記録ID: 5981148
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無雪期ピークハント／縦走
奥秩父
秩父槍ヶ岳 相原橋駐車場からピストン
2023年09月25日(月) [日帰り]
Mon-Day
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 07:09
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,743m
- 下り
- 1,744m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 7:09
8:01
178分
スタート地点
15:10
ゴール地点
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
※”相原橋観光 多機能トイレ”でグーグルMAPナビで設定 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【相原橋駐車場〜登山口】 車道を歩いて30秒 【〜野鳥観察小屋】 左岸に付けられた道幅一人分程のトラバース道。沢から30m程の高さの個所もあり滑落には要注意。野鳥観察小屋前後では沢に下りて移動する 【〜歩道終点】 前半・・トラバース道を進む。右上に見えて来る地形図880mの岩稜帯を過ぎると九十九折りで高度上げるが、大量に石が流出してる辺りは踏み跡が不明瞭に感じた 崩落地は九十九折りで高巻き、木の階段、苔苔地帯を通過しアセビ地帯を抜けると尾根に乗る 後半・・トラロープ場が連続で2カ所あり（下山時、下のトラロープ通過後が尾根の分岐になっているので要注意）。横に伸びる作業道の入り口に通行止のロープが数か所張られてあった。標識は古くなりほとんど倒れていた ※稜線に乗って左にすぐのピークに『歩道終点 この先に道はありません』の標識がロープにぶら下がっていた 稜線に乗ったら右へ行く 【〜コンサイス槍ヶ岳】 急坂を下る。岩場は苦手なので右の急斜面から迂回した。細尾根歩き 【〜槍ヶ岳】 進行方向右側に倒れている県営林の標識を過ぎ、左足元にバラバラになった標識の個所から下り始めてトラバースする。荒れた急斜面を下り（複数のピンクテープにに助けられた）横に移動すると鞍部 鞍部からはトラバース後に稜線に向けて斜面を登る 稜線を超えるように（下りる所にテープあり）尾根が続ている 今まで登った「分県登山ガイド・埼玉県の山」の中では難易度が高く感じました。その理由は�，靴个蕕�登山者がいなかったので道がゆるんで崩れている。踏み跡が消えている��皆が間違えた個所で踏み跡が錯綜して正解の道を探すのに時間が掛かった。（なのでログは使わない方が良いです） 高度感があるような岩登りは無いので、もしそんな岩場があれば間違いの可能性が高いです 帰りのことを考えて、目印としてケルンを積んだり棒を立てたり、たびたび振り返り道を覚えながら登りました 通行止のロープを跨いだのは登山口の1か所だけです 累積標高は1000mくらいです |
| その他周辺情報 | 深山（みやま）の花園（15台、協力金の集金箱がありました） https://navi.city.chichibu.lg.jp/p_flower/20515/ 寺坂棚田 https://www.yokoze.org/shisetsu/terasaka_tanada/ ※寺坂棚田 公衆トイレに停めました（無料、15台くらい） 臨時駐車場の横瀬町歴史民俗資料館からだと歩いて10分くらいかな |
写真
自宅から下道で100km、2時間40分
稜線のトンガリが秩父槍ヶ岳です
相原橋駐車場からスタート！
稜線のトンガリが秩父槍ヶ岳です
相原橋駐車場からスタート！
駐車場から登山口は見える距離にあります
通行止のロープを跨ぎます
通行止のロープを跨ぎます
登りでは画像左に道が続いているので通行止を進入しましたが間違いで強引に斜面を登ることに💦※以降、通行止のロープを超える個所はありませんでした右上の階段を上ります
6
登りでは画像左に道が続いているので通行止を進入しましたが間違いで強引に斜面を登ることに💦※以降、通行止のロープを超える個所はありませんでした
