雪の西穂高、荒天で断念・・・
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 416m
- 下り
- 406m
コースタイム
天候 | 曇りのち雪、山は吹雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西穂高口より西穂山荘までの登りは、トレースが残っておりアイゼンを使わなかった。しかし急登箇所もあり、アイゼンが苦にならない人はアイゼン使用がベスト。トレースは狭く、すぐ脇は踏み抜きます、注意です。下りは急激な積雪でアイゼン使用、さらに積もればワカンも必要だろう。山荘より上は、12本爪アイゼンとピッケルが必要。 |
その他周辺情報 | 新穂高温泉、栃尾温泉、福地温泉、平湯温泉など温泉はたくさんある。荒天下山でこのうち2か所利用・宿泊となった。 |
写真
装備
個人装備 |
ワカン
アイゼン
ゴーグル
ヘルメット
ピッケル
ストック
雪用ジャケット・パンツ
スリング・カラビナ
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感想
登山日の天気は曇り・雪、低気圧が近づくので荒天予想。しかし九州からの交通予約は変更できず、歩ける範囲でと考え、登山口へ向かった。この日一番のロープウェイに乗った登山者は、神奈川からの単独若者と、3人の若者のグループのみで、あとは外国の観光客のみ。
樹林帯の登り雪道は下りの人(前日の西穂は天気が良く景色も見えたとのこと)もいて、トレースがあり風もなく問題はなかった。森林限界を超え西穂山荘に近づくにつれて風雪が強くなった。山荘に着くなり、下山を薦められた。ロープウェイの運行停止の可能性が高く、翌日にかけ風が強くなり登山は無理とのことであった。事実山荘の周りは既にトレースはなく、膝までの積雪であった。この時点で、私以外の登山者はすぐに下山した。
どこまで行けるか、バラクラバにゴーグル、アイゼンにピッケル装備でとりあえず丸山へ向かった。尾根・稜線近くは風がひどく、立っておれない状況で、ホワイトアウトの状況となった。丸山の標識も見れない位置で、引き返すこととした。
山荘へ戻ると、ロープウェイが止まったとのことであった。このまま泊まってもいいが、明日はさらに激しくなると言われたので、急遽下山することとした。西穂高口からは、お願いして、ロープウェイの従業員を運ぶ最終の便に乗せてもらった。
【結論】雪山は何が起こるか分かりません。西穂では10日前も快晴の日に雪庇が崩れ、滑落・遭難しています、冷静な判断と過剰なほどの注意が必要です。
それにしても、昨年は雪山目指した木曽駒ヶ岳も荒天のため、名古屋空港で引き返しました。九州から行くのは難しい。
天候の判断が、一番重要でしょうか?さらに、晴れても山は風強く、雪崩もある。
遠い所に行くのって、天気が悪かったりするので難しいですよね…。それにしても雪すごいですね!!まだまだ春は遠い本州の山達、山に登らなくても、遠くから見るのもいいかもしれないす...旅行の候補に挙げときます。
いつもコメント有難うございます。
関東、関西の人は、北アルプスの登山口まで、3・4時間で行けます。九州からは、登山口まで行くのに大変で、行き帰り登山口で1泊・2泊余分にかかります。交通費と合わせお金も時間も余分にかかりますが、何より予定の変更が大変で、大きなハンディです。
奥飛騨など雪国は例年以上の雪で、見る分には綺麗ですが・・・、ここらはhanaさんの好きな温泉がたくさんあって最高ですよ。
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