剱岳／単独／剱御前小舎で撤退／雷鳥沢一泊

2023年10月07日(土) 〜 2023年10月08日(日)

• GPS: 07:38
• 距離: 8.4km
• 登り: 685m
• 下り: 709m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:09
• 休憩: 1:11
• 合計: 6:20

8:46 室堂
8:51 8:51 ホテル立山
9:04 9:04 みくりが池
9:06 9:06 みくりが池温泉
9:30 9:31 雷鳥荘
9:47 9:47 雷鳥沢キャンプ場
10:10 10:11 浄土橋
10:45 10:51 新室堂乗越
12:40 13:45 剱御前小舎
15:02 15:02 浄土橋
15:08 雷鳥沢キャンプ場

2日目

• 山行: 1:08
• 休憩: 0:01
• 合計: 1:09

15:08 雷鳥沢キャンプ場
7:42 7:43 雷鳥沢ヒュッテ
7:52 7:52 雷鳥荘
8:11 8:11 みくりが池温泉
8:16 8:17 みくりが池
8:31 ホテル立山

天候

1日目　快晴から午後曇り
2日目　曇り夕方から雨予報

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

金曜25時ごろ立山駅前の千寿ヶ原駐車場に到着（8〜9割埋まっていました。翌土曜5時前に満車のランプが点灯）
土曜朝6:50の増発便ケーブルカー（満員）からアルペンバス（満席）に乗り継ぎ、8:10室堂ターミナル到着。

コース状況／危険箇所等

【往路】
・室堂〜雷鳥沢キャンプ場
階段に積もった雪が凍結しており、チェーンスパイクが適する感じでした（当方は室堂で簡易アイゼン（6本爪）を装着）。
・雷鳥沢キャンプ場〜新室堂乗越〜別山乗越
高度を上げるにつれ雪が深くなり、通行者も雷鳥坂を直登するルートより少ないため、踏み跡の薄い場所もありました。別山乗越の手前ではふくらはぎまで雪に埋もれる箇所もあり少し苦労しました。でもたくさんの雷鳥に会えたのでよかったです。
【復路】
・別山乗越〜雷鳥沢キャンプ場
剱御前小舎から20分ほどは路面の雪が凍結していましたが、高度を下げるにつれて柔らかくなりました。簡易アイゼンは最後まで外さず。
・雷鳥沢キャンプ場〜室堂
念のため簡易アイゼンを装着してスタートも、積雪はだいたい溶けており、最新の階段で不要に感じて外しました。残雪のある箇所だけ気をつければ、問題なく歩けます。

その他周辺情報

・登山後の温泉
アルプスの湯（大人610円）上市町
　千寿ヶ原駐車場から約26km,35分
安価で広く清潔な温泉でした（公営なのかな？）。駐車場も広いです。

・お昼ご飯
鼓（つづみ）富山市で「モツ味噌ラーメン」900円の大盛り（+100円）
　アルプスの湯から約14km,20分
ボリュームも味もよく大満足、また行きたいお店です。駐車スペースはお店の前に数台分ありました。

