日立 かびれの高峰・高鈴山・助川山〜御岩神社から日立駅

2015年04月04日(土) [日帰り]

• GPS: 06:44
• 距離: 19.2km
• 登り: 549m
• 下り: 788m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:23
• 休憩: 0:48
• 合計: 5:11

距離 19.2km 登り 549m 下り 808m

9:12 御岩神社前バス停
9:17 御岩神社（入口）
9:32 9:33 御岩神社
9:53 10:00 賀毗礼神宮
10:17 10:20 賀毗礼の峯(賀毘禮之高峯)
10:25 御嶽神社
10:47 10:51 高鈴山
11:47 11:48 百体観音
12:13 12:23 おむすび池
12:30 12:42 おおみねの丘
12:48 12:58 助川山
14:23 日立駅

○コース参考
・山と渓谷社　新・分県登山ガイド[改訂版]7　茨城県の山　「29　御岩山」「30　高鈴山・助川山」
・日立市　ハイキングコースMAP

天候

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

町田→新宿　小田急小田原線　　　　　　　　　　　370
新宿→品川→日立　JR山手線・常磐線　特急ひたち　2,330+1,980(えきねっと割引)
日立駅中央口→御岩神社前　日立電鉄　　　　　　　560


起点：御岩神社前バス停
終点：日立駅

日立→品川→新宿　JR常磐線・山手線　特急ひたち　2,590+2,200
新宿→町田　小田急小田原線　特急ホームウェイ　　370+410

コース状況／危険箇所等

・危険箇所なし。道標も充実している。
・高鈴山の周辺は舗装路。
・展望はそれぞれの山頂から。一番は360度の展望が得られる助川山。

写真

4/4 6:31

特急ひたち。
常磐線の特急は始発が上野から品川に変わった。
そして列車も新型に。

4/4 6:34

特急ひたちの車内。
頭上のランプは・・・
赤が空席、緑は予約済の席。
オレンジは、今は空席だけど先の駅で予約になる席。

4/4 8:34

日立駅に到着。
海が近い！

4/4 8:36

駅を見て周りたいところだが、バスの時間まで余裕がないのでまた後で。

4/4 8:37

バスの整理券はカード状の厚紙。

4/4 9:10

駅から30分ほどで御岩神社前に到着。

4/4 9:11

分県ガイドでは「スケート場前バス停」が起点になっているが、スケート場はもう営業していない。
今は「御岩神社前バス停」になっている。

4/4 9:13

バス停からすぐ、御岩神社の入口。

4/4 9:15

カエルとミズバショウ。
駐車場の片隅にたくさん咲いていた。

4/4 9:17

シャクナゲも咲き始めている。

4/4 9:19

御岩山の三本杉。
森の巨人たち100選。

4/4 9:20

楼門。

4/4 9:20

朽ちた古木に若木が育つ。

4/4 9:25

ショウジョウバカマ。

4/4 9:25

ショウジョウバカマ。
上から。

4/4 9:27

斎（さい）神社。

4/4 9:28

斎神社の脇に、ネコの像がたくさん。
牛も混じってる。

4/4 9:28

足元にもネコ。

4/4 9:29

これは子犬？

4/4 9:29

古い石仏もずらりと並ぶ。

4/4 9:31

咲きかけのシャクナゲが多い。

4/4 9:32

御岩神社。

4/4 9:33

御岩神社。
中では祈祷中だったので静かにお参り。

4/4 9:35

御岩神社の脇に、表参道の案内がある。
奥宮のかびれ神宮への参道。

4/4 9:42

1本が3本に分かれている。
よく倒れないな〜

4/4 9:46

フキ。
ここは神域なので採取禁止ですよ〜

4/4 9:48

この極小の花は・・・
ユリワサビ、かな？

4/4 9:52

杉の合間を登っていく。

4/4 9:53

かびれ神宮に到着。

4/4 9:56

社の周辺にコイワウチワがたくさん咲いていた。

4/4 9:56

コイワウチワを見たのは初めて。

4/4 9:57

コイワウチワ。
下から見上げる。

4/4 9:58

コイワウチワ。
細い茎に大きな花。

4/4 9:59

岩の上にびっしりと咲いていた。

4/4 10:01

ここで表参道と裏参道が合流。
裏参道も気になるけれど・・・またいずれ。

4/4 10:02

キブシ。

4/4 10:06

山頂に直登するコースは、封鎖されてはいないものの、落石の危険があるため通行しないでくださいと書いてある。
なので、ここは左手の迂回路へ。

4/4 10:10

ここで神峰山から続くハイキングコースと合流。

4/4 10:13

尾根筋は樹木の種類がとても豊富。

4/4 10:15

剥き出しの巨岩が見えてくる。

4/4 10:17

かびれの高峰に到着。

4/4 10:17

片隅にある岩の上へ。

4/4 10:18

この岩の上からは、北側が広く見渡せる。

4/4 10:18

海も見えた。

4/4 10:18

向こう側は神峰山かな？

4/4 10:18

アセビが満開。

4/4 10:19

かびれの高峰の標柱から少し下の岩陰に祠がある。
隣の神峰山に降臨した神様はとても不浄を嫌う神で、些細な不敬でさえも災い疫病をもたらして周辺の住民を苦しめた。
そこで、清浄なこの場所にお願いして移って頂いた、という伝説がある。