右上の階段を上ります
右上の階段を上ります
左岸に付けられたトラバース道を進みます
沢から30mほど高い箇所もあるので慎重に
沢から30mほど高い箇所もあるので慎重に
この標識から野鳥観察小屋まで九十九折りの登りです
一旦、沢から離れます
一旦、沢から離れます
野鳥観察小屋
ちょっと立ち寄りましたが木の長椅子が2つもひっくり返っていました。熊の仕業？
重いので戻すのに一苦労しました
ちょっと立ち寄りましたが木の長椅子が2つもひっくり返っていました。熊の仕業？
重いので戻すのに一苦労しました
踏み跡がなくなり行ったり来たり錯綜しました
※帰りに撮った画像です。心に余裕があると綺麗な沢だと思えました
※帰りに撮った画像です。心に余裕があると綺麗な沢だと思えました
沢周辺で見た葉っぱ
イワタバコ ヒナスミレ
コチャルメルソウ ウワバミソウ（山菜のミズ）
イワタバコ ヒナスミレ
コチャルメルソウ ウワバミソウ（山菜のミズ）
苔苔地帯
画像の正面奥に向って進みます
トラバースは続くよ〜 どこまでも〜♪
画像の正面奥に向って進みます
トラバースは続くよ〜 どこまでも〜♪
前画像から左に進むとすぐの小ピークに歩道終点の標識がありました※この先から歩いて来たchi-sukeさんのレコを見たことがあります。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2703761.html
10
9/25 10:36
前画像から左に進むとすぐの小ピークに歩道終点の標識がありました
※この先から歩いて来たchi-sukeさんのレコを見たことがあります。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2703761.html
※この先から歩いて来たchi-sukeさんのレコを見たことがあります。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2703761.html
コンサイス秩父槍ヶ岳1430m
※コンサイス日本山名辞典にはこちらのピークが秩父槍ヶ岳と記載されているからだそうです
※コンサイス日本山名辞典にはこちらのピークが秩父槍ヶ岳と記載されているからだそうです
展望は和名倉山2036m方面だけ次登るのは2036年かなと思っていましたが朝ドラ・らんまんを見てバイカオウレンが咲く時期も良いかも
15
9/25 10:59
展望は和名倉山2036m方面だけ
次登るのは2036年かなと思っていましたが朝ドラ・らんまんを見てバイカオウレンが咲く時期も良いかも
次登るのは2036年かなと思っていましたが朝ドラ・らんまんを見てバイカオウレンが咲く時期も良いかも
コンサイス槍ヶ岳より少し展望のある名もなきピークに到達ここ、ゴヨウツツジがいっぱいでした
アカヤシオorシロヤシオの咲く時期も良いかもね
12
9/25 11:09
コンサイス槍ヶ岳より少し展望のある名もなきピークに到達
ここ、ゴヨウツツジがいっぱいでした
アカヤシオorシロヤシオの咲く時期も良いかもね
ここ、ゴヨウツツジがいっぱいでした
アカヤシオorシロヤシオの咲く時期も良いかもね
奥は長沢背稜
一つ手前は妙法ヶ岳〜白岩山&芋の木ドッケ
この右に和名倉山が続きます（省略）
一つ手前は妙法ヶ岳〜白岩山&芋の木ドッケ
この右に和名倉山が続きます（省略）
アンテナ跡
更に進みますが岩場にロープが張られて通行止の標識があり引き返しました
更に進みますが岩場にロープが張られて通行止の標識があり引き返しました
よくよく探すと進行方向左下にバラバラの標識を発見
ここからトラバースします
ここからトラバースします
鞍部に出ました
正面は岩場でまたトラバースしますが踏み跡が上中下3つに錯綜
ここでも行ったり来たり時間を使いました💦
正面は岩場でまたトラバースしますが踏み跡が上中下3つに錯綜
ここでも行ったり来たり時間を使いました💦
上が正解でした。テープとテープの間の画像中央に進みます
※帰りに撮った画像
※帰りに撮った画像
登りでは中を進んだら踏み跡が消えたので稜線まで強引に斜面を登る破目に・・