写真

10/7 1:06

8〜9割埋まっていましたが止めることができ一安心

10/7 4:43

土曜5時前に満車になったようです

10/7 6:58

増便された6:50発ケーブルカーで美女平へ。バスに乗り換え1時間弱で室堂ターミナル着

10/7 8:24

ターミナルの階段に掲示の山岳情報、ありがたいです

10/7 8:27

土曜朝の積雪状態。計画変更を相談する人たちも多かったです

10/7 8:42

凍った草をみて「この雪タダゴトじゃないな」と実感します

10/7 8:55

ミクリガ池

10/7 9:09

地獄谷の火山監視小屋あたり、こんなにガス臭がして大丈夫なの？と思いつつ通過

10/7 9:10

雷鳥沢キャンプ場までずっと、こんな感じの積雪、路面でした

10/7 9:30

雷鳥荘を通過、泊まる方が羨ましく思えます

10/7 9:53

雷鳥沢キャンプ場

10/7 10:09

つぎは別山乗越を目指します。大きなカメラを持った方が「三段紅葉っていって珍しいんですよ」と教えてくださいました

10/7 10:10

10/7 10:12

雷鳥坂ルートと新室堂乗越ルートの分岐

10/7 10:33

地獄谷から煙が立ち昇る

10/7 11:13

はじめて会えた雷鳥7羽

10/7 12:11

こちらは3羽

10/7 12:12

足跡までかわいい

10/7 12:28

別山乗越手前のここがとても怖かったです

10/7 12:37

剱御前小舎着

10/7 12:45

剱岳の様子を窺いたいが、ガスそしてガス

10/7 12:55

ラーメンに間に合いました

10/7 13:04

熱々のラーメン900円。休憩室でいただきます

10/7 13:09

石油ストーブで温くぬくにしてくださっている休憩室（利用15時まで）

10/7 13:31

剱沢キャンプ場まではさらに深い雪、剱岳も積雪と聞いて撤退を決めました

10/7 13:48

復路は雷鳥坂ルートで

10/7 13:50

上のほうはしっかり凍っていて、簡易アイゼンが役に立ちました

10/7 14:19

10/7 14:35

10/7 14:53

紅葉とキャンプ場のテント

10/7 15:00

分岐まで戻りました

10/7 15:53

背負ってきたビール、雪で冷やしていただきます

10/7 16:08

たまたま尾道市で買って気に入った「せんじ肉」も（剱沢で食べたかった）

10/7 17:43

10月とは思えない風景

10/8 5:19

夜が明けます

10/8 5:57

朝焼けはならず

10/8 8:06

ミクリガ池に映る隊列

10/8 8:15

大汝、雄山、龍王岳（で合っていますか？）

10/8 8:52

室堂ターミナル着

10/8 9:02

ホテル立山の売店でノンアルビールを発見

10/8 9:08

もやは飲みます

10/8 9:12

お土産まで買えました

10/8 9:24

帰りのバスの窓から、今回はじめて剱岳の山頂を見ることができました

10/8 9:38

天狗平で途中下車される登山客、とても多いんですね

10/8 9:39

紅葉の天狗原

10/8 9:39

数日前に大活躍した除雪車

10/8 9:57

称名滝。見所では、バスが一旦停車、徐行してくださいます

10/8 10:15

美女平着、フォントがいい味

10/8 10:27

立山駅到着

10/8 10:43

駅前のソフトクリーム美味し

10/8 11:20

芦峅寺集落でクラフトビールの幟が見え、Uターンして購入。芦峅寺産ホップと赤紫蘇を使った爽やかな味

10/8 11:38

上市町から剱・立山が見えました

10/8 11:56

入浴

10/8 13:22

「鼓」さんで昼ごはん

10/8 13:24

メニュー裏面

10/8 13:34

モツ味噌ラーメン900円の大盛り（+100円）

10/8 13:48

店構え。次回も寄ります！

10/8 14:00

地元スーパー「アルビス」へ

10/8 14:18

ご当地の銘菓と地酒を買えました

10/8 14:51

さよなら👋また来ます

YAMAPを併用

ハイキングみたいな記録😆

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

感想

サトル_ボール

20年来の憧れである剱岳。
来年の夏にはじめていく予定でしたが、その時まで自分、家族、両親が皆んな健康でいるか分からないなと思い立ち、ケーブルカー・バスの予約も取れたので、体育の日の三連休で行ってみました。
前々日に初冠雪の知らせがあり、土曜の日差しで溶けてくれることを期待しましたが、天気予報や山小屋さんのSNSからは調べきれなかった深さの雪が残っていました。
思い描いていたプランは、土曜に剱沢キャンプ場に入り幕営、日曜に剱岳をピストンし同キャンプ場にもう一泊、月曜（祝日）に室堂へ帰るというもの。
しかし剱沢方面から戻って来られた方から、その先の状況をうかがい、自分の装備・技量では登れないし無事に帰ってくることも難しいと判断。剱御前小舎での撤退を決めました。
剱岳は憧れのままですが、これまで準備してきたことは全部だしきれたと感じているためか、後悔や残雪という気持ちが不思議とありません。
もっと強くなったり軽くなったり（身も荷も）して、来シーズンのその日を迎えられるよう準備をつづけていこうと思っています。

【備忘】
出発時　リュック24.9kg,サコッシュ1.0kg
帰着時　リュック18.4kg,サコッシュ 計測忘れ