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Yamareco

記録ID: 6097330
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

荷鞍山、至仏山【2024年賀状山行】

2023年10月23日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
10:54
距離
35.6km
登り
2,282m
下り
1,675m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:33
休憩
1:19
合計
10:52
5:18
5:25
80
6:45
6:45
3
6:48
6:48
16
7:12
7:12
4
7:16
7:29
30
荷鞍山取付
7:59
8:20
25
8:45
8:45
2
荷鞍山取付
8:47
8:47
6
9:03
9:03
2
9:05
9:05
5
冨士見小屋跡
9:23
9:23
10
9:33
9:33
15
9:48
9:48
10
9:58
9:58
40
10:38
10:43
38
11:21
11:30
86
12:56
12:56
15
13:11
13:33
34
14:07
14:07
20
14:27
14:27
19
14:46
14:46
41
15:27
鳩待峠
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 自転車
戸倉の第一駐車場に駐車(1000円/24時間)、自転車で富士見峠下まで行きデポ、鳩待峠から戸倉まではバス利用(1000円)
コース状況/
危険箇所等
荷鞍山の取り付きは分かりづらい
濡れた木道には注意
その他周辺情報 南郷温泉しゃくなげの湯700円
この値段で源泉かけ流し、しかもサウナもあり浴槽の温度設定も完璧で、これまで入った入浴施設のなかでも10本の指に入る
富士見峠下のゲートに自転車をデポしてスタート
2023年10月23日 05:18撮影
10/23 5:18
富士見峠下のゲートに自転車をデポしてスタート
林道の脇には雪が積もり始めていた
2023年10月23日 05:56撮影
10/23 5:56
林道の脇には雪が積もり始めていた
荷鞍山方面
2023年10月23日 06:26撮影
10/23 6:26
荷鞍山方面
人獣入り交じる足跡
2023年10月23日 06:56撮影
10/23 6:56
人獣入り交じる足跡
ぬかるみが多い
2023年10月23日 07:06撮影
10/23 7:06
ぬかるみが多い
荷鞍山に向かって笹原に飛び込む
2023年10月23日 07:17撮影
10/23 7:17
荷鞍山に向かって笹原に飛び込む
急に現れた登山道 いったいどこから……
2023年10月23日 07:33撮影
10/23 7:33
急に現れた登山道 いったいどこから……
荷鞍山山頂 2024年の年賀状にします
右奥に2020年の年賀状に使った剣ヶ峰がある武尊山が見えるのがポイント
2023年10月23日 08:01撮影 by  iPhone 11, Apple
2
10/23 8:01
荷鞍山山頂 2024年の年賀状にします
右奥に2020年の年賀状に使った剣ヶ峰がある武尊山が見えるのがポイント
登山道の刈払いは急に終わってしまった
2023年10月23日 08:42撮影
10/23 8:42
登山道の刈払いは急に終わってしまった
足元は笹がない 強引に突っ込む
2023年10月23日 08:43撮影
10/23 8:43
足元は笹がない 強引に突っ込む
ここが登山口でした 確かにピンクテープがありやや笹が薄い 分からなかった……。
2023年10月23日 08:45撮影
10/23 8:45
