孤高の鋭峰へ 1839峰

2023年10月07日(土) 〜 2023年10月09日(月)

• GPS: 22:21
• 距離: 24.4km
• 登り: 2,249m
• 下り: 2,275m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:20
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:20

9:15 札内川ヒュッテ
9:21 9:21 コイカクシュサツナイ岳登山口
12:00 12:00 コイカクシュサツナイ川上二股
15:35 夏尾根頭

2日目

• 山行: 10:35
• 休憩: 1:11
• 合計: 11:46

3:53 夏尾根頭
4:18 4:18 コイカクシュサツナイ岳
5:36 5:43 ヤオロの窓
7:07 7:23 ヤオロマップ岳
9:56 10:26 1839峰
13:03 13:21 ヤオロマップ岳
14:25 14:25 ヤオロの窓
15:26 15:26 コイカクシュサツナイ岳
15:39 夏尾根頭

3日目

• 山行: 3:47
• 休憩: 0:14
• 合計: 4:01

7:38 夏尾根頭
9:26 9:40 コイカクシュサツナイ川上二股
11:32 11:32 コイカクシュサツナイ岳登山口
11:39 札内川ヒュッテ

天候

時々ガスるが申し分ない天気

アクセス

利用交通機関：

自家用車

札内川ヒュッテ向かいの駐車場に停めました
コイカクシュサツナイ岳登山口トンネル前に一台
林道を少し進むと一台ありました

コース状況／危険箇所等

私的な感想です(zeropo147cm)

何度もある渡渉、この日に限っては多くて太もも以下
渡渉地点もそれぞれだと思うので
目視で歩きやすそうな所を選ぶと良いかと思います
増水時は要注意

二股から延々と急登
二泊三日装備ではかなり堪えました
ぬかるんだ道の上に落ち葉、枯れ草が溜まっています
下山時は何度か尻もちつきました

核心と言われている急登
前回の軽装備とは感覚が違いました
重装備で体が振られないようにゆっくり慎重に登りました
その後も夏尾根までの道は気をつけなれば滑落する危険性が大いにあると感じました

