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Yamareco

記録ID: 6046576
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ハイキング
甲信越

"三足富士"な弥彦山 秋爽快(麓→雨乞→妻戸)

2023年10月13日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:41
距離
8.4km
登り
732m
下り
727m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:58
休憩
0:43
合計
5:41
10:45
83
スタート地点
12:08
12:08
98
13:46
13:47
9
13:56
14:28
10
14:38
14:39
59
15:38
15:47
9
15:56
15:56
30
16:26
ゴール地点
天候 秋晴れ。さわやか。
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
麓集落の村営無料駐車場を利用。
コース状況/
危険箇所等
・麓〜猿ケ馬場車道間は廃道です。とくに上半部はヤブ化が進んでいて,ヤブでもクモの巣でも楽しい,という方向けです。
・猿ケ馬場〜雨乞山は一般道ですがたまにしか刈られず,ヤブ気味の箇所多めで,入山者も少ないのでクモの巣多いです。雨乞山〜八枚沢分岐間はヤブ感はありませんが,今日はクモの巣多かった,と先行者さんが言われてました。
その他周辺情報 ・弥彦山のいくつかある別名に,「三足富士」(みあしふじ)というものがあることを,今日見た石碑で初めて知りました。
・調べると,弥彦村HPの「弥彦の昔話」サイトに「猿ヶ馬場の峠には”藤が茶屋”があり,その前の宝筐印陀羅尼塔の西側から弥彦山を見ると富士山形に見えるが,茶屋の前から西に向かって歩くとすぐに形が崩れてしまうので"三足富士"と名付けた」という趣旨のいわれが載っていました。
今日はここからおじゃまします。
2023年10月13日 10:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/13 10:54
今日はここからおじゃまします。
ここは廃道ですが,小尾根に乗るまではきれいな道で,昔のガイドロープ沿いに進めます。
2023年10月13日 11:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/13 11:00
ここは廃道ですが,小尾根に乗るまではきれいな道で,昔のガイドロープ沿いに進めます。
小尾根に乗ってすぐ,やや草に埋もれ気味のあれが見えました。
2023年10月13日 11:15撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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10/13 11:15
小尾根に乗ってすぐ,やや草に埋もれ気味のあれが見えました。
これです。ここから先,猿ケ馬場の車道に出るまでの尾根道は,ヤブ+クモの巣で一般向けではないです。
2023年10月13日 11:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/13 11:15
これです。ここから先,猿ケ馬場の車道に出るまでの尾根道は,ヤブ+クモの巣で一般向けではないです。
道跡の途中に落ちているかつての「越後三山縦走路へ」の標識板は,埋もれが進んできました。
2023年10月13日 11:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/13 11:25
道跡の途中に落ちているかつての「越後三山縦走路へ」の標識板は,埋もれが進んできました。
いったん車道に出て,すっきり青空の下に雨乞山。
2023年10月13日 11:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/13 11:34
いったん車道に出て,すっきり青空の下に雨乞山。
峠の宝篋印陀羅尼塔。明和8年(1771)に寺泊の人が先祖供養に建立したらしいです。
2023年10月13日 11:38撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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10/13 11:38
峠の宝篋印陀羅尼塔。明和8年(1771)に寺泊の人が先祖供養に建立したらしいです。
宝塔の先にいくつかの石造物。これは左手に珠を持たれているので地蔵菩薩様なのでしょう。が,右手にスコップを持たれているのが特異です。鉱山関係ならツルハシですよね...雪かきの守護?(^^;?
2023年10月13日 11:39撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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10/13 11:39
宝塔の先にいくつかの石造物。これは左手に珠を持たれているので地蔵菩薩様なのでしょう。が,右手にスコップを持たれているのが特異です。鉱山関係ならツルハシですよね...雪かきの守護?(^^;?
さてその隣の石碑二基が目にとまります。どちらにも,「三足富士(山)」の語を含む歌(句)が刻まれています。
2023年10月13日 11:40撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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10/13 11:40
さてその隣の石碑二基が目にとまります。どちらにも,「三足富士(山)」の語を含む歌(句)が刻まれています。
「三足富士」は,この猿ケ馬場から見た弥彦山の異名だそうです(周辺情報欄に書きました)。かつてこの峠に茶屋があり,ささやかな名所になっていたのでしょう。
2023年10月13日 11:41撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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10/13 11:41
「三足富士」は,この猿ケ馬場から見た弥彦山の異名だそうです(周辺情報欄に書きました)。かつてこの峠に茶屋があり,ささやかな名所になっていたのでしょう。