ここが登山口でした 確かにピンクテープがありやや笹が薄い 分からなかった……。
尾瀬ログイン
2023年10月23日 09:06撮影
10/23 9:06
尾瀬ログイン
池塘に生える沈水植物が美しい
2023年10月23日 09:11撮影 by  iPhone 11, Apple
10/23 9:11
池塘に生える沈水植物が美しい
アヤメ平
2023年10月23日 09:23撮影
10/23 9:23
アヤメ平
至仏山 白い
2023年10月23日 09:25撮影
10/23 9:25
至仏山 白い
燧ヶ岳 こっちは雪がほとんどないようにみえる
2023年10月23日 09:27撮影
10/23 9:27
燧ヶ岳 こっちは雪がほとんどないようにみえる
滑る木道が恨めしい
2023年10月23日 09:44撮影
10/23 9:44
滑る木道が恨めしい
最高
2023年10月23日 09:45撮影
10/23 9:45
最高
最悪
2023年10月23日 10:11撮影
10/23 10:11
最悪
鳩待峠は工事中
2023年10月23日 10:38撮影
10/23 10:38
鳩待峠は工事中
紅葉は終わりかけ
2023年10月23日 11:17撮影
10/23 11:17
紅葉は終わりかけ
山ノ鼻から至仏山へ
2023年10月23日 11:32撮影
10/23 11:32
山ノ鼻から至仏山へ
燧ヶ岳の存在感が大きい
2023年10月23日 11:34撮影
10/23 11:34
燧ヶ岳の存在感が大きい
見ようによっては九寨溝みたいで綺麗かもしれない
2023年10月23日 12:05撮影
10/23 12:05
見ようによっては九寨溝みたいで綺麗かもしれない
森林限界から尾瀬ヶ原と燧ヶ岳を見下ろす
2023年10月23日 12:19撮影
10/23 12:19
森林限界から尾瀬ヶ原と燧ヶ岳を見下ろす
ジャモ
2023年10月23日 12:24撮影
10/23 12:24
ジャモ
急登
2023年10月23日 12:37撮影
10/23 12:37
急登
雪が出てきた これくらいで済んで良かった
2023年10月23日 12:58撮影
10/23 12:58
雪が出てきた これくらいで済んで良かった
至仏山頂
2023年10月23日 13:12撮影
10/23 13:12
至仏山頂
新潟方面の山々。谷川、巻機、越後三山、平ヶ岳
2023年10月23日 13:14撮影 by  iPhone 11, Apple
10/23 13:14
新潟方面の山々。谷川、巻機、越後三山、平ヶ岳
日光方面
2023年10月23日 13:17撮影
10/23 13:17
日光方面
尾瀬ヶ原方面
2023年10月23日 13:17撮影
10/23 13:17
尾瀬ヶ原方面
意外と険しい
2023年10月23日 13:45撮影
10/23 13:45
意外と険しい
相変わらず景色が良い
2023年10月23日 14:22撮影
10/23 14:22
相変わらず景色が良い
相変わらず景色が良い2
2023年10月23日 14:28撮影
10/23 14:28
相変わらず景色が良い2
2023年10月23日 14:30撮影
10/23 14:30
下りも氷と木道と戦う
2023年10月23日 14:42撮影
10/23 14:42
下りも氷と木道と戦う
最高
2023年10月23日 14:45撮影
10/23 14:45
最高
最悪
2023年10月23日 14:51撮影
10/23 14:51
最悪
尾瀬ログアウト
2023年10月23日 15:26撮影
10/23 15:26
尾瀬ログアウト
帰りの温泉が最高だったので宣伝します 百名山バッジも売っていました 皇海山の
2023年10月23日 17:58撮影
10/23 17:58
帰りの温泉が最高だったので宣伝します 百名山バッジも売っていました 皇海山の

