西穂独標チャレンジ!絶景だけど恐怖の…。
- GPS
- 04:48
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 615m
- 下り
- 608m
コースタイム
天候 | 晴れ(霞がかっていたけど…) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※駐車場は9時からとなっていましたが8時前?にはゲート開けてくれました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
10本爪以上アイゼンとピッケルはじめ、冬山装備一式は必須です。 トレースは終始はっきり有りで迷う心配ナシ。 稜線に出ても風も弱くとても登りやすかった。 ただ、暖かい日が続いていたので雪腐り気味でズルズルの箇所あり。 独標への最後の雪壁もズルズルで下りは特にかなり注意を要したらしい。 ※「独標までは問題ナシ」というような声を見聞きしますが、それはあくまできちんとした経験と技術を持った経験者の声。冬は独標でもかなり危険。 アイゼン・ピッケルを駆使する雪山経験のない人にはとても難しい所だと感じました。 (僕にも厳しいであろうことは予想していたので無理のない所まででチャレンジしました。sunny) |
その他周辺情報 | 下山後は温泉施設「ひらゆの森」で入浴。 たくさんの温泉と休憩所・レストラン・お土産屋もあって500円は素晴らしい。 |
写真
装備
個人装備 |
ハードシェルジャケット
ストック
地図
コンパス
非常食
エマージェンシーキット
エマージェンシーシート
ホイッスル
バーナーコッヘル
ヘッドライト
予備ミニライト
グローブ×2
携帯予備バッテリー
コンデジ
10本爪アイゼン
ワカン
フリース
ダウンジャケット
ビーニー帽
ゲイター
腕時計
スポドリ
水(コーヒー用)
ピッケル
ゴーグル
サングラス
昼食(パン・カップ麺)
|
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備考 | ヘルメットを持って上がらなかったことを二人で後悔と反省。 |
感想
はじめて積雪期の北アルプスに足を踏み入れました。
西穂高岳の独標を目指しましたが、初心者の僕は独標手前の岩場でギブアップ…。
ここは下手すると何百メートルも滑落するような穂高の岩峰。
アイゼン・ピッケルの状況に応じた様々な使い方がまだきちんと身に付いていない僕は、
岩と氷が現れた途端に「滑落」そして「死」がリアルに感じ初め、とても怖くなり恥ずかしながら足を進められなくなりました。
完全に寝不足だったのと、2週間前のぎっくり腰がまだ治りきっていなかったのもあってもともと不安が強かったのかもしれません。
周りの方々が楽々登っているのでとても悔しかったけど、今回は「怖い、やばいと感じたら絶対にそこで即終了」と決めていたので…。
ちなみに、同行してくれたSuehiro君は経験も技術も僕よりかなりあるので独標はサクッと登っていました。
「できたらピラミッドピークまで行きたい」と言っていたのに、足を引っ張って申し訳ない。。。
関西の雪山と北アルプスの岩と雪と氷の世界は全く別物で僕にはまだぜんぜん無理。
今回は天候良かったけれど(良さそうだからチャレンジしたのですが)、
もしもっと寒かったり荒れて強風なりホワイトアウトなりなら、いまの僕では考えたり衣服や装備の調整する余裕もなくやられてしまいそう…
北アルプスの積雪期に足を踏み入れるにはしっかりとしたトレーニング・知識・体力・気力が必要だとしっかり確認できたので、自分としては今回の山行は大成功。
そして最高の景色もばっちり楽しめたので大満足。
無理をせず決め事ちゃんと守って撤退できたのもよかった。
登れなかったものの、白い峰々の素晴らしい世界を体験できて最高でした☆
しっかりトレーニングしてまたチャレンジします!!
3月20日と3月21日に独標に登頂しましたが、数日前の降雨と高い気温で3月20日は腐った雪、3月21日は再凍結したもろい雪と、かなり雪質は悪い状態でした。寒くて雪の状態が安定した時期ならもっと楽に登頂できたと思います。気温が高くなると雪山は難しくなりますね。山は逃げませんので、またチャレンジして下さい。
artylaneさん
コメントありがとうございます。
二日間登られたんですね!天気は良くても雪の質次第でガラッと変わるんですね。
サクッと登れるより多少苦労する方が良い経験になるかな、と前向きに考えています。
またチャレンジします☆
sunnyさんの山に対する向かい合い方、素晴らしいと思いますよ。
登山ブームの中、何も考えず登ってしまう登山者が多いと感じます。
ピッケルを使うのが初めてのような人でも、独標を登ってる。
でも、それは偶然登れただけで、自分の力で登れるべくして登れたのではありません。
今回は行けても、いつか事故がおこります。
そういった人達を横目に下山するのは、正直悔しさもあったと思います。
それでも、独標手前で引き返した判断、僕は素晴らしいと思いますよ。
山の危険を理解し、しっかり考えて行動する。
それこそが山で一番大切なことで、sunnyさんはもうそれを持っています。
だからこそ、必ず近いうちに自分の力で西穂にも届きますよ!
