥多摩駅BS(西東京バス、丹波行き、2番のりば)
7:54着 丹波BS
※ICカード使えます。
6:51、JR奥多摩駅到着。駅を出ると既にバスが待っていた。右の建物が氷川サービスステーションか。
2015年03月02日 06:53撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
1
3/2 6:53
6:51、JR奥多摩駅到着。駅を出ると既にバスが待っていた。右の建物が氷川サービスステーションか。
7:54丹波BS到着。トイレがあり助かる。
2015年03月02日 08:01撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
3/2 8:01
7:54丹波BS到着。トイレがあり助かる。
丹波BS。上りの時刻。
2015年03月02日 08:01撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
3/2 8:01
丹波BS。上りの時刻。
丹波BSの案内図。
2015年03月02日 08:02撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
3/2 8:02
丹波BSの案内図。
丹波BSの散策マップ
2015年03月02日 08:02撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
3/2 8:02
丹波BSの散策マップ
丹波BSから青梅街道を奥に行くと、SS(エネオス)の手前に登山口への道案内があった。
2015年03月02日 08:03撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
3/2 8:03
丹波BSから青梅街道を奥に行くと、SS(エネオス)の手前に登山口への道案内があった。
サヲウラ方面には、ここから畑の中を行く。3枚ほど扉を通過。
2015年03月02日 08:16撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
1
3/2 8:16
サヲウラ方面には、ここから畑の中を行く。3枚ほど扉を通過。
山王沢の標識
2015年03月02日 08:56撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
3/2 8:56
山王沢の標識
こんなところに「ツチグリ」が。そんな季節だっけ?
昨年10月に高尾山で見た。
2015年03月02日 09:39撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
4
3/2 9:39
こんなところに「ツチグリ」が。そんな季節だっけ?
昨年10月に高尾山で見た。
ここら辺から雪が目立つ。
2015年03月02日 09:45撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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ここら辺から雪が目立つ。
サヲウラ峠に到着。
2015年03月02日 10:13撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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3/2 10:13
サヲウラ峠に到着。
熊倉山1624mは三等三角点。埼玉百名山の熊倉山1427mとは別物。
2015年03月02日 11:12撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
3/2 11:12
熊倉山1624mは三等三角点。埼玉百名山の熊倉山1427mとは別物。
前飛竜の標識。
2015年03月02日 12:57撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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3/2 12:57
前飛竜の標識。
眺めよし。ここで引き返しても充分な山行。
2015年03月02日 12:59撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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3/2 12:59
眺めよし。ここで引き返しても充分な山行。
南アルプスの山々。雪の積もった3山は、左から推定、聖岳、赤石岳、荒川岳。
2015年03月02日 13:00撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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3/2 13:00
南アルプスの山々。雪の積もった3山は、左から推定、聖岳、赤石岳、荒川岳。
推定、一番左が荒川岳だとすると、画面中央の奥に尖って見えるのが塩見岳、一番右が間ノ岳。
2015年03月02日 13:00撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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3/2 13:00
推定、一番左が荒川岳だとすると、画面中央の奥に尖って見えるのが塩見岳、一番右が間ノ岳。
間ノ岳の右となりが北岳(画面中央の右寄り、日本で二番目に高い山)。北岳の手前の雪のないのが、鳳凰山。
もちろん推定。
2015年03月02日 13:00撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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3/2 13:00
間ノ岳の右となりが北岳(画面中央の右寄り、日本で二番目に高い山)。北岳の手前の雪のないのが、鳳凰山。
もちろん推定。
そして、画面中央の雪の積もったのが仙丈ケ岳。一番右の雪のないのが甲斐駒ケ岳。雪解けなのかな?
以上、すべてグーグルアースより推定。
2015年03月02日 13:01撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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3/2 13:01
そして、画面中央の雪の積もったのが仙丈ケ岳。一番右の雪のないのが甲斐駒ケ岳。雪解けなのかな?
以上、すべてグーグルアースより推定。
左記4枚を集約。南アルプス。
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左記4枚を集約。南アルプス。
さらに発展。(グーグルアースとの比較)
一生懸命調べたけど間違いはあるよ。人間だもの。
さらに発展。(グーグルアースとの比較)
一生懸命調べたけど間違いはあるよ。人間だもの。
こちらは雲取山へ至る稜線。
2015年03月02日 13:06撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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3/2 13:06
こちらは雲取山へ至る稜線。
ようやく飛龍権現に到着。
2015年03月02日 14:20撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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3/2 14:20
ようやく飛龍権現に到着。
飛龍権現から将監小屋へ行こうと試みるも雪深く、進行を断念。(GPSで確認すると、ルートから外れていた。)
2015年03月02日 15:26撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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3/2 15:26
飛龍権現から将監小屋へ行こうと試みるも雪深く、進行を断念。(GPSで確認すると、ルートから外れていた。)
禿岩の地点まで戻ってきた。
ここから北側斜面を登っていけば良かったのか?
2015年03月02日 16:17撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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3/2 16:17
禿岩の地点まで戻ってきた。
ここから北側斜面を登っていけば良かったのか?
将監小屋は諦め、飛龍山へ登頂。
2015年03月02日 17:14撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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3/2 17:14
将監小屋は諦め、飛龍山へ登頂。
時間切れのため野営決定。
腹が減ってはいいクソできぬ。
2015年03月02日 18:33撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
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3/2 18:33
時間切れのため野営決定。
腹が減ってはいいクソできぬ。
2日目、とっとと下山。
こんなところにも「前飛龍」の標識が。登りでは視界に入らなかった。
2015年03月03日 09:21撮影 by  FinePix XP70 XP71 XP75, FUJIFILM
3/3 9:21
2日目、とっとと下山。
こんなところにも「前飛龍」の標識が。登りでは視界に入らなかった。
サルがいる。