コイカクからヤオロまでは藪漕ぎが厳しいですが下を見ると道がハッキリ見えます
大小アップダウンもあり体力消耗します

ヤオロから1839峰までは藪漕ぎは薄れるものの続きます

岩をよじ登る場所あり、笹トラバース、細尾根、湿った土の急登、曲がりくねったダケカンバの上を慎重に歩いたり、山頂直下の見上げる程の壁にロープはありません

登りながらも帰りの心配もついてまわりました

もちろん帰路も来た道を戻ります

ヤオロからコイカクまでの噂の藪漕ぎとアップダウンには心がやられそうになりました

テントに戻ればもう1泊して体を休められると思うと頑張れました

私の体力では2泊3日は必要だと感じました

その他周辺情報

日高山脈山岳センター内シャワー７時から１９時半まで
２０分１００円
シャンプー類一切なし
１１月から４月まて冬季休業

十勝エアリゾートスパSORA
7時から22時
1000円
大小タオル付き
シャンプーリンスボディソープ完備
化粧水などもありました
オートロウリュウが最高です

写真

10/7 7:30

良き日になりますように

10/7 7:58

dominonお手製ロールケーキ

エサオマンの帰りにここの自販機で買った卵使ったよー。

10/7 8:00

よし完璧だ

10/7 8:28

帰りは売り切れだった

10/7 9:08

dominon スタイル
水は沢で浄水

10/7 9:09

zeropoスタイル
頑張って軽量化したほうだ

10/7 9:15

ドキドキワクワク

10/7 9:20

この奥にも駐車スペースあり

10/7 9:25

水陸両用いいね

10/7 9:25

意外にも冷たくない

10/7 9:30

夏尾根見えてる

10/7 9:47

泥で滑る

10/7 9:47

上から

10/7 10:04

一際目立っていた赤

10/7 10:10

怖かったので帰りは巻いた

10/7 10:13

ハコ

10/7 10:17

涼しい

10/7 10:19

ドボンは勘弁

10/7 11:14

足首捻らないように

10/7 11:18

浅くても勢いがあるところも

10/7 11:19

重装備なので超慎重笑

10/7 11:48

ここでdominon水5ℓ浄水

10/7 11:51

しっかり食べよう

10/7 11:55

お世話になった飴

10/7 11:58

沢履デポ

10/7 12:11

この急登に太ももがこたえる、、

10/7 12:23

ホコリタケ

10/7 13:42

休憩タイム

10/7 13:52

鉄分豊富なスイーツ

10/7 14:45

岩多くなる

10/7 14:45

雲多め

10/7 15:09

最高！

10/7 15:15

今日のテン場

10/7 15:20

素晴らしき稜線

10/7 15:28

先に着いてから身で降りて来て私の荷物背負ってくれた
ありがとう！

10/7 15:34

明日、貴方の元へ伺います

10/7 16:21

美味しい鍋作ってくれた

10/7 16:27

贅沢すぎる窓の向こう

10/7 16:38

グツグツコトコト

10/7 16:46

贅沢ディナー
私は肉を抜いてもらった

10/7 16:47

折り畳みの鍋敷き

10/7 17:01

droneが見た景色

10/7 17:02

droneが見た景色

10/7 17:02

droneが見た景色

10/7 17:03

私の気持ちを表したかのような燃えるような夕陽

10/7 17:05

最高の家

10/7 17:07

食後ののんびりタイム

10/7 17:08

今日の日さよなら
また明日

10/7 17:33

ワインとどみのん特製フムスで前夜祭で乾杯

10/7 22:32

途中目が覚めた
この目に入りきらない程の星

10/8 2:32

おはよう
dominonはトマト鍋雑炊

10/8 2:46

お裾分けとフリーズドライ味噌汁にご飯投入

10/8 2:52

あっつあつ

10/8 3:06

黒々と浮かぶ1839峰

10/8 3:10

ご覧のとおり

10/8 3:55

さぁ行こう

10/8 4:04

瓶も凍っていた
行ってまいります

10/8 4:17

足早に通過

10/8 4:23

ここから先私は未踏の道

10/8 4:49

夜は明ける

10/8 4:49

例えようのない色を引きつれて

10/8 4:55

黙々とハイマツを避けるだけ

10/8 5:11

もう振り返らなくていい

10/8 5:12

目の前にあるのだから

10/8 5:25

寒かったね

10/8 5:28

足を止めた

10/8 5:28

山で迎える朝が大好きだ

10/8 5:28

ありがとう
感謝です

10/8 5:29

さぁ前に進もう

10/8 5:32

ヤオロの窓の特等席はソロ女性

10/8 5:35

我が家が遠ざかる

10/8 5:38

素敵なヤオロの窓に

10/8 5:38

埋もれて見とれる

10/8 5:49

素晴らしき稜線

10/8 5:49

心の隅っこに追いやられた気持ちを引っ張り出してくれた

10/8 5:57

雲があるから

10/8 5:57

青が引き立つ

10/8 5:57

10/8 6:02

10/8 6:02

湧き上がって来た

10/8 6:06

放水されてるような雲

10/8 6:08

歩き出さなければその先に何があるのかわからない

10/8 6:13

