春うらら♪リトル比良を歩きました☆(近江高島駅から北小松駅へ周回)


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 965m
- 下り
- 955m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
JR湖西線 北小松駅→近江高島駅 200円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
近江高島駅側からスタート、北小松駅をゴールにするコースにしました 登山ポストは北小松駅、音羽の登山口、比良げんき村の登山口にあります トイレは近江高島駅、音羽の登山口、比良げんき村、北小松駅にあります 市街地を含めて、登山コース全般でとにかく経路に困ることはありませんでした。 |
その他周辺情報 | 比良とぴあ 大人610円 http://www.hiratopia.com/index.html |
写真
感想
今週は桜前線が北上する中で好天が続き、山もどんどんと春に向かっているようですね。
まだまだ雪山をたっぷり感じられるお山もあるようですが、私たちはすっかり春山へのバージョンチェンジが済んでいます(笑)
先週は藤原岳で残雪と福寿草を楽しんだので、今日は晴れた日の稜線をたっぷり歩けて展望も楽しめるリトル比良に行って来ました。
今まで武奈ヶ岳、蓬莱山、蛇谷ヶ峰、赤坂山と歩いた比良山地ですが、リトル比良はずっと歩きたかったコースです。
登山口へのアクセスに便利な近江高島駅前の無料駐車場が、最近取り壊しになったらしいので、ゴール地点にする予定の北小松駅前の無料駐車場に早朝に到着して、北小松駅から午前6時38分発の始発電車で近江高島駅に移動しました。
ガリバー像のある駅前公園の向かいにあるコンビニで飲料や食料を購入して、山側へ15分ほど歩いて音羽のバス停近くにある登山口に着きました。長谷寺のある登山口にはトイレもあり、登山ポストも設置されています。備え付けの用紙で登山届を提出して、7時15分に出発しました。
防獣ゲートを越えて平坦な幅の広い砂利道を歩き、分岐点で登山道と案内板に示された方へ進みます。
賽の河原や石灯篭のある見晴台を過ぎて行きますが、途中の分岐や枝道には、必ず綺麗な案内標示かリボンやテープの目印があるので迷う心配なく歩けます。
途中にあった白坂は花崗岩が風化したガレた斜面ですが、実際に降り立ってみると岩場というよりも、真砂土のような細かい砂地の斜面でした。
登山道に戻り、弁慶の切石から先の、急な岩場をロープや手も使って登って行くと、今日最初のピークの岳山に着きました。
岳山は特に展望もない山頂ですが、石造観音三尊の岩屋がありました。
岳山から更に進むと鳥越の看板があり、登り基調の縦走路で標高を上げていきます。
所々で残雪もある急坂を登りきったところにレスキューポイントがあり、オーム岩と書かれた標示に従って寄り道をしてみました。
分岐からすぐに、広い眺望が開けた大岩があり、朝の内は薄曇りだった空はいつの間にか快晴で、想像以上の大展望が広がっていました。
オーム岩から真正面に見える蛇谷ヶ峰は迫力があり、左に伸びる北稜を辿ると釣瓶岳から比良の盟主の武奈ヶ岳が見えます。
北方面にはまだ山頂部分にたっぷりと雪の残る赤坂山を初めとした、高島トレイルの山々が聳えており、湖北方面から琵琶湖の先には伊吹山や金糞岳の姿も確認できました。
思いがけないパノラマのご褒美に得をした気分になって登山道に戻ると、すぐに鳥越峰に着きました。
縦走路は更にアップダウンのある尾根歩きになりますが、大岩を巻いたり尾根が分かれたりと目印がなければ迷いそうな道も多かったのですが、終始迷いそうな箇所には目印があるので本当に助かりました。
途中、岩阿沙利山の山頂に少し展望のいい場所があったので、少し早いですがお昼休憩にしました。
今日はここまで誰にも会わない静かな山歩きでしたが、お昼休憩中に2組のグループの方が同じく休憩をされました。
昼食後、岩阿沙利山から大きく下る道になります。
下りきった所に舗装された林道があり、ここが鵜川越です。
林道を左に20mほど歩くと山道に案内板があったので、再び山道に入っていきます。
その後もいくつかのピークを越えて、その都度登ったり下ったりを繰り返しながら確実に体力は消耗されていきます。
スタートから6時間経った13時10分に寒風峠に到着。
ここからヤケ山や釈迦岳の北比良方面と、楊梅の滝から北小松駅方面との分岐になります。
当初はここで余裕があれば釈迦岳方面に足を伸ばすつもりでしたが、余裕も余力も尽きかけていたので後者を選びました(笑)
寒風峠からの下り道は湿地帯のような所を下りていくのですが、沢と一体になったような登山道もあったりで、とにかく靴が汚れます。
沢で靴を洗えますが、洗うとまた泥濘で汚れるのでまた洗ったり…
そんなこんなで涼峠を過ぎると、沢を離れて登山道が深く抉れて溝状になった道になります。
確かに歩きにくいんだけど、何か花崗岩に挟まれてる感じが嫌じゃなかったりします(笑)
やがて楊梅の滝への分岐の看板があったので、疲れていましたが寄り道してみることにします。
分岐から細い道を下っていくと水の流れる音が大きくなって、大きく回りこんで視界が開けると、目の前に大迫力の楊梅の滝(雄滝)が現れました。
落差40mの真下まで近づくと、別名白布の滝と呼ばれ、剛と柔を兼ね備えた名瀑をずっと見ていたい気持ちになりました。
楊梅の滝に満足して登山道に戻ると、すぐに橋を渡って登山口に到着。
登山口には登山ポストがあり、少し下るとトイレもありました。
比良げんき村のキャンプサイトを抜けて、車を停めている北小松駅に15時過ぎに着き、無事にリトル比良の縦走を歩き終わりました。
帰り道に比良とぴあに立ち寄り入浴をして帰りました。
久しぶりに長い距離を歩きましたが、残雪も少しあったもののアイゼンの必要もなく、道も実に親切に案内板や目印が付けられていて、とても安心して歩くことができました。
今日歩けなかった釈迦岳も近いうちに行きたいです♪
先週の藤原岳は、まだまだ雪もありましたが
一週間違いで、かなり春めいてますね。
電車を利用しての周回コース、いろいろ
組み合わせを考えるのが、楽しいですよね。
しかし、靴の汚れが、つい気になったりで。
比良の山、ほとんど未体験なのですが
鈴鹿、伊吹などから見えると
標高では侮れない、楽しそうな山が
多いんだろうなと思います。
コース終盤の滝の音、登山面での
安心感とともに、滝は見てると
癒されますね。
先ずはkomakiさん、先週は2日続きの連登お疲れさまでした
同じ山でもご一緒する方や、歩くコースが変われば、また違った
新鮮さがありますよね
私たちはずっと前から計画だけはしていたリトル比良でした
ので、やっと実行に移せて満足でした
比良方面は鈴鹿同様大好きな山域ですが、冬の間は日本海側
低気圧の影響を受けるので、同じく天気予報が良い時はつい
優先してしまいます
登りたい、歩きたい山が多すぎますが、次は鈴鹿の稜線を繋ぐ
ことを計画中です
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