残雪の大滝根山と地底大冒険!


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 461m
- 下り
- 448m
コースタイム
- 山行
- 2:53
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 3:44
8:08 登山開始
9:50 山頂〜梵天岩〜10:41
11:52 駐車場着
天候 | 晴れのち曇り、風はありませんでした♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
入水鍾乳洞から先は、部分的に長いアイスバーンあり。ノーマルタイヤでは怖いなと感じました。 仙台平キャンプ場に駐車場とトイレがあります。 そこから先はもっと長い雪道があったので、まだスタッドレス推奨。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前半部分は土が露出している箇所が少々、 進むにつれて雪がどんどん深くなります。 前7割程はトレースがありましたが、後半は消えていました。 リボンは少なめ。 |
その他周辺情報 | 入水鍾乳洞 http://www.city.tamura.lg.jp/soshiki/19/abukuma-syounyuudou-irimizu-syounyuudou.html 針湯鉱泉 針湯荘 250円 石鹸だけ置いてありました。 http://www.city.tamura.lg.jp/soshiki/16/kaigofukushi-hariyu.html |
写真
感想
気がついたらもう3月。今年は全然雪山に行けてないな〜。
昨シーズンに買ったスノーシューも使わず終いか…と、勿体無い気がしたので、
使えそうな山を検索しました。
地元の観光協会に道路状況を確認し、大丈夫との答えが帰ってきたと同時に、
「山にももう殆ど雪がないと思うから安心してください。」
逆ですww雪を求めているんですってばぁw!!
山の近くにある面白そうなスポット、入水鍾乳洞も発見したのですが「一人で行って楽しめるだろうか?」の疑問がw
筑波山に変えようかな〜とギリギリまで悩んでしまいましたが、結局向かいました。
本来、大越登山口からと考えていたのですが、道路からめちゃんこ目立つ看板につい釣られ、別の登山口から登ってしまいました。
気がついたのは自宅でロガーをチェックしてからです。
どうも分岐点がわからないなーと思いながら歩いていたのですが、道理で。
正式な仙台平登山口は、上にあるキャンプ場の様ですが、今回はその途中まで車で行き、そこからの登山になります。多分15分位の短縮でしょうか?
歩き始めてすぐに2、3度沢を渡ります。細い流れですのでうまく岩の上を歩きましょう。
左手に登り上げる辺りで雪がなくなりました。しかし平らなところに着くとまた一面の雪。
あまり斜度のない巻道をのんびり歩いていくと、正面にそれらしき山塊が飛び込んできました。この辺りがブナ平というのでしょうか?5合目の看板があります。
鎖のかかった岩場をグイグイと登ります。息つく暇もないくらい急登が続きますが、そこさえ越えてしまえば楽なもの。
真っ白で踏み跡も消されてしまっている樹林帯に入りました。
今まではうっすらとトレースがあったのですが、この辺からはあまりありませんでした。
わーい!と喜んでスタコラ歩いたのちに「ん?もしかして道を外してるのか?」と思い、一度少し戻って様子を見たりもしました。
しかしやはり合っている気配だったので、そのまま進むと、少し先にまたうっすらトレース発見!
トレースがあるとなかなか注意力も散漫になるようで、注意が必要だと勉強になりました。全体的にピンクテープは少ないです。
気がつくとあたり一面霧氷に包まれていました。少し時間をかけて撮影タイム。
下山時には殆ど散ってしまっていたので、先に撮っておいてよかった〜。
周囲が開けた場所に出ると、残りは人工物を目指すだけなので迷いようもありません。
フェンスにぶつかって左折するような誘導なのですが、そのまま進むと木々が邪魔だったので、歩きやすそうな箇所を選んで適当に歩きました。
山頂、神社、梵天岩と密集しているので楽しめます。
食事を終え、せっかく持ってきた事と、往路の踏み抜きがとても多かった事を考え、もふもふ楽しむ系ではないのですがスノーシューを装着。断然歩きやすい!!なぜもっと早く履かなかったのか悔やまれるほどでしたw
無駄にジグザグ歩きながら「下山後の鍾乳洞は一人で行って楽しめるんだろうか…」って事ばっかり頭の中をグルグル回ります。
また誰ひとり会わない静かな静かな山行は1時間強で終了。
やはりここまで来たのだからと、帰路途中にある入水鍾乳洞へ到着。
偶然にもピタリ同じ時間に施設の方が来て鍵を開けていました。
やはりこの時期、しかも平日に誰もお客さんはいないようです。
ひとこと会話し、では準備してから行きますね、と準備開始。
そこにまた一台の車が!
宮城県から遊びに来た二人の女性!「Bコース行くんですか?」と聞くと、
「もちろんです!一緒に行きましょうよ!」
わーい!即席パーティーに混ぜてもらえました♪
さて、この鍾乳洞はどんなところかと説明しますと…
A〜Cコースに分かれていて、それぞれ入場料が違います。
分かれていると言ってもコースは同じでAコースはここまで、というように区切られています。
Aコースは普段着、手ぶらでOK。
Bコースがライト持参必須、全編水の中を歩くので、濡れて構わない格好が好ましい。
Cコースはガイドさん添乗で、B終点の扉の鍵を開けないと進めなくなっています。
ヘッドライト、上半身はTシャツにカッパ。ステテコにサンダルという、この季節には寒そうな3人組が完成wでも洞窟内はそんなに寒さを感じませんでした。
Aコース時点で足元はびちゃびちゃ。壁に体をこすりながらでないと歩けないような狭い箇所。これは普段着ではちょっと嫌だな〜。
小規模な滝が勢いよく流れているのですが、洞窟内という事もあって音が半端ない!
そしてその至近距離を階段で通過していくという、体験したことないコース取りです。
Bコースエリアに入ると、すぐにスネくらいまである水路を歩きます。
めっちゃ冷た痛い感じですが、我慢しているうちに慣れてきました。
ライトを灯さないと真っ暗な中、先程までよりも狭い!低い!洞内を慌てずに進みます。
関門があるごとにギャーギャー騒いで盛り上がる、やっぱり一人でなくてよかった〜。
四つん這いどころではない低い体制で(水深はスネくらいあってですよ!)
ようやくくぐり抜けた第二胎内くぐりの先にはBコース終点のカボチャ岩が。
防水の撮影機器を持っていないお二人の分までたくさん撮影し、来た道を戻ります。
ゴールした時の安心感ったらもうすごかったですw
鍾乳洞のお客なら200円で入れるお風呂がすぐそばにあるのですが、
ただの沸かしたお湯とのことで、家で調べてきた鉱泉へ向かいました。
ちと遠かったですが、十分に元が取れるほど楽しめた今回の山行。
知らないところってまだまだたくさんあるんだな〜!
そうなんです!
トレース無いと不安なんです。
雪が降ってなければ足跡が目印で
迷うことなく帰れるのだけど。
チーズカレーヌードル、うまそう。
次回チャレンジ決定です。
トレースなしは怖いですね〜(^_^;)
本当にあっているのか分かんなくなっちゃいますから!
リボンが頻繁にあったり、どう見ても道だったりすれば話は別なのですが。
今回の山はそのどれでもないので、ビビリながらの前進でした♪
自信満々で歩くよりは、臆病で良いと思います(^^)
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