進んでいるのに遠く感じてしまうこともある

10/8 6:13

余計な情報に気を取られず足を信じるだけ

10/8 6:13

この日の為に頑張ってきたんだろ？
カムエクが見守ってくれてる

10/8 6:14

険しく美しい

10/8 6:17

昨日のうちに1839峰へ行き「後はのんびり帰るだけ」とシンプルでクールだったヤマレコユーザーさん

10/8 6:19

「一度行ったからってもういいってわけじゃないよ」
ありがとう

10/8 6:21

ハッとした景色

10/8 6:39

まだ遠いけれど昨日までよりはずっと近い

10/8 6:39

一歩ずつ

10/8 6:52

ガスが上がって来た

10/8 6:56

テント跡
ここで素晴らしい朝を迎えたのでしょう

10/8 6:57

しびれる景色の中を

10/8 6:58

私たちは歩いている

10/8 7:00

ヤオロマップ岳
私は初登頂

10/8 7:08

drone
見えない所まで飛び立ちちゃんと帰ってくる所が可愛い

10/8 7:12

各自で

10/8 7:14

おやつタイム
お裾分けもごちそうさま

10/8 7:15

今から伺います

10/8 7:23

ここからハイマツより

10/8 7:57

険しい場所が多くなる

10/8 7:58

ヒントは必ずある

10/8 8:00

気持ちが昂るにはまだ早い

10/8 8:01

大小のアップダウンが続く

10/8 8:13

笹も多くなる

10/8 8:46

うねうね

10/8 8:51

こ、これは

10/8 8:53

水場への道

10/8 8:58

道は必ずある

10/8 8:58

必死に足を前に進めるだけ

10/8 9:00

こ、これか

10/8 9:15

ま、まさか

10/8 9:28

も、もしかして

10/8 9:30

急過ぎない？

10/8 9:41

拡大すると先行者が写っていてどれだけ急なのかわかる
ロープはない

10/8 9:45

手元、足元確実に

10/8 9:54

もう直ぐだ

10/8 9:59

1839峰　登頂！！

10/8 10:00

嬉しすぎる

10/8 10:04

おやつと1839峰

10/8 10:04

dominonと1839峰

10/8 10:05

おチビちゃんと1839峰

おっきい子忘れたー。

10/8 10:08

今まで食べた中で1番美味しかったパインかも

10/8 10:15

今年の年賀状だ！！

10/8 10:19

ここまで来た長い道のりをまた戻らなければならない

10/8 10:27

また来るよと簡単に言えない道のりだったけれど満足です

10/8 11:05

道警のヘリから人が降りる様子やコイカクとヤオロ間でホバリング

10/8 11:11

どっか行ったり戻って来たり

10/8 12:06

踏み跡が2つあり道迷いに注意

10/8 12:18

ヘリの音が暫く続く
気持ちも引き締まる

10/8 12:56

ガスると寒くなり陽が出ると暑くなる

10/8 13:05

マッチロヤオロ

10/8 13:09

dominonお手製ヴィーガンガトーショコラ
かなり濃いめのスイーツ
コイカクまでの藪漕ぎの為にエネルギー補給

10/8 13:20

あまり前が見えない方がいい

10/8 13:43

小さなポコがきつい

10/8 14:35

テントすらも見えない

10/8 14:37

もう少しが長い

10/8 15:25

これはウルトラのチチgenさんのテントだったと翌朝判明

10/8 15:38

ただいまーーーーーーー！
無事帰って来たよーー

10/8 16:21

今まで飲んだワインで1番美味しかったよ

10/8 16:48

私がうたた寝してる時に特製スパイスカレーを作ってくれてた

10/8 17:41

これマジで美味しかった！
肉は大豆ミートだから残さず食べれた
優しさが沁みた

10/8 18:06

カリカリに焼いたパンにフムスを載せてオリーブオイルとハープソルトがまた合うのよ

10/8 18:10

山旅のお供に必ず連れて歩いてる電球

この後は湯たんぽ作っておやすみなさい

10/8 23:56

寝るまでは真っ白ガスガスの風強めだったのに夜中には風が止み満天の星

10/9 4:39

どんな夜でも朝は必ずやってくる

10/9 4:44

野菜たっぷり雑炊
ごちそうさま

10/9 5:03

寒くてテントから手を伸ばして撮影笑

10/9 5:03

今日は優しく見える

10/9 5:11

昨日の行動に対してカロリー不足気味
朝からモリモリ食べた

10/9 5:22

食後のコーヒータイムはクッキー付き
もちろんテントから手を出して撮っている^_^

10/9 5:30

まったりしてたら陽が昇ってきた

10/9 5:31

写真では見づらいけど雲の模様がかっこよかった

10/9 5:33

太陽と月

10/9 5:35

クッキーの柄違い
一枚買うと魚が1匹付いてくるみたい

10/9 5:37

ペテカリ方面が滝雲

10/9 5:38

雲が流れてきた

10/9 5:41

おかえり

10/9 5:41

帰りたくないな

10/9 5:42

ずっと歩いた稜線

10/9 6:21

ぼちぼち片付け始めよう

一度、テント泊装備でザックカバーをつけていても隙間から水が染みてシュラフを濡らしてしまったことがある
それ以来50ℓザックに70ℓの厚手のビニール袋をいれてその中にパッキングしている