装備

個人装備
ポール×2 ワカン 野営道具一式

感想

===== 飛龍山登山の裏側に隠されたドラマがあった =====


【1日目】
6:51着 JR奥多摩駅
7:00発 西東京バス(丹波行き)
7:54着 丹波BS

<登山口〜飛龍権現>
バス停を降りるとトイレがあった。観光マップを見ると結構整備されている模様。
途中、電気柵に囲まれた畑の中を通り登山口へ向かう。

10:15 サヲウラ峠に着くも、どうもおかしい。いつもならコースタイムを上回り移動できるがはずが、今日はまったく余裕ない。このときは「山と高原地図」の執筆者の足が異常に速いのかと思っていた。
11:10 熊倉山
13:00 前飛龍。ここに来るまでにガスってしまうのではないかと心配したが、眺望を得ることができた。
14:20 飛龍権現。予定のコースタイムより顕著に遅れている。スタミナ切れか、それとも先月酔っ払って痛めた膝の影響か、少し歩くとすぐ休みたくなる。
これから将監小屋まで行く予定だが相当暗くなりそう。飛龍山に立ち寄るのはダメだろう。

<飛龍権現から将監峠へ>
深雪に難儀、なかなか先へ進めない。道もあやしげになり、たまらずGPSを取り出すと正規登山道から若干はずれている。ただ、このままの高度で突き進めば、いずれはルートに合流するはずなので、しばらく頑張るものの・・・。

15:25 腕時計を見ると、飛龍権現から既に1時間くらい経つが、さほど進んでいない。このまま進むと夜行軍必至。体力的(と膝)に厳しいと思われ、来た道を引き返して下山することにした。(撤退を決意)

<飛龍権現から飛龍山へ>
16:20 分岐となる禿岩地点に戻り、本来正しいルートであろう北側斜面を見上げる。ルートを間違えずにそちらへ進んだなら将監小屋へ辿りつけたであろうか。それとも2泊3日の旅に突入し、予報されていた雨にあたっただろうか。

このまま飛龍権現から下山したかったが、それではあまりに寂しい。形作りのために飛龍山へ向かった。
足取り重いが、このままショボい山行記録に終わるか否かの瀬戸際。途中、四つん這いにシャクナゲをくぐること数か所。
17:15 飛龍山頂上。関東および山梨百名山。眺望はないが、そんなものはどうでもよい。
17:30頃、頂上より少し降りたところで野営。ようやく晩飯にありつく。
用意した寒さ対策グッズのおかげで、深夜2〜3時間くらいは寝たか。


【2日目】
6:07 シェルターに光が当たり慌てて目を開ける。日の出前に起き、日の出とともに下山しようと思っていたが寝坊。腕時計の目覚まし音がまったく聞こえなかった。かなりアバウトな温度計指針は−8℃だが、体感的にはさほど寒くなかった。
7:42頃 朝食はリュックの中ですっかりつぶれたアンパン。雪を溶かして温めたものを水筒に詰めて出発した。

膝の痛み(自己診断、腸脛靭帯炎)は下りがキツく、テーピングする。いつもなら小走りに時間を稼ぐのだが。
膝の負担が軽くなる方法はないかと、ナンバ歩きやら色々と試してみるが、たいして違いはなかった。多少いいかも知れないと思ったのが、痛い足の側だけストックを持つ方法、痛い足の動きと同じ動きで左右のストックを出す松葉杖歩行。

前飛龍を過ぎて人とすれ違った。
この方は以前飛龍山から将監峠に横断したことがあり、その時は正規ルートではなく飛龍山山頂から稜線を伝って行ったとのこと。ただし相当の時間は要する模様。
その他、下山がバスの時刻に間に合わなければ近傍の温泉(のめこい湯)に行くのがいいこと、下山路を工夫して鴨沢まで下りればバスの本数が増えることなどを教えてもらった。

12:10頃 やたら落石やら落ち葉のガサガサという音がすると思ったら、茶色い毛の生えた尻が走っている。よく見ると赤ら顔のサルだった。行きに見た電気柵を思い出した。
13:20頃 丹波BSに到着。13:35の便に滑り込んだのだった。


しばらく飲んだくれに戻るのも楽でいいか・・・
帰宅後、夕陽を見ながら舐める紙パック酒の味は辛かった。

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