甲州アルプスオートルートチャレンジ2023 オートルート

2023年11月05日(日) [日帰り]

• GPS: 13:02
• 距離: 65.2km
• 登り: 4,316m
• 下り: 4,305m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:43
• 休憩: 0:20
• 合計: 13:03

3:59 スタート地点
4:46 4:46 害獣除けフェンス
5:05 5:07 塩山勝沼分岐
5:12 5:12 恩若ノ峰
5:41 5:42 オツタテ
5:49 5:50 源次郎平
6:09 6:10 源次郎岳
6:20 6:20 三俣分岐点
6:29 6:31 下日川峠
6:35 6:35 NTT日川中継所
6:40 6:40 1627m峰
6:51 6:52 中日川峠
7:07 7:07 砥山峠
7:32 7:32 小屋平バス停
8:11 8:11 狼平
8:32 8:32 小金沢山
8:49 8:49 牛奥ノ雁ヶ腹摺山
9:05 9:05 川胡桃沢ノ頭
9:20 9:20 黒岳
9:27 9:27 白谷ノ丸
9:38 9:45 湯ノ沢峠
9:48 9:48 湯の沢峠のお花畑
10:02 10:02 大蔵高丸
10:14 10:14 ハマイバ丸
10:26 10:26 天下石
10:33 10:33 米背負峠
10:45 10:45 大谷ヶ丸
11:01 11:01 コンドウ丸(金洞丸)
11:08 11:08 曲り沢峠
11:11 11:11 大鹿山・景徳院分岐
11:51 11:52 田野の湯
11:55 11:55 竜門峡入口バス停
12:34 12:35 大天狗
12:42 12:42 竜門山
12:53 12:53 古部山
13:07 13:07 守屋
13:17 13:18 三角コンバ
13:23 13:23 境沢ノ頭
13:40 13:41 牛奥峠
13:44 13:44 かくれっ窪
13:57 13:58 深沢峠
14:09 14:09 大滝山
14:15 14:15 棚横手山
16:18 16:18 塩山勝沼分岐
16:29 16:29 害獣除けフェンス
17:02 ゴール地点

天候

曇り→晴れ
朝の小金沢連嶺は風が肌寒かったが、標高が下がる後半戦は暑いくらいだった。
04:00 12.4℃（勝沼）
13:00 25.2℃（勝沼）
17:00 19.9℃（勝沼）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

レンタカーで前日入りし会場で車中泊。

コース状況／危険箇所等

基本的には良好。
大志戸尾根の大天狗〜竜門山周辺は急傾斜の箇所があり落石等に注意。
深沢峠〜中原は急傾斜が多いものの、レースに向けて非常によく整備されていました。

その他周辺情報

前日は会場至近のはやぶさ温泉を利用。源泉かけ流しの素晴らしい湯。
レース後はやまなみの湯（南アルプス市）にて車中泊し帰路へ。

写真

今年も来てしまいました

源次郎岳からの富士山は今年もかっこいい

上日川峠へ向かうこの区間は甲州アルプスらしさを感じて大好き

稜線では幻想的な朝霧に包まれる

牛奥ノ雁ヶ腹摺山からはでっかい富士山！

大志戸尾根は急勾配ながら美しい

紅葉の中を駆け抜ける（ヨレヨレと）

念願のキャップ！

装備

備考

上：Tシャツ、メッシュインナー、アームカバー、手袋
下：短パン、インナー、カーフカバー
小金沢連嶺の稜線は肌寒かったがウィンドブレーカーは着ずに通過。後半はアームカバーと手袋を外した。

感想

たらい

昨年に同大会のリリールートを完走してはや一年。拠点を移し、東海地方の山々を少々嗜んでおりましたが、心残りがひとつ。それはオートルートを完走してキャップをゲットすること。猿投やら北アルプスやらの特訓も乗り越え、レンタカーをかっ飛ばしてはるばる参加して参りました。


