ペテガリ岳〜遥かで遥かで本当に遥かな山〜

2023年09月23日(土) 〜 2023年09月25日(月)

• GPS: 18:10
• 距離: 33.6km
• 登り: 2,773m
• 下り: 2,798m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:58
• 休憩: 0:11
• 合計: 3:09

9:13 ペテガリ岳登山口
9:29 9:30 林道終点
10:46 10:57 ベッピリガイ乗越
11:22 11:22 ベッピリガイ沢川渡渉点
12:12 12:12 ぺデガリ橋
12:24 ペテカリ山荘

2日目

• 山行: 10:08
• 休憩: 2:01
• 合計: 12:09

12:24 ペテカリ山荘
6:14 6:25 1050ｍ
7:27 7:27 1293
8:38 8:57 1301
9:05 9:06 C沢コル
10:32 11:50 ペテガリ岳
12:44 12:45 C沢コル
13:06 13:09 1301
14:23 14:23 1293
15:13 15:22 1050ｍ
16:38 ペテカリ山荘

3日目

• 山行: 2:34
• 休憩: 0:03
• 合計: 2:37

16:38 ペテカリ山荘
6:14 6:14 ぺデガリ橋
7:07 7:07 ベッピリガイ沢川渡渉点
7:39 7:41 ベッピリガイ乗越
8:29 8:29 林道終点
8:37 8:37 ニシュオマナイ川渡渉点（ペテガリ岳登山道）
8:41 ゴール地点

天候

9月23日　晴時々曇一時雨
9月24日　晴時々曇
9月25日　曇時々晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

神威岳同様、元浦川林道走っていきます。
見るからに鋭利な石が転がってたりするので、せいぜい20キロ運転で1時間かけて、登山口まで向かいます。

コース状況／危険箇所等

【ペテガリ岳登山口〜ペテガリ山荘】
危険と思ったのはスタート直後の渡渉と、ペッピリガイ乗越地点前後の急斜です。
渡渉は流れが早い上、膝上まで被水してしまうくらいの深さです。
乗越地点前後は急斜です。ロープありますが足元泥で滑りやすいです。
ずっと沢靴でした。

【ペテガリ山荘〜ペテガリ岳】
とにかく長いし、アップダウンが激しい。しっかりエネルギーを補給することが大事かと思います。帰りに備えて水をデポし、身軽になって登りに臨むのも手かもしれません。
また全体的に笹に体が触れる道ばかりなので、ダニ対策は必須です。今回は9月終わりというのもあってか山行中ダニには会いませんでしたが、夏はヤバそうだと思いました。

