塩見岳＋烏帽子岳＋小河内岳 塩見小屋泊

2023年10月13日(金) 〜 2023年10月14日(土)

• GPS: 15:28
• 距離: 33.3km
• 登り: 3,115m
• 下り: 3,121m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:14
• 休憩: 0:29
• 合計: 8:43

3:37 鳥倉林道ゲート（駐車場）
4:17 4:21 鳥倉林道登山口
5:16 5:16 豊口山のコル
5:49 5:49 ほとけの清水
6:11 6:18 塩川・鳥倉ルート合流点
6:31 6:31 三伏峠小屋
6:35 6:40 塩見・烏帽子分岐
7:15 7:15 烏帽子岳
7:45 7:45 前小河内岳
8:10 8:10 小河内岳
8:14 8:14 小河内岳避難小屋
8:15 8:22 小河内岳
8:48 8:48 前小河内岳
9:18 9:18 烏帽子岳
10:00 10:06 塩見・烏帽子分岐
10:17 10:17 三伏山
11:02 11:02 本谷山
12:20 塩見小屋

2日目

• 山行: 5:40
• 休憩: 1:01
• 合計: 6:41

4:42 塩見小屋
5:35 5:41 塩見岳西峰
5:42 6:18 塩見岳
6:24 6:24 塩見岳西峰
7:10 7:24 塩見小屋
8:33 8:33 本谷山
9:12 9:12 三伏山
9:22 9:22 塩見・烏帽子分岐
9:28 9:28 三伏峠小屋
9:37 9:42 塩川・鳥倉ルート合流点
10:04 10:04 ほとけの清水
10:27 10:27 豊口山のコル
10:58 10:58 鳥倉林道登山口
11:23 鳥倉林道ゲート（駐車場）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鳥倉林道ゲートの駐車場、朝3：00過ぎ到着で2割程度
登山口まで林道を40分ほど歩くのですが、薄紫に光る獣の目に何度も凝視されて怖かった

コース状況／危険箇所等

コースは良く整備されていて安心して歩けます。
塩見岳山頂直下の岩場も適切な場所に鎖の補助があるので慎重に歩けば問題ありません。人が多い時は落石に注意が必要ですね。

写真

10/13 5:55

3：40に駐車場をスタートして2時間、たいぶ明るくなってきました。毎度のことで慣れたとは言え、暗闇の中、獣の気配に怯えながら歩くより、明るい方がいいですよね。
今日、明日の天気はサイコーの筈、膝が心配だけど、快晴の空を見上げてテンション上がります。

10/13 6:07

朽ちかけた木道が多くありますが、ちゃんと整備もしてくれています。感謝です。

10/13 6:32

2時間で三伏峠小屋に到着。日本で一番高い所にある峠らしい。
ここまで、とても歩きやすい登山道でした。

10/13 6:32

キレイに区画整理されたテン場、平日ということもあり2張のみでした。

10/13 6:43

小屋の先の分岐に荷物をデポして、今日のメインである烏帽子、小河内に向かいます。

10/13 6:46

樹林帯を抜けると眺望が開け、気持ちのいい稜線歩きが始まります。

10/13 7:16

まずは烏帽子岳、大好きな富士山が雲に浮かんで出迎えてくれました。

10/13 7:34

これから向かう小河内の稜線、あそこを富士山を眺めながら歩けると思うとワクワクします

10/13 7:40

遠くに北アルプスの山々

10/13 7:40

間近に南アルプスの雄大な山容を眺めながら

10/13 7:46

小河内岳はもうすぐ。
ずっと歩いていたい稜線です

10/13 8:13

小河内岳の避難小屋です。
新築みたいにキレイ

10/13 8:17

小屋からちょっと戻って小河内岳の山頂です。
ここも360度の眺望です。
そういえば、スタートして何人の登山者とスライドしたかなぁ・・・誰も居ない、めちゃくちゃ静かです。

