記録ID: 6095809
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
北穂高岳 南稜↑北穂沢↓…賑わい去った涸沢でテント泊
2023年10月23日(月) 〜
2023年10月24日(火)


体力度
7
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 15:41
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 2,232m
- 下り
- 2,217m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:09
距離 14.0km
登り 1,282m
下り 493m
2日目
- 山行
- 8:44
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 10:16
距離 20.1km
登り 966m
下り 1,743m
14:39
天候 | 1日目 雲が多めの晴れ 2日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車料2日間1200円 あかんだ駐車場から上高地へはバス。 往復2090円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
涸沢へはパノラマルートを利用しましたが、屏風のコルからの稜線を歩いた先、涸沢ヒュッテに向かうトラバース箇所が雪がついて凍結個所もたくさんありかなり危険。 要所要所にロープが設置されています。 チェーンスパイクを履いて通過しましたが、テント泊装備一式を背負っての通過は緊張しました。 涸沢から北穂高岳へは夏道の南稜から登り、下りは雪が少し柔らかくなったので雪の詰まった北穂沢をダイレクトに下りました。 ピッケル&アイゼン、ヘルメットは必携です。 |
その他周辺情報 | テント泊 2000円/人 予約必要なし。 |
写真
感想
紅葉シーズンは人気で近づけない涸沢、もう賑わいも去ったのでテントを張ってのんびりしようと行ってきました。
こんな涸沢生活は学生時代に何度か経験していますが、あの頃と違うのはテント泊装備一式を背負って涸沢へのアプローチ。
学生時代は特大のキスリングに重いテント、コンロはホエブス、衣服も今のように軽いダウンはなく毛のシャツ等々時にはザイルやハンマーなどの登攀具もそれに加わってと、それでも涸沢へのアプローチはさほど苦にならない行程でした。
今はすべての装備が軽量化されて楽々のはずが、涸沢に到着するのがやっとのことで高齢者にとってほとんど修行でした。
でも涸沢に着いて周りの山々を見るだけで帰ることは歳をとってもできません(笑)
今回は雪の情報もありしっかり冬装備も持参したことだし、行動時間の短い北穂高に登ってみました。
雪の量は脛あたりまで、最も多いところで膝あたりなので南稜を夏道沿いに登りましたが、山頂間近に北穂沢にトレースがあるではありませんか。
帰りは朝日がまともに当たる北穂沢の雪が柔らかくなり滑落のリスクが軽減されるはずと北穂沢を下降。
予定よりも1時間以上も早く涸沢に帰着出来てのんびりテントを撤収。
帰りは緊張のパノラマコースはやめて横尾本谷をのんびり下り、バスターミナルまでの散策路を時間をかけて歩きました。
たった二日でしたが、秋晴れの穂高の山々に抱かれたテント生活は若き日の記憶が甦るセンチメンタル山行になりました(^^♪
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北穂高岳‼️
紅葉真っ盛りの大混雑を過ぎて、ある意味じっくりと穂高を味わい尽くせるこの時期、しかも雪化粧の北穂高を歩けるなんて最高ですね😊
羨ましい限りです!
若かりし頃に想いを馳せるセンタメンタルなコメントですが、いやいやsumi先輩は今を存分に楽しんでいらっしゃるから素敵です!
34のコメントにちょっとニヤってしましたけど、カッコいいお写真です。
なかなかお会いできませんが、いつかバッタリお会いしたいですね〜
さあ、待ちに待った雪シーズン!
お互いに安全第一で楽しみましょう😊
”モルゲン”はkiyohisaさんの商標登録ですw
今回は好天と積雪の状況を狙ってピンポイントで行ってきました。
若い人たちには申し訳ないのですが、これも完全リタイアの高齢者のなせる業です。
涸沢は普段の静けさを取り戻し、第一日目の午後は散歩したりコーヒーを飲んだりしてのんびり。
贅沢な時間を過ごしました。
でもアンチエイジングのため少しは活を入れないとと思い翌日北穂を登りましたが、まだ心身が冬モードでなかったのでちょっと緊張したのが本音。
今シーズンもお互い、安全に冬山和楽しみましょう
北穂モルゲンハントいいですね
この時期は雪+低温の爆焼け間違いない上に空いている
いつもながらタフなルートを歩かれますね
私も見習いたく思います
これからいよいよ雪シーズン
今のところ楽しさ半分寂しさ半分ですがすぐわくわく沢山になるでしょうw
いつか氷ノ山行ってみたいです
お互い安全登山で臨みましょう!
コメントありがとうございます。
高齢な私にとってテント装備一式背負ってのアプローチは大変でしたが、やっぱり涸沢で穂高の山々に抱かれて眠るのはいいですね。
ただこの先積雪が増えると涸沢は雪崩の巣なので、紅葉シーズン終了から本格的な積雪の間の期間限定の贅沢なテント場です。
最近はピークを踏むことよりどのような時間を過すのかに重きを置くようになってきました。
その意味では今回の山行はイメージどおりの内容でした。
そろそろ雪の便りが届くようになりますが、雪の山を自由に楽しむにはまずは体力ですね。
体力は最も大切な”安全装備”、日々精進して今シーズンも安全に雪山を楽しむつもり。
oyamasuki_yさんもくれぐれも安全に雪山シーズンを過してください
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