剣山→三嶺縦走🍁(爆風に軋むテント)


- GPS
- 09:52
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,696m
- 下り
- 2,198m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 5:42
天候 | 21 くもり強風 22 ガスのち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所や道迷い箇所はこれといってなし |
その他周辺情報 | 貞光へのR438道中の木綿麻温泉に入浴 |
写真
今夜の安寧と明日の快晴を期待しつつ床についたが、結局日付が変わってからもしばらく強風でテントが不安になるくらい揺すられるのだった。
感想
当初は今年の沢登り納めか、あるいは1泊2日で北アルプス、例えば笠ヶ岳とかにしようかなあと思っていたところ……金曜日に前線が列島をナメナメしていった結果アホほど冷え込むし爆風になるらしい。さすがに沢登りする気にはならんし笠ヶ岳山頂でテントなんて張ろうもんなら氷像になりかねないので、比較的穏やかそうな四国は剣山三嶺縦走に目をつけた。久々に稜線をひたすら歩くやつをやりたくなったのである。雪山用の重登山靴も新調したので試し履きを兼ねて行ってみることにした。
それでも見ノ越に着くと気温は4度らしい。風もかなり吹いている。登りはじめた後も重登山靴がどうにも歩きにくい(まあ雪のないとこ適性は薄いだろうしな……)。稜線に出るとヒュッテの気温計は-2度、さらに帽子が余裕で吹っ飛びそうな爆風が吹いている。こりゃ次郎笈まで行って引き返すかなぁなどと弱気になりながら次郎笈の鞍部まで降りるが紅葉は見事で、さすがに次郎笈で終わりはもったいないというので奥に進むことにする。
次郎笈周辺を離れると人はぐっと減り、解放的な笹原の中を一人進んでいく。ただこの頃から雲とガスが出てきてたちまち1800m以上くらいのところは見えなくなってしまった。強風も相変わらずで止まっているとみるみるうちに冷える。ただ重登山靴のせいでスピードがあまり出せない関係上、序盤飛ばしてすぐバテる現象には見舞われずに済み、着実に進んでいく。高ノ瀬への登りはなかなか堪えたがその後の複数のピークはトラバース道のおかげで意外とするっと越せ、最後の一登りをこなすと本日の宿、白髪避難小屋に到着。時間的には余裕があるのであと2時間くらい早く出ていれば日帰りもできたかも。周辺はやはり爆風に見舞われており、先行者のテントが軋んでいる様を見てえっこれ大丈夫かな、小屋に泊まろうかな……と思ったが小屋は小屋でそれなりに人数がいるようで、まあテント担いできて小屋のスペースを潰すこともないよなとテントを張る。水を汲んでラーメンを作って、今日は豪勢に2本担いできたビールを飲みながら過ごすが案の定テントは定期的に爆風に揺さぶられており、結局日付が変わってしばらくするくらいまで定期的に目が覚めるのであった……
2日目、明け方になってくると幸い風がやんできて、気温も思っているほど低くはない。何も飛ばされることなく撤収を終え、三嶺へ向かう。比較的青空が覗いているが剣山や三嶺はまだガスの中。今日は時間が遅くなればなるほど天気は良くなるだろうからのんびり三嶺へ向かうことにする。ただあまりのんびりしすぎると名頃でバスを3時間待つことになるので悩ましい。それでも稜線上の露岩を過ぎたあたりで三嶺のてっぺんを覆っていたガスがついに根負けといった感じで散っていき、アルプスめいた雰囲気の中を登り大展望を得ることができた。剣山〜三嶺の連綿たる稜線も昨日の朝ぶりに拝めた。
三嶺との別れを惜しみつつ名頃へ下る。このころになると重登山靴とも和解しはじめ最初よりやや下りやすくなってきた。下るにつれ空はぐんぐん青さを増していき、下に着く頃には雲一つ無い青空になっていた。三嶺のガスがちょうどとれるタイミングで登頂できた自分は運が良かっただろう。祖谷川で頭を軽く洗って荷物を整理し、名頃からのバスの客となり、最近ようやく買った車の待つ見ノ越へ戻ったのであった……
☆沢登erの休日シリーズになるかと思いきや気象状況から思いのほか険しくなったが、テントは崩壊することなく無事に一夜を越せ、久々にそれなりにちゃんとした縦走ができて満足。
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