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Yamareco

記録ID: 596450
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

雪の西穂高、荒天で断念・・・

2015年03月01日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.4km
登り
416m
下り
406m

コースタイム

日帰り
山行
3:30
休憩
0:50
合計
4:20
9:40
90
11:10
11:20
20
11:40
11:40
20
12:00
12:40
80
14:00
ゴール地点
西穂高口より山荘までは積雪あるも、コースタイムぐらい。下りは、急いで、1時間ぐらい。
 ※荒天のため、西穂独標どころか丸山直前で引き返した。
天候 曇りのち雪、山は吹雪
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新穂高温泉から西穂高口までのロープウェイは、下の第1ロープウェイが支柱にぶつかる事故で運休中。上の第2ロープウェイ駅のしらかば平まで代行バスを利用、しらかば平から西穂高口(登山口)までロープウェイ利用となる。
コース状況/
危険箇所等
西穂高口より西穂山荘までの登りは、トレースが残っておりアイゼンを使わなかった。しかし急登箇所もあり、アイゼンが苦にならない人はアイゼン使用がベスト。トレースは狭く、すぐ脇は踏み抜きます、注意です。下りは急激な積雪でアイゼン使用、さらに積もればワカンも必要だろう。山荘より上は、12本爪アイゼンとピッケルが必要。
その他周辺情報 新穂高温泉、栃尾温泉、福地温泉、平湯温泉など温泉はたくさんある。荒天下山でこのうち2か所利用・宿泊となった。
1 前日、新穂高に向かうバスからの景色、雪は降ってなく、この日は晴れ、道路は解けていた、しかし雪国、積雪量は半端でない
1 前日、新穂高に向かうバスからの景色、雪は降ってなく、この日は晴れ、道路は解けていた、しかし雪国、積雪量は半端でない
2 道路の状況
3 遠くの山の白さが引き立つ
3 遠くの山の白さが引き立つ
4 登山日、朝から曇り・雪(全国的に麓は雨、雨)、
 9月以来の新穂高温泉駅に着いた、本当はここからロープウェイであるが、事故のため、しらかば平まで写真のバスで移動
4 登山日、朝から曇り・雪(全国的に麓は雨、雨)、
 9月以来の新穂高温泉駅に着いた、本当はここからロープウェイであるが、事故のため、しらかば平まで写真のバスで移動
5 しらかば平駅へ着いた
5 しらかば平駅へ着いた
6 駐車場は観光客のバスのみ、いつもより人が少ない
6 駐車場は観光客のバスのみ、いつもより人が少ない
7 西穂高口へ向かうロープウェイからの景色、すれ違った下りのカゴが見える
7 西穂高口へ向かうロープウェイからの景色、すれ違った下りのカゴが見える
8 西穂高口駅の屋上展望所、まったく景色が見えない、晴れた日は西穂高や笠ヶ岳、遠くは白山まで見えるのに・・・・
8 西穂高口駅の屋上展望所、まったく景色が見えない、晴れた日は西穂高や笠ヶ岳、遠くは白山まで見えるのに・・・・
9 展望所の「にしほくん」、後ろの背景がない
9 展望所の「にしほくん」、後ろの背景がない
10 有名な散策路、雪の回廊です
1
10 有名な散策路、雪の回廊です
11 この人が、回廊を作る人です
11 この人が、回廊を作る人です
12 登山道の樹林帯に入ります、延々と雪道を歩きます
12 登山道の樹林帯に入ります、延々と雪道を歩きます
13 見る分には、雪景色も綺麗なのですが・・・・
13 見る分には、雪景色も綺麗なのですが・・・・
14 山荘までは、このような案内標識があります
14 山荘までは、このような案内標識があります
15 森林帯も終わります
15 森林帯も終わります
16 やっと西穂山荘へ着きました
16 やっと西穂山荘へ着きました
17 西穂山荘、周りだけは除雪していますが・・
17 西穂山荘、周りだけは除雪していますが・・
18 山荘の「にしほくん」です にこにこしていますが、見る人の状況は厳しいのです、後ろが丸山方向です
18 山荘の「にしほくん」です にこにこしていますが、見る人の状況は厳しいのです、後ろが丸山方向です
19 風雪がひどくなってきました、とにかく、丸山へ向けて、登ります、この時点で登山者は私一人です、他の登山者たちは、即、下山しました、ロープウェイが止まるので下山を薦められたからです
19 風雪がひどくなってきました、とにかく、丸山へ向けて、登ります、この時点で登山者は私一人です、他の登山者たちは、即、下山しました、ロープウェイが止まるので下山を薦められたからです
20 雪煙のなか、目印の細い棒を探します
20 雪煙のなか、目印の細い棒を探します
21 まだ少し見えます、10mぐらいでしょうか?
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21 まだ少し見えます、10mぐらいでしょうか?
22 丸山直前、すごい風雪で、屈むしかありません、立っておれません、ここで、カメラの液晶が切れました
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22 丸山直前、すごい風雪で、屈むしかありません、立っておれません、ここで、カメラの液晶が切れました
23 途中で断念し、山荘へ戻りました、とりあえず、名物の西穂ラーメン(みそ)で腹ごしらえ、ビールを飲んで、下山することにしました
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23 途中で断念し、山荘へ戻りました、とりあえず、名物の西穂ラーメン(みそ)で腹ごしらえ、ビールを飲んで、下山することにしました
24 下りは降りつづく積雪で、トレースがなくなりました、山荘周りもラッセルです、あわてず、西穂口へ雪を踏みしめて下山です
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24 下りは降りつづく積雪で、トレースがなくなりました、山荘周りもラッセルです、あわてず、西穂口へ雪を踏みしめて下山です
25 こんなに降り積もりました
25 こんなに降り積もりました
26 ほんとに見たことない雪雪雪です
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26 ほんとに見たことない雪雪雪です
27 雪の回廊にたどり着きました
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27 雪の回廊にたどり着きました
28 やっと、西穂口の雪の回廊、登山口まで来ました、ところがロープウェイ乗場への建物入口はシャッターが下りて入れません、この時点で、遭難かと思いました、
 あわてず、回廊を回り、2階の建物入口を探しました、そこには、優しい従業員のお兄さんが待っていてくれました、助かったのです
28 やっと、西穂口の雪の回廊、登山口まで来ました、ところがロープウェイ乗場への建物入口はシャッターが下りて入れません、この時点で、遭難かと思いました、
 あわてず、回廊を回り、2階の建物入口を探しました、そこには、優しい従業員のお兄さんが待っていてくれました、助かったのです
29 今日の装備です、ピッケルにアイゼン、ストックとワカン
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29 今日の装備です、ピッケルにアイゼン、ストックとワカン
30 予約した山荘に泊まれず下山したので、急遽温泉宿を探しました、宿から見た雪景色です、昨日とまったく違います
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30 予約した山荘に泊まれず下山したので、急遽温泉宿を探しました、宿から見た雪景色です、昨日とまったく違います
31 一晩で、軽くこのくらい積もります
31 一晩で、軽くこのくらい積もります
32 翌朝もこのような山の状況です
32 翌朝もこのような山の状況です
33 途中平湯温泉駅からバスに乗ります、バスセンターです
33 途中平湯温泉駅からバスに乗ります、バスセンターです
34 バスセンターからの景色です
34 バスセンターからの景色です
35 ここからは、帰りのバスからの雪景色をご覧ください、  雪山(西穂)の景色は次回へのお楽しみです
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35 ここからは、帰りのバスからの雪景色をご覧ください、  雪山(西穂)の景色は次回へのお楽しみです
36 道路も綺麗です
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36 道路も綺麗です
37 林も真っ白
38 青空が見えてきました
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38 青空が見えてきました
39 木々に絡んだ雪が綺麗です
39 木々に絡んだ雪が綺麗です
40 バスはほおのき平より山を下り、高山の城下町(古い町並み保存)へ戻ります
40 バスはほおのき平より山を下り、高山の城下町(古い町並み保存)へ戻ります
41 (飛騨)高山駅です、ここから名古屋(空港)へ向かいます
41 (飛騨)高山駅です、ここから名古屋(空港)へ向かいます
42 最後におまけです、中部国際空港のイルミネーションです、お疲れ様でした
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42 最後におまけです、中部国際空港のイルミネーションです、お疲れ様でした