10/9 6:43

ぼわぁーーっと姿を表してきた

10/9 6:44

うわー！！と歓声が上がる

10/9 6:45

こちらは滝雲

10/9 6:46

風が芸術家なら

10/9 6:47

雲は演出家だ

10/9 6:47

中々テントが

10/9 6:48

片付けられないよ

10/9 7:02

下から昇ってきている

10/9 7:02

やっとこ片付け再開

10/9 7:06

帰宅後は乾かすので本体、フライシートの順に畳まずにぐちゃっと突っ込む
ボールとペグはザック横ポッケに入れます　
自宅保管時も畳まずに仕舞います
綺麗に畳んで袋に入れるストレスを省く

10/9 7:07

genさんと判明！
ペテカリまで目指すも遠くて引き返したそうです、、凄い、、

この構図が面白い笑

10/9 7:10

脅威の35ℓザックでテン泊装備！
またどこかでお会いしましょう！

ヤオロの窓からテント撤収してここまで戻ってきたソロの女性。暗い中、鈴の音が聞こえてホッとした。白湯を準備して、テントを立てるお手伝いをした。
インスタ交換してお別れ。

その方から写真が届いた

2人して何やってんだろ？笑笑

10/9 7:23

dominonのザックも30ℓ
涼しかったので行動中に飲んだ水は1日300mlほどでした。
1.5ℓ捨てました。

10/9 7:28

見納め

10/9 7:32

また鍛えてから来ます

10/9 7:33

それぞれの想いを馳せて

10/9 7:34

いつかあっちまで歩きたいな
体が動くうちにね

10/9 7:36

慰霊碑がポツンと寂しそうに見えた
また来ますね

10/9 7:39

気を引き締めて下山開始

10/9 7:42

壮大な景色の中

10/9 7:42

ゆっくりと焦らずに

10/9 7:50

あっちからこっち見てみたいな

10/9 7:53

少しの手がかり足がかりはある

10/9 7:54

慎重に降りれば問題ない

10/9 7:56

ぐんぐん高度を下げる

10/9 7:59

ドロドロ急登も危険

10/9 8:36

来る時は気が付かなかったけれど

10/9 8:40

紅葉が

10/9 8:53

結構綺麗だったね

10/9 9:28

二股到着

10/9 9:30

濡れた沢履とソックス履くのは気持ち悪っ

10/9 10:17

10月にしては陽射しが暑く水の中は気持ち良かった

10/9 10:29

ありがとう

10/9 10:42

ヨイショ！と何百回言ったことか

10/9 10:48

紅葉とdominon

10/9 10:53

夏尾根見納めかな

10/9 11:07

10/9 11:08

もう終わるの寂しいね

10/9 11:33

出発して登り始めた時から

10/9 11:39

ここに無事に戻って来ることを気にかけていた

10/9 11:40

3日間ありがとう！
お疲れ様でした

10/9 11:42

dominonザック

10/9 11:43

zeropo凄く軽く感じたけどそこまで減ってなかったな

10/9 11:48

dominonの足回り。
ネオプレーンソックス、xeroshoesのアクアXスポーツ、脚絆。
沢区間の長いエサオマンでは厳しかったけど、ここは大丈夫だった。
無雪期はこれで決まり！
やっとシンデレラの靴が見つかった。来年用に色違いもオーダーしたよ。

