蝶ヶ岳〜大滝山…アクシデントにもめげず三股からピストン
- GPS
- 08:18
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,915m
- 下り
- 1,904m
コースタイム
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 8:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三股から蝶ヶ岳はよく整備された登山道。 まめうち平を過ぎてしばらくしてからは階段だらけの急登が続きます。 今回チェーンスパイクを持参したものの使用しなかったですが、一部凍結して滑りやすいところもありました。 今後はアイゼンやチェーンスパイクは必要アイテムです。 蝶ヶ岳から大滝山へは標高差200mほどの鞍部に一旦下りますが、アップダウンは少ない方だと思います。 ルート全般に危険な個所もありません。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
先週登った北穂高岳から見えた表銀座。
今回は反対側から見てみようと蝶ヶ岳、そしてその南端にある大滝山は未踏なので少し足を延ばしてみようという計画でした。
三股の登山者駐車場で前夜から車中泊して当日は午前5時スタートの予定でした。
ところが思いもしないアクシデントが発生!
車中泊は運転席で集中ロックして寝るのが習慣になっていて、この日は午前4時にいつもと同じく後部ドアのロックを解除してから外に出てトイレに行きました。
いつもと違ったのはトイレがすぐ近くだったこともあり、スマートキーの入ったサコッシュを持たずに薄着でサンダル履きの軽装でトイレに…。
車の戻った時にはロックを解除したはずの後部ドアもロックされていて車に入ることができません。
防寒着、スマホ、お金等々すべての装備が車の中、外は0℃に近い気温、街まではかなりの距離と八方塞がり。
このままでは低体温症にもなりかねない。
しばらく思案した結果、意を決して車の後部ドアのガラスを石で割ることを試みるも思いの外強固でドアの枠が壊れそう。
途方に暮れていた時、運よく近くの車で出発の準備をしているご夫婦がみえました。
その方にスマホをお借りして自宅にいるカミさんにJAFの要請をしてくれるよう伝えました。
また隣の車の女性二人連れにはスマホをお貸しいただいた上に、手の冷えを防ぐため薄手のゴム手袋をいただきました。
JAFの車が到着するまで間、寒さをしのぐため少し傾斜のある駐車場をサンダルで登ったり下りたりを繰り返して体を冷やさないように努めました。
そうして待つこと2時間半ほどでJAFの車が到着。
15分ほどで施錠を解除してもらって事なきを得ました。
皆さんのおかげでこのアクシデントを解消できました。
予定よりも2時間ちょっとの遅いスタートとなりましたが、日の短いこの時期なのでいつもよりも少しハイペースを意識して歩きました。
この日の蝶ヶ岳の稜線は快晴無風で先週登った穂高の峰々や槍ヶ岳、遠くには雪を頂いた富士山までもがくっきり。
おまけに未踏の大滝山まで計画通り足を延ばすことができ大満足(^^)v
これもみなお世話になった皆さんのおかげですm(_ _)m
「アクシデントって,何があったんだろう?」と思いながら,レコを拝見していきましたが,写真のコメントを見ていっても何事もない 「でも,出発がこんなに遅いのは何かあって遅くなったんだろうな〜」と思って,感想を読んで納得しました😔
それは大変でしたね あせりましたよね😓 スマートキーを車中に置いたままだったから,ある程度時間がたったところで,勝手にキーが車をロックしちゃったということですかね ボクは未だに昔ながらの抜き差しするキーの車しか持ったことがないので,そんなこと起こらないんでしょうが,いろいろと便利に至れり尽くせりになってきたおかげでしょうかね😅 それにしても,まわりの方たちに助けていただいて,何事もなく終わってよかったです
すばらしいお天気の蝶と大滝山😊 早朝のアクシデントにめげずに登ったsumiさん,さすがです😄 お疲れさまでした