雨乞山を過ぎ,このガードレールを越えるのが核心部です。どっこいしょと言わずにさっと越せることは...ないですね(^^;
2023年10月13日 12:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/13 12:13
雨乞山を過ぎ,このガードレールを越えるのが核心部です。どっこいしょと言わずにさっと越せることは...ないですね(^^;
今日の望佐の梨。葉っぱは落ちています。
2023年10月13日 12:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/13 12:37
今日の望佐の梨。葉っぱは落ちています。
実もぜんぶ落ちたあとのようでした。
2023年10月13日 12:39撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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10/13 12:39
実もぜんぶ落ちたあとのようでした。
イタヤカエデとケヤキが混ざって明るい森になっているところを通過。
2023年10月13日 12:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/13 12:57
イタヤカエデとケヤキが混ざって明るい森になっているところを通過。
五合目から,三条の町の向こうに粟ヶ岳。
2023年10月13日 13:11撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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10/13 13:11
五合目から,三条の町の向こうに粟ヶ岳。
今日の御神廟。
2023年10月13日 13:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/13 13:59
今日の御神廟。
北の県境は霞んでいます。
2023年10月13日 13:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/13 13:59
北の県境は霞んでいます。
新レーダー施設の外形ができてきました。
2023年10月13日 13:59撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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10/13 13:59
新レーダー施設の外形ができてきました。
会越・上越国境がずーっと見えています。
2023年10月13日 14:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/13 14:02
会越・上越国境がずーっと見えています。
アップで,燧ヶ岳,荒沢岳,越後駒ケ岳のそろいぶみ。
2023年10月13日 14:02撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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10/13 14:02
アップで,燧ヶ岳,荒沢岳,越後駒ケ岳のそろいぶみ。
下山です。妻戸山の「伊夜彦」三角点。明治の測量以前から山頂に宗教施設があられたために最高地点に三角点がないのは,弥彦山も月山も同じです。
2023年10月13日 14:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/13 14:38
下山です。妻戸山の「伊夜彦」三角点。明治の測量以前から山頂に宗教施設があられたために最高地点に三角点がないのは,弥彦山も月山も同じです。
今日のエノキの変形樹。米山さんも妙高火打もよく見えます。
2023年10月13日 14:47撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
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10/13 14:47
今日のエノキの変形樹。米山さんも妙高火打もよく見えます。
そのエノキは今年もすずなりの実をつけました。よきよき。
2023年10月13日 14:51撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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10/13 14:51
そのエノキは今年もすずなりの実をつけました。よきよき。
半分下ったところのススキ原ごしに国上山に続く山々。なんか風格ある。
2023年10月13日 15:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/13 15:12
半分下ったところのススキ原ごしに国上山に続く山々。なんか風格ある。
春には修理されていたエクスカリバーは,また標識板がずり下がって元に戻ってました。
2023年10月13日 15:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/13 15:16
春には修理されていたエクスカリバーは,また標識板がずり下がって元に戻ってました。
定位置から。手前のヤマザクラがずいぶん伸びてきて,数年前とだいぶ感じが違います。
2023年10月13日 15:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/13 15:28
定位置から。手前のヤマザクラがずいぶん伸びてきて,数年前とだいぶ感じが違います。
夕方っぽい光の森を過ぎて,
2023年10月13日 15:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/13 15:34
夕方っぽい光の森を過ぎて,
八枚沢の滝にとうちゃく。
2023年10月13日 15:55撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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10/13 15:55
八枚沢の滝にとうちゃく。
麓下組・諏訪神社さんを通過すると,
2023年10月13日 16:17撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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10/13 16:17