10/9 12:00

テント乾かしがてらcoffeeタイム
30分ほどでカラカラに乾いた

10/9 12:04

早い時間に下山するとこんな風にまったりできるのがいいね。

10/9 12:28

日高山脈山岳センターへ

10/9 12:35

自分たちの歩いた稜線

10/9 12:36

いつか全部歩けたらいいな

10/9 12:38

dominonと解散

10/9 12:40

帰路も長いのでここでサッとシャワー浴びる

10/9 12:40

棚、かごあり
座りながら使用出来てありがたい
水圧は強力でガッツリ洗えます笑
内側から鍵掛けます

10/9 13:21

dominonはソラ行って、ソロの女性と再会。笑
新型ジムニーに乗っててテレマーク去年から始めたんですって。
私の分身かと思った。

でも私のジムニーはまだ来ない...1年3ヶ月待ってる。

10/9 15:22

インデアンもいいけど、スープカレーが食べたい時はここで。
土日祝は通しで営業してます。

10/9 14:54

15品目の野菜、ライス中、辛さ5
十勝の野菜が沁みる。

10/11 6:51

syunpaさんから天然舞茸が届いてたー。
これ買ったら5千円するよ。

10/10 20:59

私は舞茸蕎麦作った

シャキシャキ！！
ごちそうさまでした

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

dominon

いつものペースでキャプションを入れると果てしなく長くなるので、ほとんどzeropoにお任せしました。感想はたっぷり書こうと思います。

zeropo7

　　《2人山旅》

毎年恒例になりつつあるdominonとの山旅

今年もプランは考えてるとの事で楽しみにしていた

最初は知床方面のプランが濃厚だったけれど

天気の変わりようにヤキモキしながら

どこへ行っても良いように

2泊3日分のテン泊装備を準備した

　　《1839峰、今年はやめとく？》

1ヶ月前、2週に渡り有給を取り

距離トレ、負荷トレ、仕事帰りの低山トレ

心も体も整ったのに天気に恵まれなかった

気持ちを切り替え一旦忘れようと
　
心の奥底にしまいこんだばかりだった

dominonは去年も登ってるのに、、

何だか悪い気もしたけど

行きたい気持ちを直ぐに伝えた

　　　《重装備での三大急登》

前回、1839峰が中止になり

日帰りコイカクまでは経験済み

その時は軽装備だったけれど

今回は2泊3日装備

平坦な沢歩きは調子が良かった
　
二股から靴を履き替えいざ登り出すと

かなり太ももにズシっとこたえた

地面に沈んでるんでないかと

思うくらい足が重たかった

dominonは時々気にかけてくれながら

ほどほどの距離をあけて歩いている

おかげで気にせず自分のペースで歩けた

《最高のテン場》

夏尾根は誰もいなく私達だけ

コイカク日帰りで来た時に

ここでテント張りたいと思った場所に

2人用のテントを張った

ファスナーを開ければコイカクから1839峰までの

素晴らしい稜線を眺める事が出来た

明日本当にあそこまで辿り着けるのかな

　　《いざ出発》

美味しいお裾分けを沢山ご馳走になり

エネルギー補給は満タン

19時前には眠りにつくけれど

緊張なのか深い眠りでは無かったように思う

満天の星の中出発する

コイカクから先の道はワクワクしながら歩いた

ヤオロ窓手前あたりで陽が昇る

こんなに希望に満ちた朝はない

　　《お手製スネガード》

前回に1839峰の計画時に

スネガードはやっぱり必要だと色々調べた

その中にダンボールで作った記録があった

軽いし自分にぴったりの作れる

私は小さいので既製品は

中々しっくりこないものが多い

薄くてそれなりに硬めのダンボールで

スネ、太ももに合わせて

何度も調整して百均のゴムバンドを通して完成

ダンボールスネガードの上からタイツを履き

沢用スパッツをつけズボンを履く

ハイマツの滑りを良くするそうで

さらにその上にカッパズボン

青タンにもなったけれど効果はあったと思う

ただ、朝露などの水分かダンボールに染みて
　
裾がボロボロになってたし

ハイマツの激しい接触のせいか

一回転してる時もあった笑

結果としては悪く無かったけど改良しよう


　　《孤高の鋭峰へ》

今思い返せばヤオロから先が一段と辛かった

何度もアップダウンがあって

途中からガスがかかり始めて

行く先の様子が見えないから淡々と歩くのみ

