苗場山 山頂ヒュッテ泊でのんびり


- GPS
- 08:55
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,357m
- 下り
- 1,359m
コースタイム
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 4:39
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 4:27
天候 | 9/25 晴れ 雷清水からの登り返しで風多少あり涼しい。 9/26 晴れ。下山中に雨が降ったり止んだり。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
所々ぬかるみあり。 尾根上の草紅葉が始まっている。 |
その他周辺情報 | 苗場山頂ヒュッテで宿泊(素泊まり1人¥7,000-)。飲料を外の自販機で買える(ペットボトル¥350- 、アサヒの缶ビール¥600-)。 下山後、三国街道沿いの宿場の湯を利用(¥600-、JAF割引で¥480-。食堂はやっていない)。 |
写真
感想
初めて苗場山を訪れたのは9年前。日帰りだったが天気に恵まれ、いつか山頂で宿泊してみたいとかねがね思っていた。このたび思い立って山頂ヒュッテを予約し、前回同様祓川コースで入山した。
雨の合間の晴れ日、泥濘が残る道を行く。息が上がり難儀したが、神楽ヶ峰を通過する頃には気持ちが落ち付く。雷清水で喉を潤し、山頂で遣分の水を補給する(水場は勢いよく出ていた)。立ちはだかる壁のような登り返しを、ジリジリと亀のように進む。最後の急登を終え、高層湿原に入った。
始まった草紅葉を眺めながら木道を進む。点在する池塘も懐かしい。地味な山頂標に立ち寄り、今回の宿泊地たる苗場山頂ヒュッテに到着。チェックインの30分程前だったが、快く迎え入れてくれた。
ニ段ベッドの一階部分の一区画を、まるまる二名で利用させて頂く。枕、敷き布団、毛布、掛け布団の用意があり、チェックイン時に受け取ったタオルをカバー代わりに枕に掛けて使う(タオルは頂けるとのことで、持って帰った)。
まだ日も高いので、外へ出る。来た道を少し戻り、湿原を遠くに見渡せる木のベンチで寛ぐ。槍穂高〜後立山までの稜線も見える。
人はまばら。日差しが心地よく、登ってきた疲れでついうとうとする。目を開ければ青い空。鳥やカエル、虫の羽音が時折聞こえてくる以外は、心地よい静寂が満ちている。ひと休みし、のんびりと湿原や池塘を眺める。下山をせず、この場に好きなだけ身を置ける、よろこび。
明るい内に、湿原を少し散歩してみる。高台から下ってまた登り返すが、ザックを下ろした足は軽い。戻ったらまた日向ぼっこする。見晴らしのよいベンチだけに、一人二人と泊まり客が集まり、会話しつつ、夕暮れを待つ。雲が多く、夕焼けは諦めてヒュッテへ戻る。
夕飯は自炊。食堂の片隅をお借り出来た。宿泊者は10名、週末は70名だったという!他の皆さんはカレーを召し上がっていた。食後、20時までビデオが流れながらの憩いの場となった。自分は20時前には寝てしまった。生憎星は見えなかったとのこと(前日、駐車場での星空は溢れそうな程だった!)。
翌朝、雲が多めだが部分的に鮮やかに焼けてくれた。朝食も自炊し、7時にはチェックアウト。ザックを置かせてもらい、小一時間ほど湿原を散歩。のち、下山。雨が何回かぱらついたが、ケガなく無事に山行を終えられたことに感謝。
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