天空の縦走路、剣山〜三嶺

2023年11月04日(土) 〜 2023年11月05日(日)

• GPS: 10:42
• 距離: 20.4km
• 登り: 1,410m
• 下り: 2,198m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:17
• 休憩: 0:54
• 合計: 6:11

8:50 リフト西島駅
9:02 9:02 刀掛ノ松
9:22 9:33 剣山頂上ヒュッテ
9:44 10:01 剣山
10:48 10:55 次郎笈
11:03 11:04 次郎笈の水
11:29 11:29 スーパー林道分岐
11:44 11:55 丸石
12:16 12:16 丸石避難小屋
13:08 13:16 高ノ瀬
13:34 13:34 中東山分岐
14:37 14:38 平和丸
15:03 白髪避難小屋

2日目

• 山行: 3:45
• 休憩: 0:42
• 合計: 4:27

15:03 白髪避難小屋
6:24 6:25 白髪山分岐
7:07 7:13 カヤハゲ
8:08 8:21 三嶺
8:31 8:49 三嶺ヒュッテ
8:53 8:56 三嶺ヒュッテ下の水場
9:30 9:30 ダケモミの丘
10:00 10:02 林道登山口
10:15 10:16 林道登山口
10:40 名頃登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

見ノ越まで1時間半の酷道をマイカーで走る。恐ろしくひどい道
見ノ越からはリフト。
三嶺から見頃登山口に下山。バスで見ノ越まで戻る。バスは11月5日が最終日

コース状況／危険箇所等

高之瀬でロープ箇所が2箇所。三嶺が最終40分ほど鎖の連続。どれも気をつけて登れば危なくないです

その他周辺情報

見ノ越に祖谷そばがおすすめ。山菜そばだけど具材が少し違います。温泉は2時間弱の酷道を下ると複数あります。剣山木綿麻温泉がアルカリ性でおすすめ

写真

11/4 8:27

剣山リフトで楽します😆

11/4 8:35

リフトは191席ありました（長男が数える笑）

11/4 9:05

固有種「シコクフウロ」の紅葉

11/4 9:08

1200m以下あたりが紅葉の見頃でした

11/4 9:22

山頂の本宮

11/4 9:24

山バッジいっぱい種類ありましたが、シーズン終わりのためかなり売り切れ

11/4 9:37

剣山の山頂部は木道が整備。霧ヶ峰と美ヶ原を足して2で割った感じ

11/4 9:41

登山大会の記念碑

11/4 9:44

剣山山頂！

11/4 9:45

11/4 9:47

みんな撮るところで。次郎笈へ

11/4 10:12

天空の縦走路。次郎笈までの縦走路。もう美しい

11/4 10:27

上って降っての繰り返し

11/4 10:27

次郎笈山頂見えてきた

11/4 10:49

次郎笈山頂。いっぱい休憩してる人がいた。ここでピストンの人がほとんどみたいでした

11/4 10:50

丸石までの縦走路。ここも美しい

11/4 11:15

丸石見えてきた

11/4 11:45

丸石山頂。高之瀬までまた下って登る

11/4 12:16

丸石避難小屋。8人ぐらいは泊まれそう

11/4 13:06

高之瀬。150mの登り返しがけっこうきつかった

11/4 14:03

平和丸への縦走路。ナウシカの草原のよう

11/4 14:37

平和丸山頂。あと30分で避難小屋

11/4 15:30

白髪避難小屋。幕営地が広いし、平でこれが無料なんて最高すぎ！

11/4 17:33

日没

11/5 6:45

白髪山

11/5 7:08

カヤハゲ山頂

11/5 7:08

カヤハゲで雲を抜けてきたお日様。剣山、次郎笈からの縦走路が一望

11/5 7:11

カヤハゲからの三嶺。さてあと2回。下って登って。