うねったダケカンバの上を通過する時は

隙間に足が落ちたら捻りそうだし
　　
笹のトラバースはイドンナップを思い出す

途中、沢スパッツが少しずれて

怪我して手術した所に金具があたって痛かった

直しながらふとあれから3年経ち

丁度3年前の今頃は手術直後で

足がボッコリ腫れ上がり

トイレさえも1人で行けない

もう歩くこと出来ないんじゃないかと

不安に陥ってるときだった

今、こうして憧れの山に

向かって歩いてる自分がいる

足首に入ってるピンが「気をつけな」と

サインをくれたのかもしれない

心にしっかりとサインを置き

慎重に歩みを進めた

何度もポコにガッカリさせられながらも

最後の壁のような登りが1番緊張した

やっとの思いで這い上がり

会いたかった標識をこの目にする事が出来た

長い道のりだった

日高山脈を意識するようになり

いつも遠くから1839峰を探した

いつになったら登れるのだろう

そんな思いはいつからか「登りたい」に変わる

辿り着く為の充分な体力と気力が必要

そのために自分なりにコツコツと

小さなトレーニングを積み重ねた


頑張って絶景を見せてくれたこの足と

仕舞い込んだ1839峰への気持ちを引っ張り出してくれたdominonに感謝します

ありがとう！！

そして、、、

ありがとう！！　ザンク！！！
カッコよかったよ！！ザンク！！！

1839(イッパイサンキュー！)


元気な足がある限り。

コメント

じこたり

こんばんは。
お天気に恵まれて何よりです。
絶景とポエムが詰まるお２人のレコを拝見し、また行きたくなってしまいました。先月あそこに行ってから、今でも余韻が残っている感じなのです。
zeropoさん登頂おめでとうございます。ザンク呼びしかと見届けました。
dominonさんもおつかれさまでした。エサオマントッタベツ岳に興味津々です。

dominon

じこたりさん
コメントいただきありがとうございます＆北海道百名山踏破おめでとうございます。エサオマンがリストに入っていないのが不思議ですが、予想通りにピークハントされていくのをテントの中で確認しておりました。笑

山旅のプランはいつも複数用意して、参加メンバーに合わせてアレンジしていますが、今回のプランはzeropoに一番刺さる内容だったと思います。朝晩はかなり冷え込みましたが、日中は歩きやすい気候で、ペースよく歩けたと思います。
2泊3日のコイカク〜1839峰は私が最も好きな歩き方（初日に荷揚げ、2日目ロング、3日目早い時間に下山）ができる区間ですし、車に優しい登山口も大好きなので、何度歩いてもいいなと思いますが、縦走好きなので次はカムエクから繋ぎたいなと企んでいます。
(￣ー￣)ﾆﾔﾘ

zeropo7

じこたりさんコメントありがとうございます！

私も未だに心は下山出来ていません笑

dominonの最高の山旅プランのおかげで
全てにおいて忘れられない山歩きとなりました

もし1番好きな山は？と聞かれたらこう答えるでしょう。

胸を張って堂々と「ザンクです！」

しかと見届けて下さりありがとうございます^_^

北海道百名山踏破お疲れ様でした！

ダイちゃん

39お疲れ様山でございます♪
YouTubeチャンネル登録させて頂きました！

dominon

ダイちゃんさん
チャンネル登録ありがとうございます。毎回Goproで動画を撮り、条件が良い日はドローン飛ばしたりしていますが、毎週次の山が始まるので、編集がまるで追いついていません。^^;
がんばりまーす。

zeropo7

ダイちゃんさん
ありがとうございます！
過去最高の山でした！

whippet

zeropo7さん、dominonさん、こんにちは♪

お二人の🍽️やパッキンなど、いつも関心させられます。
最難関のザンクもお二人にかかれば一撃ですね！お見事です👏

私のジムニーは、先月8ヶ月で納車されましたよーたぶん、人気のグレードや色で納期が遅いみたいですね。

dominon

whippetさん
コメントありがとうございます。10月に入ると日も短くなるし、気温も低いので、条件の良い日でなければ厳しいと思っていましたが、帯広方面は前日からの天気も良かったので、2泊プランならば行けると思いました。とはいっても朝晩の冷え込みは厳しく、歩いている時以外はテントから出ていません。テント内でドローン操作したり、Goproを外に置きっぱなしでタイムラプス撮ったりしてました。私のクルーは毎回良い働きをしてくれるのです。

whippetさんもジムニーなんですね。私のジムニーはいつになるのやら...

