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ヤマレコ

記録ID: 61480 全員に公開 沢登り丹沢

寄沢水系 鷹ノ巣沢

日程 2010年04月21日(水) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
天候曇りのち晴れ(気温22度と暖かい)
アクセス
利用交通機関

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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

寄大橋11:00−
11:10登山口−
11:20鷹ノ巣沢出合−
11:30F1−7m(遡行準備)
左岸高巻き11:46終了−
12:40F2−3段10m(直登)−
13:0810m涸棚(直登)−
13:27右岸尾根に逃げる−
(休憩15分)
14:02標高965m尾根上
(鷹ノ巣沢・清兵衛ノ沢 中間尾根下降)
15:02鷹ノ巣沢出合
(先月落とした手袋捜索→発見)
15:40寄大橋
コース状況/
危険箇所等
■鷹ノ巣沢
 ・遡行グレード:1級上
 ・F1−7mは右岸から大きく巻くか、今回のように
  左岸から脆いカンテを登り、滝の落ち口15m上辺りを
  やや悪いトラバースで巻く。
 ・標高750m辺りで右から入るルンゼ間の小尾根にカモシカがいらっしゃった!
 ・F2は下から見ると2段だが、実際は3段。
  下段4mは流芯右壁を登るが脆く悪い。しっかりしていれば卦蕕世
  一瞬足が崩れて焦った。
  中段2mを越し上段4mも右壁から登るが、やはりやや脆い。
 ・左から7m棚状滝を見送ると、二俣っぽい地形になり、
  右は上部に作業用木製土留が見られる。50mも登れば左岸尾根にエスケープ
  できるであろう。
  左は砂が固められた壁状でその上に10m棚がある。
  一見すると階段状で登りやすいと思われるが、実際取り付いたら非常に脆く
  ヒヤヒヤものであった。
  この上の5m涸棚も見た目より悪いので、10m棚下から左の尾根に
  逃げた方がよい。
 ・逃げた左尾根を標高965mまで登り、北側の尾根にトラバースする。
  この尾根は清兵衛ノ沢との中間尾根で、下降に使った。

■鷹ノ巣沢・清兵衛ノ沢中間尾根(下降)
 ・標高900m尾根分派は右尾根へ
 ・標高820m尾根分派は左尾根へ(右はテープがあるが清兵衛ノ大滝上部に
  出てしまう)
 ・標高700m岩場がある尾根分派は、一旦左尾根に降りて、岩場基部を巻く
  ように右尾根へ行く
 ・標高610mで突然岩場の上に出る。ここは右側から岩を巻くように急下降する。

※寄沢水系の沢はどれも岩質が非常に脆く、またハーケン等確保点もないので
 遡行グレードは関係なく、悪い沢登りをあまりやったことのない人には
 薦められない。悪場好きな人には絶好の探検エリアだ。
過去天気図(気象庁) 2010年04月の天気図 [pdf]

