荒船山〜兜岩山周回・紅葉のトンネルを歩く

2023年10月30日(月) [日帰り]

• GPS: 05:36
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,016m
• 下り: 998m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:00
• 休憩: 0:36
• 合計: 5:36

7:08 荒船不動下駐車場
7:57 7:57 御岳山
8:03 8:05 神無岩
8:17 8:20 ローソク岩 P1
8:23 8:24 P3（大ローソク）
8:31 8:31 兜岩山分岐
8:42 8:58 兜岩山
9:10 9:10 兜岩山分岐
9:16 9:17 P3（大ローソク）
9:20 9:22 ローソク岩 P1
10:02 10:02 星尾峠
10:13 10:15 経塚入口
10:21 10:21 荒船山(P1356)
10:33 10:33 相沢分岐
10:39 10:39 荒船山避難小屋
10:43 10:45 艫岩
11:27 11:27 荒船山(P1356)
11:34 11:34 経塚入口
11:41 11:45 荒船山
12:19 12:19 星尾峠
12:40 12:43 荒船不動
12:44 ゴール地点

荒船不動から兜岩山、艫岩や荒船山を周回してきました。素晴らしい紅葉のトンネルの数々を廻り歩いてきました。

天候

曇りのち快晴　荒船不動7時8℃　艫岩10時6℃　星尾峠11時12℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・荒船不動駐車場。20台。星尾林道は荒れているので注意。

コース状況／危険箇所等

・荒船不動〜御岳山分岐：荒船不動手前が登山口入口。踏み跡明瞭でピンクテープもあるが、道迷いしやすいので注意。ザレた急坂など多い。尾根に出ると素晴らしい紅葉。経塚山と立岩の眺望も素晴らしい。クマ出没地域なので対策は必須。

・御岳山分岐〜兜岩山分岐：素晴らしい紅葉のトンネル歩き。御岳山分岐から外れて神無岩に立ち寄る。ザレた急坂のアップダウン。ローソク岩は西側を巻く。ヤセオネ転落注意。濡れていると滑る。踏み跡と獣道が多数あり全体的に道が分かりにくいので、踏み跡とテープを確認。

・兜岩山分岐〜兜岩山山頂：ここも素晴らしい紅葉のトンネル歩き。山頂から2分ほど南西へ行くと八ヶ岳や西上州山稜の眺望。来た道を御岳山分岐まで戻りつつ、登山道を外れて紅葉の中を歩く。

・御岳山分岐〜星尾峠〜経塚入口：ここが一番紅葉が素晴らしかった。赤いカエデが沢を彩り、黄色のミズナラ、黄金のブナなどが。星尾峠から経塚入口は道が崩壊しているので注意して歩く。

・経塚入口〜艫岩：荒船山頂上台地。浸食地形のメサ。カラマツ、ハウチワカエデなど黄色、カエデの赤の紅葉もある。艫岩は転落事故が多いので近づき過ぎないこと。来た道を経塚入口まで戻る。

・経塚入口〜経塚山山頂：泥濘と木の根の荒れた急坂。山頂からは八ヶ岳の眺望。

・経塚山山頂〜巻道分岐〜星尾峠：山頂から南へ急下り。ザレた急坂と岩稜帯。巻道分岐は県境の石柱が目印。その先は、踏み跡も無くテープも少ない荒れた未整備の道。

・土砂崩れが二か所。沢をトラバースする道が完全崩壊し、下へ大きく迂回、その先は急な沢が砂で埋め尽くされたトラバース、滑りやすい。その代わり斜面の素晴らしい紅葉の中を歩く。