10/13 8:24

少し休んで、来た道をノンビリ戻ります。
ずっと、この景色、時間とともに変わっていく富士山を眺めながら歩けます。

10/13 8:49

前小河内岳まで戻ってきました。

10/13 9:17

どっちを見ても絶景

10/13 9:18

もう烏帽子まで戻ってきました。
稜線歩きも終盤、終わってしまうのが勿体ない。

10/13 9:39

烏帽子岳を後に、これから向かう塩見岳方面を眺めながら、少し原っぱを下ると

10/13 9:46

水場があるというので覗いてきました。三伏峠小屋の取水ポンプ小屋のようで、もう止められていました。

10/13 10:15

三伏峠の分岐から20分ほどで三伏山に到着、ここからの眺望も素晴らしい。

10/13 10:44

のぞき岩、という所にきました。
高い所は怖いので離れて覗きます。
木曽駒、北アルプスの山並みが美しいです。

10/13 11:01

三伏山から40分ほどで本谷山です。

10/13 11:51

有名な「あと40分だに」の看板

10/13 12:12

美しい秋の空と紅葉を楽しんでいると

10/13 12:20

塩見小屋に到着です

10/13 12:39

小屋からは明日登る塩見岳が立派、山頂はあのゴツゴツを巻いた先にあるようです

10/13 15:32

小屋の横の眺望エリアからは仙丈ケ岳と甲斐駒

10/13 16:55

ウイスキーをチビチビ舐めながら暮れ行く秋の夕方を楽しむ贅沢な時間

10/13 17:02

夕食はロールキャベツとエビフライなど立派です。ご飯と味噌汁のお替りが嬉しい

10/13 17:31

明日の晴天を願いながら夕日を眺めます。予報では下り坂ということですが、山頂での御来光を狙って朝駆けです

10/14 4:42

5：30山頂着の計画で4：40にスタート予定で小屋を出ると素晴らしい星空でした。やったー！！　

10/14 5:19

だんだん明るくなってくるので、早く頂上で夜明けのグラデーションを楽しみたくて焦ります。

10/14 5:23

山頂直下の岩場です。マークも足場も鎖もしっかりしているので安心して登れました。

10/14 5:37

日の出、間に合いました。
これから始まるショーに期待が膨らみます。
山頂に観客は私だけ。独り占め、なんという贅沢。

10/14 5:51

御来光です。

10/14 5:52

周囲の山々が赤く染まっていきます。
素晴らしい時間がゆっくり過ぎていきます。

10/14 6:04

振り返ると木曽の山並みに山の影がクッキリ。
あれ塩見岳の影？だと思いたい・・・

10/14 6:06

反対側には朝日と富士山

10/14 6:09

もう一度振り返ると山の影がクッキリ

10/14 6:15

日が高くなってきて御来光ショーも終盤
膝の悪化で諦めることにした蝙蝠岳の稜線が間近に見えて何とも悔しいですが、再訪を誓って下山することに。

10/14 6:27

富士山の見納め、最後まで素晴らしい姿を見せてくれました。

10/14 6:27

明るくなると秋らしい色付いた山並みが美しい

10/14 7:23

小屋に戻ってきました。お世話になりました。

10/14 9:14

気持ちのいい景色を楽しみながらノンビリ歩いて

10/14 9:23

塩見小屋から2時間、三伏峠小屋まで戻ってきました。
残りの2時間の下り、心配していた膝もなんとか持ちそうです

10/14 10:46

朝は真っ暗だった登山道、秋の締まった空気が清々しい

10/14 10:59

あっと言う間に登山口まで降りてきました。

10/14 11:16

朝、暗闇に光る獣の目に怯えながら歩いた林道。
膝は残り3km持てばいいということで、テクテク走って

10/14 11:24

駐車場まで戻ってきました。
蝙蝠を取り逃したけど、見事な眺望を静けさの中でじっくり味わえて最高に幸せな山行でした。感謝です。

感想

hayax

百名山ハント遠征、今週は塩見岳、金曜日が会社の特別休日で小屋が予約できたので蝙蝠、烏帽子、小河内の百高山3座を合わせて回る計画でしたが、ずっと痛めていた左膝を前日の朝ランで悪化、中止すべきか迷いながらも駐車場まで来てしまい、万が一でも行動不能になる大失態は絶対に避けねばならず、少し歩いて痛みが増すようなら引き返す、と固く誓ってスタートしました。結果的には、蝙蝠岳は自重して断念したものの無事に3座を歩き通すことができてホッとしています。
天気は2日とも快晴、三伏峠から烏帽子、小河内を往復する気持ちのいい稜線歩きと、塩見岳山頂からの素晴らしい御来光と360度の大絶景を平日登山ならではの静けさの中で堪能できて最高に幸せな山行になりました。
塩見岳山頂からは、蝙蝠岳に繋がる美しい稜線が朝日に映える富士山をバックに間近に、これを諦めて帰るのかと、何とも悔しかったことも、よい思い出になりました。

コメント

犬丸42

土曜日、三伏山で少しお話させていただきました。素晴らしく健脚でいらっしゃって羨ましい限りです。ワタクシはコロナ開けの身体でフラフラでございました。

また何処かでお会いしましょう！

hayax

犬丸42さん
コメントありがとうございます。
日曜日は雪にならなかったんですね。良かったです。
健脚どころか膝痛でヨレヨレです。
また、どこかですれ違えるのを楽しみにしてます。