zeropo7

whippetさん
コメントありがとうございます

今回は山に集中する為食事はかなり質素にしましたがdominonの美味しいご飯を沢山お裾分けしてもらってチカラの素になりました

1839下山後のスパイスカレーは疲れた体に沁みて最高に美味しかったです！

whippet

dominonさん
1839峰には、下見を兼ねて4度訪問してますが、いずれも厳しかったです。この時期の朝露は凍って、さぞかし冷たく、寒かったと思います。トレイルなら簡単に登れる山ですが、🏕️三日間を計算した🍽️など、これもdominonさんだから出来た山行だと思います。お疲れ様でした。
ジムニー、納車が楽しみですね。
私のナンバーは、ザンクに変えたので、見かけたら声かけてください、笑

whippet

zeropo7さん
dominonさんの食事は凄いですね。
その割にザックが軽いのは驚きです。
疲れた身体にはスープ系が良いけど、やっぱりカレーですね👍
zeropo7さんは背が低いので、脛より太もものダメージが酷かったんじゃないですか？

kirisame

こんにちは（初めまして）
下山中にすれ違いました、よろよろと登ってたおじさんです。
皆さんから「どや、ザンク行ってきたで」オーラが眩しく発散され、近づき難かったです(^^
いつも楽しく読ませて頂き、踏み跡を辿らせて頂いてます。ありがとうございます。

zeropo7

kirisameさんこんにちは！

コメントありがとうございます

あの日は1人しかスライドしなかったはずなので間違いなくkirisameさんだと思います

下山する頃はガスったり晴れたりの繰り返し不安定でしたが山頂は晴れて良かったですね。

1839峰、、、
私はいつかはと思いはじめてから年数が経ってからの登頂になりました

嬉しくてドヤ顔してアゴが出てなかったか心配です笑笑

行きたい気持ちとしっかり歩ける足があれば必ず行けます

心と体が整った際にはぜひ行ってみて下さい！

dominon

kirisameさん
コメントありがとうございます。こちらこそ参考にさせてもらっています。
ベテランの風格漂うダンディなオーラを放っておりましたよ。
色々な山を歩いてみて、やはりここが最難関と呼ばれるのが分かる気がします。2泊だと水不足や天気の問題があるし、1泊だとヤオロを目指すことになると思うので、藪漕ぎのストレスが加わりますし。
私はULに転向して、日帰り装備とテン泊装備で歩くスピードがほとんど変わらなくなりました。疲労は多少ありますが、ぐっすり寝れば翌日は元に戻ります。
日高の稜線で迎える朝は格別なので、条件の良い日にぜひチャレンジしてみてください。

komiyu

先週末はお疲れ様でした。ヤオロ窓泊の者です。
夏尾根頭での数々のお気遣い、ありがとうございました！たいへん心強かったです。

ようやく？！疲れが抜けてきてアリナミン漬けから解放されました。

お二人のお食事の内容と行動食にびっくり！
美味しそう〜！

そしてとても楽しまれていたことがわかる山行で読んでてニヤニヤしてしまいました。

またお会いすることありましたら声かけます！

zeropo7

komiyuさん

コメントありがとうございます！

先週の今頃はどこ歩いてたかなーとか写真を何度も見返してまだ余韻が残ってますよー

ヤオロの窓の宿は遠くから見てもいい場所だなと思いました

２日目の夜の満天の星は最高でしたね

dominonの食事やおやつは偏食家の私にピッタリな味で1839峰と共に思い出の味になりました！

また何処かで会えると良いですね

お疲れ様でした^_^

dominon

komiyuさん
1839峰お疲れ様でした。日の短い時期ですし、ソロで不安もあったかと思いますが、ご自身の体力を考慮した山行計画は素晴らしいですね。夏尾根に着く時には冷え込みも強くなると思っていましたので、鈴の音が聞こえてホッとしました。食べるものはまだ用意できたのですが、やりすぎるとお節介おばさんになるので、控えておきました。^^;

ギリギリのタイミングではありましたが、3日間ともコンディションに恵まれ、無雪期シーズンの集大成といえる大きなチャレンジになったと思います。

それにしてもジムニーに乗ってて、テレマークをするなんて、私の分身かと思いましたよ。またどこかでお会いするかもしれませんね。

これからも安全第一で楽しみましょう♪