写真

10/30 5:47

新潟行きを悪天で諦め荒船山へ。自宅を5時半に出発。朝倉町の田園で見るマジックアワー。

10/30 6:11

上信越道下仁田IC手前から眺める妙義山と浅間山。

10/30 7:06

7時、荒船不動駐車場に停めた。

10/30 7:14

落ち葉が堆積した秋の道。

10/30 7:19

トリカブトが咲いていた。

10/30 7:20

二ホンリス。すばしっこくて一瞬だけ見られた。

10/30 7:29

稜線へ出ると素晴らしい紅葉。

10/30 7:49

真っ赤なカエデ。

10/30 8:01

赤銅色に輝くミズナラ。

10/30 8:03

神無岩から眺めるローソク岩P1〜P3。

10/30 8:03

兜岩山と尾根の紅葉。この尾根は紅葉のトンネルで圧巻。

10/30 8:09

赤いカエデ。

10/30 8:19

高岩と紅葉。

10/30 8:33

素晴らしい紅葉のトンネル歩き。

10/30 8:33

10/30 8:38

ミズナラ、コナラなど雑木林帯は赤銅色。

10/30 8:41

兜岩山山頂。眺望は無い、しかし南西へ2分ほど歩くと・・・。

10/30 8:44

妙義荒船佐久高原国定公園の山並み。

10/30 8:44

西上州や奥武蔵山稜、八ヶ岳は見えず。

10/30 8:47

リンドウが一輪。

10/30 8:49

紅葉の中を歩いて戻る。

10/30 8:54

美しい紅葉の天蓋。

10/30 8:56

紅葉越しのロウソク岩。

10/30 8:57

紅葉越しの経塚山。

10/30 9:00

紅葉越しの立岩。

10/30 9:03

素晴らしいモミジ。

10/30 9:04

真っ赤なモミジ。

10/30 9:20

立岩。時間がなくて今日はいけない。奥に両神山。

10/30 9:24

御岳山分岐から星尾峠は、すばらしい紅葉の尾根歩き。足が全く進まない。

10/30 9:25

黄金色の紅葉トンネル歩き。

10/30 9:27

紅葉のスクリーンから目が離れない。

10/30 9:28

赤と黄色の紅葉。青空に映える。

10/30 9:28

陽光にきらめく紅葉。

10/30 9:29

素晴らしい紅葉。

10/30 9:31

もはや歩くことをあきらめて、ただ見上げる。

10/30 9:32

このモミジは色彩が爆発している。

10/30 9:32

色とりどりのモミジ。

10/30 9:36

赤と黄金色のカエデ。

10/30 9:43

沢の奥まで続く紅葉。

10/30 9:45

神無岩と紅葉。

10/30 9:47

経塚山と紅葉。

10/30 9:47

見上げる紅葉。

10/30 9:47

散る前に鮮やかな色を見せる。

10/30 9:48

光り輝く紅葉。

10/30 9:50

素晴らしい紅葉の道。

10/30 9:50

赤いモミジのスクリーン

10/30 9:51

尾根一面の紅葉。

10/30 9:58

色とりどりの紅葉が沢の奥まで続く。

10/30 10:00

経塚山と紅葉。

10/30 10:01

星尾峠に到着。ここから先も素晴らしい紅葉が続く。

10/30 10:02

見上げる美しい紅葉。

10/30 10:14

経塚入口から頂上台地に入る。

10/30 10:14

頂上台地の紅葉。

10/30 10:19

カラマツとカエデのコラボ。

10/30 10:23

赤色、黄色、黄金色。きれい。

10/30 10:37

荒船山艫岩。戦艦の最前部、浅間山を背景に。

10/30 10:38

艫岩と内山峠の紅葉。

10/30 10:38

乗鞍岳。

10/30 10:38

穂高岳。

10/30 10:39

槍ヶ岳。

10/30 10:39

鹿島槍ヶ岳。双耳峰。

10/30 10:39

五竜岳。

10/30 10:39

白馬三山。

10/30 10:39

黒斑山、剣ヶ峰。