写真

9/23 7:48

一年ぶりに元浦川林道〜
気をつけて走ります🚗

9/23 8:44

昨年は右の神威山荘へ行きましたが、今回は左！

9/23 8:53

ペテガリ岳への入り口
10台近く止まっていた！

9/23 9:13

さぁ、いざ出発〜

9/23 9:15

いきなり渡渉
流れ速いし、深いし、ここ渡るの大変だった。

9/23 9:18

しばらく林道てくてく。
ペテガリ岳方面の標識もあります。

9/23 9:25

林道てくてく

9/23 9:28

林道てくてく

9/23 9:30

スタートして17分
沢道らしくなってきた。

9/23 9:34

二股
左に進みます。
ピンクテープを見逃さないように。

9/23 9:48

ここも二股
ここも左に進みます。

9/23 10:02

おー、これですか、夏山ガイドで紹介されている滝は。
夏打たれたら気持ちよさそう~

9/23 10:20

滝越えてから傾斜がきつくなってきた💦

9/23 10:33

乗越付近、笹が鬱陶しくなってきた。

9/23 10:38

乗越手前はロープあります。
足元もぬかるんでいて気をつけないと💦

9/23 10:42

このロープたどれば、ペッピリガイ乗越地点

9/23 10:55

特に標識ありませんが、ここがペッピリガイ乗越。
登ったらすぐ下ります。

9/23 11:03

ペッピリガイ乗越点から下っていきます。

9/23 11:14

平地に出ました。

9/23 11:17

神威山荘行とペテガリ山荘行の標識

9/23 11:17

これまた神威山荘とペテガリ山荘行きを示した標識

9/23 11:17

標識拡大

9/23 11:17

9/23 11:23

ペッピリガイ沢渡渉点越えたあたりです。
オレンジテープ巻かれた小岩が目印。
天気に恵まれ、歩くの気持ち良い。

9/23 11:42

渡渉点。
右に巻けそうですが、暖かいのでまっすぐジャブジャブ進みました。

9/23 12:11

かの有名なぺてがり橋

9/23 12:24

スタートして3時間11分
ペテガリ山荘到着！

9/23 12:25

こちらが明日行くペテガリ岳への入口ですね。

9/23 12:25

2階建の立派な山小屋です。
水場、トイレ、それ以外にもいろいろ常備されてます。

9/23 16:25

初日はペテガリ山荘到着してからはすることなく笑
この日にペテガリ岳登った方、明日登る方全部で10人以上いました。

9/24 4:28

2日目の9月24日。
4:28出発です！
暗くて怖いが笑、ヘッドライトつけていきます。

9/24 4:43

沢沿いの道から尾根取り付き

9/24 4:52

なんか獣がでそう笑

9/24 5:10

だいぶ明るくなりました。
ここまで明るくなればヘッドライトは使わず大丈夫！

9/24 5:18

歩きやすい道が続きます。

9/24 5:38

今日も晴れだろう！とこの空見て思いました。
が、このあと雲がけっこう出てきてました。
目の前に聳え立つのは中の岳かな。

9/24 5:45

朝日！
無事故でペテガリ岳登れるよう祈ります。

9/24 5:47

両サイド笹、朝は朝露が凄い。
カッパ着てました。

9/24 6:12

もう少しで1050ピークに着きます〜

9/24 6:15

1050ピーク着

9/24 6:24

せっかく1050ピークに着きましたが、これから30mほど下ります〜泣

9/24 6:38

思ってたより雲が多いのが気になりますが、とにかく進みます。

9/24 7:17

どうも雲が山頂にまとわりつくように上空を漂っているにしか見えぬ。
頼む、オラがペテガリ岳登頂する時は晴れてくれ〜

9/24 7:28

1293ピーク着！
ここからまた200ほど下る〜泣

9/24 7:41

下って登るの繰り返し〜
朝は涼しいからまだ良い。

9/24 7:50

何度も思う。
オラが着く頃には晴れてくれ〜

笑

9/24 8:10

目の前に1301ピークが見えてきました。

9/24 8:38

1301ピーク
出発してから4時間経過していた。

9/24 8:56

1301にて。
ここから下った後の500m以上の登りに備えてエネルギー補給。
また水を1リットルデポ。少し身軽になりました。

9/24 9:05

最後の登り前のコル。

9/24 9:09

さぁラストの500m以上の登り！

9/24 9:37

1400越えたあたりからハイマツ
ここまで刈り払いされて歩きやすかった。
ありがとうございます。

9/24 9:41

山頂に近ずくにつれ笹やハイマツの抵抗が。
辛いよ〜

9/24 10:15

しかしこの展望見るとやる気でる笑

9/24 10:16

1839の山頂にかかっていた雲がとれました！
早く登頂したいよ〜

9/24 10:23

