釈迦ヶ岳〜弥山(テン泊)↑↓太尾登山口
- GPS
- 17:56
- 距離
- 32.0km
- 登り
- 2,219m
- 下り
- 2,196m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 8:39
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 10:11
天候 | Day1晴れ/曇り/雨 Day2晴れぇええ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・太尾登山口〜釈迦ヶ岳 危険箇所なし ・釈迦ヶ岳〜孔雀岳 釈迦ヶ岳から滑りやすい激下り。 馬の背、両部分け、橡の鼻や鎖場などあるが丁寧に行けば大丈夫。 ・孔雀岳〜舟ノ垰 危険箇所少ない。西側のトラバースは複数の滑りやすい箇所が短区間あるので注意。 ・舟ノ垰〜明星ヶ岳 五鈷峰前後に危険箇所が集中。 ・明星ヶ岳〜弥山 危険箇所なし ・釈迦ヶ岳〜明星ヶ岳 急斜面に狭い道がついている事が多いが、崩落して道が抜けている所があり、笹で隠れて見えない場合もあるので、踏み抜きに要注意。 |
写真
感想
久しぶりに釈迦ヶ岳と弥山(八経ヶ岳)の間を歩きたいと思い始め、やっと実行できました。
十津川村の天気予報は晴れだが、てんくらはC。
てんくらCに勝つと意気込んで山に向かった。
良い天気であれば、釈迦ヶ岳から楊枝の宿でテント設営し、空身で八経ヶ岳ピストン、次の日に下山の予定。
〜Day1〜
朝5:00太尾登山口出発で、古田の森を超えた所で青空が出る。
山頂では青空をバックに、お釈迦様がお出迎えしてくれたので、前回撤退より強風ではあるが縦走を決定した。
釈迦から八経までは南から北に向かう縦走路で、とにかく稜線西側の風が凄い。
安全第一で慎重に先に進むが、孔雀岳手前で周囲がガスに閉ざされ始める。
ここからひたすらガスの中を歩き続ける。
楊枝ノ宿で昼食をとり、明日に全て期待しようと弥山テン泊に切り替えて、オールスルーで弥山へ向かった。
こんな天気だが、弥山の山小屋は人でいっぱい。
テン場も埋まりつつあったが、何とか場所を確保できた。
設営中に雨、朝までトイレ以外は全てテントの中で過ごす事になった。
恐るべしてんくらC。
〜Day2〜
朝5時前、とりあえずトイレに行こうと尿意を我慢しつつ、段取りよくアルファ米にお湯を注ぐ。
さてトイレに行こうと思ったら、テントのフライのファスナーが凍結のため上がらない。
あわやおもらしか!!!という所、力業でなんとかファスナーを開け事なきを得た。
日の出の方向がオレンジに一瞬染まったが、すぐガスに閉ざされる。
しかし今日は9:00からてんくらA、ゆっくりめの7時過ぎに出発した。
八経ヶ岳で少し粘るが、良い風景は他のログで楽しむ事にして先に進む。
明星ヶ岳でガスが晴れる。
振り返った八経ヶ岳はもちろん、先に進む稜線や、水晶谷と言うのだったか谷筋が美しい。
今日はもう圧勝の予感しかない。
明星ヶ岳から五鈷峰へ向かう。
五鈷峰付近は、楊枝ノ森〜明星ヶ岳の核心部なので注意して貰いたい。
ただ鎖などはあるので、無理をしなければ大丈夫(と思う)。
五鈷峰を過ぎて七面山の猫耳を眺めれば、次の目的地は楊枝ノ森。
一度は行きたいと思いながらスルーしていた所ですが、もう周辺がぜーーんぶ見えます。
(写真参照)
当初予定通りなら、ここで数時間過ごせただろうなと思いつつ、1時間程くつろいで先に進みます。
ちなみに人があまり来ないので踏み跡は薄く、距離は短いので山頂にめがけて直登あるのみです。
楊枝ノ宿はスルー、何度も行った仏生ヶ岳と孔雀岳もスルー。
鳥の水であった男性二人組とは、ゴール近くまで色々お話して頂けました。
風も凪いでいる状況下、孔雀岳〜釈迦ヶ岳の難所も難なくクリア、相変わらずきつい釈迦ヶ岳への登り返しも終え、お釈迦様に無事のお礼を伝え、山頂でお昼ご飯。
朝5時に沸かしたお湯は、カップ麺をほぐしきれず、バーナーでカップ麺の中身をゆでる羽目にw
山頂から少し降りた所にある、かくし水でコーヒー用のお水を確保し、後ろ髪を引かれながら下山を続ける。
湿っていたテントを古田の森を過ぎた所で広げ、1時間ほどのんびりとした時間を過ごす。
実は千丈平でもう一泊したくなったが、電波がないので下山通知できず、心配した嫁様が警察を呼んだら・・・と思うと下山せざるを得ませんでした。
今度はもう一泊多めに申告しておこうかなw
帰りは夕日を浴びながら登山口へ向かう。
一日目の悪天候はすっかり忘れて、いい気分で真っ赤に染まった樹林帯を歩く。
のど元過ぎれば・・・ってやつで、今度からはてんくらCへの突撃は控え「気味」にしようと誓った。
薄暗くなった中、無事登山口へ到着。
今年の釈迦ヶ岳は最後かもしれませんが、また伺います。
コメント
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釈迦ヶ岳〜弥山テン泊山行お疲れ様でした
素晴らしいコースですね。前回断念されていたのでリベンジできた感じですかw
レコ拝見させて頂いて無茶苦茶行きたくなりました。大峰初心者🔰の私にはハードル高いかもですがテント担いでチャレンジしてみたいです。
私の場合平日山行なのですが、平日の弥山小屋やテン場の営業等どんな感じなんでしょう?他に人がいない可能性もありちょっと不安ですね。又アドバイス下さい。
お魚さんの次の山旅楽しみにしてます♬
こんにちは!
そうなんです、行きたいものの秋は色々とイベントが多くてやっとって感じでした。
昨年までの小屋開き期間の平日は、管理人のおじいさんがいない事もありましたが、最近は管理人が変わったからか平日も小屋は開いているようです。
テン場は予約不要、弥山小屋の奥に受付があって、宿帳に情報を書いて500円を入れるかたちになっていました。
昨年はお金手渡しだったのですが、今回はお客が多かったのでそういう対応だったのかも知れません。
テン場は小屋から30秒のところや、小屋の真ん前にも張れますので、一張でも不安はないと思いますよ。
ちなみに水は1L-100円、狼平まで汲みには行けますが、往復2時間ですからねー。
また質問があれば答えられるだけ答えますので、ご遠慮なく!
参考にさせて頂きます。山行は来シーズンになりそうですが、、、w
冬季登山のログ、楽しみにしています!
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