10/30 10:39

浅間山、弥陀ヶ城岩。

10/30 10:39

小浅間山。

10/30 10:52

来た道を戻る。真っ赤なカエデ。

10/30 11:04

頂上台地、紅葉の下で昼食。

10/30 11:04

前橋市下細井町にある食堂「HANA」の上州麦豚焼肉重弁当。ごまだれ味が焦げて美味い。けんちん汁。

10/30 11:11

デザートは、ねっとりして美味い冷やし焼いも、青島みかん、緑茶でまったり。

10/30 11:28

登山道から外れて頂上台地を歩き回る。

10/30 11:42

経塚山山頂。京塚昌子は「肝っ玉かあさん」。濃いカルピスはむせる。

10/30 11:48

山頂から南へ下る。ザレていて滑りやすい。

10/30 11:54

巻道分岐を北西へ向かう。踏み跡も無く、ピンクリボンも少ない。

10/30 11:58

しかしこの道は素晴らしい紅葉群。

10/30 12:01

沢を見上げると美しい紅葉。

10/30 12:08

高岩と紅葉。

10/30 12:09

真っ赤なのは太陽だけではない。

10/30 12:11

ちょうど山頂下の真南辺り。ここが一番すごかった。

10/30 12:12

言葉すら失う、圧倒的な自然美。

10/30 12:12

もはや歩く事すら忘れて佇む。

10/30 12:20

星尾峠からは登山道を外れ尾根下り。

10/30 12:22

カラマツとモミジ。

10/30 12:40

荒船不動で参拝。

10/30 12:48

留守番ごくろうさま。冷たいコーラをどうぞ。

10/30 12:52

御岳山とロウソク岩

10/30 12:52

御岳山とカラマツの紅葉。

10/30 13:06

フォトスポットに移動。艫岩と紅葉。

10/30 13:07

断崖の艫岩。水平な硬岩層におおわれ、周囲の一部を急崖で囲まれたテーブル状の高地を「メサ」という。

10/30 15:37

帰宅後ちょうどパジェロのオドメーターが「45万km」地球10周半。まだまだ走るぜ！

10/30 16:40

自宅から眺める夕焼け。

10/30 16:40

妙義山の南に日が沈む。

10/30 16:41

今日行った荒船山。戦艦だな。パジェロと共にイスカンダルを目指すかな。デスラーと友達になる。

10/31 21:39

我が家らしく21時半と遅い夕飯。デジマでタラモサラダ、カキフライと419キャベツ、ネギたっぷりの白菜スープ、ゆかりご飯。バランスよくたくさん食べて、ガッツリ動いて身体が丈夫。

撮影機器：

Z 7II ボディ ニコン

TORQUE 5G KYG01 au 京セラ

感想

ぐろさん

　5時に起き、新潟行きを悪天候で延期して荒船山へ。前日は見事に予想を外したが、今度はしっかりと気圧予想図とSCWで熟考して、10時過ぎからの快晴は確実と判断。出発が遅くなり、立岩までの周回は止めて軽く周回することにした。

　前橋市朝倉町の田園で朝焼けとマジックアワー観賞。稲刈りも終えて二毛作の準備に取り掛かっていた。前橋南ICから高速へ。下仁田ICで下りて国道254号を西へ。長距離トラックが多い。まだ薄暗い内山峠。艫岩も紅葉も鈍く見えていた。

　星尾林道に入り民家を過ぎると、道が荒れて穴だらけ。路面が舗装されているだけでもマシ。荒船不動駐車場は整備され広い。一台だけ停まっていた。下山した時は満車だったから驚いた。路駐まで居た。

　7時で気温8℃、まだガスに朝霧に覆われている駐車場を出発。荒船不動への道の途中から登山道へ。踏み跡明瞭でピンクテープも豊富だが、道が荒れていた。クマが多い地域なのでクマ鈴を鳴らす。二ホンリスが驚いて逃げて行った。

　尾根に出ると素晴らしい紅葉が出迎える。まだガスで薄暗いので、戻るときに紅葉は観賞する。御岳山へは行かず分岐を神無岩へ。ロウソク岩と紅葉の素晴らしい景色。戻ってそのロウソク岩へ。この周辺は踏み跡や獣道が多数あり、道迷いしやすいので注意。見切りの悪い断崖も多いので滑落する。