お互い「自立した登山者」になれるよう、一緒にトレーニング頑張りましょう!
Pecoさん
いやいや、そんな「向かい合い方」だなんて立派なもんじゃないですよ…
ただヘタレでビビりなうえに身体能力も低いだけです。。
でも、「連れていってもらう」ではなく、自分で色々調べて自分の力量と照らし合わせて「自分で登る」は常に心掛けています。
そっちの方が楽しいですしそれこそが冒険の醍醐味だと思っています☆
無理せず安全に、でも少しドМかつストイックに山を楽しんでいきたいです〜。笑
我が家も山行はいつも無理しない、無理なら撤退…です…ハイ…
天候やルート選択はある程度経験するとわかってきますが、技術的なことは中々…
特に残雪期は雪質で全然難易度変わるから一番怖いです。
登れたはイイけど下りれない…ってのが一番怖いですもんね。
でも写真拝見してると十分じゃないですか
いいなぁアルプス…行きたいなぁ…
utaotoさん
そうですよね、技術や知識は自分だけではなかなか、ですね。。
今回の独標はまさに「登れはするだろうけど、降りる時がヤバい…」でした。
滑落して奈落の底に落ちていくイメージしかわかなかったです。あーこわこわ。
でもほんと最高の山行でしたよ☆
アルプスでも関西でもぜひまたご一緒させてくださ〜い!
お天気良くて抜群の日和でしたね♪
私も過剰に怖いと感じる時は虫の知らせと思って、無理しないと決めてます。
怖い、危ないにマヒしてしまわないように適度な緊張感は大事と思います。
今回ここまでなら次の楽しみが増えるしねっd(^-^)
u-saさん
ええ、最高の天気でした!
これまで4回の北ア遠征すべてが天気に恵まれております。むふふ。
怖い危ないにマヒ、気を付けないといけませんね。初心を忘れず、自分に正直に、ですね。
あと、本当は危ない怖いのに「問題ナシ」とか書かれている情報にも気を付けないと…笑
sunnyさんお疲れ様でした。
いいですね!西穂独標!行きたい!
男二人で行く山旅いいですね〜
空と雪と岩のコントラストがまさに「山岳」の雰囲気醸し出してます♪
腰をお大事に!
sekihiroさん
こんちはです☆
男の山旅は楽しいですよ〜!泊まりでお酒飲みながらだともっと楽しい!!
いつか息子とも男旅をして、大自然の中で一緒にお酒を飲みたいです…。
今週末にでもまたベビキャリハイク行きたいので頑張って腰治します!笑
おはようございます
25枚目の写真の右端に座っているのが私たちです
超ニアミスですね
関西の山と違うところはやっぱり高度感でしょうか、
ビビッてしまいますよね。
お互いトレーニング頑張りましょうね
それにしても最高の天気で最高の景色言うことなしでしたね。
関西の山でお会いしたときはよろしくです
okirazuさん
めっちゃニアミスですね!
っていうか間違いなくすれ違っていたでしょうね〜。
あの高度感と荒々しさはさすが北ア、さすが穂高ですね。いやーほんと怖かったです。笑
お互い安全に楽しんでいきましょう☆
またどこかでお会いできた際はよろしくお願いいたします♪
独標お疲れ様です
いい天気ですが、やっぱり斜面と雪質は実際行ってみないと怖さはわからないですね
個人的にも行ってみようと思ってるとこですが、このレコ見て雪山訓練必要だなと感じました
また、来年安全にチャレンジしてください
楽しみにしていますよ〜
kotechanさんこんにちは。返信遅くなりました!
独標、に限らずアルプスレベルの積雪期は訓練しないとヤバいと思います。
関西ならなんちゃってで登れちゃいますが、その勢いだけで行くと僕みたいに泣きべそかく羽目に…笑
これからもお互い安全に楽しく頑張っていきましょー!
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