尾瀬 笠ヶ岳の近くまで散策
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,230m
- 下り
- 1,206m
コースタイム
C10630 0945片藤沼1000 1130C11230 1430冬期ゲート
天候 | 1日目 晴れのち雪 気圧の尾根? 2日目 タカ曇り 前面? |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
藤原−戸倉線は咲倉沢出合付近に冬期ゲート(5月下旬まで)。車2〜3台駐車可。 咲倉沢沿いに歩いたが、けっこう口を開けているので林道・登山道を利用した方が無難。 Cont1900まで樹林帯。笠ヶ岳直下まで低木疎林。 天場は1850mの台地か片藤沼の東麓あたりまで可。 アイゼンピッケルは、持参するも使わず。 |
写真
感想
運良く天気に恵まれて、久しぶりに山深くに入れた感じ。
足腰がくがく、転びまくり。それも股たのし。
春の沢音とか、ブナの大木とか、タンネ?のもりとか、
途中、白ウサギがぴょんぴょん跳ねてたし。
雪が降ったり、月が見えたり。ちょっとガスったり。
とにかく全てが久しぶりで楽しかった。
焚き火ができなかったのが残念。
なんだか歳とったなぁ。
初日は、晴天のもと、沢沿いをあるいた。
ツボ足での小巻き1回、スノーブリッジ2回、ブル道の高巻き1回で林道復帰。
cont1250から急なブル道に導かれ、最後に急斜面をツボ足で尾根にあがる。
△1429の東のコルが快適だったので、ここにテント。
午前中は谷川の方とか上州武尊とか、よく見えた。
朗らかに歌とか唄ちゃったり。
2日目、高曇り。気温も上がらず荷物も軽く快調にシール登高。
ピークにこだわらない二人ということで片藤沼へ。
GPSもないので、どこが沼だかよく分からなかったけど・・・。
一瞬だけ至仏まで見えたが、灰色の空模様、さっさと帰る。
スキーは前回と同じくバリズボで不快調。
転びながらも樹林帯スキーを堪能。
天場に戻りコーヒー飲んでから、撤収&下山開始。
気温高いと嫌な感じの斜面を無理矢理下りる。
終始、二人とも無口。正直、ちょっと怖わかった。
なんとか林道まで下りて、快速ボブスレーしたあと、
最後に懲りもせずの樹林(ブッシュ)帯に突入して下山。
なんだかよく分からないけど、楽しかったことにしておこう。
ウンそうだ。すごく楽しかった。楽しすぎ!!
●今回の反省
当初、西尾根から至仏をのっこして咲倉沢に下りてこようなんて考えていたが、体力的・時間的に無理だった。
歩き方もたくさん汗かいてしまうし、昔の気分でアレコレ考えても、できることは半分以下くらいかもしれない。
ルートや行動時間については、もうちょっと控えめに考えた方がよろしいな。
●次回のお楽しみ
イグルーと焚き火。アイゼン行動。ピーク登頂。快調なスキー。その他モロモロ。
ihara1990氏の日記の山スキー仲間公募の一般競争入札に応募して、他に参加者がいなかったため、2人で行くことになった。
当初は日帰りの予定であったが、ihara1990氏の計画変更により、一泊二日で行くことになった。日帰りの場合は装備、食糧、事故はすべて自己責任で、偶然同じ場所へ行った単独行という想定であったが、一泊二日となるとそうはいかないだろう。テントや食料、火器など共同装備で分担したほうが、総重量は軽くなるし、燃料の節約にもなる。過去の経験を考慮すれば、ihara1990氏をリーダーに祭り上げたほうが、万事うまくゆくだろうということでその旨を彼に伝え、快諾?を得た為、今回の山行が実行された。ihara1990氏とは、今冬すでに2回行動をともにしてきた
ので、お互い挙動が読めてきた感がある(主観)。今回、食糧、共同装備関係はihara1990氏が準備してくれるということで現場に着いたら荷物分担をしましょうとのことだったので、出来るかぎりの軽量化を試み、春に近いとはいえまだ寒いと思われるが3季用シュラフとカバーで一夜を明かすのがとても不安だった。震えあがる夜の寒さには毎回あっているのだが・・・