　ヤセオネを歩いてローソク岩を西に巻く。アップダウンしてその先はザレた急坂が続く。分岐を兜岩山へ。雑木林の黄金の紅葉トンネルを歩く。山頂はスルーして南西へ2分行くと展望スポット。八ヶ岳はガスで見えなかったが、西上州の山々は見られた。来た道を戻る。

　予想通り青空が見え始め明るくなってきた。来た時と全く異なる美しい景色。星尾峠の先までこの美しい紅葉のトンネルが続いていた。南側の沢や斜面は圧巻の紅葉並木で、全く足が進まなかった。

　経塚入口で頂上台地へ。落葉が見られ始めたがまだまだ見ごろ。ただカラマツは色付きが悪く少なかった。艫岩で記念撮影して山座同定。登山者が大勢いた。北アルプスも2800m以上の頂きしか見えなかったが、昨日見られなかった浅間山はよく見えていた。

　来た道を戻って紅葉のきれいな所で昼食。JAファーマーズ城東店で買った上州麦豚焼肉重、けんちん汁を食べた。デザートで冷やし焼いもを食べたが、ねっとりしていてうまかった。しばらく紅葉を眺めて出発。

　登山道から外れて頂上台地をさまよう。東側の紅葉がきれいだった。団体登山者を追い抜いて経塚山山頂で記念撮影。そのまま南へ下る。ザレた急坂は落葉の堆積もあり滑りやすい。

　巻道分岐は県境の石柱が目印。そこから北西に歩き出す。踏み跡は不明瞭でピンクテープも少ない未整備の道。ただ破損した土留めや看板などがあるので、整備した登山道の名残がある。土砂崩れも二か所あった。西上州の登山道は崩壊したらそのままが多い。

　しばらく行くと斜面に圧巻の紅葉群。今日の山行きで一番素晴らしい紅葉。経塚山の南斜面の紅葉は、兜岩山分岐からきれいに見えていた。その中を歩いているのだから当然だろう。ほとんど足が進まなくなり、しばらく見上げていた。

　星尾峠に戻り下山。荒船不動手前のカラマツの紅葉は緑が多くまだ早そうだった。駐車場に戻り移動。内山峠を越えて物見山方面へ。艫岩のフォトスポットで撮影。アーベンには早かったが、紅葉が陰らず見られた。

　自宅の無線LANをWi-fi6対応の新規にして、家電との再設定があるので早々と帰宅。2.4g帯しか使えないのでいろいろと面倒なのだ。Nuro光なので下りで1Gbps近く出るようになったのは嬉しい。

　合間に夕焼け撮影。昨日行った浅間山、今日行った荒船山も黄昏色に染まっていた。

コメント

ぐり。

ぐろさん、こんばんは✨

今年も荒船山の紅葉は素晴らしいですね🍁
なかなか行けないのですが、今回のレコを見て（以前もそう思ったのですが💦）、もう絶対に見に行くぞ❗️と、決心しました😤
来年は様子を見ながら、10月末ですね、行こうと思います。
前に11月に行ったら霧氷で真っ白になっていて、それも素敵でしたが、やはり燃える🔥紅葉🍁を一度は見たいです！
ステキレコ、ありがとうございました(≧▽≦♡)

ぐろさん

こんにちは、ぐり。さん
新潟へ行く予定でしたが、悪天候のため再び西へ行きました。前日とは打って変わり、快晴の青空と錦色の道行きになりました。頂上台地以外では人と会わず、あふれんばかりの紅葉を独り占めしてました。

　10月下旬ころは標高1400〜1500ｍ付近の紅葉が最盛期となります。妙義山はまだ早いので、荒船山は西上州でも最初に紅葉が最盛期となります。燃えるような紅葉とは良い例えですね。ぜひ予定を立てて頂き訪問ください。