4/4 10:20

御岩山の岩。

4/4 10:23

ほんとうの山頂は、かびれの高峰の標柱から少し先にある。

4/4 10:25

山頂からさらに進むと、御嶽神社。

4/4 10:28

山頂周辺は道がたくさんあってちょっと複雑。
次は高鈴山へ。

4/4 10:29

この山はほんとに木の種類が多い。
これは海に近いところでよく見かける木。

4/4 10:44

高鈴山が見えてきた。

4/4 10:45

舗装路に飛び出す。

4/4 10:47

高鈴山の山頂にある塔は、レーダー雨量観測所。

4/4 10:48

高鈴山の山頂。
展望台からは、いい眺め。

4/4 10:49

北の海岸線が見える。
よくわからないが、五浦か小名浜あたりだろうか。

4/4 10:49

ヤシャブシ、かな？

4/4 10:50

広く北側の眺め。
澄んでいれば那須とか日光とかが見えるのだろうか。

4/4 10:54

舗装路を御岩山からの合流点まで戻る。
今度はそのまま舗装路を助川城跡の方へ。

4/4 10:57

道端にはアセビがたくさん。

4/4 10:58

時々海が見えるが、空と海の境界がはっきりしない曇り空。

4/4 11:07

またまたアセビ。

4/4 11:08

毛があるのでヤマウグイスカグラ、かな。
ついつい蔓（カズラ）と言いたくなるが、神楽（カグラ）。

4/4 11:22

にょきっとマムシグサ。

4/4 11:23

こんな場所に車が捨てられている・・・
ここは細い山道。どうやって運んだのか不思議。

4/4 11:27

紅葉しているかのような新芽。

4/4 11:33

地味な道だが、花の時期は楽しめそう。

4/4 11:36

光の粒とアセビ。

4/4 11:39

アセビは黄色がかったものやピンクがかったものがあるが、この透明感があるのがいい。

4/4 11:41

タチツボスミレ、かな？

4/4 11:42

ここは紫のマムシグサが多い。

4/4 11:44

これは無毛のウグイスカグラ。

4/4 11:47

ずらりと並んだ石仏。
ここが百体観音。

4/4 11:48

百体観音。
右端から。

4/4 11:48

百体観音。
左端から。

4/4 11:56

道の途中にあった石仏。
頭だけが失われている。

4/4 11:59

クロモジ、かな？

4/4 12:01

こういう白い石が時々転がっている。

4/4 12:05

下向きに咲く、モミジイチゴ。

4/4 12:05

ショウジョウバカマ。

4/4 12:07

ショウジョウバカマ。
こっちは少しピンク色。

4/4 12:13

おむすび池。
ここからは、きれいに整備された助川山市民の森になる。

4/4 12:16

ネコヤナギ、かな？

4/4 12:18

こっちもネコヤナギだろうか？

4/4 12:21

コブシが満開。
青空だと映えるのだが・・・

4/4 12:23

コブシは真っ白でよく目立つ。

4/4 12:24

ヤマザクラが咲き始め。

4/4 12:27

不意に石仏。
これは馬力神らしい。

4/4 12:27

3つの顔がある。

4/4 12:31

おおみねの丘、という眺めのいい場所でしばらく休憩。

4/4 12:32

なにやら索道がある。

4/4 12:46

助川山へは、かたつむりトレールと名付けられた螺旋状の道が付けられている。
左の階段を行くと直登できる。

4/4 12:48

直登だとわずか3分で山頂に到着。

4/4 12:48

助川山の山頂。
背後に高鈴山と神峰山。

4/4 12:49

助川山は360度の大展望。
南側の海岸線。

4/4 12:49

東側の日立市街。

4/4 12:50

索道は、何かの鉱物を山から麓に運搬しているようだ。

4/4 12:52

助川山の山頂。
芝生の気持ちいい山頂。

4/4 12:53

せっかくなので、下りはかたつむりトレールで。
ぐるぐると回りながら下っていく。

