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Yamareco

記録ID: 608754
全員に公開
雪山ハイキング
支笏・洞爺

支笏湖周遊

2015年02月12日(木) 〜 2015年02月18日(水)
 - 拍手
GPS
152:00
距離
51.0km
登り
2,260m
下り
2,026m
天候 12日;晴れのち雪
13日;雪.樽前外輪で100始まで視界落ちる.
14日;晴れ.
15日;晴れのち雪.
16日;雪のち曇り.
17日;晴れ.
18日;曇り.
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
1044から漁岳の稜線東側には3m〜5mの雪庇。
風不死岳北尾根を登る.尾根が細くシートラ.
2015年02月12日 13:50撮影 by  DSC-TX30, SONY
1
2/12 13:50
風不死岳北尾根を登る.尾根が細くシートラ.
小漁岳.
2015年02月16日 14:18撮影 by  DSC-TX30, SONY
2/16 14:18
小漁岳.
快適なテント場.
2015年02月16日 16:29撮影 by  DSC-TX30, SONY
2/16 16:29
快適なテント場.
1218.
2015年02月17日 06:33撮影 by  DSC-TX30, SONY
2/17 6:33
1218.
漁岳.
2015年02月17日 06:40撮影 by  DSC-TX30, SONY
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2/17 6:40
漁岳.
羊蹄山(右)と尻別岳(左).部活の仲間が羊蹄にいる.
2015年02月17日 08:15撮影 by  DSC-TX30, SONY
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2/17 8:15
羊蹄山(右)と尻別岳(左).部活の仲間が羊蹄にいる.
恵庭岳.
2015年02月17日 08:15撮影 by  DSC-TX30, SONY
2/17 8:15
恵庭岳.
Party写真.
2015年02月17日 08:29撮影 by  DSC-TX30, SONY
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2/17 8:29
Party写真.
小漁岳.
2015年02月17日 09:29撮影 by  DSC-TX30, SONY
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2/17 9:29
小漁岳.
オコタンペ湖にて.
2015年02月18日 08:19撮影 by  DSC-TX30, SONY
2/18 8:19
オコタンペ湖にて.
撮影機器:

感想

12日; 風不死岳北尾根は最初林道.その後登山道になるが,3合目と4合目の間くらいから尾根の幅と斜度の問題でスキーが使いづらいのでシートラツボ.コンスタントに膝まで埋まり,なまら極い.左から突き上げる大沢の源頭部は.雪が多いと白く斜度のあるところを通過する可能性がある.頂上直下の急斜面(岩場)に関しては右のほうから捲いて頂稜に上がる.積丹岩峰BS部分のミニチュア的な感じ.頂上へはバリズボ稜線を進む.この時点で16:00を過ぎていたが,Peak東側のコル地形のところに割としっかりしたカンバがあり,そこにテントを張ることにする.荒れる日にここでテントを張るのは少しばかり怖いかも.テンバは他にも頂上直下の急斜面取り付き部分にも取れる.乗っ越し先は沢型に降ろしたところから可.
13日; 今日は樽前乗っ越しの日.気合のラテルネデッパ.Peakと南のポコの間のコルから西に降ろして沢型を2つ乗り継いで963と932のコルに進む.藤沢がSEをなくす.ブリ子様に借りたやつらしいのにドンマイ.通ったルートは地図参照.932は夏道あたりを行こうとするも激ブッシュ.下から捲いた方が距離は長いが早いと思った.932と樽前外輪をつなぐ尾根でSE装着.藤澤は一人でシートラツボ(笑).かわいそうに.外輪に乗ったあたりで視界100〜100始になり真っ白なので尺取りを行う.乗っ越せないかと思ったが,W峰に近づくにつれ視界回復.W峰への登りから風強くなる.吊尾根は視界あり全景が見渡せた.この頃視界は2-300〜∞.白目だがだいぶ太いのでsLトップで通過.3週間前のEP練で来た時とは随分と雰囲気が変わっていた.樽前周辺はずっとシーアーゼンで余裕.EP練はやはり訓練だと実感.ちなみにL会で紹介したが承認してもらえなかった吊尾北西側斜面のトラバースはブッシュもたくさん出ているし斜度もそんなにないのでできる.吊尾根が通過できなかったら,こっちを通ってそのままW峰に適当に上がれば良い.どんなに雪が多くても埋まらないくらいブッシュは出ていた.南東側斜面は雪崩が怖く,できたもんじゃない.乗っ越し先の尾根は太いもののCo.900までかなり白く一様で,北側には雪庇が出ているので,視界50の行動条件が必要.樹林限界は874下でそれ以下では全天にて幕営可能.874〜651は微地形と細いカンバが密生しており地図読み難.651先で気力が尽きたのでテンバ入り.
14日; 今日は多峰古峰を越えて白老岳への細尾根に入りたいところだけれどたぶん無理.地図読みしつつ,崖沿いを進める.前の日からそうだが,崖に沢型が入っているところの上には沢底まで5-10mくらいの微沢が入っており,シールを外すとすごく時間がかかり面倒臭い.多峰古峰は行けそうなので適当なところから取り付くと,白っぽい斜面に当たってしまった.普通なら通過できるくらいの白さなのでが,top周辺で雪から異音がするということで,弱層テスト.ハンドテストでは肩弱.コンプレッションテストではCTMの評価.あれまぁ…怖いので他の適当なところから登ることにして一旦引き下がる.西へと回り込み,再度,取り付く.無事に頂稜のコルっぽいところへ.Peakに行こうとするも,南側には3mくらいの雪庇,上は細いし雪崩と雪庇の踏み抜きが怖いので無理.北側の若干下の斜面から巻こうとするも,非常に急でツボにすると胸くらいまで埋まり,おまけに下は笹で非常にいやらしい.あれまぁ…Lもう一回登り返そうとするも,みんなだるそう.まぁいいっかということで,疲れたし,適当なところで幕営.
15日; L会で取っておけばよかったと思いつつ,staffにメールを回してき北の崖沿いの最短ルートでいく.ルート状況は前の日までとずっと同じ.最後の美笛に下ろす尾根はなまら急で細い.転倒と雪庇踏み抜きに注意しながら下ろす.無論ツボ・sLtopにして下ろす.途中でスキーに変えて国道まで.
16日;何としても今日は1044まで行かねばならない.そして,今日は目立ったPeakはおろかポコすら一つもない.美笛峠までは旧道をいく.分かる.そこからは千歳川と尻別川源流に挟まれた太い尾根を適当に進む.ラッセルはスネくらいなのに湿雪で重たく,柴田と山根が謎に大やられ.どうしようもない.キャタピラーラッセル.余りの進まなさに現在地までイマイチ分からなくなり,みんな思い思いの現在地を言い出す始末.結局はLが大正解.頑張れ2年目.1044からは雪庇に気をつけて行く.おろし切ったコルにて幕営.ちなみに,私たちみたいに美笛とか中山峠から小漁に登るときは1044やら1218を経由するよりも,964と1044のコルから豊平川源流を渡渉し,小漁山南尾根を登った方がよっぽど楽だし早いと思う.ただ,天気がものすごく悪い日はやめたほうがいい.主稜より白いし大き目の雪庇が出ているので.行こうか散々悩んだけど,流石にやめた.次は南尾根から登る.
17日; 今日は快晴.すごく気持ちが良い.1218は念のため偵察する.ほどほど下から樹林のあるところをトラバースしていったら,すんなりと行けた.たいして大変じゃない.ドカ雪後は雪崩を警戒し,もっと下のゆるいところから捲く必要あり.小漁・漁ともに雪庇大きいが,真っ白ではなく,目標物に困らない.近郊の山々+道南・芦別―夕張・大雪などなど大展望.最後にいい景色が見れてよかった.1218は CT巻けたので,頑張れば空沼に行けなくもないが,明日が最終日で明後日追いコンなので下山することに.1126からの尾根は急峻で,ここ最近の暖かさのせいか尾根上のちょっと白くなっているところの上にはクラックが入っている.そんなのが2-3箇所あったりして少々怖いので,Co.1000位から南に伸びる微尾根に入る.こちらも急.足元は技量に合わせてそれぞれ.尾根の南斜面はあまり急でなく,下しやすいが,小漁稜線の雪庇が崩壊して雪崩に巻き込まれそうだったので,ここをおろした.おろし切ってからの沢はシール外したり外さなかったり.絶対に外したほうが楽なのに.そんなこんなで枯れ木のたくさんあるところまでいって幕営.
18日;今日は下山するのみ.オコタンペ湖はちょっとストック刺すとシャーベットだが,行けそうな感じがしたので上を行ってみると行けた.湖の一部は凍っていないので要注意.安全と安心のリーダーtop.2年目は氷に乗ることを渋っている.意外と落ちないもんなんだよ.道路へは,もう急な斜面を登りたくないPartyの意向で遠回りしてゆるいところを登る.道路は雪崩警戒斜面数箇所.いつもの国道にでて下山.一週間お疲れ様.もう一週間入っていたかった.

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