長すぎた夏の余韻も冷めやらず、当日は平年より10℃も高い予報。昨年の前乗り車中泊では凍える思いをしたため防寒対策をしてきたものの、今年はあまりにも暖かくて拍子抜け。日中も暑くなりそうなので半袖短パンでスタート。

飛騨位山トレイルで攣りまくったトラウマから、源次郎岳までの登りは抑えめにと思っていましたが、大会の雰囲気に飲まれて昨年とあまり変わらないペースで通過。オートはリリーより20kmも長いのに大丈夫か？

ダメでした。上日川峠に向かう水平移動区間は最高に走れるポイントなのに、さっそく脚がピクついて思うように走れません。去年とまったく同じパターン！人間はおろか！いやしかし人間は道具を使えます。新兵器のポールに縋りまくって漸進。

アスレチックのように楽しい天狗の抜け道を過ぎるといよいよ甲州アルプスの稜線区間。今年は雲の中となりましたが、それもまた幻想的で美しい。しかし下りで攣るクセがついてしまったのかスピードは上がらず、鍛錬不足を痛感。ポールで下りの衝撃を逃がし、騙し騙し進みます。ポールありがとう…

快適なダウンヒル（ただし脚は死んでいる）を抜けると大和自然学校エイドに到着。後半の登り返しを考えればまだまだ中間地点というところ。至れり尽くせりのエイドでほうとうをいただくと、なんだか自信が湧いてきました。標高も下がって暑くなってきましたが、ここまでくれば完走できるかも（ただし脚は死んでいる）。

しかしこの先の大志戸尾根が一番キツかった。所々ロープも出てくるすごい傾斜。竜門山手前には壁のような場所もありました。砂地で崩れやすい斜面は落石転石も怖い…深沢エイドのシャインマスカットを想像して気を確かに進みます。

深沢エイドから先のマロニエエイドまでは下り基調だろうということで、余裕こいてシャインマスカットをドカ食い。さらに温かい味噌汁もいただいたのですが、一気に胃腸の活動を促してしまったようでエイド出発直後から便意。。おまけにこの区間、整備されてはいたもののバリルートの急傾斜、走れないし滑るし攣るしでかなり精神を削られました。

かろうじてマロニエエイドのトイレに滑り込み、食欲がない中でも補給を突っ込んで最後の登りへ。恩若ノ峰への登り返しは一歩一歩ポールを突き、全身を使って何とか突破。とうとう日が傾いてきましたが、日没までにゴールできるかもと思いラストスパート。昨年はキロ5を切って走れたロード区間も今年はキロ6がやっと。なんとか17時ギリギリでゴール。


自己最長距離を更新し、トレイルでの耐久力は向上したような気がしますが、ポールに頼り切って何とか完走したようでもありました。活動時間が12時間を超え、胃腸のトラブルも初体験。来年は100kmデビューできるだろうか…。
とはいえ今年も手厚い運営に支えていただき、素晴らしいコースで最高のレースを走ることができました。ありがとうございました！


＜水分＞
・フラスク　スポドリ500ml×3
・各エイドにて1Lずつ補給

＜補給＞
・スポーツようかん　124kcal
・Enemoti　156kcal
・バナナ1本（上日川峠エイド）
・Mag-Onジェル(カフェイン入り)　120kcal
・スポーツようかん　124kcal
・ミニパン（湯ノ沢峠エイド）
・バナナ半個（湯ノ沢峠エイド）
・オレは摂取す　104kcal
・ほうとう（大和自然学校エイド）
・ミニパン（大和自然学校エイド）
・ブラックサンダー　103kcal
・シャインマスカットたくさん（深沢エイド）
・ミニパン（深沢エイド）
・インスタント味噌汁（深沢エイド）
・Mag-Onジェル(カフェイン入り)　120kcal
・うらじろまんじゅう（マロニエエイド）
・コーラ（マロニエエイド）
・コーラ（渡邊フルーツ農園Wエイド）
・塩　適宜