記録ID: 5987292
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
塩見・赤石・聖
小渋川ルートから赤石、悪沢岳へ
2023年09月25日(月) 〜
2023年09月27日(水)
Satwo3
- GPS
- 56:00
- 距離
- 37.4km
- 登り
- 3,634m
- 下り
- 3,625m
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1日目
- 山行
- 3:03
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 3:05
2日目
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 8:14
3日目
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 11:22
17:01
ゴール地点
| 天候 | 25、26日 晴れ時々くもり 27日 稜線は霧＆烈風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
周辺は工事現場なので、狭い林道をダンプやトラックが走ります。 駐車スペースは5台以下 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
1，七釜橋まで 大きな崩壊地が3か所、いずれも細い踏み跡が付いていてそれを辿れるが、一歩 踏み外すと大きな滑落の可能性あり。 2，七釜橋から広河原 山が崩壊して崩れ落ちた岩石が堆積した、広大な河原の中を歩く。水の流れは 比較的速いが渓相はずっと単調。滝、ゴルジュ、深い淵などは皆無で、沢登りの 対象にはならない。 渇水期であれば困難さはないが、水量は少なくないので増水すると徒渉が困難に なりそう。上流に雨雲が発生し、水に濁りが出て落ち葉が混ってきたら急な 増水の合図。 すぐに川から上がりましょう。 3，広河原から大聖寺平 広河原小屋から尾根に出るところが少しわかりずらい。尾根に上がってしまえば しっかりした踏み跡を辿っていける。1700〜2000m付近は倒木が多いが、ピン テが大変頼りになった。森林限界を超えたところに崩壊地有。足を踏み入れると ザラザラ崩れていくので、下に迂回したほうが良い。 |
| その他周辺情報 | 登山口になる大鹿村にはコンビニはなさそうだが、道の駅がある。 |
写真
中は水と泥がたまり田んぼの中を歩いている様、深い所で30�僂�らい
七釜橋が見えてくる、もうすぐ堆積した石に埋まりそう。下に降りるのは橋を渡る前に右側に下るのが一番楽です
広河原小屋、南アルプスで一番最初にできた小屋だと地元の方に教えてもらいました
20人くらい泊まれそうだが、床は傾き、廃墟感はんぱない。トイレの表示はあるがたぶん使われてない。夜、鹿がすぐ近くでうるさい。ここに沢靴と沢タイツをデポ
1
9/27 13:37
20人くらい泊まれそうだが、床は傾き、廃墟感はんぱない。トイレの表示はあるがたぶん使われてない。夜、鹿がすぐ近くでうるさい。ここに沢靴と沢タイツをデポ
小屋前にこの表示、6.5kmで標高差1250mを登ります。体力持つかちょっと不安
船窪です、下の金属板は下に落ちていたので反対側に付けておきました
荒川小屋、今夜お世話になります。有人の小屋に泊まるのは何年ぶりだろう
翌日は朝からガス＆爆風のため写真はちょっとだけ、これは荒川中岳
カルピスも200円、コーヒーはなんと100円でした（インスタントですけど）
撮影機器：
感想
W．ウエストンが歩いた小渋川からの赤石岳。アプローチが長く2時間の沢歩きが必須なため登山者からは敬遠されているが、東海フォレスタのバスの制約はないし、畑薙までの70kmくねくね道の運転もない。登山道は荒れているものの、ピンテやプレートの標識が経路を教えてくれる。沢歩きさえ克服できればまだまだ利用価値アリのコースだと思う。
沢歩きの部分は大量の土砂が堆積した河原を、徒渉を交えて延々と歩くことになるが、危険を感じるところはない。ただ沢の上流が岩稜むきだしであるため、降雨時の増水はかなり早いと予想されるので、天候判断が一番重要だろう。
例年であれば3000m付近は初雪のころだが、木々の紅葉もあまり進んでいない。色付く前に枯れる兆候が見えているので、今年のもみじ狩りは期待薄かな。
それにしてもこの辺りの南アに来る人たちはみんな山の猛者ばかり。あの烈風の中でもだれも小屋に停滞することなく、稜線歩きをされていました。
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