装備

個人装備
ワカン アイゼン ゴーグル ヘルメット ピッケル ストック 雪用ジャケット・パンツ スリング・カラビナ

感想

 登山日の天気は曇り・雪、低気圧が近づくので荒天予想。しかし九州からの交通予約は変更できず、歩ける範囲でと考え、登山口へ向かった。この日一番のロープウェイに乗った登山者は、神奈川からの単独若者と、3人の若者のグループのみで、あとは外国の観光客のみ。
 樹林帯の登り雪道は下りの人(前日の西穂は天気が良く景色も見えたとのこと)もいて、トレースがあり風もなく問題はなかった。森林限界を超え西穂山荘に近づくにつれて風雪が強くなった。山荘に着くなり、下山を薦められた。ロープウェイの運行停止の可能性が高く、翌日にかけ風が強くなり登山は無理とのことであった。事実山荘の周りは既にトレースはなく、膝までの積雪であった。この時点で、私以外の登山者はすぐに下山した。
 どこまで行けるか、バラクラバにゴーグル、アイゼンにピッケル装備でとりあえず丸山へ向かった。尾根・稜線近くは風がひどく、立っておれない状況で、ホワイトアウトの状況となった。丸山の標識も見れない位置で、引き返すこととした。
 山荘へ戻ると、ロープウェイが止まったとのことであった。このまま泊まってもいいが、明日はさらに激しくなると言われたので、急遽下山することとした。西穂高口からは、お願いして、ロープウェイの従業員を運ぶ最終の便に乗せてもらった。
 【結論】雪山は何が起こるか分かりません。西穂では10日前も快晴の日に雪庇が崩れ、滑落・遭難しています、冷静な判断と過剰なほどの注意が必要です。
 それにしても、昨年は雪山目指した木曽駒ヶ岳も荒天のため、名古屋空港で引き返しました。九州から行くのは難しい。
 天候の判断が、一番重要でしょうか?さらに、晴れても山は風強く、雪崩もある。
 

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コメント

おつかれさまでした
遠い所に行くのって、天気が悪かったりするので難しいですよね…。それにしても雪すごいですね!!まだまだ春は遠い本州の山達、山に登らなくても、遠くから見るのもいいかもしれないす...旅行の候補に挙げときます。
2015/3/4 23:24
Re: おつかれさまでした
いつもコメント有難うございます。
 関東、関西の人は、北アルプスの登山口まで、3・4時間で行けます。九州からは、登山口まで行くのに大変で、行き帰り登山口で1泊・2泊余分にかかります。交通費と合わせお金も時間も余分にかかりますが、何より予定の変更が大変で、大きなハンディです。
 奥飛騨など雪国は例年以上の雪で、見る分には綺麗ですが・・・、ここらはhanaさんの好きな温泉がたくさんあって最高ですよ。
2015/3/5 18:12
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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