久しぶりに秋の花を探しに六甲山へ


- GPS
- 05:53
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,112m
- 下り
- 1,109m
コースタイム
- 山行
- 5:13
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 5:52
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<登山道通行止めについて> 高座谷入口(高座滝を登った所)から奥高座滝への分岐点にある堰堤辺りまで通行止めになっていて、現在高座谷は遡行できません。(平成6年10月中旬まで堰堤工事の為) 工事に伴う索道撤去工事の為、平成6年9月初旬〜月末の10日間, 城山、鷹尾山を経由する荒地山への稜線の登山道が通行止めになるようです。 <黒岩谷西尾根について> 黒岩谷西尾根は急なザレ、岩場、細尾根があります。尾根道ですので、多少のアップダウンもあります。摩耶山の山寺尾根と行者尾根をミックスしたような感じです。 <ヤマレコ・らくルート使用時の注意> らくルートで七曲分岐から六甲越を指示すると、黒岩谷西尾根を通るルート案内しますが、黒岩谷西尾根は一般向きのルートではないので、注意してください。 一般ルートは七曲コースです。七曲コースは結構きついですが、危険個所はありません。 <12/13 追記> ヤマレコのらくルート担当の方に状況を説明して黒岩谷西尾根ルートを破線ルートにしてもらいました。これで七曲コースを優先して案内するようになりました。 |
写真
藤木九三氏は1924年(大正13年)に、日本初のロック・クライミングを目的とした山岳会であるRCC(Rock Climbing Club)を、水野祥太郎や西岡一雄とともに発足させた人で、ロックガーデンを命名した人でもあります
。(wikipedia)
大規模な工事で、物資輸送用の索道が斜面に作られていました。
上の稜線に荒地山への登山道があります。
平成6年9月の10日間、索道撤去工事の為通行止めになるようですが、今は通れます。
感想
この時期には東お多福山にリンドウとセンブリが咲くのでこの日はそれを楽しみに歩いてきました。
リンドウはほぼ例年どおりでしたが、センブリはわずか数株しか見つけられませんでした。それも一輪だけ花を付けている株ばかりでした。
東お多福山一帯は笹原で年ごとに笹が優勢になっているので、今後が心配です。かつては広い範囲でススキ原でしたが、笹に負けて激減しています。植生復元の取り組みが進行中ですが、笹の勢いに負けているようです。
例年わんさかと咲くコウヤボウキも僅かでした。時期が遅かったのかも知れません。
アキノリンソウやアキチョウジも咲いていて、ヨメナやシロヨメナは至る所に群生していました。
七曲分岐付近には背の高いアザミ、クガイソウが群生していました。
六甲山へ登る時は混雑を避ける為に高座ノ滝上から高座谷を歩くのですが、大規模な堰堤工事の為、通行止めです。
仕方なくロックガーデンを久しぶりに登りましたが、加齢と共にバランス感覚が低下して、若い頃は難なく通過した岩場でもてこずる始末でした。
大汗をかいてロックガーデンを登りきると、一旦穏やかな山道になります。横池に寄ってみましたが、スイレンはもう終わっていました。
雨ヶ峠から東お多福山に向かい、途中で花を観察して、山頂付近で昼食としました。
昼食後はトビワリ峠に下り、少し歩いて、住吉川源流を渉り、黒岩谷西尾根を登りました。
この尾根は、摩耶山の山寺尾根と行者尾根をミックスしたようなコースで、一部、比良の大津ワンゲル道のように感じる場所もあります。
ザレザレや岩々の急斜面が続き、部分的に細尾根もあります。
登りはさほどでもありませんが、下りはスリップなどに要注意です。
ヤマレコのらくルートではこのコースが他より短距離の為か、優先的に設定されますが、初心者には危険なコースです。
七曲コースも少々タフですが、危険個所は無い一般ルートですので、こちらをお勧めします。
六甲山は人気の山で、グループや団体が多いのですが、中には初めて山を歩くような人を見かけますので、そのような人がメンバーに含まれる場合は特に通らない方が安全です。
黒岩谷西尾根を登りきると六甲越の一軒茶屋に出ます。そこから山頂を往復して、七曲コースを経て、雨ヶ峠に出て、その後は往路と同じ道を通って芦屋川駅に下山しました。
(10/19 追記)
横池(雄池)から魚屋路に出る山道に一匹のイノシシが居ました。
気が付かないで歩いていたら、ガサッと音がしたので見るとイノシシでした。雌で大きくはなかったです。
随分前にダルマ岩付近で大きな雄と鉢合わせし、しばし睨み合いとなりましたが、視線をそらさず、睨んでいたら、藪に入って行ったので事なきを得ました。
以前は高座谷では必ず見かけましたが、最近は殆ど見かけなくなりました。
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