ところが分担する荷物として渡されたのはガスバーナーとそのボンベ、確保用?のロープ数メートル、カラビナ数枚・・・え?これだけでいいの?と訊いてみたが、まだ持てるよと積極的に重労働をする体力の自信もなく、ihara1990氏がそういうのだから、まぁいいか・・・歩き始めると、ihara1990氏は、かなりハイペースで登ってゆく。私より荷物が多いはずなのだが・・・朝から天気が良く、気温も上昇、雪質も所により春の雪のようにシールに付着することもしばしば。なかなかペースは上がらない。林道から尾根に出る手前の急斜面をつぼ足で登る。両手にスキーを持って一歩ずつ板を差しながら進む。目の前がいよいよ吹き溜まりの雪の壁に進むことが出来ずihara1990氏のラッセル跡を追いかける。尾根に出ると少し風も出るが、笠ヶ岳が見えてきた。さらに波打つ雪の尾根をシール登高、ひと登りするとihara1990氏が、今日はこの辺でキャンプにしようといったので、私も同調、楽しいスノーキャンプを満喫。夕方から雪が降って来るが一時小康状態になる。
翌朝、雪も止んで曇っているものの視界は良好。続きの尾根を登る、尾根の途中に、ドアが無くなった非難小屋を発見少し休む。小屋の上で写真を撮る。尾根が一度下るところを過ぎて登り返すともみの木のような針葉樹林の森になる。木の枝にはつららが伸びていてそれを折りながら喉の渇きを癒す。途中で少し休む。太陽に笠がかかっている。時折ガスがかかる、今回の最高地点に到着、片藤沼へ下りるが
沼の位置が正確にわからない。適当なところで休む。そんでもってストックにカメラを固定してセルフタイマーで記念撮影。時々ガスがかかって笠ヶ岳が見えなくなることがある。笠ヶ岳の登頂は今回なしで来た道を戻る。先ほどの最高地点まで戻ったところで、シールを外してパイプの煙♪ほんとは煙草はやめました。さて、すべり出そうとすると、スキーの横に黒い四角の物体が、あれ以前誰かの落し物?と拾ってみると自分のパスケースに免許証、その他が入っている。やべぇやべぇ、危うく失くすところだった。ゆるやかな雪原をゆっくり進む、雪はさらさらなところと、表面が固く中が柔らかくなっているところが交互に現れ、滑り辛いが、滑りやすい所は気持ちがいい!前回より足が動いてる気がするが、ジョギングの効果だろう
昨夜のキャンプ地の直前の斜面が特に滑り辛く何度かこけた。少し休んで、コーヒーを飲む。パッキングしなおして、出発!昨日登った斜面は急なので別のルートから降りる。ところがあれ?もっと急な谷を降りる。ちょっと雪崩でも起こしそうな斜面・・・昨日のような良い天気で気温が上がっていたらやばいかも・・・一昨日の雪と昨夜にも雪が積もっているので小さな表層は足元で崩れる。滑りながらのターンなど怖くてできないので、鬼のようにキックターンを繰り返す。しばらく繰り返すと昨日登って来たシュプール?がまだ残っていた。そこからさらに谷に沿って滑ると、何度かスノーブリッジを渡る度にwakaさんの日記を思い出す。(あともう少し、つづく)
コメント
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スリーシーズンテントで雪上泊、軽量化の極意をいっていますね〜。意外にいけたのでしょうか。
楽しそうな山行で…。ihara1990さん、避難小屋の屋根から飛び降りそうな勢いですねぇ。
komadoriさんを誘わなくて良かったと二人で話しましたよ〜下りの急斜面は写真も撮れない恐さでした。帰りの車ではihara1990さんの恐い思い出シリーズが次から次へと出ました・・・
お二人とも、こんにちは。
お花見どうでした?
テントは海外遠征に使えるゴアライトなので、まぁ問題ナシです。
外張あった方が暖かいけど春なので
シュラフは二人とも3シーズンだけど、僕のは六角ボルト、あらげんさんのはノーブランド。
二人だったのでけっこう眠れました。一人だときついかな
こまどりさんいたら、急斜面に突撃してそうだったので誘いませんでした
あらげんさん、帰りの運転ありがとう。またよろしくです
あ、私のシュラフもいちおうソルフェザーというタグ?ラベル?付いてます・・・もう30年もの・・・花見では、ついにhanepata夫婦と会うことができました
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