先行者が手を振ってくれてました。

9/24 10:23

山頂到着する前に何度か1839方向を見てしまう

9/24 10:23

こちらは南方向。
結構上空に雲が漂う。

9/24 10:29

カムエクも見えてきました。
がんばれ、自分！

9/24 10:33

10:33ペテガリ岳山頂到着！
苦労して登り切った私を迎えてくれたのがこの絶景！感動！！

9/24 10:48

山頂から南方向を見る

9/24 10:51

手前が中の岳
奥に昨年登った神威岳

9/24 10:51

神威岳山頂
雲かかっちゃってますね☁️

9/24 10:59

先ほどは厚めの雲が1839上空にありましたが、東に離れたようです。
重いカメラ担いだ苦労が本当に報われました🥹

9/24 10:59

左に1839
右奥にカムエク！

9/24 11:07

忘れてた笑
三角点タッチ！

9/24 11:23

1839ズーム！
1839からの日高の稜線の展望も素晴らしいんでしょうね〜

9/24 11:23

奥に聳え立つカムエク

9/24 11:24

流れる雲から太陽が顔出し、日高山脈を照らす瞬間を狙って、カメラパシャパシャ📷

9/24 11:24

ペテガリ岳から東方向
先まで1839にかかっていた雲が流れていったようです。

9/24 11:49

1時間以上山頂に居ました。
名残惜しいですが下り始めます。
永遠と続く西尾根の帰り道…気が重い笑

9/24 14:22

1293への登り返し完。
一番のぼり返しがきついところをクリアした！と思いきや、この先の1050の登り返しもキツかった💦

9/24 15:16

最後の登り返しである1050への登り返しもつらかった💦
後は下るだが、ラストスパートの意味も込め、リボD補給！

9/24 16:18

沢沿いまで降りてきたぞー
ここまでくれば山荘はあとわずか。

9/24 16:27

ただいま、ペテガリ山荘！
16時28分ようやく降りてきました〜
休憩含めて12時間にもわたる山行でした。

9/25 6:02

3日目の9月25日。
ペテガリ山荘を出発。
さらばペテガリ山荘〜
また会う時あるかな…

9/25 6:45

9/25 6:49

奥に鹿さんの群れ

9/25 6:49

鹿さん
人前によくでてきます。
熊さんの気配はなかった。

9/25 7:06

例のオレンジテープの小岩が見えてきました。

9/25 7:40

ペッピリガイ乗越に到達！
後は下るだけ〜
これまでの数多い登りによう耐えた！
自分を褒めます笑

9/25 8:38

ラスト渡渉！
ゴールはもうすぐ！

9/25 8:40

ただいま！マイカーよ。

9/25 10:21

帰りは蔵三さんへ。
無事に下界に戻れた喜び笑

撮影機器：

iPhone 11 Pro 256GB au Apple

D780 ボディ ニコン

感想

yarful

念願のペテガリ岳を登頂しました！
9月最後の週末で好天が期待できる、そして元浦川林道が今月末をもって閉鎖されることから、今でしょ！という思いで。

本当に遥かなる山でした⛰️
登山口までの20キロ以上の元浦川林道は遥かな林道だし、ペテガリ山荘までの道も遥かだ道だし、そしてペテガリ岳までも遥かな山道でした笑

辛かったのは長い山道におけるアップダウンの多さ。登山ガイドでアップダウンが多い事は事前にわかってはいるが、いざ実際登ると泣きたくなった笑
この9月がペテガリ岳登るのに適した時期かと思いました。夏は暑いしダニも活発だし、自分の力では7,8月ならギブアップしてたかも…

山頂からの景色はもう感動！山頂からの絶景を撮りたいがために、重い一眼カメラを持参したかいがありました！登れるかはわからないけど、1839やカムエクに思いを馳せました笑

今回、ペテガリ山荘への行きでご一緒させてもらった方(私の後発で追いつかれました笑)、なんとkatoken185064さんでした！ヤマレコでフォローしている方にお会いしたのは初めてでした。
熊の目撃が多いペッピリガイ沢林道を往路も復路もご一緒に行動させていただいたり、ペテガリ岳から戻ってきた私にうどんを差入れいただいたり…うどん凄くおいしく、素晴らしいエネルギーチャージでした！
いろいろありがとうございました。またどこかの山でお会いできたら嬉しいです☺️

コメント

katoken185064

yarfulさんお疲れさまでした。katoken185064です。
やっぱり一眼レフカメラはクオリティーが違いますね〜重いカメラを持った甲斐がありましたね〜
素人の自分が言うのも何なんですが構図が良いですね。山岳写真家を目指したらいかがでしょうか・・・
うどんは差入れのお裾分けなので気にしないでください。でも、ビールは全部一人で飲んじゃいました。半分にしてペテガリ登頂のお祝いのカンパイすれば良かったですね〜失礼致しました(笑)
どこかの山でまたお会い出来たら山談議しましょう!