写真

寄大橋を出発
2010年04月21日 10:58撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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寄大橋を出発
登山道入口
2010年04月21日 11:08撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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登山道入口
登山道が右岸から左岸へ渡ったところに流れ込むのが鷹ノ巣沢
2010年04月21日 11:17撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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登山道が右岸から左岸へ渡ったところに流れ込むのが鷹ノ巣沢
堰堤を2つ越えるとF1−7mが見えます
2010年04月21日 11:28撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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堰堤を2つ越えるとF1−7mが見えます
F1−7m
前回は右岸から大きく巻いて尾根に出てしまったので、今回は左岸から巻いてみました。
2010年04月21日 11:31撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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F1−7m
前回は右岸から大きく巻いて尾根に出てしまったので、今回は左岸から巻いてみました。
この真ん中から巻き出します
2010年04月21日 11:46撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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この真ん中から巻き出します
水平トラバースがやや悪い
2010年04月21日 11:56撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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水平トラバースがやや悪い
この小尾根を越して沢へ戻ります
2010年04月21日 12:01撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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この小尾根を越して沢へ戻ります
沢へ戻ったところ
F1の上の堰堤も一緒に巻きました
2010年04月21日 12:06撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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沢へ戻ったところ
F1の上の堰堤も一緒に巻きました
中盤にある2m+2m
2010年04月21日 12:30撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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中盤にある2m+2m
中央にカモシカが・・・
見えるかな?
今年に入って丹沢で3回目です
2010年04月21日 12:34撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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中央にカモシカが・・・
見えるかな?
今年に入って丹沢で3回目です
F2−3段10mの一段目
流芯右を登りましたがやっぱり脆い!
スタンスが一瞬崩れヒヤッとしました
2010年04月21日 12:41撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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F2−3段10mの一段目
流芯右を登りましたがやっぱり脆い!
スタンスが一瞬崩れヒヤッとしました
F2の上段
こちらも右を登りました
2010年04月21日 12:45撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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F2の上段
こちらも右を登りました
F2の落ち口から下を眺める
2010年04月21日 12:49撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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F2の落ち口から下を眺める
二俣状のところに出ます。
左に棚が見えます。
2010年04月21日 12:53撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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二俣状のところに出ます。
左に棚が見えます。
左の棚
実際は10mくらいで階段状に見えましたが
結構脆くて悪かった。
これに登らずさっさと左尾根にエスケープする方がよいです。
2010年04月21日 13:02撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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左の棚
実際は10mくらいで階段状に見えましたが
結構脆くて悪かった。
これに登らずさっさと左尾根にエスケープする方がよいです。
10mの上の5m涸棚
これも見た目より悪い!
途中から恐々逃げました。
2010年04月21日 13:17撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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10mの上の5m涸棚
これも見た目より悪い!
途中から恐々逃げました。
尾根上に咲くツツジさん
2010年04月21日 13:32撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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尾根上に咲くツツジさん
逃げた尾根を標高965mまで登ります
2010年04月21日 13:32撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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逃げた尾根を標高965mまで登ります
清兵衛ノ沢との中間尾根を下降
2010年04月21日 14:02撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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清兵衛ノ沢との中間尾根を下降
標高700m尾根の分派にある岩場は、一旦左尾根を下り、岩を巻くように右尾根へ
2010年04月21日 14:32撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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標高700m尾根の分派にある岩場は、一旦左尾根を下り、岩を巻くように右尾根へ
今回も水量あり見栄えのする清兵衛ノ大滝
2010年04月21日 14:34撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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今回も水量あり見栄えのする清兵衛ノ大滝
大滝を囲む清兵衛ノ大崖
2010年04月21日 14:40撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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大滝を囲む清兵衛ノ大崖
ツツジ満開
2010年04月21日 14:41撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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ツツジ満開
標高610mに出てくる岩場は右から慎重に下降
2010年04月21日 14:56撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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標高610mに出てくる岩場は右から慎重に下降
ようやく出合に戻ってきました
2010年04月21日 15:02撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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ようやく出合に戻ってきました
春の陽気に癒される下山道
2010年04月21日 15:31撮影 by DMC-FX07, Panasonic
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春の陽気に癒される下山道

感想/記録
by kamog

先月F1を右岸から高巻いたら沢に戻れず
清兵衛ノ沢との中間尾根まで上がってしまい
戦意喪失して清兵衛ノ大滝を眺めて敗退してしまった。
朝起きたら予報よりもよい天気なので
リベンジに向かう。

寄(やどりぎ)沢シリーズもいよいよ残すところあと数本。
この流域は表丹沢の中でも本当に岩質が脆いため
水無川や四十八瀬川に比べて訪れる沢ノボラーも少ない。
またハーケンやボルト、スリング等の残置物もほぼ皆無。
それだけに探検心を超くすぐられるエリアだ。

鷹ノ巣沢もその例外ではなかった。
F1−7m、F2−3段10m、そして最後の方の10m棚、
岩がしっかりしていればどれもRCC登攀グレードは卦蘢度だろうが
一見しっかりしていそうな岩が結構浮いていて
三点確保のうち二点が崩れてしまうんじゃないかと
冷や汗ものである。
実際「よっしゃ、このホールドやスタンスなら大丈夫だ」と
ウエイトシフトしながら次のホールドを取りに行こうとした瞬間
ひびが入るという「ファイト〜一発!」よりも怖い。
高巻きもなかなか脆くて悪く、ルートファインディングを間違うと
セミになること必至。
ソロなら尚更だ。
F1以外はすべて直登できたが、完全に一手一足に体重を乗せきらないで
登ったのがよかったと思う。
F2下段ではしっかりしていたはずの足が崩れてヒヤッ。
また上流の10m涸棚は見た目階段状だが実際は脆岩の連続だった。

沢では下から見ると安定していそうなバンドだったりテラスに見えるのだが
登ってみると全然そうじゃないケースが多く
「現実は見た目より悪い」もの。
これらを私は『さわ〜'sトリップ』と呼ぶことにしている。
さわ〜'sトリップに、はまらないようにすることが
命を長らえるコツだね。

中盤の枝ルンゼに今年3頭目のカモシカさんを見た。
じっとこちらを横向きで見ている。
カモシカさん特有のポーズ。
「こんにちわ、お邪魔しています〜」と笑顔で挨拶しておいた。
訪問者数:1618人
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