今の車のシステムなのか運転席のドアロックですべてのドアのロックができるのですが、後部座席や補助席のドアのロックは個別に解除して外に出ることは可能。
でもいったん外に出てドアを閉めた時にはロックがかかるシステムのようです。
はっきり言ってそんなシステムは要らないのですがね。
もし人気のない登山口だったらあの薄着、しかもサンダル履きの無一文で10数キロを歩いて街までなんて今考えてもぞっとします。
三股の駐車場は人気の場所で平日でも何人かみえ、みなさん親身になって協力していたおかげで助かりました。
やはり登山者同士の繋がりはありがたいですね。
当日は天気も上々、せっかく遠路はるばる来たのだから行けるところまでって気楽な気持ちで歩いてきました。
穏やかな暖かい一日でしたがそれ以上に人の温かみを感じた一日でした
それは大変! 寒さの中、よく耐えられたと、さすが山男だと感心しました。
私は逆の経験をしたことがあります。
今の車はエンジン音が静かなので登山口で駐車のさい、ついエンジンを切るのを忘れ山へ。
下山したら、エンジン音がする。約7時間放置してました。 燃料メーターを見るとほとんど減ってなく、最近の車の燃費の良さに感心するやら安心するやら。
車の自動ロックも忘れており放置したままでしたが盗難にも合わずで助かりました。
まだ季節は秋、しかも標高1300m弱と低い所だったので助かりました。
場所も谷あいで風も当たらず身体を動かしていれば何とか耐えられる気温でしたから。
でももうこりごり。
後部ドアのガラスの傷は自分への戒めのため残しておきます(笑)
スマートキーは車内に置き忘れ防止でロックできないようになっているとばかり思っていました、今までもロックできない時は車内に置き忘れでした・・・けど
恐いですね、初めて知りました、良い情報を得たので気を付けます。
このアクシデントは裏腹に山は快適素晴らしい展望を見てきましたね、
白くなった北アルプス青空に映えますね。
無事にアクシデント回避できてよかったですね。
お疲れさまでした。
運転席や助手席のドアならyasioさんのおっしゃる通りキーの閉じ込めはあり得ません。
ただし車中泊の私は運転席のドアをロックしたまま、就寝している後部から外に出てドアを閉めたため運転席のドアと同じ状態ななるよう自動的にロックされてしまいました。
自分でも全く想定外の出来事でした(>_<)
こんな間抜けな事例ですが、頭の片隅にでも残しておいていただければ、私の今回の失態が生きるというものです。
こんばんは😄
スマートキィーの落とし穴的な体験、車を使う人に警鐘を鳴らしてくれましたね^o^
でも、状況的には非常に危うく大変な思いをされて、でその後山行きとは恐れ入ります。
居合わせた山好きの方々、有難い事ですね。
タイトルの「アクシデント」確かにそうでしたね、一歩間違えば?的な。
長い事山行きしてると色々有ります。
私も金峰山下山後大弛峠から車を走らせてたら車道を歩く二人、相方とアレこの先駐車場あったっけ?と。
通り越した後Uターンしてお二人に確認したら何と長野県側に下山してると思い込み、、。
とりあえず大弛峠迄送りましたが、日も沈み始めて、、、
一大決心であの大弛峠から車を長野県側へ走らせました。
噂通りの悪路、道路?いや岩場的なボコボコ道
何度も車の底を擦りながら、、駐車場迄。
で、遠回りして深夜の帰宅。
同じ山行き仲間ですからと^o^
ほんと、一時はどうなることかと不安になりました。
ただ、どう考えても自分一人ではどうにもならないことってありますよね。
山にこれから登る方にも迷惑はかけたくないし、かといって寒さに長時間何もなしで耐えることはできないし…。
そこで居合わせた方にスマホをお借りして何とか対処できました。
山ではスマホの電池は貴重なのにお二方とも快く貸していただき、その方々が神様のように見えましたよ。
テヘさんの送り届けた登山者もきっとその厚意をずっと忘れないと思います。
今回は私にとって山に登る者の温かさを身に染みて感じた、忘れられない山行になりました。
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