あれ?ピーク踏んでない!?南会津三仏沢(さぶさわ)山


- GPS
- 06:51
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 647m
- 下り
- 649m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 6:51
天候 | 天気: AM 曇り時々小雨 PM 曇り 気温: 5℃(9:00 - 登山口) 11℃(13:00 - 三仏沢山) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
なし。助木生沢が出合うあたりの路肩の少し広い所に停めさせてもらいました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道の状況 ◎全体 ワカン必要。雪は腐り気味だが締まっていて団子はできなかった。木の周辺は根開きしており、部分的に雪がなくて藪があった。稜線上はラッセルもなく、快適に歩けた。雪庇ができている部分があったので注意が必要。 ◎登山口〜P880 やや急登。コースはどこを通ってもいい感じ。 ◎P880〜900 尾根歩きで、部分的に雪がなくて土の上を歩く。ヤブなし。 ◎900〜950 かなりの急登。ストック必要。下降時はピッケル使用した。 ◎950〜1100 なだらかな尾根歩き。 ◎1100〜1170 これまた急登で、雪がないところは藪につかまって強引に登った。下降時はピッケル使用した。 ◎1170〜三仏沢山 なだらかな稜線で若いブナ林。どこでも幕を張れる感じ。 ★トイレ:なし ★登山ポスト:たぶんなし ★水場:雪 ★ケータイ(au): 三仏山 × ★コンビニ・売店:R352沿いか木賊温泉街に多少商店あり ★GS:丸叶 日石塩原給油所 http://www.mapion.co.jp/phonebook/M08004/07368/0241783005-001/ ★山バッジ:たぶんなし ★地形図:内川 ★山と高原地図:該当なし |
その他周辺情報 | ★温泉:木賊温泉共同浴場 露天岩風呂 http://www.aizu-concierge.com/map/spot/10763 すごくいいお湯で、超あったまります。オススメ! |
写真
感想
残雪期に入り、南会津の三仏沢山へ。ここはKさんが、南会津でそばを食い、温泉入るプランを立てている最中に見つけたそうだ。山登りがバーターみたいな感じ?
マイナーっぽい山だが記録は多少ある。おもに高畑山からの縦走でくるようだ。
前日深夜にJR久喜駅でKさんと合流し、東北道〜R352をひた走って道の駅番屋で前夜泊。テント内で入山祝いを厳粛にグビグビと執り行う。帰りにここでそばを食う予定だ。
「沢ヤは明るくならないと動き出さない」というKさんの教えを忠実に守り、7時くらいにようやっと起きだす。あまりのんびりしてると、道の駅従業員に「さっさとどきなさい」といわれるかと思ったが、客はほとんど来なくて全然大丈夫だった。
天気がどんよりしている中、30分ほど走って助木生(すけぎゅう)沢出合に到着する。めぼしい駐車スペースがないので、若干広くなっている路肩に停めさせてもらう。道端にはフキノトウが顔を出している。
登り口も特になく、民家の裏から取り付く。ミッション1開始だ。最初のP880は、地元のおばちゃん曰くザゾウ山と言うそうだ。つぼ足スタートしたが、雪が腐り気味のためすぐにわかんを装着した。
木の周りは根開きが始まっており、雪が残ってる場所を拾ってジグザグに登って行く。目印、トレースなどはない。スタートすぐから急斜面なのでやたらと疲れる。
ヒーヒー言いながらP880まで登ると、所々雪がなくなっているなだらかな尾根を西に進む。ほんの少しアップダウンがあった。
900に到着すると急登その1が始まる。覚悟はしていたがつらい(泣)ワカンをけり込みながら重い体を持ち上げていく。この先にも急登その2があるはずだが、こんな調子でいいのか!?
なんとか急登その1を越えると、小雨が降ってきた。あ、カッパ忘れた・・・Orz。低山なので装備の準備段階で気が抜けていたようだ。ツェルトは持ってきたので、最悪はそれでしのぐしかない。
景色を楽しみながらなだらかな道を進んでいると、急登その2の1100に到達。見上げると雪がなく、おまけに岩場がある。
仕方ないので尾根の左に回り込んで岩を避け、顔を出している藪をつかんで強引に急斜面を登る。振りかえるとなかなかぞっとする斜面だ。できれば下りでは通りたくないな(汗)
なんとか無事に1170まで高度を稼ぐとなだらかな斜面になった。あとはブナ林をのんびり癒されながら進むだけだ。ずーっと幕場適地で泊りたくなる。次回くるなら高畑山と鬼丸山を絡めて一泊したいなぁ。ブナは若いものが多く、太いのはあまりなかった。
ピーク近くの東側に張り出している雪庇に気をつけながら登って行くと、やっと頂上到着。固い握手を交わす・・・が、あとでログをみたら、なんと三角点手前の小ピークでした(^_^;)でも三角点より標高が高いので良しとした。
Kさんは食パンにレトルトハンバーグを乗せて食べていた。これはいいアイデアだなぁと思い、いつか自分もやろうと固く誓った。
頂上(と思っていた場所)で昼食などで30分ほどのんびりし、下山にかかる。
やはり核心は急登の下り、1170先だった。念のためワカンからアイゼンに変えたが、プレートがついてないタイプだったのであっという間にダンゴ地獄(*_*;
3歩あるいてはピッケルでカンカンとアイゼンをたたき、おっかなびっくり降りていく。でも先頭を行くKさんがステップを切って降りてくれたので、これがとっても助かった。
登りより疲れて下山し、ミッション2の木賊温泉共同浴場に向かう。事前情報通りに川沿いの露店混浴で、たらい・いすなどはない。常連風の人が道具一式持ち込んで洗っていたが、石鹸水もそのまま川にリリースするシステムのようだ。
お湯は非常によく、ちょっと入っただけでも身体の芯までポカポカになった。もちろん周りには他にも日帰り温泉施設があるので女性も安心。
さて、ミッション3のそば食いを達成すべく、昨夜泊った道の駅番屋に戻るが、残念ながらすでに閉店していた。てか着いたのが18時前なのに・・・閉店16:30って早くね!?
こうなったらもうなんでもいいやみたいな感じになり、やっつけ気味に東北道IC付近のラーメン屋に入ったら、これがなかなか美味かった。ギョウザで乾杯。
Kさん、今回もすばらしい南会津マイナー低山ありがとうございました。
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