稜線の先端から少し展望がありました木の左側のトンガリが大ナゲシ。右側の岩肌が見えているのが赤岩岳かと
2つとも埼玉県の山であり未踏です
7
9/25 11:55
稜線の先端から少し展望がありました
木の左側のトンガリが大ナゲシ。右側の岩肌が見えているのが赤岩岳かと
2つとも埼玉県の山であり未踏です
木の左側のトンガリが大ナゲシ。右側の岩肌が見えているのが赤岩岳かと
2つとも埼玉県の山であり未踏です
和名倉山に向けて山コーヒーと菓子パンを頂きました
まいう〜
30分休憩し下山開始
まいう〜
30分休憩し下山開始
展望地で確認した南天山。手前のピーク奥は埼玉県と群馬県堺の稜線
画像左方面の赤沢山に向けて（尾根下部しか見えない）手を合わせました
9
9/25 13:26
展望地で確認した南天山。手前のピーク
奥は埼玉県と群馬県堺の稜線
画像左方面の赤沢山に向けて（尾根下部しか見えない）手を合わせました
奥は埼玉県と群馬県堺の稜線
画像左方面の赤沢山に向けて（尾根下部しか見えない）手を合わせました
撮影機器：
感想
月曜日帰り登山のMon-Dayです
本日の目的
1．「分県登山ガイド 埼玉県の山」に記載されている秩父槍ヶ岳へ初登頂
2．秩父地方で彼岸花観賞
今回は遭難が多い秩父槍ヶ岳へ登って来ました
事前情報でわかったことは踏み跡不明瞭で急坂がある。野鳥観察小屋から延びる尾根で滑落事故が多く発生していて、現在は立ち入り禁止が強調されていること。山と高原地図では破線扱い。登山口に通行止の標識がある。県道の崩落でしばらく通行止めが続いていたこと。道迷いから遭難死があったこと
ヤマレコMAPで地形図とみんなの足跡を眺めながら複数のレコで予習をしましたが、いまいち分からない。これは実際に登ってみて現場で判断する必要があると思いました
登り3時間。下り2時間を想定していましたが、登りではトラバース道で滑落しないように慎重に歩き、踏み跡を探したので予想以上に時間が掛かりました。下りでもこんな所通ったかな？と確認をしながら歩いたので時間が掛かりました
良い面もあってプチゴルジュ帯の透き通った沢が綺麗でした。イワナが泳いでいないか目を凝らしたり。色んな葉っぱがあったので春には植物が多く咲きそうです。次あれば春ですね
深山の花園は初訪問でした。曼殊沙華は上の区画が見頃で綺麗でした。季節によってロウバイ・マンサク、八重桜、キツネノカミソリ等も咲くようなので再訪問したいです
寺坂棚田は夕方でしたがカメラマンが多くいました。日当たりが良い場所なので彼岸花は見頃を過ぎていました。白や赤紫のリコリスはすでに枯れていました
※本日挨拶をしたハイカーは0人
※お花等の間違いは教えてくださると勉強になるため嬉しいです！
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秩父槍ヶ岳登頂お疲れ様でした。
埼玉県分県ガイドに載っているのにかなり荒廃しているのですね…
レコを拝見するとスマホログに頼らず読図、ルーファイが出来ないと遭難しますね。
ただMon-dayさんの詳細なレコを読むと登りたいと思ってしまうんですけどね。
ただ人気が無さそうだし滑落したら1年位見つけてもらえなさそうだから、もう少し多くの人が登るようになったら行きたいです。
埼玉県の山で『！道なし』として紹介されているコースは難易度高めです
昨年9月の土砂崩れの通行止めにより1年間入山者がいなかったので踏み跡が消えかかっていました
私の実力ではGPSなしで地形図とコンパスだけでは道迷い遭難してしまいそうです
特にＴVアンテナ跡から先のぐずぐずの急斜面のトラバースはルーファイが必須でした
ほぼ展望もないし自分的には楽しみが少ない山ですが、そのぶん登頂した喜びは大きかったです
こういう寂峰は心技体が揃ったタイミングで挑戦してみてください
びびりながらも登頂してきました
気温も下がってきたので、さすがに熱中症の危険はありませんでしたが・・
小走り出来るような区間は少なく怪我をしないように慎重に歩いたので時間が掛かりました
そらまめさんも『分県登山ガイド 埼玉県の山』への挑戦どうですか？
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