感想

 前夜に戸倉の駐車場で車中泊し、4時半出発。まだ暗い中を1時間弱、富士見峠下まで自転車を漕ぐ。ゲートに自転車をデポして歩き始めた。
 ヘッドライトは10分か15分で要らなくなった。明るくなった頃にはもう紅葉が綺麗な季節は過ぎ、林道の脇には雪が積もり始めていた。冬型の気圧配置が強まった一昨日には、会津駒ヶ岳では20cmほど積もったと聞いた。昨日多少溶けたとはいえ、今日の山行にどれだけ影響が出るだろう。至仏はアイゼンが要るだろうか……。遠くに見える峠から、灰色の雲とともに冷たい風が降りてくる。
 富士見峠からまず荷鞍山へ向かう。反射板までは林道を辿り、そこからは登山道になる。
 ヤマレコの足跡を見ながら荷鞍山への取り付きを探したが、それらしいところを見渡しても見つからない。登山道があると聞いていたのだが……。地形に注意しながら下れば良いだろうと、意を決して笹薮に飛び込んだ。
 進むこと数十メートル、ふと、丁寧に笹が刈られた登山道に出た。やっぱりまともな登山道があったのか。どこが取り付きだったんだ?突然のことに呆然としながらも、ザックからトレッキングポールを取り出して、先に進んだ。
 それから先は全く迷うことはなく、心配していた北側斜面の積雪もほとんどないまま、無事荷鞍山山頂に着いた。
 赤城山から至仏山まで、思っていたより展望がある。一時はややガスっていたが、いつの間にかすっかり晴れ、紅葉に染まる山麓が美しい。個人的には西暦標高の山を年賀状に使い始めた2020mの剣ヶ峰がある武尊山が大きく見えるのがエモい。気が済むまで年賀状用の写真を撮り、山頂を後にした。
 同じ道を辿って戻る。登山道の刈払いは、行きで出た場所からすぐ上で終わりになっていた。注意して見ると、その先端に、足元だけ笹が薄くなっているところがあった。正規の登山道までの距離がほとんどないことは分かっているので強引に突っ込んだ。足元に笹がないだけで大分歩きやすく、10mほどですぐ登山道に出た。
 振り返ると、笹を抜けた場所の傍らに立つ木にピンクテープが巻かれていた。笹薮はやや薄いように見えるが、見た目は他の場所と大差ない。取り付きを探す時には登山道が尾根を乗り越す地点の付近を探していたが、正解はそれより50mほど手前にあった。それで見落としたのか……。
 気を取り直して富士見峠まで戻り、今度はアヤメ平方面へ向かう。濡れた木道がとても滑りやすく厄介で、注意して歩いているのでペースが上がらない。ゴム付きの木道を初めて見たが、これは良いので全部これにしてほしいと思った。
 富士見田代の沈水植物、アヤメ平の広く開放感のある景色などを楽しみながら鳩待峠へ歩みを進める。燧ヶ岳には雪がほとんどないように見えるが、至仏山はかなり真白く見えるのは何なんだろう。積雪が多いと嫌だなあ……。
 横田代を過ぎるとあまり見るものもなくなり、淡々と歩くが、気を抜くと木道に足を取られる。結局10回以上転んだと思う。柔道をやっていて良かった。

 工事中の鳩待山荘を横目に、山ノ鼻方面に向かう。ここまでは1人としかすれ違わなかったが、軽装な人を含め格段に人が増えた。アヤメ平からの登山道より平坦なので、木道であまり滑ることがなく助かる。平日なので木道の修繕工事をしている方々がいた。ありがたい。できれば少しでも傾いている面は全部ゴム付きにしてください。
 山ノ鼻で腹ごしらえをし、至仏山に取り付く。最初少しは見本園の中を歩くので、少しでも尾瀬ヶ原を感じることができて良かった。あと1〜2週間早ければ紅葉が綺麗だったんだろうなあ。
 登山道はすぐに急斜面になる。やや窪んでおり、雪解け水で沢のようになっていた。 しばらくすると森林限界の看板があり、それ以降は振り返ると尾瀬ヶ原方面の絶景が広がっていた。至仏山が遠くから白く目立っていたのは、 積雪がすさまじいからではなく、木がないからだった。急斜面は大変だったが、蛇紋岩も思ったほど滑らず、雪を踏んだのも標高2100m以上で計30歩もなかった。
 山頂からは新潟方面の、広い山裾に紅葉を抱え、雪を頂いた山々が見えた。谷川、巻機、越後三山、平ヶ岳。 荘厳な景色に息を飲む。岩の上以外が全て雪解け水のプールになっており、岩に腰掛けて不安定に休む他なく、ザックのベルトも濡れてしまったが、楽しいひと時を過ごすことができた。
 オヤマ沢田代までは意外と険しく、細かいアップダウンがあり、相変わらず最高な景色の写真パシャパシャに時間を食われることもありペースが上がらなかった。それ以降はまたほとんど沢のようになった登山道を木道と戦いながら下り、鳩待峠へ戻った。

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技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 尾瀬・奥利根 [日帰り]
蛇紋岩の滑る山 至仏山 反時計回りで。
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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