小丸-塔ノ岳・日高折り返し-大倉尾根


- GPS
- 07:13
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,569m
- 下り
- 1,568m
コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 7:14
天候 | 晴れ(やや高温) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備良好。特に荒れている所もありませんでした。 大倉尾根は予想通り大変賑わっていました |
その他周辺情報 | 鶴巻温泉弘法の湯(男湯)は脱衣ロッカーを占拠したまま2階休憩室に行く不届き者が多いらしく、浴室は多少余裕があるのにロッカー待ち行列ができていました。 |
写真
装備
個人装備 |
コンパス
水筒
食料
レインウェア
傘
着替え
防寒着
ヘッドランプ
ストック
保険証
ティッシュ
タオル
計画書
時計
携帯電話
カメラ
筆記具
緊急保温シート
ガイド地図
ツェルト
応急医薬品
GPS
予備電池
非常食
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感想
当初は丹沢山往復を狙ったのだが、乗り物と脚力に恵まれず?、日高で撤収、折り返した。
丹沢・大山フリーパスの値段を確かめようとスマホを見たら、デジタル切符の購入画面が出た。これは良いと早速購入したら新宿駅のJR連絡改札が通れない。出口へ回る間に画面が飛んで切符表示に手間取り、予定の電車が出てしまった。年相応にスマホ音痴なのだから、どうせ出口へ回るなら紙の切符にすれば良かった。しかも、1本後の急行は混雑のためとかで遅れ、タッチの差で大倉行バスにも乗り遅れた。
計画より20分遅れで歩き出す。天気は良いのだが驚くほど暖かい。汗かきゆえ、木陰の西山林道からのアプローチは正解だった。表尾根で背をあぶられたらもっと消耗しただろう。
結構速足の若者集団に遅れないように歩いて1時間で二股。飛び石で勘七沢を渡り、100mほど先で林道が右に曲がると小丸尾根分岐だ。ここで標高550m。しばらく林道を左下に見て平行し、やがて最初の急坂が始まる。早くも下りてきた男性とすれ違い、100m余り登れば開けた伐採地跡。指導標に従って歩き、ブル道の途切れた所が杉林のトラバース入口だ。急斜面の杉林を横切るとつづら折れが始まり、自然林に変わっても延々と続く。
「みやまがまずみ」という植物名板が立つ所で尾根通しの旧道と合流、ようやくジグザグ道が終わった。すぐ上の開けた所で一休みして汗を拭い、お握り1つを早弁する。標高870m。この先はほぼ小丸尾根を忠実に詰める。
尾根の東側が植林帯、西が自然林で、踏み跡は縦横に伸びてはっきりせず、適当に歩きやすいルートを辿る。標高1000m超えの目印代わりの「りょうぶ」という植物名板の横を通り、しばらく緩めの勾配で一息つくと、最後にジグザグの胸突き八丁を詰めて鍋割山稜小丸尾根分岐。最後の標高差50mほどは富士山も見えだして今にも稜線に着くかと思うのだが、なかなか到着せずにもどかしい。
富士山はかすかに頭が見えたが雲が多く、相模湾も水蒸気にけぶってまるで夏山の景色だ。ただ、頑張った甲斐あって到着はほぼ予定時刻まで取り戻した。汗を拭いて一路、塔ノ岳方面へ向かう。金冷しから大倉尾根に合流すると、一段とハイカーが増えた。
木段が一方通行状態となって通過待ちが生じたが、実はありがたかった。緩やかな鍋割山稜は快調に来たが、塔への登りにかかって脚の付け根や右のふくらはぎに若干の痛み、違和感を覚えた。ふくらはぎは先月つった後遺症だが、明らかに疲労が影響している。
大休止がてら塔ノ岳で昼食とする。初心者の登頂が遅いせいか、頂上広場にまだ座る所は豊富にあった。食べながら、さてどこまで行くかを考える。予定タイム前に到着はしたが、脚力の方が予定外に落ちているようだ。さりとてここで折り返すのも早すぎるので、日高まで足を伸ばすことにした。
主脈コースに入るとさすがに人影は減ったが、ランナーを中心にそこそこすれ違う人はいる。勝手に冨士見のコルと呼んでいる最低鞍部を過ぎ、結構登り返してなだらかな日高の稜線に達した。真っ赤な実をたくさんつけた木はナナカマドだろうか。それにしては背が高いが。その背後の山は不動の峰か。右手には宮ケ瀬湖が透かし見えるポイントもある。
そんなことを考えながら歩くうちに、「日高」の標柱に到着。前方、木々のない斜面が特徴の竜ケ馬場から続々と登山者がやってくる。撮影休憩を取って当方も踵を返し、彼らの後に続いた。
日高へ向かってからちょうど1時間後に2度目の塔ノ岳を辞し、大倉尾根を下山する。金冷しまでは木段を駆け下りる力が残っていたが、その先は自重してペースを保って下った。疲れてきた証拠に持病の右膝も痛み出してきた。
堀山の家前のベンチで休憩。塔ノ岳からだいたいコースタイムのペースで来たが、ここからは若干ペースが落ちる。一本松の下、まだ青々としたモミジ回廊を若い人に抜かれながら下り、見晴らし茶屋裏の急坂を下りてほっと一息。少し先まで頑張って雑事場の平のベンチで最後の休憩を取った。
人家が見えてストックを畳み、背中の汗を拭く。下山で、しかも登山シャツ1枚なのになお汗が出る。早く風呂に入りたい。
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