4/4 12:59

海側の眺めが特にいい。
やっぱり索道が目立つ。

4/4 12:59

山の桜はまだ咲き始め。

4/4 13:00

助川山の入口に戻ってきた。

4/4 13:02

ヤマザクラ。

4/4 13:15

キブシが満開。

4/4 13:15

キブシだらけ。

4/4 13:18

運搬用の索道。
こういう光景は珍しいのではなかろうか。

4/4 13:18

索道の下のトンネルを通る。

4/4 13:28

大山祇神社。
しめ縄の結び方が特徴的。

4/4 13:31

オオシマザクラ。
曇り空だと目立たない。

4/4 13:32

オオシマザクラ。
近寄ると、こんなにキレイ。

4/4 13:34

民家脇の道に出る。

4/4 13:49

しばらく舗装路を下り、助川小学校の入口付近に、助川城跡の大手門跡。

4/4 13:59

日立駅近くの平和通は、さくら祭りで歩行者天国になっていた。

4/4 14:03

おお、これが日立風流物。
開いているところも見たかった。

4/4 14:11

歩道橋の上から。
上から見るとまだ満開にはなっていない。

4/4 14:13

歩道橋から。
見事見事。

4/4 14:18

桜まつりで大賑わい。
出店もたくさんあって、ついつい花より団子になってしまう。

4/4 14:22

日立駅前にある巨大な物体。
これはタービン動翼、という発電用蒸気タービンの一部だそうで。
日立らしいモニュメント。

4/4 14:23

日立駅。

4/4 14:30

日立駅から、海側の眺め。
海を見ながら食事ができる店は、行列が出来ていたので断念。

4/4 14:32

日立駅からの風景。
工場が建ち並ぶ。

4/4 14:39

駅の物産館で、日立風流物の模型があった。
開くとこうなるんだ〜

4/4 14:53

駅前の店で食事。
山芋とろろそば。
軽めにしたのは、この後さくら祭りの出店で買い食いするつもりだから。

4/4 15:46

さくら祭りの会場を50分ほど歩き回った。
が、地域ならではの食べ物は結局見つけられず・・・
下調べが必要だったか。

4/4 15:59

帰りも特急ひたち。

4/4 16:04

今日のお土産。
大みか饅頭と、ひたドラ。
そして桜を模したお菓子を少々。

撮影機器：

PENTAX K-3 RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

感想

WashiTabi

またしても、すっきりしない天気の週末。
東北の方がいい天気みたいだが、思いつきで行くにはさすがに遠い。
なので、少し手前の、以前から行ってみたかった日立の山を歩くことにした。
今回は御岩神社を起点に、かびれの高峰と呼ばれる御岩山から、高鈴山と助川山を経て日立駅までを歩いた。

信仰と花と展望。
どれをとっても想像してたよりも素晴らしかった。

御岩神社は「常陸國風土記」に書かれた伝説の舞台にもなっていて、古くからの信仰がある。
広い敷地に道々にある石仏と、多くの花を眺めながら歩ける。
御岩神社と、かびれの高峰だけでも十分に楽しめそう。

御岩神社から高鈴山、そして高鈴山から助川山までも意外に多くの花があって楽しめる。
今の時期はアセビがとても多かった。
これからは桜、さらに暖かくなると、道々にいろんな花が見られそう。
それから、樹木の種類がとても豊富だったのが印象的。

そして展望。
かびれの高峰と高鈴山からは北側が広く見渡せる。
一番の展望は助川山。ここは山と海が両方見渡せる360度の大展望。

日立駅に下りてくると、さくら祭り。
大通りが歩行者天国になっていて、多くの出店と多くの人出で賑やかだった。
こういう場所では、花より団子。
ついつい出店の食べ物探しになってしまう。

思っていた以上に素晴らしかった日立の山。
次は、神峰山にも行ってみたい。

○すべての写真（Googleフォト）
https://goo.gl/photos/5ZtvAHA1zaG6X3f2A