11/5 7:47

三嶺核心部

大岩から鎖場の連続

11/5 7:58

うわー！快晴だあ！

11/5 7:59

あと一踏ん張り

11/5 8:08

三嶺山頂

11/5 8:10

美しい稜線。奥に石鎚山も見えました

11/5 8:22

ヒュッテ方面

11/5 8:25

ヒュッテ方面からの三嶺

11/5 8:26

三嶺ヒュッテと池

11/5 8:31

三嶺ヒュッテ。大きい。2階建て。近くにきれいなトイレあり。水場は少し遠い

11/5 8:45

池のそばに見頃への下山分岐

11/5 9:26

ダケモミの丘

11/5 10:04

林道分岐まで降りてきました。紅葉が美しい

11/5 10:13

ソフトバンク圏外ってディスられましたが、行程中一度も圏外にならなかったよ。むしろauが度々圏外。この看板は偽り

11/5 10:37

名頃登山口直前

11/5 10:48

名頃登山口

11/5 10:52

おじいさん、マシンガン持ってますよ

11/5 11:01

名頃集会所

11/5 11:01

名頃集会所2

11/5 11:09

名頃案内板

11/8 9:00

戦利品

撮影機器：

OM-D E-M1 Mark III ボディ オリンパス

Google Pixel 8 Pro 256GB SIMフリー Google

感想

kuyado

夢だった天空の縦走路を歩くため、東京から12時間かけて四国上陸。

見ノ越から楽してリフトで剣山中腹に上がり、そこから三嶺縦走。
白髪避難小屋でテント泊。
日中はずっと晴天続き。夜も薄曇りましたが、2日目には日の出とともに天候が回復し、快晴。素晴らしい稜線歩きが出来ました。

それぞれポイントごとでの感想。

Day1
【剣山】
中腹の西島駅から40分で山頂と登山ではありませんが、途中剣山固有種である「シコクフウロ」が紅葉して、初めて見る山草に興奮でした。
山頂部は、霧ヶ峰と美ヶ原を足したような山容で雪が深いのがすぐわかりました。
剣山から続く天空の縦走路は、最高でした。
はるか16キロ先までの尾根が遠くまで見渡すことができ、ここをずっと歩けるんだと高揚感が半端ない。

【次郎笈〜丸石】
縦走路のため、アップダウンが続きますが、次郎笈、丸石までは比較的緩やかでした。
が、丸山を超えてからが1日目の本番。

【丸石避難小屋〜高ノ瀬】
高ノ瀬への上り返しがきつい。ロープ箇所もあり。高野瀬を過ぎた後も平和丸（全然平和じゃない）までは結構なアップダウンが続き、まあまあこたえました。

【平和丸〜白髪避難小屋】
平和丸から白髪避難小屋まではナウシカの草原のようなススキの平原が広がり、素晴らしい景色でした。
白髪避難小屋は当日八名で結構の大盛況。テントは自分も含め４張りでした。
事前情報で水場が枯れているという話でしたが、ちょろちょろだけど復活しているようでした。ただ、50m降る必要があり、往復でかなり遠い。

Day2
【白髪山〜カヤハゲ】
朝6時スタート。
2日目もとにかくアップダウンの連続。100m以上降っては登っての繰り返し。
カヤハゲからは前日歩いてきた剣山、次郎笈の縦走路が見渡せてアップダウンによるモチベーション低下を回復してくれる。

【カヤハゲ〜三嶺】
2度100メートル以上のアップダウンをこなしてついに三嶺に取り付く。
美しい山容。仙丈ヶ岳のようななだらかな山容なのに大岩あたりから鎖で一気に高度をあげされられる。山頂部もなだらかでカルデラのような構造になっていて、美しい。
山頂から360度すべて山。石鎚山も見えました。
名頃への下山道も素晴らしく、1600mあたりまでは森林限界が続き、そこからは1000m級の里山のような尾根下りになり、さすが四国一と言われるお山。愛される山ということがよくわかりました。

【おまけ】
名頃登山口そばにカカシの里があり、廃校になった学校や集会所に大量のカカシがいてちょっと怖かったです笑