麓下組・諏訪神社さんを通過すると,
気配を消していたニャンコちゃんと目が合いました。
2023年10月13日 16:17撮影 by  DMC-GF5, Panasonic
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10/13 16:17
気配を消していたニャンコちゃんと目が合いました。
クロバナヒキオコシがまだ残って咲いててくれました。
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クロバナヒキオコシがまだ残って咲いててくれました。
ヒキオコシはいまがまっさかり。わさわさ咲いてます。
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ヒキオコシはいまがまっさかり。わさわさ咲いてます。
シソ科がさらに続きます。カメバヒキオコシに,
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シソ科がさらに続きます。カメバヒキオコシに,
テンニンソウに,
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テンニンソウに,
ナギナタコウジュに,
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ナギナタコウジュに,
キバナアキギリ。
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キバナアキギリ。
キク科も多いです。クルマバハグマが最盛期でした。
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キク科も多いです。クルマバハグマが最盛期でした。
アップで。
ホクロクトウヒレンはちらほら。
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ホクロクトウヒレンはちらほら。
いつまでも待っててくれるアキノキリンソウ。
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いつまでも待っててくれるアキノキリンソウ。
タムラソウに,
オヤマボクチ。
弥彦山では自分今年お初のオクトリカブト。山塊の南側では少ないですね...
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弥彦山では自分今年お初のオクトリカブト。山塊の南側では少ないですね...
秋の好天時にキラキラと本領発揮するチヂミザサ。ちくちくキラキラ。これぞ秋,なかんじ。
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秋の好天時にキラキラと本領発揮するチヂミザサ。ちくちくキラキラ。これぞ秋,なかんじ。
ツリガネニンジンまだ咲いてた。
5
ツリガネニンジンまだ咲いてた。
カワラナデシコはぽつんと咲いてることが多めですがなぜなんでしょね。
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カワラナデシコはぽつんと咲いてることが多めですがなぜなんでしょね。
終盤のアキカラマツ。
5
終盤のアキカラマツ。
弥彦ではあまり多くはみないサラシナショウマ。
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弥彦ではあまり多くはみないサラシナショウマ。
ママコナを見ると粟ヶ岳や鳥原山を思いだします。
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ママコナを見ると粟ヶ岳や鳥原山を思いだします。
ディープブルーなチゴユリの実,ころん。
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ディープブルーなチゴユリの実,ころん。
ミドリヒョウモンのメス ひらひら。
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ミドリヒョウモンのメス ひらひら。
ここから木本です。先週はうっすら黄色だったナツハゼの葉が,今日は急速に
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ここから木本です。先週はうっすら黄色だったナツハゼの葉が,今日は急速に
紅くなっていました。きらきら。
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紅くなっていました。きらきら。
その実。自然のブルーベリー。
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その実。自然のブルーベリー。
松の木にひっつくサルトリイバラ。実がひっそりと。
4
松の木にひっつくサルトリイバラ。実がひっそりと。
花はさんざん見ますが実はあまり見ない,と思ってたアキグミ(マルバアキグミ),たわわたわわです。豪華。
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花はさんざん見ますが実はあまり見ない,と思ってたアキグミ(マルバアキグミ),たわわたわわです。豪華。
こちらも負けずに豪華です。定点のウラジロノキ,実がよく成りました◎
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こちらも負けずに豪華です。定点のウラジロノキ,実がよく成りました◎
いま時期,ウラジロノキの実生は色が薄らいで,地面の近くで光ってよく目立ちます。
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いま時期,ウラジロノキの実生は色が薄らいで,地面の近くで光ってよく目立ちます。
いつも最初に色濃くなるシラキの株,今年も目をひきました。
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いつも最初に色濃くなるシラキの株,今年も目をひきました。
帰り道,畑のわきにニラの花がわさわさ。今日も一日遊ばせてくれてありがとうございました。
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帰り道,畑のわきにニラの花がわさわさ。今日も一日遊ばせてくれてありがとうございました。

感想

たぶん年に数日しかないだろう,秋風が爽快な快晴の日でした。ありがたやです。

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